JIS S 3033:1997 自然通気形開放式石油ストーブの窒素酸化物排出量の測定方法

JIS S 3033:1997 規格概要

この規格 S3033は、燃料消費量が600g/h以下の自然通気形開放式石油ストーブから排出される窒素酸化物排出量の測定方法について規定。

JISS3033 規格全文情報

規格番号
JIS S3033 
規格名称
自然通気形開放式石油ストーブの窒素酸化物排出量の測定方法
規格名称英語訳
Measurement method of NOx emission rate for open type natural ventilating oil burning space heaters
制定年月日
1997年6月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.100.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1997-06-20 制定日, 2003-11-20 確認日, 2010-02-22 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS S 3033:1997 PDF [11]
S 3033 : 1997

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
昨今,窒素酸化物排出濃度の環境基準値の達成が困難になっており,環境庁などでは,これまでの規制
対象であった固定発生源及び移動発生源に加えて,大気汚染防止法の規制対象規模未満である業務用燃焼
機器及び家庭用燃焼機器などの小規模施設・機器から排出されるNOxを低減させる目的からNOx削減指導
要綱,低NOx燃焼機器認定要綱を定め指導を開始した。これに伴い,家庭用石油燃焼機器においては,他
の石油燃焼機器に先駆けて,強制通気形開放式石油ストーブの燃焼排ガス中の二酸化窒素排出量に関する
自主基準を定め,二酸化窒素の低減を図ってきたが,大気汚染の状況から屋内だけでなく屋外に排出され
るNOxの排出量自体を削減することが要求されてきたことから,二酸化窒素に留まらずNOx全体の排出量
の削減を図るため,社団法人日本ガス石油機器工業会が窒素酸化物排出量に関する自主基準を定めた。さ
らに,1994年にJIS S 3032(強制通気形開放式石油ストーブの窒素酸化物排出量の測定方法)を制定し,
測定方法を確立した。
今回の制定は,強制通気形開放式石油ストーブに次いで普及台数の多い自然通気形開放式石油ストーブ
に関する窒素酸化物排出量の測定方法について確立し,国民生活の安全の確保と環境保護に寄与すること
を目的とした。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS S 3033 pdf 1] ―――――

                                                                                   S 3033 : 1997

pdf 目次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 測定方法・・・・[1]
  •  3.1 測定条件・・・・[1]
  •  3.1.1 試験室・・・・[1]
  •  3.1.2 試験用燃料・・・・[1]
  •  3.1.3 排ガス採取フード及び排ガス採取管・・・・[2]
  •  3.1.4 試験用の計測器等・・・・[3]
  •  3.2 燃焼排ガス中の窒素酸化物排出量の測定方法・・・・[4]
  •  3.3 二酸化窒素排出量・・・・[7]
  •  3.4 窒素酸化物排出量・・・・[7]
     付表1 計測器等  8

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS S 3033 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 3033 : 1997

自然通気形開放式石油ストーブの窒素酸化物排出量の測定方法

Measurement method of NOx emission rate for open type natural ventilating oil burning space heaters

序文

 この規格は,窒素酸化物排出量の低減を図ることを目的とし,自然通気形開放式石油ストーブの窒
素酸化物排出量の測定方法を確立するために制定する。

1. 適用範囲

 この規格は,燃料消費量(1)が600g/h以下の自然通気形開放式石油ストーブ(以下,ストー
ブという。)から排出される窒素酸化物排出量の測定方法について規定する。
注(1) 燃料消費量とは,正常燃焼状態にしたとき,燃焼する燃料の最大量を1時間当たりで表示したも
のをいう。
なお,1個の燃焼筒又は火口で燃焼する燃料の量とする。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 3459 配管用ステンレス鋼管
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS K 2203 灯油
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3. 測定方法

3.1 測定条件

3.1.1 試験室

a) 試験室内の温度 試験室内の温度は,20±10℃とする。
b) 試験室内の湿度 試験室内の湿度は,JIS Z 8703の表2に規定する[標準湿度状態20級 : (65±20) %]
とする。
c) 試験室内の雰囲気 試験室内の雰囲気は,試験開始前及び試験中の試験室内の空気に含まれる二酸化
炭素濃度は0.2%以下,一酸化炭素濃度は0.002%以下,窒素酸化物の濃度は0.6ppm以下,二酸化窒素
濃度は0.06ppm以下であること。この場合,燃焼に影響するような空気の流れがないこと。

3.1.2 試験用燃料

 試験用燃料は,JIS K 2203の規定に適合する1号灯油又は製造業者の指定する燃料と
する。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS S 3033 pdf 3] ―――――

2
S 3033 : 1997

3.1.3 排ガス採取フード及び排ガス採取管

 排気筒内の燃焼排ガスを採取する排ガス採取フード及び排
ガス採取管は,燃焼排ガスの成分に影響を与えず,また,高温の燃焼排ガスに侵されにくい材質を用いる
ものとし,原則として次のとおりとする。
a) 排ガス採取フード 排ガス採取フードは,JIS G 4305に規定するSUS304を用い,原則として図1に
示すものを用いる。ただし,図2に示すものを使用してもよい。
単位 mm
図1 排ガス採取フード

――――― [JIS S 3033 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
S 3033 : 1997
注(2) ダンパ開度は,45°とする。
図2 排ガス採取フード
b) 排ガス採取管 排ガス採取フードに使用する排ガス採取管は,次に示すものを用いる。
1) 図1に示す排ガス採取フードを使用する場合の排ガス採取管は,図3に示すものを用いる。
図3 採取管
2) 図2に示す排ガス採取フードを使用する場合の排ガス採取管は,原則として外径6mm,内径4mm
のJIS G 3459に規定するSUS304の単管を用いる。

3.1.4 試験用の計測器等

 試験用の計測器等は,原則として付表1に示すもの又はこれらと同等以上のも
のとする。

――――― [JIS S 3033 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS S 3033:1997の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 3033:1997の関連規格と引用規格一覧