JIS X 8341-7:2011 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―第7部:アクセシビリティ設定

JIS X 8341-7:2011 規格概要

この規格 X8341-7は、アクセシビリティ設定のユーザインタフェースを,高齢者,障害者及び一時的な障害をもつ人々を含む,多くの利用者にとってアクセシブルにするための推奨事項及び要求事項について規定。

JISX8341-7 規格全文情報

規格番号
JIS X8341-7 
規格名称
高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―第7部 : アクセシビリティ設定
規格名称英語訳
Guidelines for older persons and persons with disabilities -- Information and communications equipment, software and services -- Part 7:Accessibility settings
制定年月日
2011年8月22日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 24786:2009(IDT)
国際規格分類

ICS

35.240.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
高齢者・障害者等 2018
改訂:履歴
2011-08-22 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS X 8341-7:2011 PDF [20]
                                                              X 8341-7 : 2011 (ISO/IEC 24786 : 2009)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 適合性・・・・[1]
  •  3 引用規格・・・・[2]
  •  4 用語及び定義・・・・[2]
  •  5 要求事項及び推奨事項・・・・[5]
  •  5.1 アクセシビリティ設定モード・・・・[5]
  •  5.1.1 ログイン前のアクセシビリティ設定モード・・・・[6]
  •  5.1.2 アクセシビリティ設定モードの内容及びインタフェース・・・・[6]
  •  5.1.3 アクセス方法・・・・[7]
  •  5.2 アクセシビリティ設定の項目・・・・[8]
  •  5.2.1 固定キー・・・・[8]
  •  5.2.2 スローキー・・・・[10]
  •  5.2.3 バウンスキー・・・・[11]
  •  5.2.4 フィルタキー・・・・[12]
  •  5.2.5 マウスキー・・・・[12]
  •  5.2.6 リピートキー・・・・[15]
  •  5.2.7 切替えキー・・・・[15]
  •  5.2.8 サウンド表示・・・・[15]
  •  5.2.9 サウンド解説・・・・[15]
  •  5.2.10 一定時間後無効機能・・・・[16]
  •  5.2.11 画面キーボード・・・・[16]
  •  5.2.12 音声操作・・・・[16]
  •  5.2.13 視覚情報の調節・・・・[16]
  •  5.2.14 画面読み上げ機構・・・・[18]
  •  5.2.15 聴覚へのフィードバック・・・・[18]
  •  5.2.16 視覚へのフィードバック・・・・[18]
  •  5.3 アクセシビリティ機能へアクセスするためのショートカット・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 8341-7 pdf 1] ―――――

X 8341-7 : 2011 (ISO/IEC 24786 : 2009)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協
会(JBMIA),独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標
準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業
大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS X 8341の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS X 8341-1 第1部 : 共通指針
JIS X 8341-2 第2部 : 情報処理装置
JIS X 8341-3 第3部 : ウェブコンテンツ
JIS X 8341-4 第4部 : 電子通信機器
JIS X 8341-5 第5部 : 事務機器
JIS X 8341-6 第6部 : 対話ソフトウェア(予定)
JIS X 8341-7 第7部 : アクセシビリティ設定

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 8341-7 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 8341-7 : 2011
(ISO/IEC 24786 : 2009)

高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス−第7部 : アクセシビリティ設定

Guidelines for older persons and persons with disabilities-Information and communications equipment, software and services-Part 7: Accessibility settings

序文

  この規格は,2009年に第1版として発行されたISO/IEC 24786を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,アクセシビリティ設定のユーザインタフェースを,高齢者,障害者及び一時的な障害をも
つ人々を含む,多くの利用者にとってアクセシブルにするための推奨事項及び要求事項について規定する。
この規格は,アクセシビリティ設定の詳細な指針を提供する。この規格は,アクセシビリティ設定モード
のアクセス及び操作方法,並びに特定のアクセシビリティ機能を直接起動する方法を規定する。
この規格は,コンピュータで用いる全てのオペレーティングシステムのユーザインタフェースに適用す
るが,他の形式の情報通信技術にも適宜適用可能である。
この規格は,オペレーティングシステムが読み込まれて起動する前のユーザインタフェースには適用し
ない。
注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 24786:2009,Information technology−User interfaces−Accessible user interface for
accessibility settings(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
注記2 この規格では,コンピュータのユーザインタフェースに対する要求事項又は推奨事項を,単
にコンピュータに対する要求事項又は推奨事項として記述することがある。

2 適合性

  コンピュータが,箇条5に規定する全ての要求事項及び推奨事項を満たしている場合,そのコンピュー
タはJIS X 8341-7 レベル2に適合する。
コンピュータが,箇条5に規定する要求事項を全て満たしてはいるが,箇条5に規定する推奨事項の全

