JIS P 8134:1998 板紙―衝撃あな開け強さ試験方法

JIS P 8134:1998 規格概要

この規格 P8134は、板紙の衝撃あな開け強さ試験方法について規定。試験方法は,包装箱に使用される段ボールを含む厚い板紙に適用。

JISP8134 規格全文情報

規格番号
JIS P8134 
規格名称
板紙―衝撃あな開け強さ試験方法
規格名称英語訳
Board -- Determination of puncture resistance
制定年月日
1960年4月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3036:1975(MOD)
国際規格分類

ICS

85.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021
改訂:履歴
1960-04-01 制定日, 1963-06-01 改正日, 1966-07-01 確認日, 1969-08-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1975-10-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-03-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 1998-01-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-04-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS P 8134:1998 PDF [9]
P 8134 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS P 8134 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,対応国際規格ISO 3036, Board−Determination of puncture resistanceとの整合化を行った。
JIS P 81341には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 振子位置エネルギーの検定方法

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS P 8134 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
P 8134 : 1998

板紙−衝撃あな開け強さ試験方法

Board−Determination of puncture resistance

序文 この規格は,1975年に第1版として発行されたISO 3036, Board−Determination of puncture resistance
を元に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,以下の規定内容を除いて技術的内容を変更することなく作成して
いる。
[規定内容の相違点の概略]
1引用規格にJISを追加した。2装置に差込板を追加した。3試験装置の校正にJISの方法を追加した。
4試験片の採取にJISの方法を追加した。5試験片の前処置にJISの方法を追加した。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,板紙の衝撃あな開け強さ試験方法について規定する。
この試験方法は,特に包装箱に使用される段ボールを含む厚い板紙に適用する。
備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 3036 : 1975 Board−Determination of puncture resistance
2. この規格の中のJIS又はISOの選択箇所は,規格全般にわたりJIS又はISO規格のどちらか
一方を選択する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ
れらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・パルプ用語
JIS P 8110 試験用紙採取方法
JIS P 8111 試験用紙の前処置
JIS P 8116 紙及び板紙の引裂強さ試験方法
JIS Z 9041 測定値の処理方法
ISO 186 Paper and board−Sampling to determine average quality.
ISO 187 Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioniing and testing and procedure for
monitoring the atmosphere and conditioning of samples.
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
a) 衝撃あな開け強さ 振子の先端に取り付けられた直角三角すいの貫通部が,衝撃によって試験片にあ
なを開けるに必要な仕事量。
4. 装置 装置は,次による(図1参照)。

――――― [JIS P 8134 pdf 2] ―――――

2
P 8134 : 1998
a) 装置の架台は,仕事量の損失がないように,しっかりした基礎に設置する。
b) 振子は,90度の弧状の腕をもち,その腕の先端には貫通部が取り付けられており,自由に振動するこ
とができるものとする(図2参照)。
c) 貫通部は,表面が鏡面光沢のある高さ25±0.7mmの直角三角すいとする。
各面のりょう(稜)線は,1.01.6mmの曲率半径で丸められているものとする(図3参照)。
d) 金属製カラー(図4参照)は,貫通部が試験片にあなを開けた後,試験片の跳ね返りによって振子の
腕に摩擦を与えないために,軽く外れる機構をもたせる。
カラーが外れる際の摩擦による仕事量の損失は,0.25Jを超えてはならない。
e) 振子解放機構は,振子を水平に支持し,かつ,放つことができ,振子の振動に影響を与えない構造と
する。
f) 振子の偶発解放を防ぐために,振子解放機構に安全装置を取り付ける。
g) 試験片の締付板は,試験片を水平の位置へ正しく取り付けられるようにする。
締付板の有効締付寸法は,175mm×175mm以上とする。
上部締付板及び下部締付板のあなは,直径90±2mmの円形とする。
締付板の間で試験片を挟む力は,2501 000Nとする。もし,挟む力を測定する装置がないときは,
測定中に試験片が滑らないように十分な対応をする。
h) 差込板(図5参照)は,中央に一辺が106±0.5mmの正三角形で,その頂点が3mm半径で丸められて
いる開口部をもつものとし,試験部分を特定するために,締付板の間に差し込み使用する。装置を調
節するときは,取り外しのできるものとする。
i) 目盛板には,仕事量に応じて,いくつかの目盛を表示し,また,指針は,貫通部が試験片を貫通して
から,振子運動している間の最大値を示す構造とする。
その目盛付けは,ジュール(J)とする。
j) 複数の補助重りは,あな開けに応じた仕事量を得るために振子に取り付けて使用する。

――――― [JIS P 8134 pdf 3] ―――――

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P 8134 : 1998
図1 装置の一例
図2 振子

――――― [JIS P 8134 pdf 4] ―――――

4
P 8134 : 1998
図3 貫通部
図4 金属製カラー

――――― [JIS P 8134 pdf 5] ―――――

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JIS P 8134:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3036:1975(MOD)

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