JIS X 6301:2005 識別カード-物理的特性

JIS X 6301:2005 規格概要

この規格 X6301は、カードの材質,構成,特性,寸法など,識別カードの物理的特性について規定。

JISX6301 規格全文情報

規格番号
JIS X6301 
規格名称
識別カード-物理的特性
規格名称英語訳
Identification cards -- Physical characteristics
制定年月日
1979年12月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 7810:2003(IDT)
国際規格分類

ICS

35.240.15
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
情報記録媒体 2020
改訂:履歴
1979-12-01 制定日, 1985-02-01 確認日, 1987-03-01被移行日, 1990-12-01 確認日, 1996-03-01 確認日, 1998-03-20 改正日, 2005-03-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 6301:2005 PDF [11]
                                                                 X 6301 : 2005 (ISO/IEC 7810 : 2003)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人ビジネス
機械・情報システム産業協会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS X 6301:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 7810:2003,Identification cards
−Physical characteristicsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開
後の実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標
準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公
開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 6301には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 耐熱性試験方法
附属書B(参考) ID-1カードに含まれたID-000カード

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 6301 pdf 1] ―――――

X 6301 : 2005 (ISO/IEC 7810 : 2003)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 適合性・・・・[1]
  •  3. 引用規格・・・・[1]
  •  4. 定義・・・・[2]
  •  5. カードの形及びその外形寸法・・・・[2]
  •  5.1 カードの外形寸法・・・・[2]
  •  6. カードの構造・・・・[3]
  •  7. カードの材質・・・・[4]
  •  8. カード特性・・・・[4]
  •  8.1 静的曲げ強さ・・・・[4]
  •  8.2 可燃性・・・・[4]
  •  8.3 毒性・・・・[4]
  •  8.4 耐薬品性・・・・[4]
  •  8.5 温度及び湿度に対するカードの寸法安定性及び反り・・・・[4]
  •  8.6 光・・・・[4]
  •  8.7 耐久性・・・・[4]
  •  8.8 層間はく離・・・・[4]
  •  8.9 接着性又は粘着性・・・・[4]
  •  8.10 ID-1カードの不透過度・・・・[5]
  •  8.11 カード全体の反り・・・・[5]
  •  8.12 耐熱性・・・・[5]
  •  8.13 表面歪曲・・・・[5]
  •  8.14 カード構成要素の汚染及び相互作用・・・・[5]
  •  附属書A(規定) 耐熱性試験方法・・・・[6]
  •  附属書B(参考) ID-1カードに含まれたID-000カード・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 6301 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6301 : 2005
(ISO/IEC 7810 : 2003)

識別カード−物理的特性

Identification cards-Physical characteristics

序文

 この規格は,2003年に第3版として発行されたISO/IEC 7810, Identification cards―Physical
characteristicsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,カードの材質,構成,特性,寸法など,識別カード(以下,IDカード又は単
にカードという。)の物理的特性について規定する。この規格は,この規格の定義及び国際交換用カード
の用途で定義されるIDカードの特性について規定した一連の規格の一つである。
この規格で規定するパラメタに対する供試カードなどの試験方法は,JIS X 6305-1で規定している。
この規格は,IDカードが満たすべき物理的特性にかかる要求事項について規定する。それは,人的要素
及び機器的要素の双方を勘案した上での最低限の要求事項である。カードが満たすべき基準を示すことが,
この一連の規格の目的である。使用したことのあるカードの場合は,試験に先立ってカードがどの程度使
われた後であるかについて,この規格では考慮しない。規格の基準に不適合の場合は,関係する組織と協
議することが望ましい。
備考1. この規格のほかに薄形カードの国際規格がある。薄形カードはこの規格の適用範囲外である。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 7810:2003,Identification cards―Physical characteristics (IDT)

2. 適合性

 IDカードは,この規格で規定するすべての要求事項を満足するときに,この規格に適合する。
もし,規定されていない値がある場合には,既定値を適用する。

3. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・
追補には適用しない。
JIS X 6302-1:2005 識別カード−記録技術−第1部 : エンボス
備考 ISO/IEC 7811-1:2002,Identification cards―Recording technique―Part 1:Embossingが,この規
格と一致している。
参考 この規格は,原規格(ISO/IEC 7810:2003)の引用規格で記載されていないが,原規格でも
8.13で引用している。
JIS X 6305-1:2003 識別カードの試験方法−第1部 : 一般的特性の試験

