JIS Z 0108:2012 包装―用語

JIS Z 0108:2012 規格概要

この規格 Z0108は、包装に関する主な用語及びその定義について規定。

JISZ0108 規格全文情報

規格番号
JIS Z0108 
規格名称
包装―用語
規格名称英語訳
Packaging -- Vocabulary
制定年月日
1974年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 21067:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.55, 55.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021, 包装 2020, 物流 2019
改訂:履歴
1974-03-01 制定日, 1976-12-01 確認日, 1979-11-01 確認日, 1984-10-01 確認日, 1990-02-01 改正日, 1996-04-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2005-06-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 0108:2012 PDF [37]
                                                                                   Z 0108 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  参考文献・・・・[30]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[32]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 0108 pdf 1] ―――――

Z 0108 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
包装技術協会(JPI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 0108:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 0108 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 0108 : 2012

包装−用語

Packaging-Vocabulary

序文

  この規格は,2007年に第1版として発行されたISO 21067を基とし,対応国際規格と従来の日本工業規
格とを対比して,対応国際規格独自の用語はそのまま採用し,両規格に規定されている用語は,両規格が
整合するように定義し,編集上及び技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項及び対応
国際規格にはない事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,包装に関する主な用語及びその定義について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 21067:2007,Packaging−Vocabulary(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 分類

  用語の分類は,次による。
a) 包装一般
b) 包装材料
1) 紙・板紙関係
2) プラスチック関係
3) 金属関係
4) ガラス関係
5) 木材関係
6) その他の材料関係
c) 包装機械
d) 環境関係
e) 情報関係

3 用語及び定義

  用語及び定義は,次による。
なお,参考として対応英語を示す。

――――― [JIS Z 0108 pdf 3] ―――――

2
Z 0108 : 2012
また,一つの用語欄に,二つ以上の用語を併記してある場合は,記載してある順位に従って優先的に用
いる。
注記1 用語の読みが紛らわしいものについては,用語の下に括弧書きで読み示す。
注記2 対応国際規格の書式は,細別形式であるが,この規格は使用面から表形式とする。
注記3 対応国際規格には,名詞と動詞を分けて2用語にする場合があるが,この規格では作業,行
為,状態などで一括して1用語とする。
注記4 対応英語の後の[ ]の文字は,対応国際規格であるISO 21067での番号を示す。
a) 包装一般
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1001 包装 packaging
物品の輸送,保管,取引,使用などに当たって,その価値及び状態を維
[2.1.2]
持するための適切な材料,容器,それらに物品を収納する作業並びにそ
れらを施す技術又は施した状態。
1002 容器包装 containers and
商品の容器及び包装であって,当該商品が費消され又は当該商品と分離
された場合に不要となるもの。 packaging
注記 この用語は,“容器包装に係る分別収集,再商品化の促進などに
関する法律(通称 : 容器包装リサイクル法)”によって新しく導
入された。
1003 個装, individual
物品個々の包装で,物品の商品価値を高めるため若しくは物品個々を保
基本包装, packaging,
護するための適切な材料,容器,それらを物品に施す技術又は施した状
単位包装, 態。商品として表示などの情報伝達の媒体にすることもできる。 base pack,
一次包装 unit pack,
注記 基本包装,単位包装及び一次包装は,ISO規格に整合させて追加
した。 primary packaging
[2.2.2,2.2.9]
1004 内装 inner packaging
包装貨物の内部の包装で,物品に対する水,湿気,光,熱,衝撃などを
考慮した適切な材料,容器,それらを物品に施す技術又は施した状態。
1005 外装, outer packaging,
包装貨物の外部の包装で,物品若しくは包装物品を箱,袋,たる,缶な
二次包装 secondary
どの容器に入れ又は無容器のまま結束し,記号,荷印などを施した材料,
容器,又は施した状態。二次包装ともいう。 packaging
[2.2.3]
1006 工業包装 industrial packaging
物品を中間業者に配送すること,及び/又は保管することを主目的とし
て施す包装。 [2.2.6]
1007 商業包装 commercial
商品の一部として又は商品をまとめて取り扱うために,商業取引の各レ
ベルに合わせて施す包装。 packaging
[2.2.10]
1008 輸送包装, 輸送を目的として物品に施す包装。こん包と呼ぶこともある。 transport packaging,
配送包装 distribution
packaging
[2.2.4]
1009 消費者包装, 物品などについて消費者の手元に渡るために施す包装。 consumer
生活者包装, 注記 小売包装及び販売包装はISO規格に整合させて追加した。 packaging,
小売包装, retail packaging,
販売包装 sales packaging
[2.2.5]
1010 業務用包装 institutional
各種事業所(学校,病院,ホテル,食堂など)へ多量に,かつ,継続的
に供給する物品を,大きな単位にまとめた包装。 packaging
1011 バルク包装 bulk packaging
作業の容易化及び内容品を一度にまとめるために施す包装又は個装を
簡略化した包装。 [2.2.7]
1012 追包装 overpack
集合包装で構成された複数の包装貨物を,輸送過程で取りまとめるため
に容易に追加することができる包装。 [2.2.13]

