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JIS S 7018:1990 規格概要
この規格 S7018は、アルペンスキー板及びクロスカントリースキー板の主要特性の仕様に必要な用語について規定。
JISS7018 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S7018
- 規格名称
- スキー用語
- 規格名称英語訳
- Skis-terms and definitions
- 制定年月日
- 1982年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6289:1985(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.97, 97.220.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1982-03-01 制定日, 1990-05-01 改正日, 1995-10-01 確認日, 2001-01-20 確認日, 2006-05-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS S 7018:1990 PDF [15]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
S 7018-1990
スキー用語
Skis−Terms and definitions
1. 適用範囲 この規格は,アルペンスキー板及びクロスカントリースキー板の主要特性の仕様に必要な
用語について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS S 7025 クロスカントリースキー試験方法
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 6289-1985 Skis−Terms and definitions
2. 分 類 用語は,次のとおり分類する。
(1) スキー板に関する用語
(2) 設計に関する用語
(3) 形状に関する用語と記号
(4) 物理的特性を表す用語
(5) 締め具取付け範囲に関する用語
(6) スキー板の性能に関する用語
3. 番号,用語及び定義 番号,用語及び定義は,次のとおりとする。
なお,参考のために対応英語を示す。
備考 用語の中で( )を付けて示したものは,その用語が( )内に示した分野で使用することを
示す。
(1) スキー板に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
101000 スキー板 長さに比べて幅が狭く,滑ることを目的とし ski
た板で,先端は障害物を乗り越えるために反
り返っているもの。主としてスポーツ及びレ
クリェーションの用具として用いられるが,
その他の目的にも使用される。
この規格では,各種スノースキー板を指す。
参考 英語では,スノースキー板という
用語は,アルペン種目及びノルデ
ィック種目に使うすべてのスキー
板に対する一般用語として使用す
ることがある。ドイツ語及びフラ
ンス語には,このような用語は存
在しない。
――――― [JIS S 7018 pdf 1] ―――――
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S 7018-1990
番号 用語 定義 対応英語(参考)
102000 アルペンスキー板 重力を利用して斜面を滑降するために用いる alpine ski
スキー板。方向と速度の制御は,スキー板の
縦方向と横方向の動きを組み合わせることに
よって行う。操縦力を伝えるために,滑走面
のエッジには,一般に,耐摩耗性に優れた硬
い材料が通常使用される。
102010 山岳スキー板 山に登ったり降りたりするために設計された mountaineering ski
アルペンスキー板。通常は,登るときにヒー
ルが上がるいわゆるツァリング用締め具を装
着する。一般に,軽量で短く幅が広い。
102020 スノーフィールドスライ雪原を滑走するために用いるアルペンスキー snowfield slider
ダー 板。通常,その長さは靴のサイズの2倍を超
えない。
102030 滑降競技スキー板 高速で競う滑降競技に用いるアルペンスキー downhill ski
板。
102040 回転競技スキー板 回転競技に用いるアルペンスキー板。 slalom ski
102050 大回転競技スキー板 大回転競技に用いるアルペンスキー板。giant slalom ski
102060 フリースタイルスキー板 フリースタイル競技に用いるアルペンスキー freestyle ski
板。
102070 バレースキー板 バレー及びアクロバット的バレーに用いるフ ballet ski
リースタイルスキー板。
102080 成人用スキー板 体重45kg以上の成人が使用するアルペンス adult's ski
キー板。
102090 ジュニア用スキー板 体重30kg以上45kg未満の人が使用するアル junior's ski
ペンスキー板。
102100 子供用スキー板 体重30kg未満の人が使用するアルペンスキ childlen's ski
ー板。
103000 クロスカントリースキー平地及び丘陵地を滑走するためのスキー板。 cross-country ski
板
103010 クロスカントリー競技ス cross-country racing ski
クロスカントリー競技に用いるスキー板。
キー板 参考 設計上の要点は,軽量であること
及び整備されたシュプールで滑り
やすいこと。
103020 ライトツァリングスキー比較的雪の状態がよい場合に用いるクロスカ light touring ski
板 ントリースキー板。
103030 ツァリングスキー板 touring ski
