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JIS X 0024:1998 規格概要
この規格 X0024は、情報処理における計算機統合生産に関する用語,定義及び対応国際英語について規定。
JISX0024 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X0024
- 規格名称
- 情報処理用語(計算機統合生産)
- 規格名称英語訳
- Glossary of terms used in information processing (Computer-integrated manufacturing)
- 制定年月日
- 1998年1月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 2382-24:1995(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.35, 35.240.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 情報基本 2016
- 改訂:履歴
- 1998-01-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS X 0024:1998 PDF [7]
X 0024: 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
この規格では,情報処理における計算機統合生産 (CIM) に関する主たる用語,定義及び対応英語につ
いて規定する。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 0024 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 0024: 1998
情報処理用語(計算機統合生産)
Glossary of terms used in information processing (Computer-integrated manufacturing)
序文 この規格は,1995年に第1版として発行されたISO/IEC 2382-24, Information technology−Vocabulary
−Part 24 : Computer-integrated manufacturingを翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規
格である。
1. 適用範囲 この規格は,情報処理における計算機統合生産に関する主な用語,定義及び対応英語につ
いて規定する。
備考1. 対応国際規格を,次に示す。
ISO/IEC 2382-24 : 1995 Information technology−Vocabulary−Part 24 : Computer-integrated
manufacturing
2. この規格の関連規格を,付表1に示す。
2. 分類 用語は,次のとおり分類する。
a) 一般概念(24.01参照)
b) 計算機支援設計(24.02参照)
c) 計算機支援製造(24.03参照)
d) ロボット工学(24.04参照)
3. 表記法 この規格は,各用語を番号,用語,定義及び対応英語の四つの欄に分けて規定する。それぞ
れの欄における表記法及び解釈を,次に示す。
a) 番号 番号は,6個の数字によって表す。最初の2けたの数字は,情報処理用語の規格番号の末尾2
けたを示す。次の2けたの数字は,この規格での分類を示す。最後の2けたは,同一分類内の一連番
号を示す。
b) 用語
1) 同一の意味を示す用語が二つ以上ある場合は,表記した順に従って優先使用する。
2) 用語の使用分野を限定する場合には,用語に引き続く丸括弧( )内にそのことを示す。
例 “製造セル(計算機統合生産における)”(24.01.16参照)
3) 用語に引き続く丸括弧( )は,用法を示す場合もある。
例 “CIM(省略形)”(24.01.01参照)
――――― [JIS X 0024 pdf 2] ―――――
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X 0024: 1998
c) 定義
1) 文中で下線の引いてある語は,情報処理用語に関する日本工業規格(日本産業規格)に規定されていることを示す。
2) 丸括弧( )の使い方は,b)と同様とするほか,次のような使い方もある。
2.1) 常用漢字表音訓欄にない漢字は仮名で置き換えてあるが,仮名文字表現だけでは意味が分かりに
くい場合には,対応する漢字を丸括弧( )で示す。
例 ”必す(須)”(24.01.02参照)
d) 対応英語
1) この欄の英語は,対応国際規格に規定されている用語であって,規定されている定義と対応する。
2) 丸括弧( )の使い方は,b)と同様とする。
4. 情報処理用語−計算機統合生産
24.01 一般概念
番号 用語 定義 対応英語
24.01.01 計算機統合生産, computer-integrated
生産にかかわるすべての活動が,計算機を利用して統合
