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JIS Y 17100:2021 規格概要
この規格 Y17100は、該当する仕様を満たす,品質の高い翻訳サービスの引渡しに必要なコアプロセス,資源及びその他の側面の要求事項について規定。
JISY17100 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Y17100
- 規格名称
- 翻訳サービス―翻訳サービスの要求事項
- 規格名称英語訳
- Translation services -- Requirements for translation services
- 制定年月日
- 2021年3月22日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 17100:2015(IDT), ISO 17100:2015/AMENDMENT 1:2017(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2021-03-22 制定
- ページ
- JIS Y 17100:2021 PDF [23]
Y 17100 : 2021 (ISO 17100 : 2015,Amd.1 : 2017)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 2.1 翻訳及び翻訳サービスに関する概念・・・・[2]
- 2.2 翻訳ワークフロー及び技術に関する概念・・・・[2]
- 2.3 言語及びコンテンツに関する概念・・・・[3]
- 2.4 翻訳サービスの関係者に関する概念・・・・[4]
- 2.5 翻訳サービスのプロセス管理に関する概念・・・・[5]
- 3 資源・・・・[6]
- 3.1 人的資源・・・・[6]
- 3.2 技術的資源・・・・[7]
- 4 制作準備段階のプロセス及び活動・・・・[8]
- 4.1 一般・・・・[8]
- 4.2 引合い及び実施可能性・・・・[8]
- 4.3 見積り・・・・[8]
- 4.4 クライアントとTSPとの合意・・・・[8]
- 4.5 プロジェクト関連のクライアント情報の取扱い・・・・[8]
- 4.6 プロジェクトの準備・・・・[8]
- 5 制作プロセス・・・・[9]
- 5.1 一般・・・・[9]
- 5.2 翻訳サービスのプロジェクト管理・・・・[9]
- 5.3 翻訳プロセス・・・・[10]
- 6 制作後のプロセス・・・・[11]
- 6.1 フィードバック・・・・[11]
- 6.2 終了管理・・・・[12]
- 附属書A(参考)JIS Y 17100 翻訳ワークフロー・・・・[13]
- 附属書B(参考)合意及びプロジェクト仕様・・・・[14]
- 附属書C(参考)プロジェクトの登録及び報告・・・・[16]
- 附属書D(参考)制作準備段階の作業・・・・[17]
- 附属書E(参考)翻訳関連技術・・・・[18]
- 附属書F(参考)付加価値サービスの非網羅的なリスト・・・・[19]
- 参考文献・・・・[20]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Y 17100 pdf 1] ―――――
Y 17100 : 2021 (ISO 17100 : 2015,Amd.1 : 2017)
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出
があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Y 17100 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Y 17100 : 2021
(ISO 17100 : 2015,Amd.1 : 2017)
翻訳サービス−翻訳サービスの要求事項
Translation services-Requirements for translation services
序文
この規格は,2015年に第1版として発行されたISO 17100及びAmendment 1 (2017)を基に,技術的内容
を変更することなく作成した日本産業規格である。ただし,追補(amendment)については,編集し,一
体とした。
この規格は,翻訳サービスの品質及び引渡しに直接影響を及ぼす翻訳プロセスのあらゆる側面に対する
要求事項を規定する。この規格には,品質の高い翻訳サービスの引渡しに必要な,コアプロセスの管理,
資格に関する最低限の要求事項,資源の可用性及び管理,並びにその他の処置について,翻訳サービス提
供者(TSP)を対象とする規定内容を記載している。
この規格は,あらゆる規模のTSPが実施することを意図したものである。この規格に適合するためには,
この規格の全ての規定内容を満たさなければならない。ただし,実施の方法は,組織の規模及び複雑性,
並びに場合によってはTSPに要求されている翻訳サービスの量及び複雑性に応じて異なってもよい。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,該当する仕様を満たす,品質の高い翻訳サービスの引渡しに必要なコアプロセス,資源及
びその他の側面の要求事項について規定する。
また,翻訳サービス提供者(TSP)は,この規格を適用することで,特定の翻訳サービスがこの規格に
適合していること,並びにクライアントの仕様及びその他の該当する仕様を満たす翻訳サービスを引き渡
すためのプロセス及び資源の能力をもつことを実証できる。
該当する仕様には,クライアントの仕様,TSP 自身の仕様,及び関係する全ての業界規範,ベストプラ
