この規格ページの目次
JIS Q 0073:2010 規格概要
この規格 Q0073は、リスクマネジメントに関する一般的な用語及びその定義について規定。
JISQ0073 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Q0073
- 規格名称
- リスクマネジメント―用語
- 規格名称英語訳
- Risk management -- Vocabulary
- 制定年月日
- 2010年9月21日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO Guide 73:2009(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.03, 01.120, 03.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- リスク・セキュリティ・事業継続 2019
- 改訂:履歴
- 2010-09-21 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS Q 0073:2010 PDF [12]
Q 0073 : 2010 (ISO Guide 73 : 2009)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 0 適用範囲・・・・[1]
- 1 リスクに関する用語・・・・[2]
- 2 リスクマネジメントに関する用語・・・・[2]
- 3 リスクマネジメントプロセスに関する用語・・・・[3]
- 3.1 リスクマネジメントプロセス・・・・[3]
- 3.2 コミュニケーション及び協議に関する用語・・・・[3]
- 3.3 組織の状況に関する用語・・・・[4]
- 3.4 リスクアセスメントに関する用語・・・・[4]
- 3.5 リスク特定に関する用語・・・・[4]
- 3.6 リスク分析に関する用語・・・・[5]
- 3.7 リスク評価に関する用語・・・・[6]
- 3.8 リスク対応に関する用語・・・・[7]
- 3.8.1 リスク対応・・・・[7]
- 3.8.2 モニタリング及び測定に関する用語・・・・[9]
- 参考文献・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Q 0073 pdf 1] ―――――
Q 0073 : 2010 (ISO Guide 73 : 2009)
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Q 0073 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Q 0073 : 2010
(ISO Guide 73 : 2009)
リスクマネジメント−用語
Risk management-Vocabulary
序文
この規格は,2009年に第1版として発行されたISO Guide 73を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,組織,部門並びに異なる適用分野及び業態において,リスクマネジメントの概念及び用語
に関する共通の理解を形成するための基本用語集を提供する。
リスクマネジメント用語に関しては,この規格で規定されている定義が優先されることを意図している。
リスクマネジメントは,各適用分野に特有なものである。したがって,周辺状況によっては,この規格
の用語に補足を加える必要がある場合も生じる。ある規格でリスクの運用管理に関連する用語を用いる際,
その規格において用語が意図する意味を,誤って解釈,伝達又は使用しないことが肝要である。
組織は,自らの目的の達成に対する脅威を運用管理することに加えて,起こり得る機会への運用管理を
改善するため,リスクマネジメントプロセスを適用し,リスクマネジメントに対して統合された取組みを
構築することを増加させている。このためこの規格の用語及び定義は,リスクの安全側面,すなわち望ま
しくない又は好ましくない結果に限定しているJIS Z 8051と比較すると,その概念及び適用分野がより広
範囲である。リスクの運用管理に対して,組織がますます広範囲に取り組むようになってきているため,
この規格はあらゆる適用分野及び産業分野に対応している。
この規格は,一般的なものであり,リスクマネジメントの一般的領域を網羅する形でまとめられている。
用語は,次の順番で並べられている。
− リスクに関する用語
− リスクマネジメントに関する用語
− リスクマネジメントプロセスに関する用語
− コミュニケーション及び協議に関する用語
− 組織の状況に関する用語
− リスクアセスメントに関する用語
− リスク特定に関する用語
− リスク分析に関する用語
− リスク評価に関する用語
− リスク対応に関する用語
− モニタリング及び測定に関する用語
0 適用範囲
この規格は,リスクマネジメントに関する一般的な用語及びその定義について規定する。この規格は,
――――― [JIS Q 0073 pdf 3] ―――――
2
Q 0073 : 2010 (ISO Guide 73 : 2009)
リスクの運用管理に関連する活動の記述に関する一貫性のある相互理解及び首尾一貫した取組み,並びに
リスクマネジメントに対処するプロセス及び枠組みにおける統一されたリスクマネジメント用語の使用を
奨励することを目指している。
この規格は,次のような利用者を想定している。
− リスクの運用管理に関与する人
− リスクの運用管理にかかわる規格又は産業分野特有なガイド,手順及び実務規範を策定する人