CIM(省略形) 的に計画・管理・制御されている生産システム。 manufacturing,
CIM(省略形)
備考 計算機統合生産には,計算機支援設計,計算機
支援計画,計算機支援製造及び計算機支援品質
保証の各技術並びにこれら技術間の情報の共
有が含まれる。
24.01.02 計算機支援エンジニ computer-aided
製造難易度,性能,生産性又は経済性の最適化など生産
アリング, engineering,
に必す(須)の機能を遂行するために計算機システムを
CAE(省略形) 使用するエンジニアリング活動。 CAE(省略形)
例 設計中の部品又は製品の機能的特性を解析した
り,その性能を条件を変えながらシミュレートし
たりするために,計算機支援設計・製造の設計デ
ータベースからの情報を使用すること。
24.01.03 計算機支援設計, computer-aided design,
設計,シミュレーション又は部品若しくは製品の改良な
CAD(省略形) CAD(省略形)
どの機能を遂行するために計算機システムを使用する,
製図及び描画を含む設計活動。
備考1. 計算機支援設計のプログラムには,エンジニ
アリング又は製造のために,個々の図形的要
素の精密な寸法決め及び位置決め機能を備
えるものがある。
2. 計算機支援設計・製造 (24.01.07) を参照。
24.01.04 計算機支援製図 computer-aided drawing,
図形処理のソフトウェア及びハードウェアを使用する製
図の手法及び技法。 computer-aided drafting
24.01.05 計算機支援計画, computer-aided planning,
生産計画ソフトウェア,意志決定支援ソフトウェアなどの
CAP(省略形) CAP(省略形)
計算機システムを使用して生産活動全般を計画するこ
と。
備考 生産活動の要素には,生産可能性,生産量,種
類,時期,方法,場所,設備及び人員がある。
24.01.06 計算機支援製造, computer-aided
生産工程が計算機システムによって指令・制御されてい
CAM(省略形) る製造方式。 manufacturing,
備考 計算機支援設計・製造 (24.01.07) 参照。 CAM(省略形)
24.01.07 計算機支援設計・製計算機支援設計と計算機支援製造とからなる生産活動。 computer-aided design
造, and manufacturing,
CAD/CAM(省略形), CAD/CAM(省略形),
CADM(省略形) CADM(省略形)
――――― [JIS X 0024 pdf 3] ―――――
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X 0024: 1998
番号 用語 定義 対応英語
24.01.08 computer-aided
計算機支援生産管理, 資源所要計画から生産制御まで計算機システムを使用す
CAPM(省略形), る生産管理活動。 production
計算機支援生産制御, management,
CAPC(省略形) CAPM(省略形),
computer-aided
production control,
CAPC(省略形)
24.01.09 computer-aided qluality
計算機支援品質保証, 製品のライフサイクルの全段階を通じて,工程,部品及
CAQA(省略形), assurance,
び製品に関する計画,監視並びに制御を情報化すること
CAQ保証(省略形) によって実現される品質保証。 CAQA(省略形),
CAQ assuramce(省略形)
備考 計算機支援品質保証は,設計から現地稼動まで
及び工場現場から経営層までの品質報告体系
を含む。製造履歴を含む場合もある。
24.01.10 computer-aided process
計算機支援工程計画, 機械加工のような生産に関する工程順序・生産手順の基
CAPP(省略形) planning,
本的データの作成に,計算機システムを使用するすべて
の計画活動。 CAPP(省略形)
24.01.11 計算機支援試験, computer-aided testing,
計算機システムによって,製品又はその一部分を試験し
CAT(省略形) たり点検したりすること。 CAT(省略形)
備考 計算機支援試験は,計算機支援品質保証活動の
一部である。
24.01.12 生産計画制御システ production planning
生産計画の作成,遂行及び制御のために使用する計算機
ム, システム。 control system,
PPCS(省略形) PPCS(省略形)
24.01.13 製造資源計画, manufacturing resource
製造工程における各資源の,与えられた時点での必要量
MRP II(省略形) planning,
を評価及び予測することによって製造計画を実現するこ
と。 MRP II(省略形)
備考 資材所要量計画 (24.01.14) と混同してはなら
ない。
24.01.14 資材所要量計画, material requirements
マスタ生産計画を基に,親品目の生産日程を求め,その
MRP(省略形) 構成部品の所要量に優先度をつける計画技法。 planning,
MRP(省略形)
