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JIS Z 8051:2015 規格概要
この規格 Z8051は、人,財産若しくは環境,又はこれらの組合せに関係する安全側面を規格へ導入する際の指針。
JISZ8051 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z8051
- 規格名称
- 安全側面―規格への導入指針
- 規格名称英語訳
- Safety aspects -- Guidelines for their inclusion in standards
- 制定年月日
- 2004年3月20日
- 最新改正日
- 2015年12月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC Guide 51:2014(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.120
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2015-12-21 改正
- ページ
- JIS Z 8051:2015 PDF [16]
Z 8051 : 2015 (ISO/IEC Guide 51 : 2014)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 “安全”及び“安全な”という用語の使用・・・・[3]
- 5 リスクの要素・・・・[3]
- 6 許容可能なリスクの達成・・・・[4]
- 6.1 リスクアセスメント及びリスク低減の反復プロセス・・・・[4]
- 6.2 許容可能なリスク・・・・[5]
- 6.3 リスク低減・・・・[6]
- 6.4 妥当性確認・・・・[8]
- 7 規格における安全側面・・・・[8]
- 7.1 安全規格の種類・・・・[8]
- 7.2 提案された新しい規格の分析・・・・[8]
- 7.3 準備作業・・・・[9]
- 7.4 規格作成・・・・[10]
- 参考文献・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 8051 pdf 1] ―――――
Z 8051 : 2015 (ISO/IEC Guide 51 : 2014)
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。これによって,JIS Z 8051:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 8051 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 8051 : 2015
(ISO/IEC Guide 51 : 2014)
安全側面−規格への導入指針
Safety aspects-Guidelines for their inclusion in standards
序文
この規格は,2014年に第3版として発行されたISO/IEC Guide 51を基に,技術的内容及び構成を変更
することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
この導入指針には,安全側面についてだけを規定するもの又は安全に関する事項を含むものがある。
この導入指針は,規格作成者が規格に安全側面を導入するための要求事項及び推奨事項を規定する。
また,この導入指針は,危害を受けやすい状態にある消費者による使用を含め,製品又はシステムの使
用中に起きるリスクを減らすことを目的とし,要求仕様,設計,製造,流通,使用(メンテナンスを含む。),
解体又は廃棄から生じるリスクを減らすことを目的としている。
この導入指針は,強制法規,団体規格,社内規格などにも適用することが望ましい。
1 適用範囲
この規格は,人,財産若しくは環境,又はこれらの組合せに関係する安全側面を規格へ導入する際の指
針を示す。
注記1 例えば,この導入指針は,人だけに,人及び財産に,又は人,財産及び環境に,適用できる。
注記2 この導入指針の全体にわたって使用される“製品及びシステム”の用語は製品,プロセス,
サービス及びシステムを含む。
注記3 長期的な健康への影響に対しても,安全側面は適用される。
注記4 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC Guide 51:2014,Safety aspects−Guidelines for their inclusion in standards(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2 引用規格
引用規格はない。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
危害(harm)
人への傷害若しくは健康障害,又は財産及び環境への損害。
――――― [JIS Z 8051 pdf 3] ―――――
2
Z 8051 : 2015 (ISO/IEC Guide 51 : 2014)
3.2
ハザード(hazard)
危害(3.1)の潜在的な源。
3.3
