この規格ページの目次
JIS X 0121:1986 規格概要
この規格 X0121は、情報処理のための文書化において,(1) データ流れ図,(2) プログラム流れ図,(3) システム流れ図,(4) プログラム網図,(5) システム資源図,の中で用いる記号及びその用法を規定。
JISX0121 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X0121
- 規格名称
- 情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号
- 規格名称英語訳
- Documentation symbols and conventions for data, program and system flowcharts, program network charts and system resources charts
- 制定年月日
- 1970年4月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5807:1985(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.080.50, 35.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ソフトウェア 2020
- 改訂:履歴
- 1970-04-01 制定日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1982-12-01 確認日, 1986-02-01 改正日, 1987-03-01被移行日, 1991-05-01 確認日, 1996-10-20 確認日, 2002-07-20 確認日, 2007-09-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS X 0121:1986 PDF [16]
X 0121-1986
pdf 目次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 1.1 一般事項・・・・[1]
- 1.2 図の使用・・・・[1]
- 2. 用語の意味・・・・[1]
- 3. データ流れ図・・・・[2]
- 4. プログラム流れ図・・・・[2]
- 5. システム流れ図・・・・[2]
- 6. プログラム網図・・・・[2]
- 7. システム資源図・・・・[2]
- 8. 記号・・・・[3]
- 8.1 データ記号・・・・[3]
- 8.1.1 基本データ記号・・・・[3]
- 8.1.2 個別データ記号・・・・[3]
- 8.2 処理記号・・・・[4]
- 8.2.1 基本処理記号・・・・[4]
- 8.2.2 個別処理記号・・・・[4]
- 8.3 線記号・・・・[6]
- 8.3.1 基本線記号・・・・[6]
- 8.3.2 個別線記号・・・・[6]
- 8.4 特殊記号・・・・[7]
- 9. 用法・・・・[8]
- 9.1 記号の用法・・・・[8]
- 9.2 結合の用法・・・・[10]
- 9.2.1 線記号・・・・[10]
- 9.2.2 結合子・・・・[10]
- 9.3 特殊な用法・・・・[11]
- 9.3.1 二つ以上の出口・・・・[11]
- 9.3.2 反復表現・・・・[12]
- 10. 記号用途一覧・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 0121 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 0121-1986
情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号
Documentation Symbols and Conventions for Data, Program and System Flowcharts, Program Network Charts and System Resources Charts
1. 適用範囲
この規格は,情報処理のための文書化において,次の図の中で用いる記号及びその用法を
規定する。
(1) データ流れ図
(2) プログラム流れ図
(3) システム流れ図
(4) プログラム網図
(5) システム資源図
1.1 一般事項
一般事項は,次のとおりとする。
(1) この規格は,情報処理のための文書化に使用する図を,上記の5種類の図に限定するものではない。
(2) この規格は,ここで規定する図・記号の使用範囲を,上記の5種類の図に限定するものではない。
(3) 必要な場合は,この規格に矛盾しない細則を設けてもよい。
(4) 図・記号中に書く用字用語は,規定しない。
(5) 図・記号に付ける名前は,その図・記号の具体的内容を明確に表し,かつ一つの図の中で統一的に用
いる。
1.2 図の使用
図は,種々の詳しさの段階で用いる。その段階の数は,情報処理で扱う問題の大きさと
複雑さとに依存する。各段階は,種々の構成要素と,それら要素間の相互関係が全体として理解できるよ
うなものにする。典型的には,主要な構成要素を示す全システム図を,階層を成す一連の図の最上位とし,
下位の各段階の図は,そのすぐ上位の図に示されている一つ又は幾つかの構成要素を一層詳しく記述する。
引用規格 :
JIS X 0001 情報処理用語
対応国際規格 :
ISO 5807 Documentation symbols and conventions for data, program and system flowcharts, program
network charts and system resources charts
2. 用語の意味
この規格で用いる主な用語の意味は,JIS X 0001(情報処理用語)によるほか,次のと
おりとする。
(1) 基本記号 (basic symbol) 処理やデータ媒体などの正確な性質や形状が明らかでないとき,又は実際
の媒体を描く必要のないときに用いる記号。
――――― [JIS X 0121 pdf 2] ―――――
2
X 0121-1986
(2) 個別記号 (specific symbol)処理やデータ媒体などの正確な性質や形状が明らかで,実際の媒体を描
く必要があるときに用いる記号。
(3) 流れ図 (flowchart) 問題の定義,分析又は解法の図的表現であって,データ流れ図,プログラム流
れ図及びシステム流れ図とする。
3. データ流れ図
データ流れ図 (data flowchart) は,問題解決におけるデータの経路を表し,かつ使用す
る各種のデータ媒体と共に,処理手順を定義する。データ流れ図は,次のものからなる。
(1) データの存在を示すデータ記号。データ記号は,そのデータを記録する媒体を示すのに用いてもよい。
(2) データに施される処理を示す処理記号。処理記号は,この処理を行う装置の機能を示すのに用いても
よい。
(3) 処理やデータ媒体の間のデータの流れを示す線記号。
(4) データ流れ図を理解し,かつ作成するのに便宜を与える特殊記号。
