JIS Z 8115:2019 ディペンダビリティ(総合信頼性)用語

JIS Z 8115:2019 規格概要

この規格 Z8115は、信頼性,保全性及び安全性の分野に用いるディペンダビリティに関する主な用語及び定義について規定。

JISZ8115 規格全文情報

規格番号
JIS Z8115 
規格名称
ディペンダビリティ(総合信頼性)用語
規格名称英語訳
Glossary of terms used in dependability
制定年月日
1970年10月1日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60050-192:2015(MOD), IEC 60050-192:2015/AMENDMENT 1:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.03, 03.120.01, 21.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1970-10-01 制定日, 1975-11-01 確認日, 1978-12-01 確認日, 1981-08-01 改正日, 1986-08-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1997-01-20 確認日, 2000-10-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS Z 8115:2019 PDF [147]
                                                                                   Z 8115 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 分類・・・・[1]
  •  4 用語及び定義・・・・[2]
  •  附属書JA(規定)動作と保全との時間関係・・・・[86]
  •  附属書JB(参考)形容詞用語に関する用語一覧・・・・[87]
  •  附属書JC(参考)ソフトウェアに関する用語表・・・・[88]
  •  附属書JD(参考)機能安全に関する用語対比表・・・・[90]
  •  附属書JE(参考)FMEA,FTA及びETAに関する用語対比表・・・・[92]
  •  附属書JF(参考)サービス信頼性用語におけるこの規格と国際規格との関連・・・・[96]
  •  附属書JG(参考)ディペンダビリティに関わる環境用語・・・・[99]
  •  附属書JH(参考)参考文献・・・・[101]
  •  附属書JI(参考)索引・・・・[103]
  •  附属書JJ(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[144]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8115 pdf 1] ―――――

Z 8115 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS Z 8115:2000は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8115 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8115 : 2019

ディペンダビリティ(総合信頼性)用語

Glossary of terms used in dependability

序文

  この規格は,2015年に第1版として発行されたIEC 60050-192及びAmendment 1:2016を基に,技術的
内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,我が国の現状を鑑み,対応国際規格には規定さ
れていない用語(信頼性データ解析,ディペンダビリティマネジメントなど)を日本工業規格(日本産業規格)として追加
している。ただし,追補(amendment)については,編集し,一体とした。また,前版より引き継いだ用
語など対応国際規格には規定していない用語についても日本工業規格(日本産業規格)として追加している。追加した独自
の用語の分類は,分類番号に“J”を付けた(例えば,192J-01-101)。さらに,附属書JA附属書JIは,
対応国際規格にはない事項である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧にその説明を付けて,附属書JJに示す。

1 適用範囲

  この規格は,信頼性,保全性及び安全性の分野に用いるディペンダビリティに関する主な用語及び定義
について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60050-192:2015,International Electrotechnical Vocabulary−Part 192: Dependability及び
Amendment 1:2016(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  この規格には,引用規格はない。

3 分類

  ディペンダビリティ(総合信頼性)用語の分類は,次による。
a) 192-01,192J-01 : 基本概念(Basic concepts)
b) 192-02,192J-02 : 状態及び時間(States and times)
c) 192-03,192J-03 : 故障(Reliability related concepts: failures)
d) 192-04,192J-04 : フォールト(Reliability related concepts: faults)
e) 192-05,192J-05 : 信頼性性能(Reliability related concepts: measures)
f) 192-06,192J-06 : 保全及び保全支援(概念)(Maintenance and maintenance support related concepts)

――――― [JIS Z 8115 pdf 3] ―――――

2
Z 8115 : 2019
g) 192-07,192J-07 : 保全性性能及び保全支援(尺度)(Maintenance and maintenance support concepts:
measures)
h) 192-08,192J-08 : アベイラビリティ(概念及び尺度)(Availability and related measures)
i) 192-09,192J-09 : 信頼性試験(Concepts related to test, demonstration and improvement)
j) 192-10,192J-10 : 信頼性設計(Design-related dependability concepts)
k) 192-11,192J-11 : 信頼性解析(Analysis concepts)
l) 192-12,192J-12 : 信頼性改善(Dependability improvement related concepts)
m) 192-13,192J-13 : 信頼性評価(Measurement concepts and modifiers)
n) 192J-100 : 信頼性データ解析(Reliability data analysis)
o) 192J-101 : ディペンダビリティマネジメント(Dependability management)
p) 192J-102 : サービス信頼性(Service reliability)
q) 192J-103 : 安全性関連(Safety)
r) 192J-104 : 環境保全関連(Environment)
192Jで始まる分類は,対応国際規格には規定していないが,日本工業規格(日本産業規格)として追加した用語の分類で
あることを示す。対応国際規格分類192-01192-13に追加した用語の分類192J-01192J-13では101以降
の番号を,対応国際規格分類になく追加した分類192J-100192J-104用語は01以降の番号をとる(例
192J-01-101,192J-100-01)。

