JIS X 8101-1:2010 情報技術―バイオメトリック性能試験及び報告―第1部:原則及び枠組み

JIS X 8101-1:2010 規格概要

この規格 X8101-1は、バイオメトリックシステムの性能を,性能の予測,性能の比較,及び規定性能要求事項遵守の検証を含む目的のために,誤り率及びスループットの観点で試験するための一般原則を確立する。;バイオメトリックシステムの性能尺度;試験方法,データの記録,及び結果の報告に関する要求事項;不適切なデータ収集又は分析手順による偏りを回避する手助けをし,フィールド性能の効率のよい最良推定を行う手助けをし,かつ,試験結果の適用範囲の限界を明確にするために,試験実施規約(test protocol)を開発し記述するための枠組みを提供することについて規定。

JISX8101-1 規格全文情報

規格番号
JIS X8101-1 
規格名称
情報技術―バイオメトリック性能試験及び報告―第1部 : 原則及び枠組み
規格名称英語訳
Information technology -- Biometric performance testing and reporting -- Part 1:Principles and framework
制定年月日
2010年2月22日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

ISO/IEC 19795-1:2006(IDT)
国際規格分類

ICS

35.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-02-22 制定日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 8101-1:2010 PDF [63]
                                                            X 8101-1 : 2010 (ISO/IEC 19795-1 : 2006)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 適合性・・・・[2]
  •  3 引用規格・・・・[2]
  •  4 用語及び定義・・・・[2]
  •  4.1 バイオメトリックデータ・・・・[2]
  •  4.2 バイオメトリックシステムの操作及び応答・・・・[3]
  •  4.3 評価者・被験者にかかわる事項・・・・[4]
  •  4.4 評価の種別・・・・[5]
  •  4.5 バイオメトリックアプリケーション・・・・[6]
  •  4.6 性能評価尺度・・・・[6]
  •  4.7 報告のためのグラフ・・・・[8]
  •  4.8 統計用語・・・・[8]
  •  5 一般バイオメトリックシステム・・・・[9]
  •  5.1 一般バイオメトリックシステムの概念図・・・・[9]
  •  5.2 一般バイオメトリックシステムの概念構成要素・・・・[10]
  •  5.3 一般バイオメトリックシステムの機能・・・・[11]
  •  5.4 生体情報登録,照合及び識別トランザクション・・・・[13]
  •  5.5 性能評価尺度・・・・[14]
  •  6 評価計画・・・・[15]
  •  6.1 一般的な事項・・・・[15]
  •  6.2 この規格群の他の部の利用・・・・[16]
  •  6.3 システムに関する情報の判定・・・・[16]
  •  6.4 性能に影響を与える要因の制御・・・・[17]
  •  6.5 被験者選定・・・・[19]
  •  6.6 試験規模・・・・[20]
  •  6.7 複数試験・・・・[21]
  •  7 データ収集・・・・[22]
  •  7.1 データ収集誤りの回避・・・・[22]
  •  7.2 収集したデータ及びその詳細・・・・[23]
  •  7.3 生体情報登録・・・・[24]
  •  7.4 本人トランザクション・・・・[25]
  •  7.5 システムに生体情報登録されている利用者の識別トランザクション・・・・[26]
  •  7.6 偽者トランザクション・・・・[26]
  •  7.7 システムに生体情報登録されていない利用者の識別トランザクション・・・・[29]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 8101-1 pdf 1] ―――――

X 8101-1 : 2010 (ISO/IEC 19795-1 : 2006)

