JIS Z 2502:2020 金属粉―流動度測定方法

JIS Z 2502:2020 規格概要

この規格 Z2502は、校正された漏斗(ホールフローメータ)によって金属粉の流動度を測定する方法について規定。この方法は,規定するオリフィスから自然に流れ出す金属粉だけに適用する。

JISZ2502 規格全文情報

規格番号
JIS Z2502 
規格名称
金属粉―流動度測定方法
規格名称英語訳
Metallic powders -- Determination of flow rate by means of a calibrated funnel (Hall flowmeter)
制定年月日
1958年7月9日
最新改正日
2020年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4490:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

77.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1958-07-09 制定日, 1962-12-15 確認日, 1966-03-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1978-02-01 確認日, 1979-02-01 改正日, 1984-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1994-10-01 確認日, 2000-03-20 改正日, 2005-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2012-10-22 改正日, 2017-10-20 確認日, 2020-10-20 改正
ページ
JIS Z 2502:2020 PDF [9]
                                                                                   Z 2502 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[2]
  •  6 漏斗の校正・・・・[3]
  •  6.1 漏斗製造時の校正・・・・[3]
  •  6.2 漏斗使用者による校正・補正・・・・[3]
  •  7 試料採取・・・・[3]
  •  7.1 一般・・・・[3]
  •  7.2 試料採取質量・・・・[4]
  •  7.3 測定試料質量・・・・[4]
  •  7.4 測定試料数・・・・[4]
  •  8 測定方法・・・・[4]
  •  9 結果の表示・・・・[4]
  •  10 典型的な粉末による精度・・・・[4]
  •  10.1 一般・・・・[4]
  •  10.2 試験粉・・・・[4]
  •  10.3 繰返し精度・・・・[5]
  •  10.4 再現性・・・・[5]
  •  11 報告・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2502 pdf 1] ―――――

           Z 2502 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本粉末冶金
工業会(JPMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正
すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。
これによって,JIS Z 2502:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2502 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
Z 2502 : 2020

金属粉−流動度測定方法

Metallic powders-Determination of flow rate by means of a calibrated funnel (Hall flowmeter)

序文

  この規格は,2018年に第5版として発行されたISO 4490を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,校正された漏斗(ホールフローメータ)によって金属粉の流動度を測定する方法について
規定する。
この方法は,規定するオリフィスから自然に流れ出す金属粉だけに適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4490:2018,Metallic powders−Determination of flow rate by means of a calibrated funnel (Hall
flowmeter)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 2500 粉末や(冶)金用語
JIS Z 8402-2 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第2部 : 標準測定方法の併行精度及
び再現精度を求めるための基本的方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2500によるほか,次による。
3.1
流動度
ある一定の条件下で,決められた質量の粉末が規定のオリフィスから流出するのに要する時間。

――――― [JIS Z 2502 pdf 3] ―――――

           2
Z 2502 : 2020

4 原理

  この規格に規定する流動度は,規定する寸法で校正された漏斗のオリフィスを通過して50 gの金属粉が
流れる時間を測定することによって得られる。

5 装置

5.1 漏斗 漏斗は,図1に規定する寸法とする。漏斗は,非磁性で耐食性があり,かつ,容易に変形せず,
過度の摩耗しない十分な壁厚及び硬さをもつ金属材料で作られているものでなければならない。
5.2 スタンド スタンドは,水平で振動の影響がない土台をもち,漏斗をしっかり支持できるものにする
(例 図2参照)。
5.3 はかり はかりは,十分な測定容量をもち,試料を±0.05 gの精確さで測定できるものにする。
5.4 時間測定器 時間測定器は,通過時間を0.1秒の精確さで測定できるものにする。
5.5 標準粉 漏斗の校正に用いる標準粉は,対応国際規格(ISO 4490)に規定された標準粉1) 又は同等品。
注1) SO 4490では,標準粉として次を紹介している。
·Chinese emery grit
単位 mm
図1−漏斗

――――― [JIS Z 2502 pdf 4] ―――――

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Z 2502 : 2020
図2−スタンド及び校正された漏斗

6 漏斗の校正

6.1 漏斗製造時の校正

  漏斗製造業者が,次の方法で校正した漏斗を用いなければならない。
a) 標準粉(5.5参照)をきれいなガラス瓶に入れ,乾燥機などを用いて大気中で110 ℃±5 ℃で60分±5
分間乾燥する。
b) 乾燥機の中で大気温度に冷却する。
c) 標準粉を50.0 g±0.1 gひょう量する。
d) 箇条8の測定方法に従って標準粉の流動度を測定する。
e) 同じ標準粉を使用し,a) d)を5回繰り返す。5回のうち,最大値と最小値との差は,0.4秒以内とす
る。
f) 5回の測定の平均値を四捨五入によって,小数点以下1桁に丸め,その値を漏斗の底に刻印する。測
定値は40.0秒±0.5秒でなければならない。

6.2 漏斗使用者による校正・補正

  使用者は,補正が必要かどうかを,定期的に検証することが望ましい。
標準粉の流動度は,6.1の方法によって測定しなければならない。標準粉の流動度が40.0秒±0.5秒の範
囲外となった場合は,補正係数を使用しなければならない。補正係数は,新たな測定値で40.0を除した値
とする。
新規の補正係数を採用する前に,値が変化した理由を調査することが望ましい。もし,流動時間が短く
なった場合は,繰返しの使用によってオリフィスが摩耗したためと考えられ,新規の補正係数は正当なも
のと考えられる。また,流動時間が長くなった場合は,オリフィスに柔らかい粉末が付着したためと考え
られ,この場合は,付着物を注意深く取り除き,その後,校正のための測定を繰り返す。
標準粉の流動時間が37秒より短くなった場合は,その漏斗を使用しないことが望ましい。

7 試料採取

7.1 一般

  一般的に,試料は,受入れたままの状態で測定を行う。特別な場合には,受渡当事者間によって試料を
乾燥してもよい。試料が酸化しやすい場合には,乾燥を真空中又は不活性ガス中で行う。

――――― [JIS Z 2502 pdf 5] ―――――

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JIS Z 2502:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4490:2018(MOD)

JIS Z 2502:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2502:2020の関連規格と引用規格一覧