――――― [JIS X 6301 pdf 3] ―――――

2
X 6301 : 2005 (ISO/IEC 7810 : 2003)
備考 ISO/IEC 10373-1:1998 Identification cards―Test methods―Part 1:General characteristics testsが,
この規格と一致している。
参考 ID-000カードの寸法は,EN(European Standards) 1375-1, Identification card systems―Intersector
integrated circuit(s) ard additional formats―Part 1 : ID-000 card size and physical characteristicsに
よって最初に規定された。

4. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
4.1 IDカード (identification card) カードを使用するに当たって,取引処理のために必要な入力データ
を記録することが可能な,カードの保有者及び発行者を識別するカード。
4.2 署名部領域 (signature panel) カード保有者の署名ができるように表面加工を施した部分。
4.3 反り (warpage) カード平面性におけるゆがみ。カードが平面から逸脱している度合をいう。
4.4 通常の使用 (normal use) カード技術及び個人情報の記録媒体に適したカードリーダライタ側の処
理を含むIDカード (4.1参照) としての使用。
4.5 ID-1 公称値が幅85.60 mm,高さ53.98 mm及び厚さ0.76 mmの寸法。
4.6 ID-2 公称値が幅105 mm,高さ74 mm及び厚さ0.76 mmの寸法。
4.7 ID-3 公称値が幅125 mm,高さ88 mm及び厚さ0.76 mmの寸法。
4.8 盛り上がり領域 (raised area) ホログラム,署名部領域,磁気ストライプ,写真,IC外部端子及びエ
ンボスのような幾つかの素材を付加した箇所でカード面が周囲より盛り上がっている領域。
4.9 未使用カード (unused card) 個人情報の記録又は試験作業に使用されていないが,使用目的のために
要求されたすべての構成要素を備えたカード。このカードは温度衝撃なしで,温度5 ℃30 ℃,湿度10 %
90 %の清浄な環境で,48時間以上日光に当てないように保管する。
4.10 返却カード (returned card) カード保有者に発行され,試験のために返却された後に4.9に規定した
環境に保管されたカード。
4.11 ID-000 公称値が,幅25 mm,高さ15 mm及び厚さ0.76 mmの寸法。

5. カードの形及びその外形寸法

5.1 カードの外形寸法

 次の寸法及び許容範囲は,温度23 ℃±3 ℃及び相対湿度40 %60 %の試験環
境による。
5.1.1 カードの寸法及び許容範囲 カードは,仕上られた状態で,四隅を除き,そのすべての端部が,図
1に示す最大高さ及び最大幅並びに最小高さ及び最小幅をもつ,中心と向きを同じにした二つの長方形の
間に入らなければならない。四隅は,図1に示す半径の丸みをつける。ID-000カードの一つの角は,図1
に示すような斜角をもつものとする。丸みを付けた角と直線の端辺とのつながりがずれてはならない。こ
こに示すカードの厚さは,盛り上がり領域を除く部分にだけ適用する。

――――― [JIS X 6301 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
X 6301 : 2005 (ISO/IEC 7810 : 2003)
単位 mm
a(幅) b(高さ) c(角の丸み) d(厚さ)
最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小
ID-000 未使用カード 25.10 24.90 15.10 14.90 1.1 0.9 0.84 0.68
ID-1 未使用カード 85.72 85.47 54.03 53.92 3.48 2.88 0.84 0.68
ID-1 返却カード 85.90 85.47 54.18 53.92 3.48 2.88 0.84 0.68
ID-2 未使用カード 105.2 104.8 74.2 73.8 5 3 0.84 0.68
ID-2 返却カード 105.3 104.8 74.3 73.7 5 3 0.84 0.68
ID-3 未使用カード 125.2 124.8 88.2 87.8 5 3 0.84 0.68
ID-3 返却カード 125.3 124.8 88.3 87.7 5 3 0.84 0.68
図1 カードの寸法
備考 カードのおもて面の定義は,カードに付加する技術に依存する。例えば,外部端子付きICカ
ードの外部端子又はエンボスは,常におもて面に位置し,磁気ストライプは,常に裏面に位置
する。すべてのカード技術が,カードのおもて面の定義を必要とするとは限らないことに注意
すべきである。
参考 この許容範囲は,非プラスチック材質には,適していない場合もある。
5.1.2 カードの端部 カードの面に対して直角をなす端部のばりは,カードの表面から0.08 mmを超え
てはならない。

6. カードの構造

 カード基板は,単層,積層,又は張り合わせた構造で作製する。

――――― [JIS X 6301 pdf 5] ―――――

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JIS X 6301:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 7810:2003(IDT)

JIS X 6301:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6301:2005の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称