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JIS X 7105:2001 規格概要
この規格 X7105は、ISO/TC211が関与する種々の地理情報規格を基とした日本工業規格への適合を宣言するために必要な試験及び基準のための枠組み,概念,並びに方法論を規定。抽象試験項目群(ATS)を規定する枠組み及び適合性試験中に従わなければならない手続の枠組みを規定。
JISX7105 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X7105
- 規格名称
- 地理情報―適合性及び試験
- 規格名称英語訳
- Geographic information -- Conformance and testing
- 制定年月日
- 2001年8月25日
- 最新改正日
- 2016年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 19105:2000(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.70
- 主務大臣
- 経済産業,国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2001-08-25 制定日, 2007-09-25 確認日, 2011-10-25 確認日, 2016-10-25 確認
- ページ
- JIS X 7105:2001 PDF [21]
X 7105 : 2001 (ISO 19105 : 2000)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本測量調査技術協会 (APA) から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣・国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 19105 : 2000 (Geographic information
−Conformance and testing) を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣・国土交通大臣及び日本
工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願
公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 7105には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 適合性の箇条
附属書B(参考) 支持組織
附属書C(参考) 参考文献
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――――― [JIS X 7105 pdf 1] ―――――
X 7105 : 2001 (ISO 19105 : 2000)
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 適合性・・・・[2]
- 2.1 適合性要件・・・・[2]
- 2.2 抽象試験項目群・・・・[2]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 略号・・・・[4]
- 5. 適合性の一般的枠組み・・・・[4]
- 5.1 一般・・・・[4]
- 5.2 適合性の箇条・・・・[4]
- 5.3 適合性要件・・・・[4]
- 5.4 実装適合性宣言・・・・[5]
- 5.5 適合実装・・・・[5]
- 6. 適合性試験の方法論・・・・[5]
- 6.1 一般・・・・[5]
- 6.2 適合性試験の種類・・・・[5]
- 6.3 試験用実装補助情報・・・・[6]
- 6.4 適合性評価・・・・[6]
- 6.5 適合性評価過程に必要な性質・・・・[8]
- 7. 試験方法・・・・[9]
- 7.1 一般・・・・[9]
- 7.2 適合性試験のための手法・・・・[9]
- 7.3 適合性試験のための地理情報の領域・・・・[10]
- 8. 抽象試験項目群及び実行可能試験項目群・・・・[10]
- 8.1 一般・・・・[10]
- 8.2 試験目的・・・・[11]
- 8.3 抽象試験項目・・・・[11]
- 8.4 実行可能試験項目・・・・[11]
- 8.5 抽象試験項目と実行可能試験項目との関係・・・・[11]
- 附属書A(規定) 適合性の箇条・・・・[12]
- 附属書B(参考) 支持組織・・・・[16]
- 附属書C(参考) 参考文献・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 7105 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 7105 : 2001
(ISO 19105 : 2000)
地理情報−適合性及び試験
Geographic information−Conformance and testing
序文
この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 19105 (Geographic information−Conformance and
testing) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。この規
格は,ISO/TC211が関与する種々の地理情報規格を基とした日本工業規格(日本産業規格)(以下,地理情報規格群という。)
の一つである。地理情報規格群は,地球上の位置と直接的又は間接的に関連づけられたオブジェクト又は
現象に関する情報処理技術のための標準であり,河川,道路などに関する様々なデータを電子化し,各種
情報処理の高度化・効率化に適用される。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,ISO/TC211が関与する種々の地理情報規格を基とした日本工業規格(日本産業規格)(以下,
地理情報規格群という。)への適合を宣言するために必要な試験及び基準のための枠組み,概念,並びに方
法論を規定する。また,この規格は,抽象試験項目群(以下,ATSという。)を規定する枠組み及び適合
性試験中に従わなければならない手続の枠組みを規定する。データ,ソフトウェア製品,サービス,若し
くは,プロファイル又は実用標準を含む仕様に対して適合性を要求することができる。
参考 実用標準とは,複数の国で現在利用されている地理情報交換のための標準(ISO/TC211が関与
する種々の地理情報規格及びそれらを基とした規格を除く。)。詳細は,ISO 19120による。
地理情報規格群への適合を宣言するための試験方法及び適合性の基準を標準化することによって,これ
らの規格への適合性の検証ができるようになる。地理情報の利用者がデータ交換及びデータ共有を達成す
るためには,適合性を検証できることが重要となる。
この規格は,適合性試験の過程で種々の異なる段階に適用できる。これらの段階は,次に示す主要な活
動によって特徴づけられる。
a) 地理情報規格群におけるATSの定義。
b) 地理情報規格群における試験方法の定義。
c) 特定の依頼者のために試験機関で行われる適合性評価過程。最終成果は,適合性試験報告書。
この規格は,地理情報規格群のための適合性試験において従わなければならない要件を規定するととも
に,その手続のための指針を与える。この規格は,次の目的を満足するために必要な情報だけを含む。
a) 適合性の指針となるように,適切な水準の試験の信頼性を確保する。
b) 異なる場所で異なるときに行われた同じ試験の結果が,相互に比較できるようにする。
c) )及びb)に示す諸活動に責任をもつ機関間の連携を容易にする。
