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JIS X 3001-2:2002 規格概要
この規格 X3001-2は、Fortranで用いられる,動的に可変な長さをもつ文字列の操作方法を規定。
JISX3001-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X3001-2
- 規格名称
- プログラム言語Fortran―第2部 : 可変長文字列
- 規格名称英語訳
- Information technology -- Programming languages -- Fortran -- Part 2:Varying length character strings
- 制定年月日
- 1998年1月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 1539-2:2000(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1998-01-20 制定日, 2002-06-20 改正日, 2007-09-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS X 3001-2:2002 PDF [22]
X 3001-2 : 2002 (ISO/IEC 1539-2 : 2000)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人情報処理
学会情報規格調査会(IPSJ・ITSCJ)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS X 3001-2 : 1998は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 1539-2 : 2000,Information
Technology―Programming languages―Fortran―Part2 : Varying length character stringsを基礎として用いた。
JIS X 3001-2 : 2002には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)モジュールISOVARYINGSTRING
附属書B(参考)例示
JIS X 3001には,次に示す部編成がある。
JIS X 3001-1 第1部 : 基底言語
JIS X 3001-2 第2部 : 可変長文字列
JIS X 3001-3 第3部 : 条件付き翻訳
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――――― [JIS X 3001-2 pdf 1] ―――――
X 3001-2 : 2002 (ISO/IEC 1539-2 : 2000)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[2]
- 3. 要求事項・・・・[2]
- 3.1 モジュールの名前・・・・[2]
- 3.2 型・・・・[2]
- 3.3 組込み演算子の意味の拡張・・・・[3]
- 3.4 総称組込み手続の意味の拡張・・・・[4]
- 3.5 型変換の総称手続・・・・[8]
- 3.6 入出力の総称手続・・・・[9]
- 3.7 部分列操作用の総称手続・・・・[10]
- 附属書A(参考)モジュールISOVARYINGSTRING 14附属書B(参考)例示・・・・[15]
- 解説・・・・[21]
(pdf 一覧ページ番号 1)
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――――― [JIS X 3001-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 3001-2 : 2002
(ISO/IEC 1539-2 : 2000)
プログラム言語Fortran―第2部 : 可変長文字列
Information technology―Programming languages―Fortran― Part 2 : Varying length character strings
序文
この規格は,2000年に第1版として発行されたISO/IEC 1539-2 : 2000,Information technology―
Programming languages―Fortran―Part 2 : Varying length character stringsを翻訳し,技術的内容及び規格票の
様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
JIS X 3001-2は,複数の部からなるFortranの規格の第2部である。この規格(第2部 : 可変長文字列)
は,長さが任意であって動的に可変な文字列の操作方法を提供するモジュールの引用仕様及び意味を規定
する。Fortran 95(JIS X 3001-1 : 1998)によるこの規格に合致したモジュールの実装例を,附属書Aに示す。
ただし,その実装例は,この規格の実現可能性と可搬性を示すことだけを目的としている。この附属書に
ある実際のプログラムは,実装の方法を規定するわけではなく,可搬な実装として最適なものであること
を意味するわけでもない。それは,可搬な実装が実現可能であることを端的に示したものにすぎない。
1. 適用範囲
この規格は,Fortranで用いられる,動的に可変な長さをもつ文字列の操作方法を規定する。
この規格は,非公式にFortran 95として知られるFortranについての付帯規格とする。ここでいうFortran
の日本工業規格(日本産業規格)は,次のものとする。
JIS X 3001-1 : 1998 プログラム言語Fortran―第1部 : 基底言語
JIS X 3001-2 : 1998の規格に合致するプログラムは,この規格にも合致する。
備考 この規格(第2部)の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 1539-2 : 2000,Information technology―Programming languages―Fortran―Part 2 : Varying
length character strings (IDT)
この規格は,Fortran 95で規定された組込み手続への追加を規定するという点で,それに対する付帯規格
になっている。Fortran 95の規格に合致する処理系は,この規格に合致しなくてもよい。しかし,この規格
に合致するためにはFortran 95の規格に合致しなければならない。
この規格は,次の四つを規定する : 一つのFortranモジュールの名前,可変長文字列を表現する一つの構
造型の名前,その構造型を操作する手続及び演算子の引用仕様,並びにこのモジュールによって利用可能
となる言語要素それぞれの意味。
この規格は,実装の詳細を規定しない。すなわち,構造型データの表現方法も規定しないし,手続又は
