この規格ページの目次
JIS X 7112:2006 規格概要
この規格 X7112は、地理識別子の基づく空間参照のための概念スキーマを規定。地理識別子を用いた空間参照の一般モデルを確立し,空間参照系の構成要素を定義するとともに,地名辞典の重要な構成要素を定義。
JISX7112 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X7112
- 規格名称
- 地理情報―地理識別子による空間参照
- 規格名称英語訳
- Geographic information -- Spatial referencing by geographic identifiers
- 制定年月日
- 2006年2月25日
- 最新改正日
- 2016年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 19112:2003(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.70
- 主務大臣
- 経済産業,国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2006-02-25 制定日, 2011-10-25 確認日, 2016-10-25 確認
- ページ
- JIS X 7112:2006 PDF [21]
X 7112 : 2005 (ISO 19112 : 2003)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本測量調査技術協会(APA)から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣及び国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 19112:2003,Geographic information
- Spatial referencing by geographic identifiersを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本
工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願
公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 7112には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)抽象試験項目群
附属書B(参考)地理識別子による空間参照系の例
附属書C(参考)地名辞典データの例
附属書D(参考)関連規格
附属書1(参考)日本における地理識別子による空間参照の例
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 7112 pdf 1] ―――――
X 7112 : 2005 (ISO 19112 : 2003)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 適合性・・・・[2]
- 3. 引用規格・・・・[2]
- 4. 定義・・・・[2]
- 5. 表記法・・・・[3]
- 5.1 統一モデリング言語・・・・[3]
- 5.2 属性表・・・・[4]
- 6. 地理識別子による空間参照の概念・・・・[4]
- 6.1 地理識別子による空間参照・・・・[4]
- 6.2 地理識別子による空間参照系・・・・[5]
- 6.3 地名辞典・・・・[5]
- 7. 地理識別子による空間参照系の要件・・・・[5]
- 7.1 地理識別子による空間参照系の属性・・・・[5]
- 7.2 場所型の属性・・・・[7]
- 8. 地名辞典の要件・・・・[8]
- 8.1 地名辞典のプロパティ・・・・[8]
- 8.2 場所インスタンスの属性・・・・[9]
- 附属書A(規定)抽象試験項目群・・・・[12]
- 附属書B(参考)地理識別子による空間参照系の例・・・・[13]
- 附属書C(参考)地名辞典データの例・・・・[14]
- 附属書D(参考)関連規格・・・・[17]
- 附属書1(参考)日本における地理識別子による空間参照の例・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 7112 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 7112 : 2005
(ISO 19112 : 2003)
地理情報―地理識別子による空間参照
Geographic information - Spatial referencing by geographic identifiers
序文
この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 19112(Geographic information-Spatial referencing
by geographic identifiers)を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)
である。この規格は,ISO/TC 211が関与する種々の地理情報規格を元とした日本工業規格(日本産業規格)(以下,地理情
報規格群という。)の一つである。
地理情報規格群は,地球上の位置と直接的又は間接的に関連付けられたオブジェクト又は現象に関する
情報処理技術のための規格であり,河川,道路などに関する様々なデータを電子化し,各種情報処理の高
度化・効率化に適用される。
なお,この規格で,点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。
地理情報は,データ(テキストを含む。)で表現される地物及び情報を地理空間の位置と関係付ける地理
空間参照を含む。空間参照は,二つのカテゴリに分類される。
a) 座標を使用するもの
b) 地理識別子を使用するもの
この規格は,地理識別子による空間参照だけを取り扱う。この空間参照の種類は,“間接”と呼ばれるこ
とがある。座標による空間参照は,JIS X 7111の主題となる。
地理識別子による空間参照系は,明確な座標に基づくものではなく,地物又は複数の地物によって定義
される場所との関係に基づくものとなる。地物との位置の関係は,次のようなものがある。