クティスガイド又は法令に基づく仕様を含めることができる。
機械翻訳出力とポストエディットの組合せは,この規格の適用範囲外である。
この規格は,通訳サービスには適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17100:2015,Translation services−Requirements for translation services及びAmendment 1:2017
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
――――― [JIS Y 17100 pdf 3] ―――――
2
Y 17100 : 2021 (ISO 17100 : 2015,Amd.1 : 2017)
2.1 翻訳及び翻訳サービスに関する概念
2.1.1
翻訳する(translate)
原文言語コンテンツを記述形式で訳文言語コンテンツに変換する。
2.1.2
翻訳(translation)
原文言語コンテンツを記述形式で訳文言語コンテンツに変換する一連のプロセス。
注記 翻訳は,テキストベース以外の形式(音声ファイル,画像など)の翻訳を意味してもよい。
2.1.3
翻訳ワークフロー(translation workflow)
訳文言語コンテンツの実現に関係するプロセス又はその一部。
2.1.4
プロセス(process)
所定の目的を達成するために実施する活動で,相互に関連し相互に作用する一連の活動。
2.1.5
製品(product)
プロセスの結果。
例1 小売店又はオンラインで購入した書籍の翻訳版。
例2 翻訳版のコンテンツの知的財産権は,一つの製品として著者と翻訳者間の契約の対象になり得
る。
例3 出版社のために書籍を翻訳するTSPは,製品に該当するものとして翻訳サービスを提供してい
る。
注記 ある製品が加工済み資料,知的財産権,ソフトウェア,翻訳サービスなど,どのような名称で
呼ばれるかは,その製品の主要な構成要素によって決まる。
2.1.6
翻訳サービス(translation service)
クライアントとTSPとの相互作用の結果である無形の製品。
2.1.7
通訳(interpreting)
ある言語の口頭又は手話による情報を口頭又は手話の形式で別の言語に変換すること。
2.2 翻訳ワークフロー及び技術に関する概念
2.2.1
コンピューター支援翻訳,CAT(computer-aided translation,CAT)
様々なソフトウェアアプリケーションを使用して人による翻訳の実施を支援する,翻訳ワークフローの
一部。
注記 このようなコンピュータープログラムは,一般に翻訳ツール又はコンピューター支援翻訳
(CAT)ツールと呼ばれ,ときに翻訳環境ツール(TEnT)とも呼ばれる。
2.2.2
機械翻訳,MT(machine translation,MT)
コンピューターシステムを使用して,テキスト又は音声をある自然言語から別の自然言語にする,自動
――――― [JIS Y 17100 pdf 4] ―――――
3
Y 17100 : 2021 (ISO 17100 : 2015,Amd.1 : 2017)
的な翻訳。
2.2.3
機械翻訳出力(machine translation output)
機械翻訳の結果。
2.2.4
ポストエディット(post-editing)
機械翻訳出力を編集及び修正すること。
注記 この定義は,ポストエディターが,機械翻訳エンジンによって自動的に生成された出力を編集
することを意味する。翻訳者がCATツール内で機械翻訳エンジンが生成した訳文候補を確認し
て使用する状況を意味するものではない。
2.2.5
翻訳者チェック(check)
翻訳者が実施する,訳文言語コンテンツの検査。
2.2.6
バイリンガルチェック(revision)
原文言語コンテンツに照らして訳文言語コンテンツが合意した目的に対して適切であることを確認す
る編集作業。
注記 バイリンガル編集という用語をバイリンガルチェックの同義語として用いる場合がある。
2.2.7
モノリンガルチェック(review)
訳文言語コンテンツが合意した目的に対して適切であることを確認する編集作業。
注記1 モノリンガル編集という用語をモノリンガルチェックの同義語として用いる場合がある。
注記2 この作業は,原文言語コンテンツを参照することなく行う。
2.2.8
プルーフリード(proofread)
納品前に,バイリンガルチェック済みの訳文言語コンテンツを検査し,修正を適用すること。
2.2.9
プロジェクト管理(project management)
プロジェクトをそのライフサイクル全体を通じて調整,管理及び監視すること。
2.2.10
スタイルガイド(style guide)
編集及び書式に関する一連の指示事項。
2.3 言語及びコンテンツに関する概念
2.3.1
コンテンツ(content)
意味のある情報又は知識を表すあらゆるもの。
2.3.2
原文言語コンテンツ(source language content)
翻訳される言語コンテンツ。
――――― [JIS Y 17100 pdf 5] ―――――
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JIS Y 17100:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 17100:2015(IDT)
- ISO 17100:2015/AMENDMENT 1:2017(IDT)
JIS Y 17100:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.020 : 用語(原則及び調整)