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JIS X 7110:2009 規格概要
この規格 X7110は、地物をカタログ化するための方法論を定義するとともに,地物の分類を地物カタログに体系化して,地理データ集合の使用者に提供する方法を規定。
JISX7110 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X7110
- 規格名称
- 地理情報―地物カタログ化法
- 規格名称英語訳
- Geographic information -- Methodology for feature cataloguing
- 制定年月日
- 2009年1月25日
- 最新改正日
- 2018年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 19110:2005(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.70
- 主務大臣
- 経済産業,国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2009-01-25 制定日, 2013-10-25 確認日, 2018-10-25 確認
- ページ
- JIS X 7110:2009 PDF [51]
X 7110 : 2009
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 適合性・・・・[2]
- 3 引用規格・・・・[3]
- 4 用語及び定義・・・・[3]
- 5 略語・・・・[4]
- 6 主要な要件・・・・[4]
- 6.1 地物カタログ・・・・[4]
- 6.2 情報要素・・・・[4]
- 附属書A(規定)抽象試験項目群・・・・[7]
- 附属書B(規定)地物カタログテンプレート・・・・[13]
- 附属書C(参考)地物カタログ化の例・・・・[28]
- 附属書D(参考)地物カタログ化の概念・・・・[41]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[42]
- 参考文献・・・・[49]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 7110 pdf 1] ―――――
X 7110 : 2009
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本測量調査技術協会 (APA) から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣及び国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確
認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 7110 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 7110 : 2009
地理情報−地物カタログ化法
Geographic information−Methodology for feature cataloguing
序文
この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 19110を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,JIS X
7109との整合を取るため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。この規格は,ISO/TC 211
が関与する種々の地理情報規格を基とした日本工業規格(日本産業規格)(以下,地理情報規格シリーズという。)の一つで
ある。
地理情報規格シリーズは,地球上の位置と直接的若しくは間接的に関連付けられたオブジェクト又は現
象に関する情報処理技術のための規格であり,河川,道路などに関する様々なデータを電子化し,各種情
報処理の高度化,効率化に適用される。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
地物とは地球に関係した場所に関連付けられる実世界現象であり,それに関するデータが収集・保守・
配布される。地理データにおいて表現される地物の型,操作,属性及び関連を定義する地物カタログは,
データを使用可能情報に変換するために不可欠である。このような地物カタログによって,地理データの
内容及び意味の十分な理解がもたらされ,地理データの普及,共有及び使用が促進される。地理データの
提供者及び使用者が,データによって表現される実世界現象の種類を共通に認識していなければ,使用者
は,提供されたデータが自分の目的に適したものであるかどうかを判断できない。
複数回用いることができる標準的地物カタログを入手できれば,データ取得にかかるコストが削減され,
地理データ集合の製品仕様書のプロセスが簡素化される。
この規格は,実世界現象の分類を地理データ集合として組織化し報告するための標準的な枠組みを規定
する。地理データ集合というものは,複雑で多様な世界を大幅に単純化・簡素化した抽象概念でしかない。
一つの地物カタログによって,地理的現実の豊かさを把握できることは決してない。ただし,そのような
地物カタログは,特定の立場からの抽象化の結果で,それを明確,正確,かつ,データの使用者が容易に
理解しアクセスできる形式のデータ集合として提示することが望ましい。
地物は,インスタンス及び型という二つのレベルで出現する。インスタンスレベルでは,地物は,その
地理座標及び時間座標に関連付けられる個別的現象として表し,特定の図形によって描画してもよい。こ
れらの個別地物インスタンスは,共通特性をもつクラス,すなわち地物型に分類される。地理情報は主観
的に知覚され,地理情報の内容は特定応用の要求に依存すると考えられている。特定応用の要求によって,
特定の分類スキームにおいてインスタンスを型に分類する方法が決まる。JIS X 7109では,データ要件が
似ている応用の特定ニーズを反映するようにデータを体系化する方法を規定している。
