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JIS X 6940:2011 規格概要
この規格 X6940は、様々な事務用アプリケーションソフトウェア及び印刷ジョブにおけるプリンタ及び複合機の印刷生産性の測定方法を規定。
JISX6940 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X6940
- 規格名称
- 情報技術―事務機器―プリンタ及び複合機の印刷生産性測定方法
- 規格名称英語訳
- Information technology -- Office equipment -- Method for measuring digital printing productivity
- 制定年月日
- 2011年6月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 24734:2009(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 37.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2011-06-20 制定日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS X 6940:2011 PDF [47]
X 6940 : 2011 (ISO/IEC 24734 : 2009)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[2]
- 3 試験要素及び条件・・・・[5]
- 3.1 試験プラットフォーム・・・・[5]
- 3.2 試験プラットフォームの設定手順・・・・[5]
- 3.3 印刷装置立ち上げ・・・・[6]
- 3.4 印刷装置の接続・・・・[7]
- 3.5 印刷装置の状態・・・・[7]
- 3.6 試験回数・・・・[8]
- 3.7 用紙・・・・[8]
- 3.8 保守・・・・[8]
- 3.9 試験用ファイル,試験用ファイル一式及びアプリケーションソフトウェア・・・・[8]
- 3.10 環境・・・・[9]
- 3.11 電圧・・・・[9]
- 4 試験方法・・・・[9]
- 4.1 測定手順・・・・[9]
- 4.2 試験方法の工程・・・・[13]
- 4.3 分野別試験・・・・[14]
- 4.4 付加機能性能試験・・・・[18]
- 4.5 任意の特殊試験・・・・[19]
- 5 データの計算及びデータの扱い・・・・[19]
- 5.1 分野別試験・・・・[20]
- 5.2 付加機能性能試験・・・・[21]
- 6 結果の表示・・・・[22]
- 6.1 分野別試験・・・・[22]
- 6.2 付加機能性能試験・・・・[26]
- 附属書A(規定)印刷生産性測定に影響を及ぼす可能性のある試験プラットフォームのシステム要素・・・・[28]
- 附属書B(規定)試験用ファイル一式・・・・[32]
- 附属書C(参考)報告の表示・・・・[38]
- 附属書D(参考)印刷装置情報及び試験設定の記録例・・・・[42]
- 附属書E(参考)詳細報告の例・・・・[43]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 6940 pdf 1] ―――――
X 6940 : 2011 (ISO/IEC 24734 : 2009)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協
会(JBMIA),社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標
準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業
大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 6940 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 6940 : 2011
(ISO/IEC 24734 : 2009)
情報技術−事務機器−プリンタ及び複合機の印刷生産性測定方法
Information technology-Office equipment-Method for measuring digital printing productivity
序文
この規格は,2009年に第1版として発行されたISO/IEC 24734を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格の編集上の修正を行った事項である。
1 適用範囲
この規格は,様々な事務用アプリケーションソフトウェア及び印刷ジョブにおけるプリンタ及び複合機
の印刷生産性の測定方法を規定する。この規格は,印刷技術(例えば,インクジェット方式又は電子写真
方式)にかかわらず,ディジタル入力が可能な印刷装置,すなわち,プリンタ及び複合機に適用できる。
それらの印刷装置は,一連の給紙装置及び後処理の付加装置を備えるものであってもよく,コンピュータ
システムとの接続は,直接でもネットワーク経由でも構わない。また,この規格は,カラーの印刷装置だ
けでなくモノクロの印刷装置にも適用可能であり,試験条件を同一にすれば,異なる装置の生産性を比較
することができる。この規格は,印刷生産性を測定するための試験用ファイル,試験の準備手順,試験の
実行手順及び報告に関する要求事項を含む。
この規格は,A4サイズ若しくはレターサイズ(215.9 mm×279.4 mm,8.5インチ×11インチ)(以下,
レターサイズという。)の用紙への印刷ができない装置,又は複数部の印刷を丁合出力できない装置には適
用しない。
この規格は,製造業者の公称印刷速度の置き換えを意図しない。
プリンタ及び複合機の印刷生産性は,その装置以外の要因にも依存する。これらの要因としては,コン
ピュータの製造業者及び型式,プロセッサの型及び速度,RAM及びハードディスクの記憶容量及び速度,
ドライバソフトウェア,使用されるアプリケーションソフトウェアのバージョン,オペレーティングシス
テム,コンピュータから印刷装置までの通信経路の方式及び速度,などが含まれる。このため,この規格
を用いて印刷生産性を正確に比較するためには,同一のコンピュータシステム(ハードウェア及びソフト
ウェア)を用いる。全ての印刷生産性の測定において,コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの
基本的な仕様情報を印刷生産性測定結果とともに記録する。
