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JIS Q 9024:2003 規格概要
この規格 Q9024は、組織のマネジメントシステムのパフォーマンスを効果的かつ効率的に改善していくための支援技法として,継続的改善のための手順及び技法に関する指針を定めた規格であり,効果的かつ効率的に問題解決し,課題を達成する方法を提供。
JISQ9024 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Q9024
- 規格名称
- マネジメントシステムのパフォーマンス改善―継続的改善の手順及び技法の指針
- 規格名称英語訳
- Performance improvement of management systems -- Guidelines for procedures and methodology for continual improvement
- 制定年月日
- 2003年2月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 03.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 品質管理 2020, ISO 9000 2020
- 改訂:履歴
- 2003-02-20 制定日, 2008-12-20 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS Q 9024:2003 PDF [33]
Q 9024 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日
本工業規格である。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Q 9024 pdf 1] ―――――
Q 9024 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 0. 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[2]
- 2. 引用規格・・・・[2]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 基本概念・・・・[3]
- 4.1 継続的改善の原則・・・・[3]
- 4.2 トップマネジメントの役割・・・・[4]
- 4.3 継続的改善のプロセス・・・・[4]
- 5. 継続的改善の運営管理・・・・[5]
- 5.1 継続的改善の課題・・・・[5]
- 5.2 継続的改善のための組織化・・・・[6]
- 5.3 継続的改善のための環境・・・・[6]
- 6. 継続的改善の手順・・・・[7]
- 6.1 一般・・・・[7]
- 6.2 手順・・・・[8]
- 7. 継続的改善のための技法・・・・[13]
- 7.1 数値データに対する技法・・・・[13]
- 7.2 言語データに対する技法・・・・[21]
- 7.3 プロセスマッピング・・・・[28]
- 7.4 ベンチマーキング・・・・[30]
――――― [JIS Q 9024 pdf 2] ―――――
JIS C 0068 : 1995
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Q 9024 : 2003
マネジメントシステムのパフォーマンス改善−継続的改善の手順及び技法の指針
Performance improvement of management systems− Guidelines for procedures and methodology for continual improvement
0.
序文
0.1 一般 組織がその使命を果たし,競争優位を維持して持続可能な成長を実現するためには,組織の
提供する製品の価値に対して顧客及びその他の利害関係者の満足を得ることによって,存在意義を高める
ことが不可欠である。そのために,組織は,環境の変化に俊敏に適応し,効果的かつ効率的に組織の総合
的なパフォーマンスを改善し,顧客及びその他の利害関係者のニーズ及び及び期待に応えて,高い顧客価
値を創造していくことが必要である。
環境の変化,顧客要求の多様化によりよって,要求事項を満たす能力を不断に高めることは,極めて重
要である。差別化された製品開発の増大は,必然的にそれを実現する能力を高めておくことを要求する。
したがって,その能力を高める方法論の重要性が増大している。
環境の変化に俊敏に適応し,顧客及びその他の利害関係者のニーズと及び期待を満たす能力を高めてい
く方法論は,次のような事項に影響を与える。
− 顧客満足
− 品質,コスト,サイクルタイムの同時改善
− 収益,市場占有率のようななどのパフォーマンス改善
0.2 他の規格との一貫性 この規格は,JIS Q 9023(マネジメントシステムのパフォーマンス改善−方針
によるマネジメントの指針)及びJIS Q 9025(マネジメントシステムのパフォーマンス改善−品質機能展
開の指針)と独立して使用することを意図して作成されているが,整合性のある規格として相互に補完し
て使用することもできる。また,この規格は,TR Q 0005(クォリティマネジメントシステム−持続可能
な成長の指針)及びTR Q 0006(クォリティマネジメントシステム−自己評価の指針)に記述された事項
にかかわる支援技法としても使用されることを考慮して作成されている。
0.3 JIS Q 9000ファミリーとの関係 この規格は,組織がJIS Q 9001(品質マネジメントシステム−要
求事項)及びJIS Q 9004(品質マネジメントシステム−パフォーマンス改善の指針)に基づくマネジメン
トシステムを効果的,かつ,効率的に運営管理するための支援技法として使用されることを考慮している。
0.4 他のマネジメントシステムとの両立性 この規格は,環境マネジメント,労働安全衛生マネジメン
ト,財務マネジメント,リスクマネジメントなどのマネジメントシステムに関する固有な支援技法として
開発されてはいないが,関連するマネジメントシステムのパフォーマンス改善を支援する技法として組織
が使用することも可能である。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS Q 9024 pdf 3] ―――――
1. 適用範囲
この規格は,組織のマネジメントシステムのパフォーマンスを効果的かつ効率的に改善し
ていくための支援技法として,継続的改善のための手順及び技法に関する指針を定めた規格であり,効果
的かつ効率的に問題解決し,課題を達成する方法を提供している。この規格は,次のような事項を必要と
する組織が利用できることを意図している。
