JIS Z 2324-1:2018 非破壊試験―加工穴内径面自動検査装置―第1部:標準試験片

JIS Z 2324-1:2018 規格概要

この規格 Z2324-1は、主に自動車及び産業機械部品に用いる加工穴内径面のきずを自動検査する装置の検査及び校正に使用する標準試験片について規定。

JISZ2324-1 規格全文情報

規格番号
JIS Z2324-1 
規格名称
非破壊試験―加工穴内径面自動検査装置―第1部 : 標準試験片
規格名称英語訳
Non-destructive testing -- Automatic inspection system for inner diameter surface of machining holes -- Part 1:Standard test blocks
制定年月日
2018年8月20日
最新改正日
2018年8月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

19.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
非破壊検査 2020
改訂:履歴
2018-08-20 制定
ページ
JIS Z 2324-1:2018 PDF [14]
                                                                                  Z 2324-1 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類及びその記号・・・・[2]
  •  5 外観,形状及び寸法・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 形状及び寸法・・・・[3]
  •  5.3 表面粗さ・・・・[3]
  •  5.4 アルマイト処理の膜厚及び色・・・・[3]
  •  6 作製方法・・・・[9]
  •  6.1 材料及び作製数・・・・[9]
  •  6.2 アルマイト処理・・・・[9]
  •  6.3 クロスハッチング仕上げ・・・・[9]
  •  7 検査・・・・[9]
  •  7.1 検査用試験片・・・・[9]
  •  7.2 外観検査・・・・[9]
  •  7.3 寸法,表面粗さ及びアルマイト膜厚の検査・・・・[9]
  •  7.4 代用特性値・・・・[11]
  •  7.5 標準試験片の合否・・・・[11]
  •  8 保管・・・・[11]
  •  9 表示・・・・[11]
  •  10 報告・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2324-1 pdf 1] ―――――

Z 2324-1 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2324-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 2324-1 : 2018

非破壊試験−加工穴内径面自動検査装置−第1部 : 標準試験片

Non-destructive testing-Automatic inspection system for inner diameter surface of machining holes-Part 1: Standard test blocks

1 適用範囲

  この規格は,主に自動車及び産業機械部品に用いる加工穴内径面のきずを自動検査する装置の検査及び
校正に使用する標準試験片(以下,標準試験片という。)について規定する。
注記 標準試験片は,マスターワーク,マスターピース又はマスターともいう。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
JIS B 0401-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−長さに関わるサイズ公差のISOコード方式−第1部 : サ
イズ公差,サイズ差及びはめあいの基礎
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS H 4100 アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JIS Z 2300 非破壊試験用語
JIS Z 8102 物体色の色名
ISO/IEC Guide 98-3,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS Z 2300による。
3.1
加工穴内径面自動検査装置
自動で加工穴内径面のきずを検出し,合否を判定する装置。この検査装置には,レーザ式,カメラ式,
渦電流式などがある。
3.2

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2
Z 2324-1 : 2018
鋳造製品の内部及び加工表面に存在する空洞の総称。鋳巣又は巣穴ともいう。
3.3
人工巣
機械加工又はその他の手法で試験片に加工された円筒形状の不連続部。人工巣は,意図した寸法及び形
状に付加される。擬似巣などともいう。
3.4
人工きず
機械加工又はその他の手法で試験片に加工された穴,溝などの不連続部。ただし,円筒形状の不連続部
は,除く。人工きずは,意図した寸法及び形状に付加される。
3.5
アルマイト処理
アルミニウム及びアルミニウム合金に陽極酸化皮膜を施す処理。
3.6
クロスハッチング仕上げ
ホーニングによって網目状の条痕などを付加する研磨加工。

4 種類及びその記号

  種類は,形状,内径及び内径面の表面処理(アルマイト処理又はクロスハッチング仕上げ)の有無によ
って6種類に区分し,表1に示す種類の記号で表す。
表1−種類及びその記号
形状 内径 内径面の表面処理の有無 種類の記号 主な用途
アルマイト処理 クロスハッチング (参考)
仕上げ
A型a) 10-20 b) なし なし A型 10-20 自動車部品など
あり(AL) なし A型 10-20 AL (バルブボディ,スリーブなど)
F型c) 50 なし なし F型 50 自動車部品など(デフケースなど)
なし あり(HO) F型 50 HO 自動車部品など(シリンダボアなど)
100 なし なし F型 100 自動車部品など(デフケースなど)
なし あり(HO) F型 100 HO 自動車部品など(シリンダボアなど)
注a) IS H 4100に規定するA6005CS若しくはA6063S又はこれらと同等のアルミニウム合金。
b) 内径が10 mm及び20 mmの段付き形状を示す。
c) IS G 5501若しくはJIS G 5502に適合する鋳鉄又はこれらと同等の鋳鉄。

5 外観,形状及び寸法

5.1 外観

  標準試験片の外観は,7.2によって検査を行い,次による。
a) 内径面には,さび,指紋,意図した以外のきず,洗浄痕,放電加工による焼け跡などがあってはなら
ない。
b) 内径面には,材料以外の不純物が現れてはならない。
c) アルマイト処理を施した内径面及び両端面には,アルマイト処理装置の電極部及びガイド部の接触に
よる焼け跡があってはならない。

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Z 2324-1 : 2018

5.2 形状及び寸法

  標準試験片の形状及び寸法は,7.3によって検査を行い,図1及び図2によるほか,次による。
a) はめあい公差は,JIS B 0401-1による。
b) 幾何公差表示方式は,JIS B 0021による。
c) 人工巣の軸方向及び円周方向の長さ並びに人工きずの幅の測定において,6.1によって作製した2個の
目視用かつ実測用標準試験片(以下,目視・実測用試験片という。)の測定値の差は,許容公差幅の
1/2以下とする。

5.3 表面粗さ

  標準試験片の表面粗さは,7.3によって検査を行い,図1又は図2による。

5.4 アルマイト処理の膜厚及び色

  A型標準試験片のアルマイト処理の膜厚及び色は,7.2及び7.3によって検査を行い,次による。
a) 膜厚は,1 m以上とする。
b) 膜の欠陥は,φ0.1 mmを超えるものがあってはならない。
c) 色は,JIS Z 8102の付表1(慣用色名)に規定するパールグレイ,シルバーグレイ又はアッシュグレ
イと同等の色とし,色むらはあってはならない。

――――― [JIS Z 2324-1 pdf 5] ―――――

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