――――― [JIS X 8341-7 pdf 3] ―――――

2
X 8341-7 : 2011 (ISO/IEC 24786 : 2009)
ては満たしてはいない場合,そのコンピュータはJIS X 8341-7 レベル1に適合する。

3 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。
JIS X 0001:1994 情報処理用語−基本用語
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 2382-1:1993,Information technology−Vocabulary−Part 1: Fundamental
terms(MOD)
ISO 9241-171:2008,Ergonomics of human-system interaction−Part 171: Guidance on software accessibility

4 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 0001:1994及びISO 9241-171:2008によるほか,次による。
注記 用語StickyKeys,SlowKeys,BounceKeys,FilterKeys,MouseKeys,RepeatKeys,
ToggleKeys,SoundSentry及びShowSoundsは,全てウィスコンシン大学の商標である。し
かし,この規格に示す働き及び振る舞いをもつユーザインタフェースの機能を表すためであれ
ば,これらの用語は,著作権使用料及び使用許可なしに使用してもよい。
4.1
アクセシビリティ機能(accessibility feature)
障害を経験する人たちに対して製品の使用性を高めることを目的として,特別に設計された機能(ISO
9241-171:2008参照)。
4.2
アクセシビリティ設定(accessibility setting)
ユーザインタフェースを,よりアクセシブルにするための設定。
例 ロービジョンの利用者のために,画面及び文字の拡大を有効にするための設定が提供される。
4.3
アクセシビリティ設定モード(accessibility setting mode)
利用者がアクセシビリティ設定を調節するモード。
注記 利用者はこのモードを通して,ほぼ全てのアクセシビリティ設定及びアクセシビリティ機能の
調節にアクセスできる。
4.4
聴覚へのフィードバック(auditory feedback)
(キー入力などの)操作がコンピュータに受理されたかどうかを,聴覚的手段によって知らせるための
機能。
注記 聴覚へのフィードバックは,キー入力によるビープ音,警告音などを含む。
4.5
バウンスキー(BounceKeys)
一つのキーから1回に1度のキー押下だけを受理する機能。
注記 バウンスキーは,キーを押下又は放すときに,不用意にキーを余計な回数たた(叩)いてしま
うような手の震えをもつ利用者のために設計されている。一旦キーが放されると,一定時間(利

――――― [JIS X 8341-7 pdf 4] ―――――

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X 8341-7 : 2011 (ISO/IEC 24786 : 2009)
用者が設定可能)が経過するまで同じキーの押下を受け付けない。バウンスキーは,押下した
キーと異なるキーについては,いかに速く打鍵しても影響しない(ISO 9241-171:2008の附属書
E参照)。
4.6
コンピュータ(computer)
算術演算及び論理演算を含む大量の計算を,人手の介入なしに遂行することのできる機能単位(JIS X
0001:1994 01.03.03参照)。
4.7
フィルタキー(FilterKeys)
バウンスキーとスローキーとを一組として合わせた機能。
注記 フィルタキーという用語は,バウンスキーとスローキーとを一組にした機能に用いる。これら
の二つの機能は,両方起動できるようにしても,互いに排他的にしてもよい。ただし,両方起
動した場合,バウンスキーはスローキーによって無力化される(ISO 9241-171:2008の附属書E
参照)。
4.8
マウスキー(MouseKeys)
利用者が,画面上のマウスカーソルの制御及びマウスボタンの操作を数字キーパッドでできるようにす
る機能。
注記 マウスキーは,身体的な能力が原因でマウスを正確に(又は全く)使用できない利用者のため
に設計されている(ISO 9241-171:2008の附属書E参照)。
4.9
画面キーボード(on-screen keyboard)
ポインティングデバイスで操作可能であり,物理的キーボードからの入力と同一の入力を発生するキー
ボードを,画面上に提示するソフトウェア。
注記 ISO 9241-171:2008では,画面キーボードは,キーボード模擬機構の一つの例として紹介されて
いる。
4.10
リピートキー(RepeatKeys)
キーの自動繰返し,繰返し開始時間及び繰返し頻度を制御する機能。
注記1 リピートキーは,キーを押下したときに自動繰返しを避けるために十分な速さで指を動かせ
ない人たちがコンピュータを利用できるようにするために設計されている。繰返し開始時間,
繰返し頻度,繰返し無効は,通常,キーボードのシステム設定に含まれる。これらの機能が
含まれていない場合は,リピートキーがこれらを提供する。リピートキーも,素早い反応が
できない利用者のために,繰返し遅延及び繰返し間隔を十分長く設定できる(通常のキー繰
返し設定の標準的な最大値も十分長くない場合)(ISO 9241-171:2008の附属書E参照)。
注記2 システム設定とは,利用者がオペレーティングシステムの調節をするパネル及びウィンドウ
である。システム設定の名称は,オペレーティングシステムによって異なる。この機能の一
般的な名称は,コントロールパネル又はシステム設定(システムプリファレンス)である。

――――― [JIS X 8341-7 pdf 5] ―――――

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JIS X 8341-7:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 24786:2009(IDT)

JIS X 8341-7:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 8341-7:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称