この規格ページの目次
JIS X 5003:1987 規格概要
この規格 X5003は、開放型システム間相互接続の基本参照モデルについて規定。
JISX5003 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X5003
- 規格名称
- 開放型システム間相互接続の基本参照モデル
- 規格名称英語訳
- Open Systems Interconnection -- Basic reference model
- 制定年月日
- 1985年12月27日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 7498:1984(MOD), ISO 7498:1984/ADDENDUM 1(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 35.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1985-12-27 制定日, 1987-03-01被移行日, 1987-09-01 改正日, 1993-10-15 確認日, 1998-12-20 確認日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS X 5003:1987 PDF [83]
X5003-1987X 5003-1987X5003-1987
pdf 目次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 用語の意味・・・・[1]
- 3. 記法・・・・[1]
- 4. OSIの環境とそのモデル化 (1)・・・・[1]
- 4.1 用語の意味・・・・[1]
- 4.2 OSIの環境・・・・[2]
- 4.3 OSI環境のモデル化・・・・[3]
- 5.1 この箇条の構成と基本要素・・・・[4]
- 5.2 階層化の原則・・・・[4]
- 5.3 同位エンティティ間の通信・・・・[8]
- 5.4 識別子・・・・[9]
- 5.5 サービスアクセス点の性質・・・・[12]
- 5.6 データ単位・・・・[12]
- 5.7 層動作の要素・・・・[14]
- 5.8 経路選択・・・・[21]
- 5.9 OSIの管理の側面・・・・[21]
- 6. 各OSI層の導入・・・・[23]
- 6.2 参照モデルの七つの層を定めるための原則・・・・[24]
- 6.3 属の説明・・・・[25]
- 7. OSIアーキテクチャの詳細・・・・[25]
- 7.1 応用層・・・・[25]
- 7.2 プレゼンテーション層・・・・[27]
- 7.3 セション層・・・・[29]
- 7.4 トランスポート層・・・・[33]
- 7.5 ネットワーク層・・・・[37]
- 7.6 データリンク層・・・・[42]
- 7.7 物理層・・・・[44]
- 附属書 開放型システム間相互接続の基本参照モデル コネクションレス型伝送・・・・[48]
- 1. 適用範囲・・・・[48]
- 2. 用語の意味・・・・[48]
- 2.1 既存の用語・・・・[48]
- 2.2 定義・・・・[48]
- 3. 記法・・・・[49]
- 4. OSIの環境とそのモデル化・・・・[49]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 5003 pdf 1] ―――――
X5003-1987X 5003-1987X5003-1987
pdf 目次
ページ
- 5. 階層化アーキテクチャの概念・・・・[49]
- 5.1 この箇条の構成と基本要素・・・・[4]
- 5.2 階層化の原則・・・・[4]
- 5.3 同位エンティティ間の通信・・・・[50]
- 5.4 識別子・・・・[51]
- 5.5 サービスアクセス点の性質・・・・[51]
- 5.6 データ単位・・・・[51]
- 5.7 層動作の要素・・・・[51]
- 5.8 経路選択・・・・[54]
- 5.9 OSIの管理の側面・・・・[54]
- 5.10 隣接する層の境界におけるサービスの関係・・・・[54]
- 6. 各OSI層の導入・・・・[57]
- 6.1 概要・・・・[57]
- 6.2 一般原則・・・・[57]
- 6.3 コネクション型とコネクションレス型サービスの組合せ・・・・[57]
- 7. OSIアーキテクチャの詳細・・・・[58]
- 7.1 応用層・・・・[58]
- 7.2 プレゼンテーション層・・・・[59]
- 7.3 セション層・・・・[59]
- 7.4 トランスポート層・・・・[59]
- 7.5 ネットワーク層・・・・[60]
- 7.6 データリンク層7.7 物理層・・・・[60]
- 附属書参考1 コネクションレス型伝送に関する規格・・・・[61]
- 附属書参考2 附属書の用語索引・・・・[63]
- 参考1 関連規格の層への位置付け・・・・[64]
- 1. 関連するJIS・・・・[64]
