この規格ページの目次
JIS Z 8000-1:2014 規格概要
この規格 Z8000-1は、量,量体系,単位,量記号及び単位記号並びに一貫性のある単位系[特に国際量体系(ISQ)及び国際単位系(SI)]に関する定義及び一般的な事項について規定。順序尺度量(ordinal quantities)及び名義的性質(nominal properties)は除く。
JISZ8000-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z8000-1
- 規格名称
- 量及び単位―第1部 : 一般
- 規格名称英語訳
- Quantities and units -- Part 1:General
- 制定年月日
- 2014年3月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 80000-1:2009(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2014-03-20 制定日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS Z 8000-1:2014 PDF [42]
Z 8000-1 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 0.1 量・・・・[1]
- 0.2 単位・・・・[2]
- 0.3 単位の値の実現・・・・[2]
- 0.4 表の配列・・・・[3]
- 1 適用範囲・・・・[3]
- 2 引用規格・・・・[3]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 量・・・・[13]
- 4.1 量の概念・・・・[13]
- 4.2 量の種類-量演算・・・・[13]
- 4.3 量の体系-基本量及び組立量・・・・[14]
- 4.4 普遍定数及び実験的定数・・・・[14]
- 4.5 量方程式における一定乗数・・・・[14]
- 4.6 国際量体系(ISQ)・・・・[15]
- 5 次元・・・・[15]
- 6 単位・・・・[16]
- 6.1 単位及び数値・・・・[16]
- 6.2 数学的演算・・・・[16]
- 6.3 量方程式及び数値方程式・・・・[17]
- 6.4 一貫性のある単位系・・・・[17]
- 6.5 国際単位系(SI)・・・・[18]
- 7 印刷に関する規則・・・・[23]
- 7.1 量記号・・・・[23]
- 7.2 単位の名称及び記号・・・・[25]
- 7.3 数・・・・[27]
- 7.4 化学元素及び核種・・・・[29]
- 7.5 ギリシャ語アルファベット・・・・[30]
- 附属書A(規定)物理量の名称に用いる用語・・・・[31]
- 附属書B(規定)数の丸め方・・・・[35]
- 附属書C(規定)対数量及びその単位・・・・[36]
- 附属書D(参考)量及び単位の分野における国際機関・・・・[38]
- 参考文献・・・・[39]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[40]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 8000-1 pdf 1] ―――――
Z 8000-1 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 8202-0:2000及びJIS Z 8203:2000は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8000の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8000-1 第1部 : 一般
JIS Z 8000-3 第3部 : 空間及び時間
JIS Z 8000-4 第4部 : 力学
JIS Z 8000-5 第5部 : 熱力学
JIS Z 8000-6 第6部 : 電磁気
JIS Z 8000-7 第7部 : 光
JIS Z 8000-8 第8部 : 音
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 8000-1 : 2014
量及び単位−第1部 : 一般
Quantities and units-Part 1: General
序文
この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 80000-1を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
0.1 量
量体系及び単位系の表現法には,相互に矛盾がなければ異なる方法が存在してよい。どの方法を用いる
かは,あくまで取決めによって合意される。この規格では,国際度量衡総会(CGPM: Conference General de
Poids et Mesures)が単位系として採用した国際単位系(SI: Systeme International dUnites)の基礎となった
方法を示した。
ここで使用されている量及び量の間の関係は,物理科学の全域にわたってほぼ普遍的に受け入れられて
いるものである。それらは今日,大多数の科学の教科書に記載されており,全ての科学者及び技術者によ
く知られている。
注記 CGS-ESU系1),CGS-EMU系1) 及びガウス系での電磁気単位の場合,定義される量体系に相違
がある。CGS-ESU系では,電気定数ε0(真空の誘電率,permittivity of vacuum)は1,すなわち
無次元として定義されており,CGS-EMU系では,磁気定数μ0(真空の透磁率,permeability of
vacuum)は1,すなわち無次元として定義されているが,対照的に国際量体系(ISQ)では,そ
れらは無次元ではない。ガウス系は,CGS-ESU系及びCGS-EMU系に関連しており,同じ混乱
がある。
力学において,一般にニュートンの運動の法則は,F=c・maと表す。古い技術体系である
MKS単位系2) ではc=1/gnであり,gnは自由落下の標準加速度である。国際量体系(ISQ)で
は,c=1である。
注1) GS : センチメートル−グラム−秒,ESU : 静電単位,EMU : 電磁単位
2) KS : メートル−キログラム−秒
量及び量の間の関係は,本質的にその数は無限であり,新しい分野の科学及び技術の発展に伴って進化
し続けている。したがって,この規格にこれらの量及び量の間の関係を全て規定することは不可能である。
代わりに,より一般的に使用される量及び量の間の関係を規定している。
特定の専門分野で活動している規格利用者が,関心をもっている量が,この規格又はその他の規格に規
定されていないと気付く可能性がある。しかし,これらの規格利用者が,関心をもっている量を,この規
格に規定されている,よりよく知られている例に関係付けることができれば,規格利用者が関心をもって
