JIS Q 17020:2012 適合性評価―検査を実施する各種機関の運営に関する要求事項

JIS Q 17020:2012 規格概要

この規格 Q17020は、検査を実施する機関の能力,並びにその検査活動の公平性及び一貫性に関する要求事項について規定。

JISQ17020 規格全文情報

規格番号
JIS Q17020 
規格名称
適合性評価―検査を実施する各種機関の運営に関する要求事項
規格名称英語訳
Conformity assessment -- Requirements for the operation of various types of bodies performing inspection
制定年月日
2000年6月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO/IEC 17020:2012(IDT)
国際規格分類

ICS

03.120.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
生コンクリート 2020, 非破壊検査 2020, 適合性評価 2020
改訂:履歴
2000-06-20 制定日, 2006-05-20 確認日, 2011-05-20 確認日, 2012-06-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS Q 17020:2012 PDF [20]
                                                              Q 17020 : 2012 (ISO/IEC 17020 : 2012)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[2]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[4]
  •  4.1 公平性及び独立性・・・・[4]
  •  4.2 機密保持・・・・[4]
  •  5 組織運営機構に関する要求事項・・・・[5]
  •  5.1 管理上の要求事項・・・・[5]
  •  5.2 組織及び管理・・・・[5]
  •  6 資源に関する要求事項・・・・[6]
  •  6.1 要員・・・・[6]
  •  6.2 施設及び設備・・・・[7]
  •  6.3 外部委託・・・・[8]
  •  7 プロセス要求事項・・・・[9]
  •  7.1 検査方法及び検査手順・・・・[9]
  •  7.2 検査品目及び検査サンプルの取扱い・・・・[9]
  •  7.3 検査の記録・・・・[10]
  •  7.4 検査報告書及び検査証明書・・・・[10]
  •  7.5 苦情及び異議申立て・・・・[10]
  •  7.6 苦情及び異議申立てのプロセス・・・・[11]
  •  8 マネジメントシステム要求事項・・・・[11]
  •  8.1 マネジメントシステムに関する選択肢・・・・[11]
  •  8.2 マネジメントシステム文書(選択肢A)・・・・[11]
  •  8.3 文書の管理(選択肢A)・・・・[12]
  •  8.4 記録の管理(選択肢A)・・・・[12]
  •  8.5 マネジメントレビュー(選択肢A)・・・・[12]
  •  8.6 内部監査(選択肢A)・・・・[13]
  •  8.7 是正処置(選択肢A)・・・・[13]
  •  8.8 予防処置(選択肢A)・・・・[14]
  •  附属書A(規定)検査機関の独立性に関する要求事項・・・・[15]
  •  附属書B(参考)検査報告書及び検査証明書の選択的要素・・・・[17]
  •  参考文献・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Q 17020 pdf 1] ―――――

Q 17020 : 2012 (ISO/IEC 17020 : 2012)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS Q 17020:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Q 17020 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Q 17020 : 2012
(ISO/IEC 17020 : 2012)

適合性評価−検査を実施する各種機関の運営に関する要求事項

Conformity assessment-Requirements for the operation of various types of bodies performing inspection

序文

  この規格は,2012年に第2版として発行されたISO/IEC 17020を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項であるが規定内容の理解
の促進のために補足した事項である。
この規格は,検査を実施する機関に対する信頼を高める目的で作成された。
検査機関は,規制,規格,仕様書,検査スキーム又は契約に対する検査品目の適合性に関する情報を提
供することを目的として,個々の依頼者,検査機関の親組織又は当局に代わって評価を実施する。検査の
項目は,数量,品質,安全性,目的への適合性,及び据付け又は稼働中のシステムの安全基準の持続的な
順守などの事項を含む。この規格において,そのサービスが依頼者及び監督当局に受け入れられるために,
検査機関が適合しなければならない一般的な要求事項を整合化する。
この規格は,次に示す業務を含む検査機関の活動を対象とする。
− 材料,製品,据付け,プラント,プロセス,作業手順又はサービスの調査
− それらが要求事項に適合していることの確定,並びに顧客への,及び要求された場合は当局への,こ
れらの活動の結果の報告
検査は,設計段階を含め,品目の存続期間の全ての段階に関わる場合がある。そのような業務では,検
査を実施する中で,特に一般要求事項への適合性を評価するときに,通常,専門的判断を行う必要がある。
この規格は,認定,同等性評価,他の審査のための要求事項を規定した文書として用いることができる。
この一連の要求事項は,特定の分野に適用する場合,説明を加えることができる。
検査活動は,試験及び認証活動と共通の特性があることから,これらの活動と重なることがある。しか
しながら,一つの重要な違いは,多くの種類の検査には,一般要求事項に対する合否を確定するための専
門的判断を伴うため,検査機関には,その職務を遂行するために必要な能力が求められることである。
検査は,より大きなプロセスに組み込まれた一つの活動であることがある。例えば,検査は,製品認証
スキームのサーベイランス活動として用いることができる。検査は,保全管理に先立つ活動のこともあれ
ば,要求事項への適合性の確定を伴わない,単純に検査品目に関する情報を提供する活動のこともある。
このような場合,更なる説明が必要なことがある。
検査機関のタイプA,タイプB又はタイプCの分類は,本質的には検査機関の独立性の尺度である。検
査機関の実証できる独立性は,公平性のある検査業務を実施する能力について,検査機関に対する依頼者
の信頼を高めるものとなる。