滑走に用いるクロスカントリースキー板。
103040 山スキー板 山地での滑走に用いるクロスカントリースキ mountain ski
ー板。
103050 ワイルダネススキー板 wilderness ski,
あらゆる雪質で,トラック外を滑走するため
bush walker
に用いるクロスカントリースキー板。非常に
短く(通常は約150cm),幅が広い。
ブッシュウォーカーともいう。
103060 成人用クロスカントリー cross-country adult's ski
体重45kg以上の成人が使用するクロスカン
スキー板 トリースキー板。
103070 ジュニア用クロスカント cross-country junior ski
体重30kg以上45kg未満の人が使用するクロ
リースキー板 スカントリースキー板。
参考 ジュニアや比較的背が低く体重が
3045kgの成人が使用するスキー
は,短いスキーを除いて,通常は
成人用と同じ構造となっている。
――――― [JIS S 7018 pdf 2] ―――――
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S 7018-1990
番号 用語 定義 対応英語(参考)
103080 子供用クロスカントリー体重30kg未満の人が使用するクロスカント cross-country children's ski
スキー板 リースキー板。
参考 特別な構造のスキー板以外は,通
常は雪の上を滑るのではなく,歩
くためのスキー板であり,子供や
体重が30kg未満のジュニアによっ
て使用される傾向にある。
(2) 設計に関する用語
(2.1) 機能的要素に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
201010 滑走面 bottom surface,
滑走時に雪と接するスキー板の下面(付図1
参照)。 running surface
201020 上面 滑走面と反対側の面(付図1参照)。 top surface
201030 側面 上面に対して傍らの面(付図1参照)。 side surface
参考 側面には,段が付いたものもある。
201040 滑走面の溝 bottom groove
滑走面に縦方向に付いている凹状のへこみ
(付図1参照)。
201050 滑走面のエッジ 滑走面と側面が交わる箇所。 bottom surface
201060 スキーチップ スキー板の最先端(付図2参照)。 ski tip
201070 スキーテール スキー板の最後端(付図2参照)。 ski tail
201080 スキーシャベル 障害物を容易に乗り越えられるように反り返 ski shovel
っているスキー板の前部(付図2参照)。
201090 前部接触線 スキー板を平らな面に押し付けたとき,滑走 forward contact line
面が平らな面と接触する範囲の中の最前部
(付図2参照)。
201100 後部接触線 スキー板を平らな面に押し付けたとき,滑走 rear contact line
面が平らな面と接触する範囲の中の最後部
(付図2参照)。
201110 スキー板の胴体 前部接触線と後部接触線との間の部分(付図 body of ski
2参照)。
201120 テールターンアップ 後部接触線の後部の反り返っている部分(付 tail turn-up
図2参照)。
201130 スキー板の前部 スキーシャベルに向かうスキー板の胴体の前 forebody of ski
半部(付図2参照)。
201140 スキー板の後部 テールターンアップに向かうスキー板の胴体 afterbody of ski
の後半部(付図2参照)。
201150 中立面 スキー板を滑走面に対して垂直方向に曲げた neutral plane
とき,スキー板の内部の曲げ応力が発生しな
い面。
(2.2) 構造の形態に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
202010 サンドイッチ構造 コア(203030参照)の上下を,コア自体より sandwich construction
も強度及び剛性の高い素材で強化する複合構
造。これらの強化材は,通常はスキー板全体
にわたって使用されている。コアは,部分的
には空洞でもよく,素材は木,ポリウレタン
などを用いる。
――――― [JIS S 7018 pdf 3] ―――――
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S 7018-1990
番号 用語 定義 対応英語(参考)
202020 ボックス構造 荷重負担層(203010参照)が,スキー板の横 box construction
断面の外側の部分又は部分的にスキー板の内
部で,ウェブ(203020参照)とフランジを組
み合わせてボックス状になっている複合構
造。コアは,部分的には空洞でもよく,素材
は木,ポリウレタンなどを用いる。
202030 ウッドスキー板 木のコアをもつスキー板で,スチールエッジ wood ski
を除いて,木より強度及び剛性の高い荷重負
担層(203010参照)をもっていないもの。
202040 メタルスキー板 サンドイッチ構造又はボックス構造のスキー metal ski
板で,荷重負担層がメタル(通常はアルミ合
金)からできているもの。コアは,部分的に
は空洞でもよく,素材は木,ポリウレタンな
どを用いる。
202050 グラスファイバースキーサンドイッチ構造又はボックス構造のスキー fiberglass ski
板 板で,荷重負担層(スチールエッジ又はメタ
ルトップエッジを除く。)がガラス繊維強化プ
ラスチックでできているもの。
202060 カーボンファイバースキサンドイッチ構造又はボックス構造のスキー carbonfiber ski,
ー板 板で,荷重負担層(スチールエッジ又はメタ aramidfiber ski
ルトップエッジを除く。)がカーボンファイバ
