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JIS R 3106:2019 規格概要
この規格 R3106は、板ガラスの可視光に対する透過率・反射率及び日射に対する透過率・反射率・吸収率,並びに板ガラス表面の常温熱放射の放射率を分光測光器を用いて求める試験方法について規定。
JISR3106 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R3106
- 規格名称
- 板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算定方法
- 規格名称英語訳
- Testing method for transmittance, reflectance and emissivity of flat glass and calculation of total solar energy transmittance of glazing
- 制定年月日
- 1985年2月1日
- 最新改正日
- 2019年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9050:2003(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 81.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1985-02-01 制定日, 1991-03-01 確認日, 1998-03-20 改正日, 2003-06-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2019-03-20 改正
- ページ
- JIS R 3106:2019 PDF [34]
R 3106 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 記号及び添字・・・・[3]
- 4.1 記号及び単位・・・・[3]
- 4.2 添字・・・・[3]
- 5 分光透過率及び分光反射率の測定・・・・[3]
- 5.1 概要・・・・[3]
- 5.2 試料・・・・[4]
- 5.3 可視光及び日射の波長域における測定・・・・[4]
- 5.4 常温熱放射の波長域における測定・・・・[5]
- 6 分光透過率,分光反射率及び分光吸収率の算定方法・・・・[5]
- 7 可視光透過率及び可視光反射率の算定方法・・・・[7]
- 7.1 概要・・・・[7]
- 7.2 基礎式・・・・[7]
- 8 日射透過率,日射反射率及び日射吸収率の算定方法・・・・[9]
- 8.1 概要・・・・[9]
- 8.2 基礎式・・・・[9]
- 9 日射熱取得率の算定方法・・・・[11]
- 9.1 概要・・・・[11]
- 9.2 基礎式・・・・[11]
- 9.3 室外側・室内側の表面熱伝達率・・・・[12]
- 9.4 ガラス板の間の中空層の熱コンダクタンス・・・・[13]
- 10 報告・・・・[14]
- 附属書A(規定)分光特性の換算方法・・・・[15]
- 附属書JA(規定)合わせガラスの分光特性の換算方法・・・・[19]
- 附属書JB(規定)常温熱放射の波長域における分光反射率及び分光透過率の測定方法並びに垂直放射率の算定方法・・・・[22]
- 附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[25]
- 附属書JD(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[30]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 3106 pdf 1] ―――――
R 3106 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 3106:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 3106 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 3106 : 2019
板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算定方法
Testing method for transmittance, reflectance and emissivity of flat glass and calculation of total solar energy transmittance of glazing
序文
この規格は,2003年に第2版として発行されたISO 9050を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照
表を附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,板ガラス1)の可視光に対する透過率・反射率及び日射に対する透過率・反射率・吸収率,
並びに板ガラス表面の常温熱放射の放射率を分光測光器を用いて求める試験方法について規定する。さら
に,これらの板ガラスを建築物の外皮に使用したときの日射熱取得率の算定方法について規定する。これ
らの特性値は,室内の照明,暖冷房及び換気の計算の与条件として使われ,種々の板ガラスの比較が可能
となる。
この規格は,1枚,2枚及び3枚から成る板ガラスのための適切な計算式を規定し,更にそれ以上の枚数
から成る板ガラスにも適用できる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9050:2003,Glass in building−Determination of light transmittance, solar direct transmittance,
total solar energy transmittance, ultraviolet transmittance and related glazing factors(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注1) 板ガラスは,次のものをいう。ただし,型板ガラスなど拡散透過性のガラスは除く。
