JIS Q 22300:2013 社会セキュリティ―用語

JIS Q 22300:2013 規格概要

この規格 Q22300は、社会セキュリティに適用される用語及び定義について規定。

JISQ22300 規格全文情報

規格番号
JIS Q22300 
規格名称
社会セキュリティ―用語
規格名称英語訳
Societal security -- Terminology
制定年月日
2013年10月21日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 22300:2012(IDT)
国際規格分類

ICS

01.040.03, 03.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
リスク・セキュリティ・事業継続 2019
改訂:履歴
2013-10-21 制定日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS Q 22300:2013 PDF [14]
                                                                  Q 22300 : 2013 (ISO 22300 : 2012)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  2.1 社会セキュリティ関連用語・・・・[1]
  •  2.2 社会セキュリティマネジメント関連用語・・・・[3]
  •  2.3 運用面-リスク低減関連用語・・・・[6]
  •  2.4 運用面-演習関連用語・・・・[7]
  •  2.5 運用面-復旧関連用語・・・・[9]
  •  2.6 技術関連用語・・・・[10]
  •  参考文献・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Q 22300 pdf 1] ―――――

Q 22300 : 2013 (ISO 22300 : 2012)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Q 22300 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Q 22300 : 2013
(ISO 22300 : 2012)

社会セキュリティ−用語

Societal security-Terminology

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたISO 22300を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,社会セキュリティに適用される用語及び定義について規定する。これによって,共通の理
解を確立し,一貫した用語の使用を促すことを目的とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22300:2012,Societal security−Terminology(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 用語及び定義

2.1 社会セキュリティ関連用語

2.1.1
社会セキュリティ(societal security)
意図的及び偶発的な,人的行為,自然現象及び技術的不具合によって発生する,インシデント,緊急事
態及び災害から社会を守ること,並びにそれらに対応すること。
2.1.2
ステークホルダー(stakeholder)
組織に影響を与える可能性のある見解をもつ,個人又は人々の集まり。
2.1.3
社会セキュリティの枠組み(societal security framework)
社会セキュリティの設計,実践,モニタリング,レビュー及び継続的改善を行うための基礎及び組織内
の取決めを提供する一連の構成要素。
注記1 基礎には,社会セキュリティを運用管理するための方針,目的,指令,コミットメントなど
が含まれる。
注記2 組織内の取決めには,例えば,計画,相互関係,アカウンタビリティ,資源,プロセス,活
動などが含まれる。

――――― [JIS Q 22300 pdf 3] ―――――

2
Q 22300 : 2013 (ISO 22300 : 2012)
2.1.4
国民の保護策(civil protection)
望ましくない事象から一般市民の生命及び健康,財産並びに環境を守るために,講じられる対策及び実
施されるシステム。
注記 望ましくない事象には,事故,緊急事態,災害などが含まれる。
2.1.5
リスク(risk)
目的に対する不確かさの影響。
注記1 影響とは,期待されていることから,好ましい方向及び/又は好ましくない方向にかい(乖)
離することをいう。
注記2 目的は,例えば,財務,安全衛生,環境に関する到達目標など,異なった側面があり,戦略,
組織全体,プロジェクト,製品,プロセスなど,異なったレベルで設定されることがある。
注記3 リスクは,起こり得る事象及び結果,又はこれらの組合せについて述べることによって,そ
の特徴を記述することが多い。
注記4 リスクは,ある事象(周辺状況の変化を含む。)の結果とその発生の起こりやすさとの組合せ
として表現されることが多い。
注記5 不確かさとは,事象,その結果又はその起こりやすさに関する,情報,理解又は知識が,た
とえ部分的にでも欠落している状態をいう。
2.1.6
リスクマネジメント(risk management)
リスクについて,組織を指揮・統制するための調整された活動。
2.1.7
脅威(threat)
個人,システム若しくは組織,環境,又は地域社会に危害をもたらす可能性がある,好ましくないイン
シデントの潜在的原因。
2.1.8
事象(event)
ある一連の周辺状況の出現又は変化。
注記1 事象は,発生が一度以上であることがあり,幾つかの原因をもつことがある。
注記2 事象は,何かが起こらないことを含むことがある。
注記3 事象は,“インシデント”又は“事故”と呼ばれることがある。
注記4 結果にまで至らない事象は,“ニアミス”,“インシデント”,“ヒヤリハット”又は“間一髪”
と呼ばれることがある。
2.1.9
結果(consequence)
目的に影響を与える事象の結末。
注記1 一つの事象が,様々な結果につながることがある。
注記2 結果は,確かなことも不確かなこともあり,目的に対して好ましい影響又は好ましくない影
響を与えることもある。
注記3 結果は,定性的にも定量的にも表現されることがある。

――――― [JIS Q 22300 pdf 4] ―――――

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Q 22300 : 2013 (ISO 22300 : 2012)
注記4 初期の結果が,連鎖によって,段階的に拡大することがある。
2.1.10
事業継続(business continuity)
事業の中断・阻害などを引き起こすインシデントの発生後,あらかじめ定められた許容レベルで,製品
又はサービスを提供し続ける組織の能力。
注記 組織の能力だけでなく,組織の行為を示す場合もある。
2.1.11
災害(disaster)
広域に及ぶ人的,物質的,経済的又は環境的損失が発生し,組織,地域社会又は一般社会において,自
らの資源を使って対応及び復旧する力を超えた損害が発生した状態。
2.1.12
危機(crisis)
組織の中核となる活動,及び/又は組織の信頼性を中断・阻害させ,緊急の処置を必要とする,高レベ
ルの不確かさを伴う状況。
2.1.13
全てのハザード(all-hazards)
組織,地域社会又は一般社会,及びそれらが依存する環境に影響を与える可能性がある,自然に発生す
る事象,人が引き起こす事象(意図的及び偶発的)並びに技術に起因する事象。
2.1.14
ハザード(hazard)
潜在的な危害の源。
注記 ハザードは,リスク源となることがある。
2.1.15
インシデント(incident)
中断・阻害,損失,緊急事態又は危機になり得る又はそれらを引き起こし得る状況。
2.1.16
被害の軽減策(mitigation)
インシデント,緊急事態及び災害が引き起こす好ましくない結果の影響を,予防,制限及び低減するた
めに講じられる対策。
2.1.17
レジリエンス(resilience)
複雑かつ変化する環境下での組織の適応できる能力。
注記 レジリエンスは,中断・阻害を引き起こすリスクを運用管理する組織の力である。

2.2 社会セキュリティマネジメント関連用語

2.2.1
緊急事態管理(emergency management)
発生する可能性のある緊急事態を予防し,管理する総合的アプローチ。
注記 一般に,緊急事態管理は,かく(攪)乱/又は中断・阻害を引き起こす事象の発生前,発生中,
発生後の,予防,備え,対応及び復旧に対するリスクマネジメントアプローチを活用する。

――――― [JIS Q 22300 pdf 5] ―――――

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