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Z 8000-1 : 2014
いる量を定義することへの妨げとはならないであろう。
関心のある量の値を表現するために使用される単位の大部分は,量体系という概念が開発されるずっと
以前から開発及び使用されていたが,単に物理科学の方程式である量の間の関係は,重要である。なぜな
ら,いずれの単位系においても,単位間の関係は重要な役割を果たし,これらは対応する量の関係から開
発されたものだからである。
SIの単位の基礎として使用されている量,及びそれらの間の関係は,国際量体系(ISQ)と命名されて
いる。この名称は,現在の調和がとれたシリーズの元になっている旧JIS Z 8202規格群の中では使用され
なかった。しかし,ISQという名称は,2007年に発行されたISO/IEC Guide 99,及び2006年に発行され
たSI文書第8版[8] でも使用されている。共に,この新しい量及び単位シリーズの一貫性を確実にするため
であった。それらが発行された時点で,既にこの新しい版では新しい用語が使用されるであろうというこ
とが発表されていた。しかし,ISQは,近代科学及び技術の全てが基づく,本質的に無限で持続的に進化
及び拡大している量体系,及び方程式に割り当てられた単に便利な表示に過ぎないということを認識する
ことが望ましい。ISQは,旧JIS Z 8202規格群において,この体系のために使用された表現である“SIの
基礎となる量体系”の省略表示である。
なお,この規格で扱う量及び単位の分野における国際機関の名称については,附属書Dに参考として記
載している。
0.2 単位
一組の基本量に対応する一組の基本単位を定義し,次に,基本量から組立量を定義している関係を用い
て,基本単位のべき乗の積の形で組立単位を定義することによって単位系が確立されている。この規格及
びSIには,七つの基本量及び基本単位がある。基本量は,長さ,質量,時間,電流,熱力学温度,物質量
及び光度であり,対応する基本単位はそれぞれ,メートル,キログラム,秒,アンペア,ケルビン,モル
及びカンデラである。これらの基本単位の定義及びそれらの実現方法は,SIの中心をなしている。これは,
国際度量衡委員会(CIPM: Comite International des Poids et Mesures)の下の諮問委員会が責任を負って担当
している。この基本単位の現在の定義及びその実現方法は,SI文書[8] に記載されている。SI文書の原本は,
国際度量衡局(BIPM: Bureau International des Poids et Mesures)によって発行されている。基本量は,この
ように明確な定義をもつ基本単位とは対照的に,運用上定められている場合を除いて,単に慣習によって
選ばれ,明確に定義されている訳ではない。
0.3 単位の値の実現
単位の値を実現するということは,単位と同一種類のある量の値を,単位の値と比較するために測定を
行う場合,単位の定義を用いることである。これは,科学において量の値の測定を行うに当たっての本質
的手段である。基本単位の値の実現は,特に重要である。組立単位の値の実現は,原則として基本単位の
実現に従う。
単位の値の実用的実現のための多くの異なる方法があっても差し支えなく,また,科学の進歩に伴って
新しい方法が開発されても差し支えない。物理法則に矛盾しないいずれの方法も,どのSI単位の実現のた
めにも使用することができる。
なお,単位の実現のために,実験的方法を見直すことは多くの場合有益であり,CIPMではSI文書の一
部に記載されているような方法を推奨している。
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Z 8000-1 : 2014
0.4 表の配列
この規格群においては,ISQのサブセットである量,及びそれらの間の関係は,左側のページに記載し
ており,SIの単位(及びその他の幾つかの単位)は,右側のページに記載している。幾つかの追加の量及
び単位も同様に,それぞれ左右のページに記載している。量の項目番号は,pp-nn.sの形で記載している
(pp : 規格群の部番号,nn又はnn.s : 細分番号)。単位の項目番号は,pp-nn.lの形で記載している(pp :
規格群の部番号,nn : 細分番号,l : 細別文字)。
1 適用範囲
この規格は,量,量体系,単位,量記号及び単位記号並びに一貫性のある単位系[特に国際量体系(ISQ)
及び国際単位系(SI)]に関する定義及び一般的な事項について規定する。ただし,順序尺度量(ordinal
quantities)及び名義的性質(nominal properties)は除く。
この規格は,広く科学及び技術の分野での使用並びにJIS Z 8000規格群の手引とすることを意図してい
る。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 80000-1:2009,Quantities and units−Part 1: General(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO/IEC Guide 99,International vocabulary of metrology−Basic and general concepts and associated terms
(VIM)
注記 なお,上記のISO/IEC Guide 99については,TS Z 0032として発行されている。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
注記 この箇条で規定している定義の内容は,ISO/IEC Guide 99の規定内容と同一であるが幾つかの
注記及び例は修正している。
3.1
量(quantity)
数と計量参照(reference)との組合せとして表すことができる大きさをもつ,現象,物体又は物質の性
質。
注記1 一般的概念の“量”は,次の表に示すように,幾つかのレベルの特定の概念に分けることが
できる。表の左側は,“量”の基にある特定の概念を示している。これらは,右側の欄の個々
の量に対する一般的概念である。
――――― [JIS Z 8000-1 pdf 5] ―――――
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JIS Z 8000-1:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 80000-1:2009(MOD)
JIS Z 8000-1:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.060 : 量及び単位
JIS Z 8000-1:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方