ーやアラミドファイバー,その他のファイバ
ーから成り,通常はグラスファイバーとの組
合せである。コアは,部分的に空洞でもよく,
素材は木やポリウレタンなどを用いる。
荷重負担層にアラミドファイバーを用いた場
合は,アラミドファイバースキー板ともいう。
202070 ファイバー・メタルスキー 繊維強化プラスチックとメタルを組み合わせ fiber-metal ski
板 たものでできている荷重負担層をもつスキー
板。コアは,部分的に空洞でもよく,素材は
木,ポリウレタンなどを用いる。
(2.3) スキーエレメントに関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
203010 荷重負担層 上面と滑走面の側の近くに位置する強度及び load-carrying layers
剛性の高い材料の層で,スキー板を曲げたと
きに一つの層では引張応力を,もう一つの層
では圧縮応力を受ける。
203020 荷重負担ウェブ 通常,スキー板の側面に平行に配置した強度 load-carrying web,
及び剛性の高い材料の層で,曲げ応力とせん ribs
断応力を負担するボックス構造を形成してい
る。
リブともいう。
203030 コア 荷重負担層と荷重負担ウェブの間にそれぞれ core
位置している構造上のエレメント。
203040 締め具取付け補強材 締め具用ねじの保持強さを増すための内部エ insert
レメント。
203050 ボトムエッジ 滑走面の左右の端に付いている構造上のエレ bottom edge
メント。通常,金属製で滑走面を保護し,制
御力を伝達する。
――――― [JIS S 7018 pdf 4] ―――――
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S 7018-1990
番号 用語 定義 対応英語(参考)
203060 滑走面材 滑走面被膜層としての役割を果たす構造上の bottom surface element,
エレメント。通常,ワックスの浸透しやすい base
摩擦係数の小さいプラスチックを用いる。
ベースともいう。
203070 上面材 上面に用いる構造上のエレメント。上面の外 top surface element
観を良くし,構造上のエレメントを保護する。
203080 トップエッジ 上面部分において,エッジを形成する構造上 top edge
のエレメント。主としてスキー板を保護する
役割を果たす。
203090 チッププロテクタ スキーチップ部及びスキーシャベル部の側 tip protector
面,トップエッジ及びボトムエッジの保護を
目的とする構造上のエレメント。
203100 テールプロテクタ スキーテール部を保護するため,スキーテー tail protector
ル付近に位置する構造上のエレメント。
203110 キッキングエイド 前進運動に必要な,縦方向の力の発生を助け kicking aid
る滑走面の特殊表面形状。
203111 ステップワックス塗布範斜面の状況に応じ,ステップワックスを塗布 step wax application area
囲 する滑走面の部分。
203112 ステップパターン 前進方向には滑らせ,反対方向の動きには抵 step pattern
抗する(例えば階段状)ように特別に設計さ
れた歩むための形状。
203113 モヘア又は毛皮のインサモヘアや毛皮の剛毛がスキーテールに向くよ mohair or fur inserts
ート うに使用される様々なサイズの挿入物。
203114 ミクロ構造 特殊研磨技術又は滑走面材の中の複合素材に micro-structure
よって得られる滑走面の粗さ。これらの素材
は,ときには組み合わせて用いる。
この種のミクロ構造は,キッキングエイドと
しては,滑走面の中央部に限定されるのが普
通である。
(3) 形状に関する用語と記号
番号 用語 定義 対応英語(参考)
301000 呼び長さ 展開した長さ。スキー板の長さを表示するの nominal length
に用いる(付図3参照)。
量記号は,lNとする。
302000 展開長さ 滑走面の長さで,スキー板のテールとチップ developed length
の間を測定した長さ。
303000 投影長さ 投影したスキー板の長さ。スキー板を平面に projected length
押し付けて,スキーテールからスキーチップ
までを測定した長さ(付図3参照)。
量記号は,lpとする。
304000 接触長さ スキー板を平面に押し付けたとき,0.5mm(ア contact length
ルペンスキーの場合)又は0.1mm(クロスカ
ントリースキーの場合)のすきまゲージが滑
走面と交わる2か所の接触線間の距離(付図
3参照)。
量記号は,lCとする。
305000 シャベル長さ スキーシャベル部を投影した長さで,接触長 shovel length
さと同様に,前部接触線までを測定した長さ
(付図3参照)。
量記号は,lSとする。
――――― [JIS S 7018 pdf 5] ―――――
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JIS S 7018:1990の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6289:1985(MOD)
JIS S 7018:1990の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.220 : スポーツ設備及び施設 > 97.220.20 : 冬季スポーツ設備
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ(用語集)
JIS S 7018:1990の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISS7025:1987
- クロスカントリースキー試験方法