――――― [JIS Q 17020 pdf 3] ―――――

2
Q 17020 : 2012 (ISO/IEC 17020 : 2012)

1 適用範囲

  この規格は,検査を実施する機関の能力,並びにその検査活動の公平性及び一貫性に関する要求事項に
ついて規定する。
この規格は,この規格に定義するタイプA,タイプB又はタイプCの検査機関に適用し,また,検査の
あらゆる段階に適用する。
注記1 検査の段階には,設計段階,形式検査,初回検査,稼働中に行われる検査又はサーベイラン
スを含む。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 17020:2012,Conformity assessment−Requirements for the operation of various types of
bodies performing inspection(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Q 17000 適合性評価−用語及び一般原則
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 17000,Conformity assessment−Vocabulary and general principles(IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Q 17000によるほか,次による。
3.1
検査(inspection)
製品(3.2参照),プロセス(3.3参照),サービス(3.4参照),据付け又は設計の調査,及びその特定要
求事項に対する適合性の確定又は専門的判断に基づく一般要求事項に対する適合性の確定。
注記1 プロセスの検査は,要員,施設,技術又は方法論を含むことがある。
注記2 検査の手順又はスキームは,検査を調査だけに限定することがあり得る。
注記3 JIS Q 17000:2005の4.3参照。
注記4 この規格では,製品,プロセス,サービス又は据付けを包含するために,適切な場合,“品目”
という用語を用いる。
3.2
製品(product)
プロセスの結果。
注記1 四つの一般的な製品分類がJIS Q 9000:2006に示されている。
− サービス(例 輸送)(3.4参照)
− ソフトウェア(例 コンピュータプログラム,辞書)
− ハードウェア(例 エンジン,機械部品)
− 素材製品(例 潤滑剤)
多くの製品は,異なる一般的な製品分類に属する要素からなる。製品をサービス,ソフト
ウェア,ハードウェア又は素材製品のいずれで呼ぶかは,その製品の支配的な要素で決まる。

――――― [JIS Q 17020 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
Q 17020 : 2012 (ISO/IEC 17020 : 2012)
注記2 製品は,植物の生育,その他の天然資源の形成のような,自然のプロセスの結果を含む。
注記3 JIS Q 17000:2005の3.3参照。
3.3
プロセス(process)
インプットをアウトプットに変換する,相互に関連する又は相互に作用する一連の活動。
注記 JIS Q 9000:2006の3.4.1参照。
3.4
サービス(service)
供給者及び顧客との間のインタフェースで実行される,少なくとも一つの活動の結果であり,一般に無
形のもの。
注記1 サービスの提供には,例えば,次のものがある。
− 顧客支給の有形の製品(例 修理されるべき自動車)に対して行う活動。
− 顧客支給の無形の製品(例 納税申告に必要な収支情報)に対して行う活動。
− 無形の製品の提供(例 知識伝達という意味での情報提供)。
− 顧客のための雰囲気造り(例 ホテル及びレストラン内)。
注記2 JIS Q 9000:2006の3.4.2の注記2参照。
3.5
検査機関(inspection body)
検査(3.1参照)を実施する機関。
注記 検査機関は,一つの組織,又は一つの組織の一部のことがある。
3.6
検査システム(inspection system)
検査を実行するための規則,手順及びマネジメント。
注記1 検査システムは,国際レベル,地域レベル,国内レベル又は準国内レベルで運営されること
がある。
注記2 JIS Q 17000:2005の2.7参照。
3.7
検査スキーム(inspection scheme)
同一の規定要求事項,特定の規則及び手順が適用される検査システム(3.6参照)。
注記1 検査スキームは,国際レベル,地域レベル,国内レベル又は準国内レベルで運営されること
がある。
注記2 スキームは,プログラムということもある。
注記3 JIS Q 17000:2005の2.8参照。
3.8
公平性(impartiality)
客観性があること。
注記1 客観性とは,利害抵触がないか,又は検査機関のその後の活動に悪影響を及ぼすことがない
ように,利害抵触が解決されていることを意味する。
注記2 公平性の要素を伝えるのに役立つこれ以外の用語には,独立性,利害抵触がないこと,偏見
がないこと,先入観がないこと,中立,公正,心が広いこと,公明正大,利害との分離,及

――――― [JIS Q 17020 pdf 5] ―――――

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JIS Q 17020:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 17020:2012(IDT)

JIS Q 17020:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Q 17020:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISQ17000:2005
適合性評価―用語及び一般原則