JIS Z 2345-3:2018 超音波探傷試験用標準試験片―第3部:垂直探傷試験用標準試験片

JIS Z 2345-3:2018 規格概要

この規格 Z2345-3は、主に垂直探傷試験の手動探傷試験に用いる超音波試験装置を校正するための標準試験片についての必要事項を規定。

JISZ2345-3 規格全文情報

規格番号
JIS Z2345-3 
規格名称
超音波探傷試験用標準試験片―第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片
規格名称英語訳
Standard test blocks for ultrasonic testing -- Part 3:Standard test blocks for normal ultrasonic testing
制定年月日
2018年12月20日
最新改正日
2018年12月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

19.100, 25.160.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 溶接 I(基本) 2021, 溶接 II(製品) 2021, 非破壊検査 2020, 計測標準 2019
改訂:履歴
2018-12-20 制定
ページ
JIS Z 2345-3:2018 PDF [13]
                                                                                  Z 2345-3 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 標準試験片の名称,記号及び主な使用目的・・・・[2]
  •  5 製造・・・・[2]
  •  5.1 材料・・・・[2]
  •  5.2 材料検査・・・・[3]
  •  5.3 形状及び寸法・・・・[3]
  •  6 超音波測定・・・・[7]
  •  6.1 測定に用いる装置・・・・[7]
  •  6.2 測定方法及び測定条件・・・・[7]
  •  7 合否の判定・・・・[8]
  •  8 表示・・・・[8]
  •  9 適合の証明・・・・[9]
  •  9.1 STB-G・・・・[9]
  •  9.2 STB-N1・・・・[9]
  •  附属書A(規定)試験片の音速測定方法・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2345-3 pdf 1] ―――――

Z 2345-3 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本非破壊検査協会(JSNDI)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 2345:2000は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 2345の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 2345-1 第1部 : A1形標準試験片
JIS Z 2345-2 第2部 : A7963形標準試験片
JIS Z 2345-3 第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片
JIS Z 2345-4 第4部 : 斜角探傷試験用標準試験片

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2345-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 2345-3 : 2018

超音波探傷試験用標準試験片−第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片

Standard test blocks for ultrasonic testing- Part 3: Standard test blocks for normal ultrasonic testing

序文

  この規格は,1973年に標準試験片を一括して制定し,その後2000年に改正したJIS Z 2345について,
対応国際規格ISO 2400:2012及び対応国際規格ISO 7963:2006との整合化を考慮して,第1部 : A1形標準
試験片,第2部 : A7963形標準試験片,第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片及び第4部 : 斜角探傷試験用
標準試験片として分割して制定したうちの,第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片について規定したもので
ある。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,主に垂直探傷試験の手動探傷試験に用いる超音波試験装置を校正するための標準試験片に
ついての必要事項を規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4053 機械構造用合金鋼鋼材
JIS G 4805 高炭素クロム軸受鋼鋼材
JIS K 2238 マシン油
JIS Z 2300 非破壊試験用語
JIS Z 2354 固体の超音波減衰係数の測定方法
ASTM A105,Standard Specification for Carbon Steel Forgings for Piping Applications

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2300による。
3.1
G形標準試験片
垂直探傷において,超音波探傷装置の探傷感度の調整及び垂直探触子の性能測定に使用する標準試験片

――――― [JIS Z 2345-3 pdf 3] ―――――

2
Z 2345-3 : 2018
(以下,STB-Gという。)。
3.2
N1形標準試験片
垂直探傷において,超音波探傷装置の測定範囲の調整及び探傷感度の調整に使用する標準試験片(以下,
STB-N1という。)。

4 標準試験片の名称,記号及び主な使用目的

  標準試験片の名称,記号及び主な使用目的は,表1による。
表1−標準試験片の名称,記号及び主な使用目的
標準試験片の名称 記号 探傷方法 探傷の対象物の例 主な使用目的
G形標準試験片 STB-G V2 垂直 極厚板,条鋼及び 垂直探傷の探傷感度の調整,垂直
STB-G V3 鍛造品 探触子の特性の測定,探傷器の総
STB-G V5 合性能の測定
STB-G V8
STB-G V15-1
STB-G V15-1.4
STB-G V15-2
STB-G V15-2.8
STB-G V15-4
STB-G V15-5.6
N1形標準試験片 STB-N1 厚板 垂直探傷の探傷感度の調整,垂直
探傷の測定範囲の調整

5 製造

5.1 材料

  材料は,標準試験片の種類に応じ,それぞれ表2による。STB-Gの材料は削り出しによって取得しても
よい。
表2−材料
標準試験片 材料 熱処理 その他
の名称 種類 規格番号 種類記号
STB-G 高炭素クロム軸受鋼鋼材 JIS G 4805 SUJ2 球状化焼なまし 超音波の伝搬特性を変
機械構造用合金鋼鋼材 JIS G 4053 SNCM439 焼入焼戻しを標 化させるような残留応
SCM440 準 力がないもの
機械構造用炭素鋼鋼材 JIS G 4051 S50C
STB-N1 溶接構造用圧延鋼材 JIS G 3106 SM400C 焼ならし及び/ 超音波の伝搬特性に異
SM490C 又は焼入焼戻し 常を生じるような音響
機械構造用炭素鋼鋼材 JIS G 4051 特定なし を標準 異方性がないもの,すな
圧力容器用炭素鋼鍛鋼品又ASTM − わち,材料の厚さ方向に
は配管用炭素鋼鍛鋼品 A105 伝わる横波の偏波(振
動)方向を主圧延方向に
した場合の音速と直角
方向にした場合の音速
との差は,1 %以下
注記 上記の材料を用いれば,箇条6の超音波測定において合格する試験片が作製できることを保証するものでは
ない。

――――― [JIS Z 2345-3 pdf 4] ―――――

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Z 2345-3 : 2018

5.2 材料検査

  材料検査は,標準試験片の種類に応じ,それぞれ表3によって超音波探傷試験を行う。
表3−材料検査
標準試験片の名称 材料検査
STB-G a) IS Z 2354に従い,縦波減衰係数を測定し,その値が,周波数5 MHz
で5 dB/m以下,10 MHzで20 dB/m以下とする。
b) 水浸法又は局部水浸法によって,周波数10 MHz,公称直径10 mm
の探触子を用いて,隣接する2側面から垂直探傷し,STB-G V2の
エコー高さの1/16(−24 dB)を超えるきずエコーがあってはなら
ない。
STB-N1 a) 熱処理前に,局部水浸法によって,周波数10 MHz,公称直径10 mm
の探触子を用いて片面の全面から垂直探傷し,STB-G V2のエコー
高さの1/16(−24 dB)を超えるきずエコーがあってはならない。
b) 縦波及び横波の音速を,附属書Aに規定する方法によって,製造ロ
ットごとに1回以上測定し,縦波速度は5 920 m/s±30 m/s,横波速
度は3 245 m/s±15 m/sとする。

5.3 形状及び寸法

  各標準試験片の形状及び寸法は,次による。
a) TB-G 試験片の形状及び寸法を,図1に示す。規定がない箇所の寸法許容差は,±0.5 mmとする。
栓は,鋼製とし,長さ約10 mmとする。
B面には,図1 b)に示すように吸音材を取り付ける。このため,外観上の全長は表中のLより5 mm
長くなる。Tの値が60 mmの場合には,Dの値は55 mm,Tの値が50 mmの場合には,Dの値は45 mm
とする。吸音材は,金属粉末と合成樹脂との混合物とする。

――――― [JIS Z 2345-3 pdf 5] ―――――

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