- 1.1 基本参照モデルの層に対応するJIS・・・・[64]
- 1.2 基本参照モデルに基づいて作成されたJIS・・・・[64]
- 2. 関連するISO規格・・・・[65]
- 2.1 基本参照モデルの層に対応する規格・・・・[65]
- 2.2 基本参照モデルに基づいて作成された規格・・・・[65]
- 3. 関連するCCITT勧告・・・・[70]
- 3.1 基本参照モデルの層に対応する勧告・・・・[70]
- 3.2 基本参照モデルに基づいて開発される勧告・・・・[72]
- 参考2 参照モデルにおけるLANの位置付け・・・・[73]
- 参考3 用語索引・・・・[74]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 5003 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X5003-1987
開放型システム間相互接続の基本参照モデル
Open Systems Interconnection−Basic Reference Model
1. 適用範囲
この規格は,開放型システム間相互接続(以下,OSIという。)の基本参照モデルを規定す
る。
この規格は,システムの相互接続を目的とする既存の規格及び今後制定する規格の相互調整に用いる枠
組みを定め,それらの規格の中で引用すべき事項を規定する。この規格は,OSIのためのサービスやプロ
トコルを規定するものではなく,システムへの実装のための仕様でもなく,また実装の適合性を検証する
ための基準でもない。
2. 用語の意味
用語の意味は,それぞれの箇条の最初で定義する。
参考 これらの用語及び主な技術用語の一覧を参考3に示す。
3. 記法
この規格の5.で層を定義する。隣接層を区別し,その関係を明確にする必要がある場合には,
次の記号を用いる。
層 特定の層
層 特定の層のすぐ上の層
層 特定の層のすぐ下の層
これらの記法は,層に関係する他の概念に対しても用いる。
例 :プロトコル, サービス
各層の名前は,6.で定義する。これらの層をその名前で参照する場合,, 及び
を層の名前で置き換える。
例 : トランスポートプロトコル,セションエンティティ,ネットワークサービス
4. OSIの環境とそのモデル化 (1)
注(1) ここで記述する一般的な原則は,6.及び7.でこれと矛盾する層特有の記述がない限り,すべての
層に適用する。
4.1 用語の意味
用語の意味は,次のとおりとする。
情報処理と情報転送の両方又は一方を実行でき,独立した統一体を構成す
(1) 実システム [real system]
る要素の集合であって,その要素には,電子計算機,関連ソフトウェア,周辺装置,端末,操作員,
物理的なプロセス,情報転送手段などがある。
(2) 実開放型システム [real open system] 他の実システムとの通信においてOSI規格の要求条件に従う
実システム。
(3) 開放型システム [open system] 実開放型システムのうちOSIに関係する側面を表現したもの。
――――― [JIS X 5003 pdf 3] ―――――
2
X5003-1987X 5003-1987X5003-1987
特定の応用のための情報処理を実行する実開放型システム内の
(4) 応用プロセス [application-process]
要素。
4.2 OSIの環境
OSIの概念では,実システムは,電子計算機,関連ソフトウェア,周辺装置,端末,
操作員,物理的なプロセス,情報転送手段などから成る集合であって,情報処理と情報伝送の両方又は一
方を実行でき,独立した統一体を構成する。
対応国際規格: ISO 74980 pen systems interconnection−Basic reference model
ISO 7498/AD1 Open systems interconnection−Basic reference model Addendum 1: Connectionless−Mode
Transmission
応用プロセスは,特定の応用のための情報処理を実行する実開放型システム内の要素である。
応用プロセスという用語は,人手によるプロセス,電子計算機によるプロセス,物理的なプロセスなど
を表す。
応用プロセスの例には,次の各種がある。
例1: 銀行端末を操作する人間は,人手による応用プロセスである。
例2: 電子計算機センタで動作し,遠隔のデータベースにアクセスするFORTRANプログラムは,電子
計算機による応用プロセスである。遠隔にあるデータベース管理システムのサーバも,応用プロセスであ
る。
例3: 産業機械に取り付けられ,プラント制御システムと結合された専用電子計算機で動作するプロセ
ス制御プログラムは,物理的な応用プロセスである。
OSIは,開放型システム間の情報交換に関与し,個々の実開放型システムの内部の機能には関与しない。
図1に示すように,OSIのための物理媒体 (2) は,開放型システム間の情報転送手段を提供する。OSI
