JIS Z 8002:2006 標準化及び関連活動―一般的な用語

JIS Z 8002:2006 規格概要

この規格 Z8002は、標準化及び関連活動に関する一般的な用語及びその定義について規定。

JISZ8002 規格全文情報

規格番号
JIS Z8002 
規格名称
標準化及び関連活動―一般的な用語
規格名称英語訳
Standardization and related activities -- General vocabulary
制定年月日
2006年11月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC Guide 2:2004(IDT)
国際規格分類

ICS

01.040.01, 01.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-11-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 8002:2006 PDF [21]
                                                                Z8002 : 2006 ISO/IEC Guide 2 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  0A 適用範囲・・・・[1]
  •  1 標準化・・・・[2]
  •  2 標準化の目標・・・・[3]
  •  3 規範文書・・・・[3]
  •  4 規格及び法規の責任団体・・・・[5]
  •  5 規格の種類・・・・[6]
  •  6 規格の整合・・・・[7]
  •  7 規範文書の内容・・・・[8]
  •  8 規範文書の構成・・・・[8]
  •  9 規範文書の作成・・・・[9]
  •  10 規範文書の実施・・・・[10]
  •  11 法規における規格の引用・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)関連用語・・・・[11]
  •  附属書JB(参考)5言語対照表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8002 pdf 1] ―――――

                                                                Z8002 : 2006 ISO/IEC Guide 2 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願
に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特
許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8002 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8002 : 2006
(ISO/IEC Guide 2 : 2004)

標準化及び関連活動−一般的な用語

Standardization and related activities-General vocabulary

序文

  この規格は,2004年に第8版として発行されたISO/IEC Guide 2,Standardization and related activities−
General vocabularyを基に,技術的内容及び対応国際ガイドの様式を変更することなく作成した日本工業規
格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際ガイドにはない事項である。また,附属書
JA及び附属書JBは,対応国際ガイドにない附属書である。
定義欄などの文章中において,太字を用いて表している用語は,この規格の中で定義をしてある用語で
ある。
対応国際ガイドに規定されていない関連用語及びその定義を,附属書JA(参考)に示す。また,日本語,
英語及びフランス語のほか,東アジア地域において我が国と関連の深い大韓民国及び中華人民共和国の対
応用語を,附属書JB(参考)に示す。
0A 適用範囲
この規格は,標準化及び関連活動に関する一般的な用語及びその定義について規定する。この規格は,
基本的には標準化に関係する各種機関の相互理解に役立たせるためのものである。また,この規格は,標
準化の理論上及び実務上の基本原則を定義して,教育及び用語の参照の適切なよりどころを提供する。
この規格は,国際的に認められた別の用語集において適切なものとして定義された一般的な用語を,再
掲していない。
注記1 上記は,ISO(国際標準化機構),IEC(国際電気標準会議),BIPM(国際度量衡局),IFCC
(国際臨床化学連合),IUPAC(国際純正応用化学連合)及びOIML(国際法定計量機関)
が協力して作成し,1993年に第2版として発行された“国際計量基本用語集(VIM)”であ
る。
注記2 この規格の対応国際ガイド及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC Guide 2:2004, Standardization and related activities−General vocabulary (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していること
を示す。

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――――― [JIS Z 8002 pdf 3] ―――――

