JIS Z 3001-5:2013 溶接用語―第5部:レーザ溶接

JIS Z 3001-5:2013 規格概要

この規格 Z3001-5は、レーザ溶接関係で術語として用いる主な用語及びその定義について規定。

JISZ3001-5 規格全文情報

規格番号
JIS Z3001-5 
規格名称
溶接用語―第5部 : レーザ溶接
規格名称英語訳
Welding and allied processes -- Vocabulary -- Part 5:Laser welding
制定年月日
2013年7月22日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2013-07-22 制定日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS Z 3001-5:2013 PDF [24]
                                                                                  Z 3001-5 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 分類・・・・[1]
  •  4 用語及び定義・・・・[1]
  •  4.1 溶接の基本・・・・[1]
  •  4.2 レーザ溶接一般・・・・[2]
  •  4.3 レーザ光の性質・・・・[2]
  •  4.4 レーザの種類・・・・[7]
  •  4.5 レーザ出力特性・・・・[12]
  •  4.6 レーザ加工装置・・・・[16]
  •  4.7 レーザ加工・・・・[19]
  •  4.8 レーザ安全関連・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 3001-5 pdf 1] ―――――

Z 3001-5 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本溶接協会(JWES)から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 3001の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 3001-1 第1部 : 一般
JIS Z 3001-2 第2部 : 溶接方法
JIS Z 3001-3 第3部 : ろう接
JIS Z 3001-4 第4部 : 溶接不完全部
JIS Z 3001-5 第5部 : レーザ溶接
JIS Z 3001-6 第6部 : 抵抗溶接
JIS Z 3001-5:2013は,JIS Z 3001の規格群の第5部として,レーザ溶接に関わる用語を規定した。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 3001-5 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 3001-5 : 2013

溶接用語−第5部 : レーザ溶接

Welding and allied processes-Vocabulary-Part 5: Laser welding

序文

  この規格は,レーザ溶接分野において術語として用いる用語について規定した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,対応国際規格は現時点では制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,レーザ溶接関係で術語として用いる主な用語及びその定義について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6802:2011 レーザ製品の安全基準
JIS Z 3001-1 溶接用語−第1部 : 一般
JIS Z 3001-2 溶接用語−第2部 : 溶接方法

3 分類

  用語の分類は,次による。
a) 溶接の基本
b) レーザ溶接一般
c) レーザ光の性質
d) レーザの種類
e) レーザ出力特性
f) レーザ加工装置
g) レーザ加工
h) レーザ安全関連

4 用語及び定義

4.1 溶接の基本

  溶接の基本に関する用語は,JIS Z 3001-1の4.1.1による。

――――― [JIS Z 3001-5 pdf 3] ―――――

2
Z 3001-5 : 2013

4.2 レーザ溶接一般

  番号      用語                            定義                                       ISO番号
対応英語(参考)
太字はISO用語 (参考)
52001 レーザ 主に誘導放出を制御することによって,180 nm1 mmの波laser, 11145の
laser light
長範囲での電磁放射を発生又は増幅することができるデバ 3.25
イス(JIS C 6802:2011の3.41参照)。
注記1 laserは“light amplification by stimulated emission of
radiation”の頭文字である。
注記2 レーザ光を単にレーザと呼ぶ場合がある。
52002 レーザ光 laser light,
レーザ(52001)で放出される光。次の特徴をもつ。1単色 11145の
性に優れる,2指向性に優れる,3光の位相がそろっている。 laser beam3.29,
レーザビームともいう。 TR
17671-6
52003 レーザ溶接 laser welding,
エネルギー媒体(JIS Z 3001-1の11105)としてレーザ光 857-1の
laser beam
(52002)を用いて行う溶接。レーザ光溶接又はレーザビー 4.2.5.1,
ム溶接ともいう。 welding TR
17671-6
の箇条12
52004 レーザ・アーク 15609-6
laser/arc hybrid
レーザ光及びアークを同時に照射し,一つの溶融池を形成し
ハイブリッ た状態で行う溶接。 welding の3.1,
ド溶接 注記 溶接方向に対してレーザ光が先行する場合をレーザ TR
先行,アークが先行する場合をアーク先行と併記する 17671-6
ことがある。 の12.1.9
52005 レーザ・アーク laser/arc
レーザ光及びアークを同時に照射し,少なくとも二つの分離 15609-6
コンバイン した溶融池を形成した状態で行う溶接。 combined の3.1
ド溶接 welding

4.3 レーザ光の性質

  番号      用語                            定義                                       ISO番号
対応英語(参考)
太字はISO用語 (参考)
53001 コヒーレンス 波動が可干渉性で位相がそろっているという特性。 coherence 11145の
注記 レーザ光はコヒーレンスをもつ。 3.15

――――― [JIS Z 3001-5 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
Z 3001-5 : 2013
番号 用語 定義 ISO番号
対応英語(参考)
太字はISO用語 (参考)
53002 ビーム広がり beam divergence
レーザ光軸断面の形状において,増加するビーム幅で形成さ 11145の
角 angle
れる漸近円すい(錐)の角度(全角)。ビーム発散角ともい 3.19
う。
53003 コリメーショ collimation
ビーム広がり角をもつレーザ光を平行に近い状態にするこ
ン と。
注記 コリメーションを行う光学機器をコリメータ(56008)
という。
53004 コリメートビ コリメーションによってほぼ平行になった状態のレーザ光。 collimated beam
ーム
53005 ビームモード beam mode
レーザ発振器(54001)から放射されたレーザ光が,ある安
定した固有の強度分布をもつ状態。
注記 横モード及び縦モードがあるが,一般的には横モード
を指す。
53006 横モード 11145の
レーザ光の伝ぱ(播)方向に垂直な面のエネルギー強度分布。 transverse mode,
横電磁モード(TEM)ともいう。 transverse 3.36
注記 エネルギー強度分布の違いによってTEMmn(m,nは electromagnetic
整数)と表示して区別される。 mode (TEM)
53007 シングルモー single mode,
レーザ光の空間的強度分布が,次の式のガウス分布で表され
ド る横モード。ガウスモード又はTEM00ともいう。 Gaussian mode,
2r2 TEM00
w2
Pr P0e
P(r) : パワー密度
P0 : 最大パワー密度
r : 分布中心からの半径方向の距離
w : パワー密度がP0の0.135倍(=1/e2倍)になる半径
[ビーム径(53013)を参照]

――――― [JIS Z 3001-5 pdf 5] ―――――

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JIS Z 2911:2018の国際規格 ICS 分類一覧