a) 包含の関係。例えば,ある国の領域内など,地物の範囲内の位置
b) 局所的な測定に基づく関係。例えば,他の街路との接合部から街路に沿って測定される距離など,地
物又は複数の地物の範囲内に固定される点又は点群との関係で定義される位置
c) 緩やかな関係。例えば,ビルに隣接した又は二つのビルの間など,地物又は複数の地物とのあいまい
な関係をもつ位置
この規格は,地理識別子による空間参照系を定義及び記述する方法を規定することを目的とする。ただ
し,この規格は,空間参照系が参照する地物の定義及び記録に関しては対象とするが,その地物に対する
位置の関連付けの方法は対象としない。
1. 適用範囲
この規格は,地理識別子に基づく空間参照のための概念スキーマを規定する。この規格は,
地理識別子を用いた空間参照の一般モデルを確立し,空間参照系の構成要素を定義するとともに,地名辞
典の重要な構成要素を定義する。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
――――― [JIS X 7112 pdf 3] ―――――
2
X 7112 : 2005 (ISO 19112 : 2003)
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 19112:2003,Geographic information-Spatial referencing by geographic identifiers (IDT)
2. 適合性
この規格は,適合性の二つのクラスを定義する。
− この規格と適合する空間参照系は,附属書AのA.1に示す抽象試験項目群に規定するすべての要件に
合格しなければならない。
− この規格と適合する地名辞典は,附属書AのA.2に示す抽象試験項目群に規定するすべての要件に合
格しなければならない。
抽象試験項目の定義は,JIS X 7105による。
3. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。
JIS X 7105:2001 地理情報―適合性及び試験
備考 ISO 19105:2000,Geographic information-Conformance and testingが,この規格と一致してい
る。
JIS X 7107:2005 地理情報―空間スキーマ
備考 ISO 19107:2003,Geographic information-Spatial schemaが,この規格と一致している。
JIS X 7111:2004 地理情報―座標による空間参照
備考 ISO 19111:2003,Geographic information-Spatial referencing by coordinatesが,この規格と一致
している。
JIS X 7115:2005 地理情報―メタデータ
備考 ISO 19115:2004,Geographic information-Metadataが,この規格と一致している。
4. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
4.1 地物(feature) 実世界の現象の抽象概念。
備考 地物は,型又はインスタンスとして現れる。型又はインスタンスの一方だけを意味するときに
は,地物型又は地物インスタンスという用語を使うのが望ましい(ISO 19101:2002)。
参考 地物は元来地上の自然物及び人工物の概念を指す用語であるが,この規格では,それ以外の実
世界に現れる物事を抽象化した概念も指す。
4.2 地名辞典(gazetteer) 位置に関する何らかの情報を含む地物のクラスのインスタンスの要覧。
備考 位置の情報は,必ずしも座標である必要はなく,記述的なものでもよい。
4.3 地理識別子(geographic identifier) 場所の識別のための,ラベル又はコードの形式による空間参照。
例 “日本”は,国名の例である。“102-0083”は,郵便番号の例である。
4.4 場所(location) 識別可能な地理的な所。
例 “東京タワー”,“京都市”,“北海道”。
4.5 空間参照(spatial reference) 実世界における位置の記述。
備考 これは,ラベル,コード又は座標の集合の形態を取ってもよい。
4.6 空間参照系(spatial reference system) 実世界における位置を識別するための体系。
5. 表記法
――――― [JIS X 7112 pdf 4] ―――――
3
X 7112 : 2005 (ISO 19112 : 2003)
5.1 統一モデリング言語
(UML) この規格に現れる図は,ISOインタフェース定義言語(IDL:InterfaceDefinition Language)の基本型定義による統一モデリング言語(UML :Unified Modelling Language)の静的構造図及び概念スキーマ言語としてUMLオブジェクト制約言語(OCL:Object Constraint Language)を使用して表
す。この規格の中で使用するUMLの表記法は,図1に示す。
クラス間の関連
関連名
クラス#1 クラス#2
役割-1 役割-2
関連の基数
1 クラス 1..* クラス
一つだけ 1以上
0..* クラス n クラス
0以上 特定の数
0..1 クラス 任意選択(0又は1)
関連
集成
合成
はん(汎)化
依存
ノート
図 1 UML表記法
参考 単方向の関連を意図する場合,線の終端に矢印をつけることによって示す。矢印によって方向
を特定しなければ,双方向の関連とみなす。
この規格は,次のUMLパッケージを規定する。
− SIGazetteer
− SILocationInstance
− SILocationType
――――― [JIS X 7112 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS X 7112:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 19112:2003(IDT)
JIS X 7112:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.70 : 自然科学へのITの応用
JIS X 7112:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称