演算子の実装に用いるアルゴリズムも規定しない。どのような表現及びアルゴリズムを用いても,公開さ
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2
X 3001-2 : 2002 (ISO/IEC 1539-2 : 2000)
れた名前及び引用仕様がこの規格に合致し,かつ意味がこの規格及びJIS X 3001-1 : 1998に合致する限り,
その実装はこの規格に合致している。
備考 この規格を実装していなくてもFortran 95 の規格自体に合致した処理系とすることは可能であ
るが,もし可変長文字列を取り扱う機構を実装するときには,この規格に合致した方法をとる
ことが推奨される。
この規格に合致した処理系は,この規格及びJIS X 3001-1 : 1998に矛盾しない範囲で,可変長文字列を
取り扱う機構を拡張してもよい。
規格に合致したFortranで書かれたモジュールを,附属書Aに示す。このモジュールは,この規格に記
述された機構を提供する一つの方法を例示している。このモジュールは,この規格の要求に合致していて,
規格に合致したFortranで書かれているので,要求する機構の可搬な実装を提供している。このモジュール
は,参照の目的のためだけに示されているのであって,実装を制約することは一切目的としていない。こ
のモジュールは,規格に合致し,したがって可搬なFortranによる実装が少なくとも一つ可能であることを
示すにすぎない。
この規格は,長さが動的に可変な文字列を取り扱う機構を,基本種別についてだけ規定している。この
規格を通して,組込み型CHARACTERは,すべて基本種別の文字型を指す。基本種別でない文字型につ
いても,同様の機構を各文字種別に対する別のモジュールによって定義することが可能であろう。
この規格は,組込みの固定長文字列に対して提供されている機構を,意味がある限りにおいて可変長文
字列に対しても提供するように設計したものである。固定長文字列に適用される組込み演算子及び関数の
すべては,この規格で規定する可変長文字列に対して拡張された意味をもつ。同時に,組込み型と可変長
文字列型の構造体との本質的な相違によって必要となる少数の機構も追加してある。
2. 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構
成する。これらの引用規格のうちで,発効年又は発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補は適用しない。しかし,この規格を利用する
場合は,最新版を採用する可能性を検討するように推奨する。
JIS X 3001-1 : 1998 プログラム言語Fortran―第1部 : 基底言語
備考 ISO/IEC 1539-1 : 1997,Information technology―Programming languages―Fortran―Part 1 : Base
languageが,この引用規格と一致している。
ISO/IEC 646 : 1991 Information technology―ISO 7-bit coded character set for information interchange
参考 JIS X 0201 : 1997(7 ビット及び8 ビットの情報交換用符号化文字集合)が,この引用規格と
整合している。異なる2文字は,“\”及び“~”である。
3. 要求事項
3.1 モジュールの名前
このモジュールの名前は,次による。
ISOVARYINGSTRING
プログラムは,次の形のUSE文を書くことによって,この規格で規定する機能を参照できるようになる。
USE ISOVARYINGSTRING
3.2 型
この型(可変長文字列型)の名前は,次による。
VARYINGSTRING
この型の言語要素が表現する値は,基本種別の文字からなる文字列とする。この文字列は,負でない任
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X 3001-2 : 2002 (ISO/IEC 1539-2 : 2000)
意の長さであってよく,その長さは,プログラムの実行中に動的に変えることができる。処理系は,処理
系の大きさ及び処理できるプログラムの複雑さによる制限以外によって,長さの上限を設けてはならない。
文字列を構成する文字は,1,2,. . . ,Nの位置をもつ。ここでNは,文字列の長さとする。この型の内
部構造は,この規格で規定するモジュールの非公開要素とする。
3.3 組込み演算子の意味の拡張
次の組込み演算子の意味を,可変長文字列型及び文字型の演算対象の
あらゆる組合せを扱うことができるように拡張する。
代入 =
連結 //
比較 ==,/=,<,<=,>=,>
備考 これらと等価な関係演算子であるEQ.,.NE.,.LT.,.LE.,.GE.及び.GT.についても,同様
に意味を拡張する。
3.3.1 代入 要素別処理代入は,次の形による。
変数=式
変数及び式の型の組合せは,次のいずれかとする。
可変長文字列型 及び 可変長文字列型
可変長文字列型 及び 文字型
文字型 及び 可変長文字列型
機能 変数の値を,式の値である文字列にする。次の二つの場合がある。
場合1 : 変数が可変長文字列型である場合,変数の長さは,式の長さに等しくなる。
場合2 : 変数が文字型である場合,Fortranの文字変数への組込み代入の規則を適用する。すなわち,式
の長さが文字変数の長さより大きければ文字列の左側部分だけが代入され,文字変数の長さが
式の長さより大きければ式の値の右側に空白が補われる。
3.3.2 連結 要素別処理連結は,次の形による。
列1//列2
列1及び列2の型の組合せは,次のいずれかとする。
可変長文字列型 及び 可変長文字列型
可変長文字列型 及び 文字型
文字型 及び 可変長文字列型
この演算によって演算対象の値が変更されることはない。
結果の特性 可変長文字列型とする。
結果の値 結果の値は,列1と列2をこの順序で連結した,新しい文字列とする。
3.3.3 比較 要素別処理比較は,次の形による。
列1==列2
列1/=列2
列1<列2
列1<=列2
列1>列2
列1>=列2
列1及び列2の型の組合せは,次のいずれかとする。
可変長文字列型 及び 可変長文字列型
JIS規格票(解説を含む。)は,著作権法により保護されています。無断での引用,転載等は禁止されております。
――――― [JIS X 3001-2 pdf 5] ―――――
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JIS X 3001-2:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 1539-2:2000(IDT)
JIS X 3001-2:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.060 : 情報技術に使用される言語
JIS X 3001-2:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称