Z8002 : 2006 ISO/IEC Guide 2 : 2004

1 標準化

 番号      用語                                定義                            対応英語(参考)
1.1 標準化 standardization
実在の問題又は起こる可能性がある問題に関して,与えられた状況に
おいて最適な秩序を得ることを目的として,共通に,かつ,繰り返し
て使用するための記述事項を確立する活動。
注記1 この活動は,特に規格を作成し,発行し,実施する過程
からなる。
注記2 標準化がもたらす重要な利益は,製品,プロセス及びサ
ービスが意図した目的に適するように改善されること,
貿易上の障害が取り払われること,及び技術協力が促進
されることである。
注記3 旧JIS Z 8101:1981の品質管理用語では,“標準化”を“標
準を設定し,これを活用する組織的行為”としている。
この意図するところは,注記1と同一である。
1.2 標準化の主題 標準化する題目。 subject of
注記1 この規格全体にわたって,“製品,プロセス又はサービstandardization
ス”という表現を,標準化の主題をまとめて広い意味で
言い表すために使用する。“製品,プロセス又はサービ
ス”は,例えば,すべての材料,部品,機器,システム,
インタフェイス,プロトコル,手順,機能,方法,活動
などを包含するものと理解してよい。
注記2 標準化は,ある主題の特定の側面に限定してよい。例え
ば,靴の場合に,寸法の基準と耐久性の基準とを,別々
に標準化してもよい。
1.3 標準化の分野 関連する標準化の主題のグループ。 field of
standardization
注記 例えば,エンジニアリング,輸送,農業,並びに量及び単
位は,標準化の分野とみなすことができる。
1.4 到達技術状況 ある時点での,科学,技術及び経験を結集した知見に基づいた,製品, state of the art
プロセス及びサービスに関する技術力の到達段階。
1.5 認知技術規則 acknowledged rule of
到達技術状況を反映するものとして,専門家の代表の多数が認める技
術上の記述事項。 technology
注記 ある技術的な主題に関する規範文書は,協議及び合意の手
続きによって利害関係者が協力して作成したものであれ
ば,承認された時点で認知技術規則として制定されたもの
とみなす。
1.6 標準化の段階 標準化への参加の,地理上,政治上又は経済上の広がり。 level of
standardization
1.6.1 国際標準化 international
すべての国々の標準化に直接関係する団体が参加できる標準化。
standardization
1.6.2 地域標準化 regional
世界の,ある一つの地理上,政治上又は経済上の範囲内の国々の標準
化に直接関係する団体が参加できる標準化。 standardization
1.6.3 国家標準化 一つの特定の国の段階で行われる標準化。 national
standardization
1.6.4 地区標準化 一つの国の中の一つの地理的区分の段階で行われる標準化。 provincial
standardization
1.7 合意 consensus
本質的な問題について,重要な利害関係者の中に妥協できない反対意
見がなく,かつ,すべての関係者の見解を考慮することに努める過程
及び対立した議論を調和させることに努める過程を経たうえでの全
体的な一致。
注記 合意は,必ずしも全員の一致を必要としない。

――――― [JIS Z 8002 pdf 4] ―――――

                                                                Z8002 : 2006 ISO/IEC Guide 2 : 2004

2 標準化の目標

    注記 標準化は,製品,プロセス又はサービスをその目的に適合させるために複数の特定の目標(aims)
をもってもよい。このような目標には,多様性の制御,ユーザビリティ,両立性,互換性,健
康,安全,環境保護,製品保護,相互理解,経済性,貿易などがある。しかし,これらに限定
するものではない。また,これらが重複することもある。
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2.1 目的適合性 fitness for purpose
定められた条件の下で,製品,プロセス又はサービスが,所定の目的
にかなう能力。
2.2 両立性 compatibility
定められた条件の下で,複数の製品,プロセス又はサービスが,許容
できない相互作用を引き起こすことなく,それぞれの直接関係する要
求事項を満たしながら,共に使用できる能力。
2.3 互換性 interchangeability
ある一つの製品,プロセス又はサービスを別のものに置き換えて用い
ても,同じ要求事項を満たすことができる能力。
注記 機能からみた互換性を“機能互換性”,寸法からみた互換
性を“寸法互換性”という。
2.4 多様性の制御 variety control
大多数の必要性を満たすように,製品,プロセス又はサービスの種類
を最適化すること。
注記 通常,多様性の制御は,種類の削減に関係する。
2.5 安全 危害の容認できないリスクがないこと。 safety
注記 標準化では,製品,プロセス及びサービスの安全は,一般
に,人及び財産に対する危害の避けることのできるリスク
を容認できる程度にまで削減する幾つかの要素の最適な
釣り合いをとる,という見地から検討する。これらの要素
には,人の行動のような技術以外のものも含まれる。
2.6 環境保護 protection of the
製品,プロセス及びサービスそれ自体及びその運用によって生じる容
認できない被害から,環境を守ること。 environment
2.7 製品保護 product protection
使用中,輸送中又は保管中,気候上の好ましくない条件又はその他の
好ましくない条件から製品を守ること。

3 規範文書

 番号      用語                                定義                            対応英語(参考)
3.1 規範文書 normative document
活動又はその結果に関する規則,指針又は特性を規定する文書。
注記1 規範文書とは,規格,標準仕様書,実施基準,法規など
の文書の総称である。
注記2 文書とは,情報を記録してあるあらゆる媒体をいう。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS Z 8002 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8002:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC Guide 2:2004(IDT)

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