危険事象(hazardous event)
危害(3.1)を引き起こす可能性がある事象。
3.4
危険状態(hazardous situation)
人,財産又は環境が,一つ以上のハザード(3.2)にさらされている状況。
3.5
本質的安全設計(inherently safe design)
ハザード(3.2)を除去する及び/又はリスク(3.9)を低減させるために行う,製品又はシステムの設計
変更又は操作特性を変更するなどの方策。
3.6
意図する使用(intended use)
製品若しくはシステムとともに提供される情報に従った使用,又はそのような情報がない場合には一般
的に理解されている方法による使用。
3.7
合理的に予見可能な誤使用(reasonably foreseeable misuse)
容易に予測できる人間の行動によって引き起こされる使用であるが,供給者が意図しない方法による製
品又はシステムの使用。
注記1 容易に予測できる人間の行動は様々なタイプの使用者,例えば,高齢者,子供,障害者など
の行動を含む。詳細は,ISO 10377を参照。
注記2 消費者安全に関する規定で,“合理的に予見可能な使用”という用語が,“意図する使用(3.6)”
及び“合理的に予見可能な誤使用(3.7)”の同義語として使われることが増えている。
3.8
残留リスク(residual risk)
リスク低減方策(3.13)が講じられた後にも残っているリスク(3.9)。
3.9
リスク(risk)
危害(3.1)の発生確率及びその危害の度合いの組合せ。
注記 発生確率には,ハザード(3.2)への暴露,危険事象(3.3)の発生,及び危害の回避又は制限の
可能性を含む。
3.10
リスク分析(risk analysis)
入手可能な情報を体系的に用いてハザード(3.2)を同定し,リスク(3.9)を見積ること。
3.11
リスクアセスメント(risk assessment)
リスク分析(3.10)及びリスク評価(3.12)からなる全てのプロセス。
――――― [JIS Z 8051 pdf 4] ―――――
3
Z 8051 : 2015 (ISO/IEC Guide 51 : 2014)
3.12
リスク評価(risk evaluation)
許容可能なリスク(3.15)の範囲に抑えられたかを判定するためのリスク分析(3.10)に基づく手続。
3.13
リスク低減方策(risk reduction measure),保護方策(protective measure)
ハザード(3.2)を除去するか,又はリスク(3.9)を低減させるための手段又は行為(例 参照)。
例 本質的安全設計(3.5),保護装置,個人用保護具,使用及び取付けのための情報,作業の組織,
訓練,保護器具の利用,監視
3.14
安全(safety)
許容不可能なリスク(3.9)がないこと。
3.15
許容可能なリスク(tolerable risk)
現在の社会の価値観に基づいて,与えられた状況下で,受け入れられるリスク(3.9)のレベル
注記 この規格において,“受容可能なリスク(acceptable risk)”及び“許容可能なリスク(tolerable
risk)”は同義語の場合がある。
3.16
危害を受けやすい状態にある消費者(vulnerable consumer)
年齢,理解力,身体的・精神的な状況又は限界,製品の安全(3.14)情報にアクセスできないなどの理
由によって,製品又はシステムからの危害(3.1)のより大きなリスク(3.9)にさらされている消費者。
4 “安全”及び“安全な”という用語の使用
4.1 一般社会では,しばしば“安全”という用語は,全てのハザードから守られている状態と理解され
ている。しかし,正しくは,安全とは危害を引き起こすおそれがあると思われるハザードから守られてい
る状態をいう(3.14参照)。製品又はシステムには,あるレベルのリスクが内在している。
4.2 “安全”及び“安全な”という用語は,特に有益なその他の情報を伝えない場合には,形容詞とし
ての使用は避けることが望ましい。
さらに,“安全”及び“安全な”の用語はリスクがないことを保証していると誤解されやすいので,可能
な限り目的を示す用語に置き換えることが望ましい(例 参照)。
例 “安全ヘルメット”の代わりに“保護ヘルメット”。“安全インピーダンス装置”の代わりに“保
護インピーダンス装置”。“安全床材”の代わりに“滑りにくい床材”。
5 リスクの要素
特定の危険状態に関連するリスクは,次の要素に起因する。
a) 検討されたハザードから生じ得る危害の度合い
b) その危害の発生確率。それは,次の要素の関数である。
− ハザードへの暴露
− 危険事象の発生
− 危害の回避又は制限の可能性
リスクの要素を,図1に示す。
――――― [JIS Z 8051 pdf 5] ―――――
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JIS Z 8051:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC Guide 51:2014(IDT)
JIS Z 8051:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.120 : 標準化.一般規則