この規格は,認証の枠組み(適合性試験における管理運用上の手続)についての情報を附属書Bに示す。
次の事項は,この規格の適用範囲外とする。
a) 調達上及び契約上の要件に関する事項。
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X 7105 : 2001 (ISO 19105 : 2000)
b) 特定の応用又はシステムに固有の試験方法による試験。
c) 受入れ試験,性能試験及び頑健性試験。
この規格で定める枠組みは,実行可能試験項目群(以下,ETSという。)の概念を含む。ETSは,その
性質上標準化できない。したがって,ETSの標準化は,この規格の適用範囲外とする。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 19105 : 2000 Geographic information−Conformance and testing (IDT)
2. 適合性
2.1 適合性要件
この規格は,クラスA及びクラスBの二つの適合性クラスを定義する。クラスAは,
仕様(プロファイル及び実用標準を含む。)が全体として地理情報規格群に適合するかどうかを規定する。
クラスBは,この規格で定義する適合性の箇条に求められる要件を規定する。クラスAに加え,プロファ
イルのための更なる適合性要件は,ISO 19106による。
備考 適合性の箇条についての要件は,附属書Aで定義する。
2.2 抽象試験項目群
2.2.1 適合性クラスAのための試験項目
a) 試験目的 その仕様又はプロファイルが地理情報規格群に適合していることを検証する。
b) 試験方法 地理情報規格群への適合を宣言するすべての仕様(プロファイル及び実用標準を含む。)が,
適合性の箇条をもつかどうかを検査する。その適合性の箇条(附属書A参照)は,地理情報規格群の
いかなる規格とも矛盾してはならない。その適合性試験は,この規格の6.に従い実行されなければな
らない。その試験方法は,この規格の7.によっていなければならない。
c) 参照 JIS X 7105(地理情報−適合性及び試験)
d) 試験種類 機能試験
2.2.2 適合性クラスBのための試験項目
a) 試験目的 適合性の箇条が正しい形式で書かれているかどうかを検証する。
b) 試験方法 適合性の箇条がこの規格の附属書Aに従って書かれているかどうかを手動で検査する。
c) 参照 JIS X 7105 : 2001 附属書A
d) 試験種類 機能試験
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 抽象試験項目 (abstract test case)特定の要件のために作成された試験。
備考 抽象試験項目は,実行可能試験項目を導き出すための基礎として用いられる。抽象試験項目は,
一つ以上の試験目的を含む。抽象試験項目は,実装及び値の両方から独立している。観測可能
なすべての試験結果(試験中の一連の出力)に対して,あいまい性がなく試験判定を下すこと
ができるという意味で,抽象試験項目は,完全であることが望ましい。
3.2 抽象試験方法 (abstract test method)特定の試験手続から独立した実装の試験の方法。
3.3 関係する抽象試験項目の集合。
抽象試験モジュール (abstract test module)
備考 抽象試験モジュールは,階層的な方法で,入れ子になってもよい。
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X 7105 : 2001 (ISO 19105 : 2000)
3.4 抽象試験項目群,ATS (abstract test suite)満たされなければならないすべての要件を規定する抽象
試験モジュール。
備考 抽象試験項目群は,適合性の箇条において記述する。
3.5 受入試験 (acceptance testing) ある実装が利用者の受入基準を満たすかどうかを決定し,利用者が
それを受け入れるかどうかを判断するための試験。
備考1. 受入試験には,実装が利用者の要求を満たしていることを立証するための,種々の試験(機
能性試験,数量試験,性能試験など)の計画及び実行が含まれる。
2. 受入試験は,適合性試験の一部ではない。
3.6 基本試験 (basic test) 明らかな不適合のケースを識別するために実施する最初の機能試験。
3.7 試験対象 (IUT : implementation under test) が試験目的の記述どおりに規
機能試験 (capability test)
格の特定の性質に適合するかどうかを決定するための試験。
3.8 適合,適合性 (conformance) 規定された要件をすべて満足すること。
3.9 適合性評価過程 (conformance assessment process) ある規格への実装の適合性を評価する過程。
3.10 適合性の箇条 (conformance clause) 規格の要件を満たすために必要なことを示した箇条。
3.11 適合性試験 (conformance testing) 製品の実装の適合の度合を決めるために,その製品に対して行
う試験。
3.12 適合性試験報告書 (conformance test report)規格への適合の全体概要報告及びその全体概要の基
となる試験結果の詳細報告。
3.13 適合実装 (conforming implementation) 適合性要件を満たしている実装。
3.14 実行可能試験項目 (executable test case)特定の要件を満たす実装に固有の試験。
備考 抽象試験項目に値を入れて具体化したもの。
実行可能試験項目の集合。
3.15 実行可能試験項目群,ETS (executable test suite)
不適合と報告された試験判定。
3.16 不合格判定 (fail verdict)
備考 不適合とは,試験目的に適合しないか又は適切な規格の少なくとも一つの適合性要件に適合し
ないことである。
実装の誤りを見つけるための試験方法。
3.17 不具合試験 (falsification test)
備考 誤りが見つかった場合には,その実装は規格に適合しないと正しく結論できるが,誤りが見つ
からない場合は,必ずしも規格と適合していることを意味しない。不具合試験は,不適合の論
証だけをすることができる。検証試験と比較のこと。技術的及び経済的な問題から,たいてい
の場合,適合性試験のための試験方法として,不具合試験を採用する。
3.18 実装 (implementation) 仕様を具現化したもの。
備考 地理情報規格群の関係では,実装は,地理情報サービスの仕様及びデータ集合の仕様を含む。
3.19 実装適合性宣言,ICS (implementation conformance statement) 実装された仕様の任意選択要件に
ついて記述したもの。
試験機関が,ある試験対
3.20 試験用実装補助情報,IXIT (implementation extra information for testing)
象 (IUT) に対して適切な試験項目群を実施するのに必要とするIUT及びそのIUTに対応する試験対象シ
ステム (SUT) に関係するすべての情報を記述したもの。
備考 一般的にIXITは,SUT内での概念の構成及び配置を詳細に提供する。また,同様にSUTへの
アクセス手段及びSUTの変更手段の詳細も提供する。
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JIS X 7105:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 19105:2000(IDT)
JIS X 7105:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.70 : 自然科学へのITの応用