pdf 目次

ページ

  •  8 分析・・・・[30]
  •  8.1 一般的な事項・・・・[30]
  •  8.2 基本性能評価尺度・・・・[30]
  •  8.3 照合システム性能評価尺度・・・・[33]
  •  8.4 (登録者非限定)識別システム性能評価尺度・・・・[34]
  •  8.5 登録者限定識別・・・・[35]
  •  8.6 検出エラートレードオフ(DET)曲線及び照合精度特性(ROC)曲線・・・・[35]
  •  8.7 推定値の不確実性・・・・[36]
  •  9 記録管理・・・・[36]
  •  10 性能評価結果の報告・・・・[37]
  •  10.1 基本的な尺度・・・・[37]
  •  10.2 照合システム尺度・・・・[37]
  •  10.3 識別システム尺度・・・・[37]
  •  10.4 登録者限定識別システム尺度・・・・[38]
  •  10.5 試験詳細の報告・・・・[38]
  •  10.6 結果のグラフ表示・・・・[39]
  •  附属書A(参考)評価種別による違い・・・・[42]
  •  附属書B(参考)試験規模及び不確実性・・・・[43]
  •  附属書C(参考)性能に影響を与える要因・・・・[50]
  •  附属書D(参考)予備選択(プリセレクション)・・・・[55]
  •  附属書E(参考)データベースサイズの関数としての識別性能・・・・[56]
  •  附属書F(参考)ROC,DET,CMCを生成するアルゴリズム・・・・[57]
  •  参考文献・・・・[58]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 8101-1 pdf 2] ―――――

                                                            X 8101-1 : 2010 (ISO/IEC 19795-1 : 2006)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS X 8101の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS X 8101-1 第1部 : 原則及び枠組み
JIS X 8101-2 第2部 : テクノロジ評価及びシナリオ評価の試験方法

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS X 8101-1 pdf 3] ―――――

X 8101-1 : 2010 (ISO/IEC 19795-1 : 2006)

pdf 目次

                                           白    紙

(pdf 一覧ページ番号 4)

――――― [JIS X 8101-1 pdf 4] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 8101-1 : 2010
(ISO/IEC 19795-1 : 2006)

情報技術−バイオメトリック性能試験及び報告−第1部 : 原則及び枠組み

Information technology−Biometric performance testing and reporting− Part 1: Principles and framework

序文

  この規格は,2006年に第1版として発行されたISO/IEC 19795-1を基に,技術的内容及び対応国際規格
の構成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にない事項である。
個人ごとの個性がある身体的特徴又は行動的特徴をよりどころとして,ある人物を本人が主張するのと
同一人物であるかを判断したり,多数の人物リストの中に含まれるとしたらどの人物かを識別したりする
ことはバイオメトリック(biometric=生体)個人認証と呼ばれている。バイオメトリック個人認証に使わ
れる生体の部位・特徴(biometric characteristics)として,指紋・掌紋・掌形・こう(虹)彩・静脈など人間が
共通にもち,かつ,形状・形態に個体を識別するに十分な個性をもつ身体的生体特徴,並びに音声・筆跡
など動作及びその結果に個体を識別するに十分な個性をもつ行動的生体特徴の二つがある。これらはバイ
オメトリックのモード(biometric mode)と呼ばれる。また,バイオメトリック個人認証には,(1) 利用者が
あらかじめ登録(enroll)された人物であることを申告(claim)して生体特徴を提示(presentation)し,システムが
登録者と同一人物であるかどうか判断する“照合(verification)”,及び (2) 利用者の申告がなく,提示され
た生体特徴とあらかじめ登録された多人数の生体特徴とを比較し,どの登録者なのか,又は未登録者であ
るかを判断する“識別(identification)”の二つがある。また,利用者の申告方法としては,利用者が自ら進
んで生体情報を提示する“明示的(overt)提示”方法と,利用者が意識しない間に生体情報を取得する“非
明示的(covert)提示”方法とがある。
バイオメトリック個人認証技術の性質から,認証結果には一定の確率で誤りが生じる。この誤り率は試
験方法によって変化したり,同じ試験でも試験をするごとに結果が変動しやすく,一般の利用者又はシス
テム構築者が試験結果の妥当性を判断することが難しかった。そのため産業界から,バイオメトリック認
証に関する市場の育成には,装置の開発又は導入に当たり,装置製造業者,システム構築者及び一般の利
用者が客観的評価を可能とする精度評価の基準が必要であるという要請があった。この規格は,この要請
に対応するために策定された。

1 適用範囲

  この規格は,次の事項について規定する。
− バイオメトリックシステムの性能を,性能の予測,性能の比較,及び規定性能要求事項遵守の検証を
含む目的のために,誤り率及びスループットの観点で試験するための一般原則を確立する。
− バイオメトリックシステムの性能尺度を規定する。

――――― [JIS X 8101-1 pdf 5] ―――――

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JIS X 8101-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 19795-1:2006(IDT)

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