4 用語及び定義

  用語及び定義は,表中の分類のa)   r)による。また,用語及び定義の記載要領は,次による。
a) 表中の用語は,箇条3の分類の記載順によって記載している。
b) 用語欄に二つ以上の用語を並べてある場合は,その記載順によって優先使用する。
c) 用語欄の括弧付きの用語は,括弧内を省略してもよいことを示す。例えば,192-03-20の“(潜在フォ
ールトの)兆候”のように適用分野を説明する場合,又は192-09-27の“ソフトウェアアルファ(α)
テスト”のように読み方を示す場合がある。
d) 参考欄の関連情報欄は,次による。
1) 記載のある規格番号は,対応する用語の定義などを参考にしたことを示している。
2) 括弧付きで書かれた番号[例えば(G1)]は,2000年版JIS Z 8115の対応用語の用語番号を示して
いる。
3) 括弧付き備考で書かれた番号[例えば(D12備考3)]は,2000年版JIS Z 8115の対応用語の用語
番号ではなく対応用語の備考に記載が出てくることを示している。
4) 記載がない場合は,特定の関連情報がない用語である。

――――― [JIS Z 8115 pdf 4] ―――――

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Z 8115 : 2019
a) 192-01,192J-01 : 基本概念
番号 用語 定義 参考
対応英語 関連情報
192-01-01 アイテム 対象となるもの。 item (G1)
注記1 アイテムは,個別の部品,構成品,デバイス,
機能ユニット,機器,サブシステム,又はシス
テムである。
注記2 アイテムは,ハードウェア,ソフトウェア,人
間又はそれらの組合せから構成される。
注記3 アイテムは,別々に対象となり得る要素から,
しばしば構成される。サブアイテム(192-01-02)
及び分割単位(192-01-05)参照。
注記4 サービスを考慮する場合,サービスユニット,
サービスプロセス,サービスシステムなどがア
イテムとなる。
注記5 アイテムは,目的,対象又は分野によって独自
な用語又は階層構造を用いて表現することが
ある。
192-01-02 サブアイテム 対象となるものの一部分。 sub item
注記 別々に対象とする場合には,サブアイテムはアイ
テムとなる。
192-01-03 システム system, <in
ディペンダビリティの分野において,要求を満たすた
めに集合的に振る舞う,相互に関連する一組のアイテdependability>
ム。
注記1 システムには,規定された現実的又は抽象的な
境界が存在すると考えられる。
注記2 システムを運用するために(システムの境界の
外側から)外部の資源が必要となる場合があ
る。
注記3 システムの構造は,階層化されていることがあ
る。例えば,システム,サブシステム,構成品
など。
注記4 運用及び保全の条件は,要求の範囲内で示され
るか,又は暗示されていることが望ましい。
注記5 “系”ということもある。
192-01-04 subsystem, <in
サブシステム ディペンダビリティの分野において,システムの一部
dependability>
分であり,それ自体でも,一つのシステムであるもの。
注記1 サブシステムは,システムの一部であり,シス
テムよりも通常下位の分割単位になる。
注記2 附属書JD参照。
192-01-05 分割単位, システムの階層的な区分水準。 indenture level
実施単位 注記1 分割単位の例 : サブシステム,組立品,構成品。
注記2 保全活動の分割単位は,システムの構造の複雑
さ,サブシステムへの接近性,保全要員の技能
水準,試験施設,安全への配慮などに依存して
決まる。
注記3 分割単位は,保全,安全,サービスなどの観点
で考慮される。

――――― [JIS Z 8115 pdf 5] ―――――

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