JIS R 6004:2010 研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙―用語及び記号

JIS R 6004:2010 規格概要

この規格 R6004は、研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙の主な用語及び記号について規定。

JISR6004 規格全文情報

規格番号
JIS R6004 
規格名称
研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙―用語及び記号
規格名称英語訳
Abrasives, bonded abrasive products and coated abrasives -- Terms and marks
制定年月日
1961年1月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.25, 25.100.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1961-01-01 制定日, 1964-02-15 確認日, 1967-01-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-07-01 確認日, 1976-12-01 確認日, 1979-12-01 確認日, 1990-02-01 改正日, 1994-07-01 確認日, 1998-11-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2005-06-20 改正日, 2010-09-21 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS R 6004:2010 PDF [12]
                                                                                   R 6004 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 分類・・・・[1]
  •  3 用語,記号及び定義・・・・[1]
  •  附属書A(参考)参考文献・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 6004 pdf 1] ―――――

R 6004 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,研削砥石工業会(GIS)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 6004:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 6004 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 6004 : 2010

研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙−用語及び記号

Abrasives, bonded abrasive products and coated abrasives- Terms and marks

序文

  この規格は,1961年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2005年に
行われたが,その後,関連するJISが改正されて用語の追加,変更がなされ,また,用語の定義をより明
確にする必要性が求められ,これらに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙の主な用語及び記号(以下,用語及び記号とい
う。)について規定する。

2 分類

  用語及び記号は,次のとおり分類する。
a) 研削材及び研磨材
b) といし
c) 研磨布紙

3 用語,記号及び定義

  用語,記号及び定義は,次による。
注記 定義欄で細別を付けて示したものは,その用語について複数の意味があることを示す。
a) 研削材及び研磨材
1) 用語及びその定義
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1001 研削材 金属,木材などを削り取るために使用する硬さの高い物質の総称。 abrasives
一般的に粒度の粗いものをいう。
(JIS R 6111参照)
1002 研磨材 abrasives
金属,木材などをすり減らし又は磨くために使用する硬さの高い
物質の総称。一般的に粒度の細かいものをいう。
(JIS R 6111参照)
1003 人造研削材 人工的に造った研削材。 artificial abrasives
(JIS R 6111参照)

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R 6004 : 2010
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1004 天然研削材 天然から得られる研削材。 natural abrasives
1005 アルミナ質研 alumina abrasives
主成分がアルミナから成る褐色アルミナ研削材,白色アルミナ研
削材 削材,淡紅色アルミナ研削材,解砕形アルミナ研削材,人造エメ
リー研削材及びアルミナジルコニア研削材の総称。
(JIS R 6111参照)
1006 褐色アルミナ brown fused
主としてボーキサイトから成るアルミナ質原料をアーク式電気炉
研削材 alumina
で溶融還元し,凝固させ,主成分がアルミナから成り,適量の酸
abrasives
化チタンを含む塊を粉砕整粒したもの。主として酸化チタンを固
溶したコランダム結晶から成り,全体として褐色を帯びている。
(JIS R 6111参照)
1007 白色アルミナ white fused
バイヤー法で精製したアルミナをアーク式電気炉で溶融し,凝固
研削材 alumina
させた塊を粉砕整粒したもの。コランダム結晶から成り,全体と
して白色を帯びている。 abrasives
(JIS R 6111参照)
1008 淡紅色アルミ ruby fused alumina
バイヤー法で精製したアルミナに適量の酸化クロム,必要によっ
ナ研削材 abrasives
て酸化チタンから成る原料を加え,アーク式電気炉で溶融し,凝
固させた塊を粉砕整粒したもの。コランダム結晶から成り,全体
として淡紅色を帯びている。
(JIS R 6111参照)
1009 解砕形アルミ mono-crystalline
ボーキサイト又はバイヤー法で精製したアルミナから成るアルミ
ナ研削材 fused alumina
ナ質原料をアーク式電気炉で溶融し,凝固させた塊を解砕し,整
粒したもの。主としてコランダムの単一結晶から成る。 abrasives
(JIS R 6111参照)
1010 人造エメリー artificial emery
主としてボーキサイトから成るアルミナ質原料をアーク式電気炉
研削材 abrasives
で溶融還元し,凝固させた塊を粉砕整粒したもの。主としてコラ
ンダム結晶とムライト結晶とから成り,全体として灰黒色を帯び
ている。
(JIS R 6111参照)
1011 アルミナジル fused alumina
主としてバイヤー法で精製したアルミナにジルコニア質原料を加
コニア研削 zirconia
え,アーク式電気炉で溶融し,凝固させた塊を粉砕整粒したもの。
材 abrasives
主としてコランダム結晶とアルミナジルコニア共晶部分とから成
り,全体としてねずみ色を帯びている。ジルコニア含有量の異な
るAZ(25)とAZ(40)とがある。
(JIS R 6111参照)
1012 炭化けい素質黒色炭化けい素研削材と緑色炭化けい素研削材との総称。 silicon carbide
研削材 (JIS R 6111参照) abrasives
1013 黒色炭化けい black silicon
主としてけい石,けい砂から成る酸化けい素質原料とコークスと
素研削材 carbide
を抵抗式電気炉で反応生成させた塊を粉砕整粒したもの。α形炭
化けい素から成り,全体として黒色を帯びている。 abrasives
(JIS R 6111参照)
1014 緑色炭化けい green silicon
主としてけい石,けい砂から成る酸化けい素質原料とコークスと
素研削材 carbide
を抵抗式電気炉で反応生成させた塊を粉砕整粒したもの。α形炭
abrasives
化けい素から成り,黒色炭化けい素研削材より高純度で,全体と
して緑色を帯びている。
(JIS R 6111参照)
1015 粗粒 粒度がF4F220及びP12P220のと粒。 macrogrits
(JIS R 6001及びJIS R 6010参照)
1016 微粉 粒度がF230F1200,#240#8000及びP240P2500のと粒。 microgrits
(JIS R 6001及びJIS R 6010参照)