は,システムの相互接続だけに関与する。相互接続に関係しない他のすべての側面は,OSIの範囲外とす
る。OSIは,システム間の情報転送,すなわち,伝送だけでなく,一つの仕事を分散して実行するための
相互動作能力にも関与する。すなわちOSIは,システム間の協同動作 (3) の相互接続に関する側面に関与
する。“システム間相互接続”という表現は,この意味で用いる。
OSIの目的は,実開放型システムが協同動作を行えるようにするための一連の規格を制定することであ
る。他のシステムとの協同動作においてOSI規格の要求条件に従うシステムを“実開放型システム”と呼
ぶ。
注(2) 現時点では,電気通信媒体だけを対象としている。その他の相互接続媒体の使用は,将来の検
討項目である。
(3) 開放型システム間の協同動作は,広範囲にわたる。それらには次のものがある。<1lvc>
(a) プロセス間の通信 OSI応用プロセス間の情報の交換及び同期にかかわる動作。
(b) データ表現 開放型システム間で交換するデータを再構成するためのデータ変換及びデータ記述の
生成・維持のすべてにかかわる動作。
(c) データの記憶 記憶媒体及びその媒体に格納されたデータへのアクセスを管理・提供するためのフ
ァイルシステム及びデータベースシステムにかかわる動作。
(d) プロセス及び資源の管理 OSI応用プロセスを宣言,起動,制御するための手段,及びOSI応用プ
ロセスがOSI資源を取得するための手段にかかわる動作。
(e) 安全保護及び完全性 開放型システムが稼働している間,維持又は確保されなければならない情報
処理の制約にかかわる動作。
(f) プログラム支援 OSI応用プロセスが実行するプログラムの定義,コンパイル,リンケージ,試験,
――――― [JIS X 5003 pdf 4] ―――――
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X 5003-1987X5003-1987
格納,転送及びアクセスにかかわる動作。
図1 物理媒体によって接続された開放型システム
これらの動作には,相互接続された開放型システム間での情報交換が必要なものもあり,そ
れらの相互接続の側面は,OSIに関係する。
この規格は,OSI規格の開発の初期に必須の,OSIからみた動作要素を網羅したものである。
4.3 OSI環境のモデル化
OSI規格の開発においては,抽象的なモデルが有効である。相互接続された
実開放型システムの外部からみた動きを規定するために,実開放型システムを機能的に同等な抽象的なモ
デル,すなわち,開放型システムに置き換える。厳密には,これらの開放型システムの相互接続の側面だ
けが,規定すべき事項である。しかし,このことを達成するためには,開放型システムの内部及び外部の
両方からみた動きを記述する必要がある。開放型システムの外部からみた動きだけが,実開放型システム
の動作に関する規格としての意味をもつ。開放型システムの内部の動きをもこの規格で記述するのは,相
互接続の観点からみた定義を分かりやすくするためである。外部からみて開放型システムと同じように動
作する実システムは,すべて実開放型システムである。
抽象的なモデル化は,次の2段階で行う。
第一に,開放型システムの基本要素,及びその構成と機能に関する幾つかの重要な事項を定める。これ
らが,この規格で定めるOSIの参照モデルの内容である。
次に,参照モデルで形作る枠組みの中で,開放型システムの機能を詳細にかつ厳密に記述する。これら
は,OSIのサービス及びプロトコルであり,他の規格で規定する。
参照モデルそれ自体は,開放型システムの詳細かつ厳密な機能を規定するものではない。したがって,
実開放型システムの外部からみた動きを規定するものではなく,また,実開放型システムの実装のための
構造を示すものでもない。
開放型システムの記述において導入する概念は,実システムでよく現れる概念によく似ているが,抽象
概念であり,したがって,実開放型システムを参照モデルの記述のとおりに実装する必要はないことに注
意する必要がある。
この規格では,実システム及び応用プロセスについてOSI環境内に存在する側面だけを規定する。これ
らの相互接続を図2に示す。
――――― [JIS X 5003 pdf 5] ―――――
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JIS X 5003:1987の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 7498:1984(MOD)
- ISO 7498:1984/ADDENDUM 1(MOD)
JIS X 5003:1987の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.100 : 開放型システム間相互接続(OSI) > 35.100.01 : 開放型システム間相互接続一般