リスクマネジメントに関する原則及び指針については,JIS Q 31000:2010を参照。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO Guide 73:2009,Risk management−Vocabulary(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
1 リスクに関する用語
1.1
リスク(risk)
目的に対する不確かさの影響。
注記1 影響とは,期待されていることから,好ましい方向及び/又は好ましくない方向にかい(乖)
離することをいう。
注記2 目的は,例えば,財務,安全衛生,環境に関する到達目標など,異なった側面があり,戦略,
組織全体,プロジェクト,製品,プロセスなど,異なったレベルで設定されることがある。
注記3 リスクは,起こり得る事象(3.5.1.3),結果(3.6.1.3)又はこれらの組合せについて述べるこ
とによって,その特徴を記述することが多い。
注記4 リスクは,ある事象(周辺状況の変化を含む。)の結果とその発生の起こりやすさ(3.6.1.1)
との組合せとして表現されることが多い。
注記5 不確かさとは,事象,その結果又はその起こりやすさに関する,情報,理解若しくは知識が,
たとえ部分的にでも欠落している状態をいう。
2 リスクマネジメントに関する用語
2.1
リスクマネジメント(risk management)
リスク(1.1)について,組織を指揮統制するための調整された活動。
2.1.1
リスクマネジメントの枠組み(risk management framework)
組織全体にわたって,リスクマネジメント(2.1)の設計,実践,モニタリング(3.8.2.1),レビュー,
継続的改善の基盤及び組織内の取決めを提供する構成要素の集合体。
注記1 基盤には,リスク(1.1)を運用管理するための方針,目的,指令,コミットメントなどが含
まれる。
注記2 組織内の取決めには,計画,相互関係,アカウンタビリティ,資源,プロセス,活動などが
含まれる。
――――― [JIS Q 0073 pdf 4] ―――――
3
Q 0073 : 2010 (ISO Guide 73 : 2009)
注記3 リスクマネジメントの枠組みは,組織の全体的な戦略上並びに運用上の方針及び実務の中に
組み込まれる。
2.1.2
リスクマネジメント方針(risk management policy)
リスクマネジメント(2.1)に関する組織の全体的な意図及び方向性を表明したもの。
2.1.3
リスクマネジメント計画(risk management plan)
リスクマネジメントの枠組み(2.1.1)の中で,リスク(1.1)の運用管理に適用されるべき,取組み,運
用管理の構成要素及び資源を規定した構想。
注記1 運用管理の典型的構成要素には,手順,実務,責任の割当て,活動の順序,活動の実施時期
などが含まれる。
注記2 リスクマネジメント計画は,特定の製品,プロセス及びプロジェクト,並びに組織の一部又
は全体に適用できるものである。
3 リスクマネジメントプロセスに関する用語
3.1
リスクマネジメントプロセス(risk management process)
コミュニケーション,協議及び組織の状況の確定(3.3.1)の活動,並びにリスク(1.1)の特定,分析,
評価,対応,モニタリング(3.8.2.1)及びレビューの活動に対する,運用管理方針,手順及び実務の体系
的な適用。
3.2 コミュニケーション及び協議に関する用語
3.2.1
コミュニケーション及び協議(communication and consultation)
リスク(1.1)の運用管理について,情報の提供,共有又は取得,及びステークホルダ(3.2.1.1)との対
話を行うために,組織が継続的に及び繰り返し行うプロセス。
注記1 情報は,リスクの存在,特質,形態,起こりやすさ(3.6.1.1),重大性,評価,受容可能性,
対応又はその他の運用管理の側面に関係することがある。
注記2 協議とは,ある事柄に関する意思決定又は方向性の決定に先立って,組織とそのステークホ
ルダとの間で行われる,その事柄についての情報に基づいたコミュニケーションの双方向プ
ロセスである。協議とは,次のようなものである。
− 権力によってではなく,影響力によって,意思決定に影響を与えるプロセスである。
− 共同で意思決定を行うことではなく,意思決定に対するインプットとなる。
3.2.1.1
ステークホルダ(stakeholder)
意思決定若しくは活動に影響を与え,影響されることがある又は影響されると認知している,あらゆる
人又は組織。
注記 意思決定者は,ステークホルダであることがある。
3.2.1.2
リスク認知(risk perception)
リスク(1.1)に関するステークホルダ(3.2.1.1)の見解。
――――― [JIS Q 0073 pdf 5] ―――――
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JIS Q 0073:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO Guide 73:2009(IDT)
JIS Q 0073:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.100 : 経営組織及び管理 > 03.100.01 : 経営組織及び管理一般
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.120 : 標準化.一般規則
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学(用語集)