備考 製造資源計画 (24.01.13) と混同してはならな
い。
24.01.15 フレキシブル製造シ flexible manufacturing
製造作業の変更に容易に対応できるように,数値制御さ
ステム, れた製造装置と搬送機構とを組み合わせたシステム。 system,
FMS(省略形) FMS(省略形)
24.01.16 製造セル(計算機統合 manufacturing cell (in
複数の作業場,材料,部品倉庫又は仮置場及びこれらを
生産における) 相互に結合する搬送機構から構成された製造の単位。 computer-integrated
manufacturing)
――――― [JIS X 0024 pdf 4] ―――――
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X 0024: 1998
24.02 計算機支援設計
番号 用語 定義 対応英語
24.02.01 有限要素解析 finite-element analysis
離散的要素に擬似的に分解し,機械部品又は物理的構造物
の構造特性を解析すること。
24.02.02 finite-element modeling
有限要素モデリング 有限要素解析のために,設計中の機械部品又は物理的構造
物を表現する数学的モデルを計算機システム上に創成す
ること。
24.02.03 形状モデリング, 3次元の形状を計算機処理可能な形で表現したモデルを, geometric modeling
幾何モデリング 計算機システム上で創成すること。
参考 JIS X 0013 : 1998と重複 (13.01.08)。
24.02.04 面モデリング, surfacing,
物体の表面を表現するモデルを計算機システム上で創成
サーフェスモデリンすること。 surface modeling
グ 参考 JIS X 0013 : 1998と重複 (13.01.09)。
24.02.05 立体モデリング, solid modeling,
外観形状だけでなく内部の質的特性も表現するために,物
ソリッドモデリング体の立体的特性を扱う3次元形状モデリング。 volume modeling
参考 JIS X 0013 : 1998と重複 (13.01.10)。
24.02.06 プロダクトモデリン product modeling
物体の立体的特徴とともに,その製造に必要な情報を処理
グ の対象とする3次元形状モデリング。
備考 製造に必要な情報には,材質,許容誤差及び使
用工具を含む。
24.02.07 ワイヤフレームモデ wireframe modeling
一連の線で表面の輪郭を描くことによって,物体の形状を
リング 表現する3次元形状モデリング。
24.02.08 部品ファミリープロ family-of-parts
計算機支援設計・製造システム上で,既存部品の設計を少
グラム方式 programming
し変更することによって,又は設計済みの部品,サブアセ
ンブリ若しくは構造を組み合わせることによって,新部品
を作り出す方式。
24.03 計算機支援製造
番号 用語 定義 対応英語
24.03.01 数値制御, numerical control,
実時間で取り込んだ数値コード化指令を使用する装置に
NC(省略形) NC(省略形)
よって実行する,工作機械又は加工設備の自動制御。
備考 これらの指令は,計算機支援設計・製造システ
ムによって,制御用データ媒体上に生成される
こともある。
24.03.02 グループテクノロジ group technology
頻繁に使われる類似部品を関連部品群としてまとめるた
ー, めに,計算機支援工程計画で使用するコード化及び分類の
グループ技法 技法。
備考 これらの手法は,指定した仕様に合う部品の探
索を容易にし,同じような部品の製造法を標準
化する助けとなる。
参考 関連部品群は“部品ファミリー”とも呼ばれる。
24.03.03 計算機数値制御, computer numerical
基本の数値制御指令の一部又はすべてを記憶し,実時間で
CNC(省略形) 発行するために専用の計算機を使用する数値制御。 control,
CNC(省略形)
備考 その専用計算機は,現場でのデータ入力を可能にす
る。
24.03.04 動的工具表示 dynamic tool display
計算機支援設計・製造において,数値制御された切削工具
を図形で表示し,切削工程のシミュレーション及び検証の
ためにそれを画面上の工具軌跡に沿って動かす機能。
――――― [JIS X 0024 pdf 5] ―――――
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JIS X 0024:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 2382-24:1995(IDT)
JIS X 0024:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.50 : 産業におけるITの応用
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.35 : 情報技術.事務機械(用語集)