備考 データ流れ図の定義により,処理記号の前後にはデータ記号がなければならない。データ流れ
図の始めと終わりは,データ記号となる(8.4に規定する特殊記号は除く。)。
4. プログラム流れ図
プログラム流れ図 (program flowchart) は,プログラム中における一連の演算を表
す。プログラム流れ図は,次のものからなる。
(1) 実際に行う演算を示す処理記号。論理条件に基づき,それに続く経路を定める記号も含む。
(2) 制御の流れを示す線記号。
(3) プログラム流れ図を理解し,かつ作成するのに便宜を与える特殊記号。
5. システム流れ図
システム流れ図 (system flowchart) は,システムの演算の制御及びデータの流れを
表す。システム流れ図は,次のものからなる。
(1) データの存在を示すデータ記号。データ記号は,そのデータを記録する媒体を示すのに用いてもよい。
(2) データに施される演算を示したり,それに続く論理経路を定めたりする処理記号。
(3) 処理やデータ媒体の間のデータの流れを示したり,処理間の制御の流れを示したりする線記号。
(4) システム流れ図を理解し,かつ作成するのに便宜を与える特殊記号。
備考 システム流れ図は,誤解のおそれがない場合には,流れ図と呼んでもよい。
6. プログラム網図
プログラム網図 (program network chart) は,プログラムを起動する経路及び関係す
るデータとの相互作用を表す。一つのプログラムは,プログラム網図中ではただ1回だけ描かれ,これに
対してシステム流れ図中では複数の制御の流れの中に現れてもよい。プログラム網図は,次のものからな
る。
(1) データの存在を示すデータ記号。データ記号は,そのデータを記録する媒体を示すのに用いてもよい。
(2) データに施される演算を示す処理記号。
(3) 処理とデータとの間の流れや処理の起動を示す線記号。
(4) プログラム網図を理解し,かつ作成するのに便宜を与える特殊記号。
7. システム資源図
システム資源図 (system resources chart) は,一つ又は一組の問題を解くのに適した
データや処理に関する機能単位の構成を表す。システム資源図は,次のものからなる。
――――― [JIS X 0121 pdf 3] ―――――
3
X 0121-1986
(1) 入力装置,出力装置又は記憶装置を表すデータ記号。
(2) 処理装置,例えば中央処理装置やチャネルなどを表す処理記号。
(3) 入力装置,出力装置又は記憶装置と処理装置との間のデータ転送及び処理装置間の制御移行を表す線
記号。
(4) システム資源図を理解し,かつ作成するのに便宜を与える特殊記号。
8. 記号
記号 (symbol) は,データ記号,処理記号,線記号及び特殊記号とする。
8.1 データ記号
データ記号 (data symbol) は,基本データ記号及び個別データ記号とする。
8.1.1 基本データ記号
基本データ記号 (basic data symbol) は,次のとおりとする。
(1) データ データ (data) は,媒体を指定しないデータを表す。
(2) 記憶データ 記憶データ (stored data) は,処理に適した形で記憶されているデータを表す。媒体は指
定しない。
8.1.2 個別データ記号
個別データ記号 (specific data symbol) は,次のとおりとする。
(1) 内部記憶 内部記憶 (internal storage) は,内部記憶を媒体とするデータを表す。
(2) 順次アクセス記憶 順次アクセス記憶 (sequential access storage) は,順次アクセスだけ可能なデータ
を表す。媒体としては,磁気テー,カートリッジテープ,カセットテープなどがある。
(3) 直接アクセス記憶 直接アクセス記憶 (direct access storage) は,直接アクセス可能なデータを表す。
媒体としては,磁気ディスク,磁気ドラム,フレキシブルディスクなどがある。
(4) 書類 書類 (document) は,人間の読める媒体上のデータを表す。媒体としては,印字出力,光学的
文字読取り装置又は磁気インク読取り装置の書類,マイクロフィルム,計算記録,帳票などがある。
(5) 手操作入力 手操作入力 (manual input) は,手で操作して情報を入力するあらゆる種類の媒体上のデ
ータを表す。
――――― [JIS X 0121 pdf 4] ―――――
4
X 0121-1986
例 : オンラインけん盤,スイッチ,押しボタン,ライトペン,バーコード
(6) カード カード (card) は,カードを媒体とするデータを表す。
例 : 磁気カード,マーク読取りカード
(7) せん孔テープ せん孔テープ (punched tape) は,せん孔テープを媒体とするデータを表す。
(8) 表示 表示 (display) は,人が利用する情報を表示するあらゆる種類の媒体上のデータを表す。
例 : 表示装置の画面,オンラインインディケータ
8.2 処理記号
処理記号 (process symbol) は,基本処理記号及び個別処理記号とする。
8.2.1 基本処理記号
基本処理記号 (basic process symbol) は,次のとおりとする。
(1) 処理 処理 (process) は,任意の種類の処理機能を表す。例えば,情報の値,形,位置を変えるよう
な定義された演算若しくは演算群の実行,又は次に続く幾つかの流れの方向の一つを決定する演算若
しくは演算群の実行を表す。
8.2.2 個別処理記号
個別処理記号 (specific process symbol) は,次のとおりとする。
(1) 定義済み処理 定義済み処理 (predefined process) は,サブルーチンやモジュールなど,別の場所で定
義された一つ以上の演算又は命令群からなる処理を表す。
例 : サブルーチン,モジュール
(2) 手作業 手作業 (manual operation) は,人手による任意の処理を表す。
(3) 準備 準備 (preparation) は,その後の動作に影響を与えるための命令又は命令群の修飾を表す。
例 : スイッチの設定,指標レジスタの変更,ルーチンの初期設定
――――― [JIS X 0121 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS X 0121:1986の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5807:1985(IDT)
JIS X 0121:1986の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.020 : 情報技術(IT)一般
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.50 : 情報及び通信技術用製図,及び関連技術文書のための図記号
JIS X 0121:1986の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0001:1994
- 情報処理用語―基本用語