注記 地理データ集合の内容及び構造のすべての記述は,JIS X 7109に従って作成した応用スキーマ
――――― [JIS X 7110 pdf 3] ―――――
2
X 7110 : 2009
として与えられる。地物カタログは,応用スキーマに含まれる地物型の意味と,地物型に関連
する地物属性,地物操作及び地物関連の意味を定義するものである。
個別の実世界現象を識別し,それをデータ集合における地物インスタンスとして表現するために用いる
収集基準は,この規格では規定していない。収集基準は規格に含まないため,収集基準を各データ集合の
製品仕様書に個別に含めることが望ましい。
地物カタログ情報を体系化する標準的な方法を用いれば,応用間の調和又は相互運用性が実現されると
いうわけではない。地物の分類が異なるような状況では,この規格の最低限の役割は,その差異を明らか
にすることで,差異を無視した場合に生じる誤りを避けることである。また,この規格を,重複した定義
域をもつ既存の地物カタログを調和させるための標準的枠組みとして使用してもよい。
1 適用範囲
この規格は,地物をカタログ化するための方法論を定義するとともに,地物の分類を地物カタログに体
系化して,地理データ集合の使用者に提供する方法を規定する。この規格は,これまでカタログ化されて
いない領域における地物のカタログの作成及び実務に適合するための既存の地物カタログの修正に適用で
きる。この規格は,ディジタル形式で表す地物のカタログ化に適用する。この規格の原則は,他の形式の
地理データのカタログ化にも拡張適用することができる。
この規格は,型レベルでの地物の定義に適用できる。この規格は,各型の個別インスタンスの表現には
適用できない。この規格では,JIS X 7107,JIS X 7108及びISO 19117にそれぞれ規定する空間スキーマ,
時間スキーマ及び描画スキーマは適用除外とする。また,地物インスタンスの収集基準も適用対象外とす
る。
この規格は,特定の応用においてモデル化される論議領域を定義するための基礎,又は複数の応用にお
いてモデル化される実世界地物の一般的局面を標準化するための基礎として用いてもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 19110:2005,Geographic information−Methodology for feature cataloguing (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 適合性
この規格は,すべての地物カタログにとって必ずしも必す(須)ではない多数の任意選択機能を規定す
るため,この箇条では六つの適合性クラスを規定する。これらのクラスは,次の二つの基準に基づいて区
別する。
a) カタログにおいて必す(須)である地物型の構成要素は何か
1) 地物属性だけ
2) 地物属性及び地物関連
3) 地物属性,地物関連及び地物操作
b) 地物カタログに継承関係を含めるという要件があるか
附属書Aは,表1に示した各適合性クラスの試験モジュールを規定する。
――――― [JIS X 7110 pdf 4] ―――――
3
X 7110 : 2009
表1−適合性クラス
属性,関連及び
属性だけ 属性及び関連 継承関係を含む 試験モジュール
操作
X ― ― ― A.17
― X ― ― A.18
― ― X ― A.19
X ― ― X A.23
― X ― X A.24
― ― X X A.25
3 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追
補を含む。)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 7109:2009 地理情報−応用スキーマのための規則
注記 対応国際規格 : ISO 19109:2005,Geographic information−Rules for application schema (IDT)
JIS X 7115:2005 地理情報−メタデータ
注記 対応国際規格 : ISO 19115:2003,Geographic information−Metadata (MOD)
ISO/TS 19103,Geographic information−Conceptual schema language
4 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
4.1
地物 (feature)
実世界の現象の抽象概念(ISO 19101参照)。
注記 地物は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物型又は地物インスタンスという用語は,
一方だけを意味するときに用いることが望ましい。
例 “エッフェル塔”という名称の現象は,他の類似の現象とともに地物型“塔”に分類してもよい。
4.2
地物関連 (feature association)
ある地物(4.1参照)型のインスタンスを同じ又は異なる地物型のインスタンスに関連付ける関係。
4.3
地物属性 (feature attribute)
地物(4.1参照)の特性(ISO 19101参照)。
注記 地物属性には,名称,データ型及びそれらに関連付けられる値の定義域がある。地物インスタ
ンスの地物属性も,値の定義域から与えられた属性値をもつ。
例1 “色”という名称の地物属性は,“文字列”というデータ型に属する“緑”という属性値をもっ
てもよい。
例2 “長さ”という名称の地物属性は,“実数”というデータ型に属する“82.4”という属性値をも
ってもよい。
――――― [JIS X 7110 pdf 5] ―――――
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JIS X 7110:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 19110:2005(MOD)
JIS X 7110:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.70 : 自然科学へのITの応用
JIS X 7110:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称