――――― [JIS R 6004 pdf 4] ―――――

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R 6004 : 2010
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1017 と粒 研削材及び研磨材の粒子。 abrasive grain
1018 超と粒 super-abrasives
硬さがアルミナ,炭化けい素系のものに比較して極めて高いダイ
ヤモンド,CBN(立方晶窒化ほう素)などのと粒。
1019 磁性物 magnetic matters
製造工程中で研削材の中に混入してくる鉄合金及び鉄酸化物。
1020 粒度 粒子の大きさを表す呼称。 grain size,
(JIS R 6001及びJIS R 6010参照) grit number
1021 研削材のかさ bulk density of
研削材を一定容積に充てんしたときの単位体積当たりの質量。単
密度 位は,グラム毎立方センチメートル(g/cm3)とする。 abrasive
(JIS R 6130参照) macrograins
1022 親水性 と粒の水又は他の液体に対するぬれやすさ。 capillarity
1023 じん性 toughness
外力に対すると粒の破砕抵抗をいい,一般的にと粒は,ボールミ
ル法などによる破砕に対する抵抗度で評価する。
1024 破砕性 と粒の破砕時の砕けやすさ。じん性の反対(語)。 friability
2) 記号及びその定義
番号 記号 定義
1101 A 褐色アルミナ研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1102 AE 人造エメリー研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1103 AZ アルミナジルコニア研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1104 C 黒色炭化けい素研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1105 GC 緑色炭化けい素研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1106 HA 解砕形アルミナ研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1107 PA 淡紅色アルミナ研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
1108 WA 白色アルミナ研削材及び研磨材の記号。
(JIS R 6111参照)
b) といし
1) 用語及びその定義
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2001 といし, bonded abrasive
人造研削材を無機質結合剤又は有機質結合剤で結合させた研削工
結合研削材と具。 products
いし
2002 研削といし 回転させて使用するといし。 grinding wheels
2003 ビトリファイ vitrified grinding
無機物の混合物を磁器化又はガラス化したものを結合剤とした研
ド研削とい削といし。 wheels
し (JIS R 6210,JIS R 6217及びJIS R 6218参照)
2004 マグネシア研 magnesia grinding
マグネシアセメント(マグネシアオキシクロライド)を結合剤と
削といし した研削といし。 wheels
(JIS R 6216及びJIS R 6219参照)
2005 レジノイド研 resinoid grinding
熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂を結合剤とした研削とい
削といし し。 wheels
(JIS R 6212,JIS R 6216,JIS R 6217及びJIS R 6218参照)

――――― [JIS R 6004 pdf 5] ―――――

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JIS R 6004:2010の国際規格 ICS 分類一覧