注記1 印刷装置を用いて一定時間内に生産できる印刷の枚数に対し影響を与える要因は他にもある。
それらには,ある種の印刷装置にとっての典型的なジョブ構成,システムの信頼性,サービ
スコールによる停止時間,装置の使いやすさ,印刷中の用紙補充又は用紙除去,定期点検,
印刷装置及びネットワークの他の使用者との同時使用などが含まれる。それらの項目につい
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2
X 6940 : 2011 (ISO/IEC 24734 : 2009)
ては,この規格の適用範囲及び測定方法では考慮していない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 24734:2009,Information technology−Office equipment−Method for measuring digital
printing productivity(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
分野別試験(category test)
分野ごとに分けた2種類の試験。事務分野試験は,事務用の典型的アプリケーションソフトウェアを用
いて第1部印刷時間(2.9参照),実効印刷速度(2.5参照)及び推定最大印刷速度(2.6参照)を試験し,
報告するのに用いる。広告及びグラフィック分野(宣伝広告,商業美術,グラフィックデザインなど。以
下,広告分野という。)試験は,より複雑で,印刷面積が広く,写真,階調表現,組込み要素(図,絵,文
字など)のような画像及び図表の占める割合が多いアプリケーションソフトウェアとファイルとを用いて,
第1部印刷時間,実効印刷速度及び推定最大印刷速度を試験し報告するのに用いる。
2.2
丁合(collation)
電子文書の印刷物を原稿のページ順序で,例えば1234,1234,1234などの順で繰り返して複数部の印刷
物を生産する印刷装置の能力。これは,適切なソフトウェア又はハードウェア後処理装置によって達成す
ることができる。
2.3
標準プリンタドライバ(default driver)
製造業者の設置手順に従って自動選択される印刷装置のドライバ。
2.4
両面印刷(duplex printing)
用紙の両面に印刷する行為。
注記 (対応国際規格では,英語特有の用語を記載しているがこの規格では不要であり,削除した。)
2.5
実効印刷速度,EFTP(effective throughput,EFTP)
印刷指示から最終部の最終ページが完全に排出されるまでの時間で,出力された全ページ数を除して求
めた印刷速度。1分間当たりの画像面数(ipm: images per minute)で表す。
注記 実効印刷速度は,印刷単位の印刷時間だけでなく,印刷指示から印刷開始までの処理時間が影
響することがある。
2.6
推定最大印刷速度,ESAT(estimated saturated throughput,ESAT)
第1部の最終ページを完全に排出した時点から,最終部の最終ページを完全に排出するまでにわたって
測定した,装置がページを生産する速度。1分間当たりの画像面数(ipm: images per minute)で表す。
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X 6940 : 2011 (ISO/IEC 24734 : 2009)
2.7
付加機能性能率(feature performance percentage)
様々な印刷及び後処理の付加仕様を付加した場合の印刷性能(例えば,第1部印刷時間及び推定最大印
刷速度)の,対象の付加仕様を付加しない印刷性能に対する比率。
2.8
付加機能性能試験(feature performance test)
様々な印刷及び後処理の付加仕様を付加した場合の生産性の変化を評価するのに用いる選択的試験。
注記 付加機能性能試験の試験用ファイルは,印刷システムのデフォルト設定で試験して基本データ
を出し,その後に選択する付加機能(例えば,ステープル機能)を追加して試験し,比較する。
2.9
第1部印刷時間,FSOT(first set out time,FSOT)
印刷指令から第1部の最終ページを完全に排出するまでの秒数。
2.10
詳細報告(full detailed report)
装置のセットアップ環境及び測定結果を含む情報の表示。
2.11
全体報告(full report)
分野別試験又は付加機能性能試験で試験された各々のファイルの第1部印刷時間,推定最大印刷速度及
び実効印刷速度の計測値だけではなく,第1部印刷時間,推定最大印刷速度及び実効印刷速度の平均値も
含んだ計算結果の表示。
2.12
ホストベースコントローラ(host-based controller)
ページ記述言語翻訳部及びラスタイメージプロセッサがホストコンピュータに存在する印刷装置のコン
トローラの方式。ホストベースコントローラを備えた印刷装置では,ホストコンピュータに存在するこれ
らの処理部によってページ記述言語をラスタビットマップのような簡単化されたフォーマットに変換し,
印刷装置に送付することで印刷を行う。
注記 この方式のコントローラは,ほとんどのデータと画像の処理とをホストコンピュータ側で行う。
印刷生産性は,ホストコンピュータ,データ転送部及び印刷装置から構成されるシステム全体
に依存する。
2.13
初期設置状態(initial installation state)
オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアを設置した後であって,試験する印刷装
置用のプリンタドライバのような固有ソフトウェアを設置する前の試験動作環境の状態。
2.14
入力画像面数(input image equivalent)
印刷する電子原稿入力画像面数。印刷した印刷物の枚数とは独立の数値である。
注記 入力画像面数は,元になる試験用ファイルの画像面数に等価の数値である。例として,A4サイ
ズの入力画像2ページを,片面印刷モードで片面A3ページに印刷する場合,このA3ページの
印刷出力は,A4入力画像2ページに等価である。他の例として,試験用ファイルのA4サイズ
画像4ページを,片面の4枚割り付けモードで1枚のA4ページの片面に縮小印刷する場合,
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JIS X 6940:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 24734:2009(IDT)