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JIS P 8145:2011 規格概要
この規格 P8145は、紙及び板紙の目に見える異物を反射光によって評価する方法について規定。
JISP8145 規格全文情報
- 規格番号
- JIS P8145
- 規格名称
- 紙及び板紙―異物の評価方法
- 規格名称英語訳
- Paper and board -- Estimation of contraries
- 制定年月日
- 1976年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 15755:1999(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 85.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 紙・パルプ 2021
- 改訂:履歴
- 1976-03-01 制定日, 1979-03-01 確認日, 1984-03-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1995-03-01 確認日, 2000-08-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS P 8145:2011 PDF [13]
P 8145 : 2011
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 評価方法の種類・・・・[2]
- 6 ISO目視法・・・・[2]
- 6.1 装置・・・・[2]
- 6.2 サンプルの調製・・・・[2]
- 6.3 操作・・・・[3]
- 6.4 結果の表し方・・・・[3]
- 6.5 精度・・・・[4]
- 7 目視法・・・・[4]
- 7.1 装置・・・・[4]
- 7.2 試験用紙の調製・・・・[4]
- 7.3 操作・・・・[4]
- 7.4 計算・・・・[5]
- 8 報告書・・・・[5]
- 附属書A(規定)ISO異物比較チャート・・・・[6]
- 附属書B(規定)計測器による方法・・・・[7]
- 附属書JA(規定)目視法異物比較チャート・・・・[9]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS P 8145 pdf 1] ―――――
P 8145 : 2011
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会
(JAPAN TAPPI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS P 8145:1976は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS P 8145 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
P 8145 : 2011
紙及び板紙−異物の評価方法
Paper and board-Estimation of contraries
序文
この規格は,1999 年に第1版として発行されたISO 15755 を基とし,我が国で異物の評価に広く利用
されている目視法も選択できるように,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,紙及び板紙の目に見える異物を反射光によって評価する方法について規定する。この目視
検査は,ほとんどの種類の紙及び板紙に適用できる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15755:1999,Paper and board−Estimation of contraries(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
注記 対応国際規格 : ISO 186,Paper and board−Sampling to determine average quality(IDT)
JIS P 8208 パルプ−きょう雑物測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
シート(sheet)
個装,ベール,又は巻取りから採取した,1枚の紙又は板紙。
3.2
試験片(test piece)
サンプル又は試験用紙の検査する領域。
――――― [JIS P 8145 pdf 3] ―――――
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P 8145 : 2011
3.3
異物(contrary)
紙又は板紙中の望ましくない粒子又は斑点のことで,附属書A又は附属書JAの比較チャートで規定し
た最小表示面積よりも大きく,かつ,シートの周辺と比較して大きく異なる反射を示すもの(図A.1及び
図JA.1参照)。
注記 一般に,異物とは,紙表面の全ての欠陥のことである。
4 原理
試験片を反射光によって検査する。規定値より大きく,かつ,シート内の隣接した周辺領域と比較して
大きく異なる反射を示す異物の面積を附属書A又は附属書JAに示した比較チャートを用いて評価する。
異物の面積を積算し,面積1 m2当たりの異物面積(mm2/m2)で表す。
5 評価方法の種類
異物の評価方法には,異物を評価する比較チャートの種類及び計算方法によって次の方法がある。
a) SO目視法
b) 目視法
6 ISO目視法
6.1 装置
装置は,次による。
6.1.1 照明 反射光によって紙又は板紙の検査をするのに適切な光源。光源は,表1の比較チャートの最
小面積の異物が確実に評価できる十分な光量をもつものとする。自然昼光又は外部光源からの直接光を避
けなければならない。
6.1.2 ISO異物比較チャート 形,面積及びコントラストが異なる,一連の黒及び灰色の点が示されたフ
ィルム。このフィルムは,目視検査及び機器類の性能を確認するために使用する。この比較チャートのコ
ピーを附属書Aに示す。
附属書Aの印刷された比較チャート及び市販の比較チャートのコピーしたものを検査に用いてはならな
い。点の大きさ及びコントラストが変わることがあるためである。
6.2 サンプルの調製
6.2.1 サンプルの採取
ロットで,異物の評価を行う場合には,サンプルの数及びその選定は,JIS P 8110 による。
サンプルの大きさの下限は,6.2.2による。
6.2.2 検査領域の選択
異なる場所から偏りなく,かつ,サンプルの両方の面を代表するような多数の試験片(検査領域)を選
択する。検査する試験片全部で,少なくとも300個の異物を含むようにする。しかし,非常にきれいな紙
のように,異物がほとんど確認できなかった場合,3 m2を超える面積を検査する必要はない。
一つのロットの紙又は板紙を判断する場合は,1 000個以上の異物を含む,又は 10 m2以上の面積の紙又
は板紙に基づくものでなければならない。
注記1 異物の数は,信頼率 90 %で相対誤差 10 %を満たす個数である(参考文献[1]参照)。
注記2 異物は,紙中に不均一に分布しやすいため,試験片の選択の方法によって,結果は相当変化
――――― [JIS P 8145 pdf 4] ―――――
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P 8145 : 2011
することがある。検査面積が規定した下限より大きな場合は,試験片を全てのサンプルから
偏りなく採取することが重要である。
注記3 場合によっては,サンプルの片面だけ検査することがある。この場合,報告書に記載する。
6.3 操作
6.3.1 検査
目視によって試験片(6.2.2参照)を検査し,附属書Aの異物比較チャートを用いて,異物の面積を測定
する。通常は0.04 mm2以上の面積をもつ異物だけに印を付ける。
印を付けた異物を面積ごとに分類する(表1参照)。
つぶれた虫のかけら又はしみ・汚れのような異常で代表的でないものは計測しないが,結果とともに報
告する。蛍光斑点は,計測しない。
一見して明らかに多くの異物を含む紙及び板紙の場合は,目視で数えることは判定の精度を低下させる
ため,附属書B に規定した計測器によって検査するのがよい。
注記 必要に応じて,例えば,プラスチック,ちり,結束繊維など,異物の種類を大きさ別に個別に
記録してもよい。
6.3.2 異物の分類
異物の総面積だけを報告することが一般的であるが,必要に応じて,等級別に報告してもよい。この場
合,表1に示した分類を利用する。等級6は特別な取決めの場合にだけ利用し,報告書に記載する。
表1−異物の面積による分類推奨例
面積 対数平均面積
等級
mm2 mm2
1 5.00 以上 −
2 1.004.99 2.234
3 0.400.99 0.629
4 0.150.39 0.242
5 0.040.14 0.075
6 0.010.03 0.017
注記 使用する等級の数は,検査する紙又は板紙の品種によって,また,受渡当事者間で合意してい
る場合には,変更できる。
6.4 結果の表し方
6.4.1 計算
全ての異物の総面積,又は等級別の面積の計算は,次の式(1)によって求める(表1参照)。
ci
X= i
bn (1)
ここに, X : 異物の(又は各等級の異物の)総面積(mm2/m2)
ci : 表1に示す各等級の対数平均面積(mm2)
ni : 表1に示す各等級における異物の数
b : 検査した面積(m2)
5 mm2を超える異物のciniは,それぞれ実際に測定した面積に置き換え,個別に報告書に記載する。
注記 等級の下限の大きさをもつ異物の数が多くなる傾向にあるので,等級の対数平均面積を用いて
異物の総面積とみなしてもよい。
――――― [JIS P 8145 pdf 5] ―――――
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JIS P 8145:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15755:1999(MOD)
JIS P 8145:2011の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8145:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP8110:2006
- 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
- JISP8208:1998
- パルプ―きょう雑物測定方法