a) 主としてソーダ石灰ガラスを材料とし連続成形工程によって製造された板ガラス。
b) )の表面に波長選択反射の光学薄膜を加工したもの。例えば,熱線反射ガラスなど日射の
波長域の反射ガラス,及び低放射ガラスなど常温熱放射の波長域の反射ガラス(Low-Eガ
ラス)をいう。
c) )又はb)を飛散防止,高強度化などの目的で加工したもの。例えば,合わせガラス,強化
ガラス,倍強度ガラス及び耐熱強化ガラスをいう。
d) ) c)のガラス板を材料とする複層ガラス及び真空ガラス。ただし,中空層に格子部材な
どの内在物をもつものを除く。
――――― [JIS R 3106 pdf 3] ―――――
2
R 3106 : 2019
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 3107 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法
注記 対応国際規格 : ISO 10292,Glass in building−Calculation of steady-state U values (thermal
transmittance) f multiple glazing(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
可視光透過率,可視光反射率(light transmittance,light reflectance)
ガラス面に垂直に入射する昼光2)の光束3)について,入射光束に対する透過光束(反射光束)の比率。
注2) 昼光は,国際照明委員会(略称CIE : International Commission on Illumination)が定めたCIE昼
光をいう。CIE昼光では,観測データに基づき,黒体放射の色温度と同じ色温度の昼光の分光
照度分布を波長560 nmの値に対する相対値で示している。
3) 光束(luminous flux)は,放射の波長ごとの放射束(radiant energy flux)と視感度の値との積の
数値を波長について積分したものをいう(JIS Z 8113 [1]及びJIS Z 8120 [2]参照)。
3.2
日射透過率,日射反射率(solar direct transmittance,solar direct reflectance)
ガラス面に垂直に入射する日射4)の放射束について,入射放射束に対する透過放射束(反射放射束)の
比率。
注4) 日射は,直達日射,すなわち,大気圏を透過して地上に直接到達する近紫外,可視及び近赤外
の波長域(3002 500 nm)の放射をいう。
3.3
光(light)
紫外放射から赤外放射までの波長範囲に含まれる放射5)。
注5) 3.1及び3.2の定義における光束,放射束の区別にかかわらず,“分光”,“測光”,“光線”など
の用語において用いる“光”と“放射”とは,同義である。
注記 JIS Z 8120 [2]の01.01.01に規定する定義のb)を用いる。
3.4
放射率(emissivity)
ガラス板と同じ温度の黒体が放射する熱放射の放射束に対する,そのガラス板が空間に放射する熱放射
の放射束(radiant power)の比率。
3.5
日射熱取得率(total solar energy transmittance)
窓ガラス面に垂直に入射する日射について,ガラス部分を透過する日射の放射束とガラスに吸収されて
室内側に伝達される熱流束との和の,入射する日射の放射束に対する比率。
注記 この規格の日射熱取得率は,窓サッシなどの枠にはめ込まれた窓ガラスの中央部の日射熱取得
率をいい,窓全体の日射熱取得率を計算する場合は,窓サッシ枠の影響を考慮する(JIS A
2103 [3]参照)。
――――― [JIS R 3106 pdf 4] ―――――
3
R 3106 : 2019
3.6
構成体(component)
2枚以上のガラス板を中空層を介して平行に配置して組み合わせた板ガラス。例えば,複層ガラス及び
真空ガラスをいう。
なお,構成体の一部の連続するガラス板の組合せを部分構成体という。
4 記号及び添字
4.1 記号及び単位
数量の記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
記号 量 単位
τ 透過率 −
ρ 反射率 −
α 吸収率 −
λ 波長 nm
D CIE昼光D65のスペクトル分布 −
V CIE明順応標準比視感度 −
E 直達日射相対値の標準スペクトル分布 −
ε 放射率 −
R 熱抵抗,熱伝達抵抗 m2・K/W
h 熱伝達率,熱コンダクタンス W/(m2・K)
n 構成体のガラス板の枚数 −
ng ガラス板の屈折率 −
I ガラス板の吸収熱 W/m2
T ガラス板の温度 K
N ガラス板に吸収されて室内へ伝達される熱流の,入射する日射に対する比率−
4.2 添字
添字は,表2による。
表2−添字
記号 意味
v 可視光
e 日射
' 室内側からの入射に対する
n 垂直
ext 室外側
int 室内側
r 放射
c 対流
f 室外側入射
b 室内側入射
5 分光透過率及び分光反射率の測定
5.1 概要
1枚のガラス板ではそれ自体について,また,構成体ではその材料のガラス板について測定を行う。
――――― [JIS R 3106 pdf 5] ―――――
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JIS R 3106:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9050:2003(MOD)
JIS R 3106:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS R 3106:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR3107:2019
- 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法