――――― [JIS Z 0108 pdf 4] ―――――

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Z 0108 : 2012
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1013 過剰包装, 内容品の保護機能,包装容積比などが,適正包装の範囲を上回る包装。 over quality
過大包装 packaging,
overpack
[2.2.13]
1014 高齢者・障害者 packaging design
高齢者及び障害者が容易に内容品を認識することが可能で,開封しよう
配慮設計 for all people
とした場合も安全に,かつ,容易に作業でき,包装内部に収納された部
品の見落としなどがないように配慮された包装設計。 including elderly
and people with
注記 高齢者・障害者配慮設計指針の日本工業規格(日本産業規格)は,JIS S 0021,JIS
disabilities
S 0022,JIS S 0022-3,JIS S 0022-4及びJIS S 0025で規定されて
いる。
1015 アクセシブルデ accessible design
何らかの機能に制限のある人に焦点を合わせ,これまでの設計をそのよ
ザイン うな人々のニーズに合わせて拡張することによって,製品をそのまま利
用でき潜在顧客数を最大限まで増やそうとする設計。
注記 アクセシブルデザインは,ユニバーサルデザインに含まれる概念
で,ユニバーサルデザインは,全ての人が,可能な限り最大限ま
で,特別な改造又は特殊な設計をせずに利用できるように配慮さ
れた,製品及び環境のデザインを指す。
1016 こん(梱)包 packing,
輸送を目的とした木製容器,鋼製容器,段ボール製容器などによる包装。
荷造りと呼ぶこともある。 pack,
package
[2.1.3及び2.1.4]
1017 開こん(梱) こん包を開き,中の物品を取り出す行為。 unpacking
1018 パッケージ package,
包装,容器,包装物品又は輸送貨物の総称。袋,容器などに包み込み又
は封かんした一単位の物品を意味する場合もある。 packaging
[2.1.1及び2.1.2]
1019 パッケージング 包装(1001)と同義語。容器[1028 a)]を意味する場合もある。packaging
[2.1.1及び2.1.2]
1020 パッキング こん包(1016)と同義語。 packing
1021 ベール包装 baling,
羊毛,綿花,紙,金属スクラップなどかさ張る物品を,ある程度圧縮し
bale
ながら包装材料で覆い,更に結束材料で強固に補強する技術,又はその
状態。 [2.3.3]
1022 集合包装 assembly
複数の物品又は包装貨物を1個の大形貨物にユニット化し,機械による
取扱いに適するようにした包装(JIS Z 0111参照)。 packaging,
consolidated pack
注記 ISO規格では“荷扱い作業を容易にするために,複数の包装をひ
とまとめにした包装”としている。 [2.2.11]
1023 適正包装 appropriate
省資源,省エネルギー及び廃棄物処理性を考慮し,合理的で,かつ,公
packaging
正な包装。輸送包装では,流通過程での振動,衝撃,圧縮,水,温度,
湿度などによって物品の価値,状態の低下を来さないような流通の実態
に対応した包装をいい,消費者包装では,過剰包装・過大包装,ごまか
し包装などを是正し,同時に欠陥包装を排除するため,保護性,安全性,
単位,表示,容積,包装費などについても適切である包装をいう。
1024 タンパレジスタ tamper-resistant
人間が無意識に扱った場合,又は悪意をもって“いたずら”をした場合
ント包装 packaging,
にも危険を生じないような工夫を施した包装。後者はいたずら防止包装
ともいう。 tamper-proof
packaging,
pilfer-proof
packaging

――――― [JIS Z 0108 pdf 5] ―――――

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