− 顧客に提供する製品の問題を明確化し,一貫した手順で解決する。
− 現存するプロセスの変更,又は新規プロセスの実施を必要とするブレークスループロジェクトを実施
するにあたり当たり,日常の業務運営から離れた運営をする。
− 将来必要になるリソースを,日常の業務運営から離れて開発する。
この規格は,業種,形態及び規模,並びに提供する製品を問わず,組織のマネジメントシステムにおけ
るパフォーマンス改善を目指して,継続的改善を効果的で効率よく実施しようとしている,あらゆる組織
に適用することを意図している。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらのこの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格を構成するものであって,その後の改正版・
追補には適用しない。
JIS Q 9000:2000 品質マネジメントシステム−基本及び用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,■■JIS X XXXX:0000の0(定義)■■によるほか,次
による。この規格にはJIS Q 9000に規定されている定義及び用語,並びに次の定義及び用語を適用する。
しかし,JIS Q 9000 : 2000 と違う異なる定義が与えられている場合は,この規格で規定されている定
義を適用する。
定義又は参考の中で用いた用語で,この規格の3.に定義されている用語は太字で示した。JIS Q 9000に
定義されている用語は太字で示し,その後の丸括弧内にJIS Q 9000と示した。この太字で示した用語は,
その用語の定義の全文と置き換えることができる。
この規格の全体にわたって,“製品”という用語が使われた場合には,“サービス”のこともあわせて意
味する。
3.1 継続的改善(continual improvement) 問題又は課題を特定し,問題解決又は課題達成を繰り返し
行う改善。
3.2 問題(problem) 設定してある目標と現実との,対策して克服する必要のあるギャップ。
3.3 要因(cause) ある現象を引きき起こす可能性のあるもの。
3.4 原因(root cause) 要因のうち,ある現象を引きき起こしているとして特定されたもの。
3.5 問題解決(problem solving) 問題に対して,原因を特定し,対策し,確認し,所要の処置をとる
活動。
3.6 課題(issue) 設定しようとする目標と現実との,対処を必要とするギャップ。
参考 課題は,方針においては,重要課題,重点実施事項,重要実施事項,挑戦課題などと呼ばれる
ことがある。
3.7 課題達成(issue achieving) 課題に対して,努力,技能をもって達成する活動。
3.8 仮説(hypothesis) 原因を特定するために設定された仮定。
3.9 再発防止(recurrence prevention) 問題の原因又は原因の影響を除去して,再発しないようにする
処置。
――――― [JIS Q 9024 pdf 4] ―――――
参考 再発防止には是正処置,予防処置が含まれる。
3.10 部門横断チーム(cross-functional team) 部門単独では解決が困難な課題に対処するために,異な
った部門から,活用できるすべての関連知識及び技能を結集し編成されたチーム。
参考 部門横断チームには,組織の設計,製造,技術,品質,生産,及び他の該当する要員を含む。
また,顧客(JIS Q 9000),又はパートナーを含めてもよい。
3.11 小集団(small group) 第一線の職場で働く人々による,製品(JIS Q 9000)又はプロセス(JIS Q 9000)
の改善を行う小グループ。
参考 この小集団は,QCサークルと呼ばれることがある。
3.12 改善機会(improvement opportunities) より効果的又は効率的な,製品(JIS Q 9000)又はプロセ
ス(JIS Q 9000)を生成するように変革可能な状態。
3.13 方針(policy) トップマネジメント(JIS Q 9000)によって正式に表明された,組織(JIS Q 9000)
の使命,理念及びビジョン,又は中長期経営計画の達成に関する,組織(JIS Q 9000)の全体的な意図及
び方向付け。
参考1. 方針は,重点課題,目標及び方策を設定する枠組みを提供する。
2. 組織(JIS Q 9000)によっては,方針に次の事項を含める場合がある。
a) 重点課題
b) 目標及び方策
c) 重点課題,目標及び方策
3. トップマネジメント(JIS Q 9000)の方針を受けて,組織内の責任者が表明した方向付けを
方針と呼ぶことがある。
例 事業部長方針,支店長方針,所長方針
4. 特定のマネジメント領域の方針であることを示すために,修飾語を用いることがある。
例 品質方針,環境方針
5. 方針の策定,展開及び運営管理を総称して“方針管理”と呼ぶことがある。
3.14 目標(objectives) 方針又は重点課題の達成に向けた取り組みにおいて,追求し,目指す到達点。
参考 目標は,測定可能な形で示されることが多い。
3.15 方策(means) 目標を達成するために,選ばれる手段。
3.16 管理項目(monitoring item) 目標の達成を管理するために評価尺度として選定した項目。
参考1. 方策の達成度を管理するために,評価尺度として選定した項目は,点検項目又は要因系管理
項目と呼ばれることがある。
2. 管理項目は,部門又は個人の担当する業務について,目標又は計画どおりに実施されている
かを判断し,必要な処置をとるために定められることもある。
4. 基本概念
4.1 継続的改善の原則
組織の目標は,提供する製品の価値によって顧客及びその他の利害関係者の満
足を得て,持続的に発展していくことである。そのために,組織は,製品,及びそれらを生み出すシステ
ムのパフォーマンスを継続的に改善する必要がある。この規格が提供している継続的改善に対する指針は,
次の原則に基づいている。
a) 製品,プロセス及びシステムへのアプロ−チ 継続的改善の対象は,組織の中のあらゆる活動の結果
――――― [JIS Q 9024 pdf 5] ―――――
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JIS Q 9024:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.100 : 経営組織及び管理 > 03.100.01 : 経営組織及び管理一般
JIS Q 9024:2003の関連規格と引用規格一覧
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- 規格名称