JIS T 0103:2005 コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則

JIS T 0103:2005 規格概要

この規格 T0103は、話し言葉及び文字表現によるコミュニケーションが困難な高齢者,障害のある人などが,絵記号を利用して自分の意思及び要求を相手に的確に伝え,正しく理解されることを支援するために必要とされる基本的な絵記号及びそれらの作図方法について規定。

JIST0103 規格全文情報

規格番号
JIS T0103 
規格名称
コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則
規格名称英語訳
Design principles of pictorial symbols for communication support
制定年月日
2005年4月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.080.10, 11.080.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
図記号 2020, 高齢者・障害者等 2018
改訂:履歴
2005-04-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS T 0103:2005 PDF [39]
                                                                                   T 0103 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS T 0103には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定)絵記号原形の作図−基本パターン
附属書2(参考)絵記号の分類方法
附属書3(参考)絵記号集

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 0103 pdf 1] ―――――

T 0103 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 絵記号の基本形・・・・[1]
  •  3. 絵記号の作図原則・・・・[3]
  •  附属書1(規定)絵記号原形の作図-基本パターン・・・・[7]
  •  附属書2(参考)絵記号の分類方法・・・・[8]
  •  附属書3(参考)絵記号集・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 0103 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                           JIS
T 0103 : 2005

コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則

Design principles of pictorial symbols for communication support

序文

 言葉(文字と話し言葉と)による人とのコミュニケーションが困難な高齢者,障害のある人などに
とって,自分の意思及び要求を相手に的確に伝え得ることは生活の自立及び社会参加にとって不可欠であ
る。その伝達能力の向上及びコミュニケーションを支援する目的をもって視覚的表現としての絵記号が我が国
を含め世界各国で使用されてきている。絵記号のコミュニケーション手段としての可能性は高く,日常生活におけ
るコミュニケーションのバリアを取り除くものとして期待できる。絵記号については,描きやすいこと,伝えたい内容が
理解されやすいこと並びに地域及び/又は文化の背景を超えて世界に共通するものが望まれている。

1. 適用範囲

 この規格は,話し言葉及び文字表現によるコミュニケーションが困難な高齢者,障害のあ
る人などが,絵記号を利用して自分の意思及び要求を相手に的確に伝え,正しく理解されることを支援す
るために必要とされる基本的な絵記号(1)及びそれらの作図方法について規定する。
注(1) 絵記号は視覚的表現の一つとして,具象的なシンボルと抽象的なシンボルとによって成り立っ
ている。単数で用いるよりは複数の組合せで言葉のようにつづりとして用いることが多く,説
明的又は写実絵画的表現が特徴となっている。これは,図記号が造形の単純化を極める一つの
シンボルで完結した意味を伝えようとすることと対比される。
備考 附属書1の作図方法に従って作図し,附属書2に従って分類した絵記号例を,附属書3に示す。

2. 絵記号の基本形

 絵記号の基本形状は,次による。
a) 面図形又は線によって表現した二次元具象形(参考絵記号 図1及び図2)。
図 1 丸(面図形) 図 2 四角(長方形)(線画)
b) 正面,真横又は斜めから,面としてとらえ,射影図として表現した三次元具象物(参考絵記号
図3及び図4)。

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図 3 カップ(真横) 図 4 いす(射影図)
c) )及びb)に線及び塗りつぶしを加えて表現を補強したもの(参考絵記号 図5及び図6)。
図 5 ズボン 図 6 しょうゆ
d) ) c)の組合せ(参考絵記号 図7及び図8)。
図 7 喫茶店 図 8 交差点
e) ) d)のいずれかによって表現した抽象事物(参考絵記号 図9及び図10)。
図9朝 図 10 あげる

――――― [JIS T 0103 pdf 4] ―――――

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T 0103 : 2005

3. 絵記号の作図原則

 絵記号の作図原則は,次による。
a) 整合性 絵記号を新たに作成する場合は,既存の絵記号及び同一カテゴリの絵記号との整合を図る。
社会において広く用いられている図記号が絵記号としても活用可能であるなら,整合化を検討する。
その図記号が日本工業規格(日本産業規格)又は国際規格である場合には,特に使用者の混乱を避けるための配慮を行
う[参考絵記号 図11及び図12。図11の受話器の部分は、既に規定されているJISの図記号(図12
の受話器のデザイン)を用い、情報伝達要素の整合を図る。]。
図 11 電話 図 12 電話
(JIS Z 8210 案内用図記号参照)
b) べた又は輪郭 絵記号は,黒の背景(地)に対象物(図)を白で描き,又は白の背景に対象物を黒で
描く(参考絵記号 図13及び図14)。
黒の背景 対象物を白で描く(薬局)
図 13
白の背景 対象物を黒で描く(薬)
図 14
c) 単純表現 絵記号は,できる限り単純,かつ,平易に描き,意味内容を理解するための学習の必要性
を少なくする。そのためには,そのものらしさを最もよく表現する形が得られる視点(角度)を考慮す

――――― [JIS T 0103 pdf 5] ―――――

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JIS T 0103:2005の国際規格 ICS 分類一覧