JIS Z 8123-2:2013 印刷技術用語―第2部:プリプレス用語

JIS Z 8123-2:2013 規格概要

この規格 Z8123-2は、印刷におけるプリプレスに関する用語及び定義について規定。

JISZ8123-2 規格全文情報

規格番号
JIS Z8123-2 
規格名称
印刷技術用語―第2部 : プリプレス用語
規格名称英語訳
Graphic technology -- Vocabulary -- Part 2:Prepress terms
制定年月日
2013年2月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 12637-2:2008(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.37, 37.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2013-02-20 制定日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS Z 8123-2:2013 PDF [13]
                                                                                  Z 8123-2 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 表記法・・・・[1]
  •  2.1 用語の番号・・・・[1]
  •  2.2 用語の表記・・・・[1]
  •  2.3 ISO番号の表記・・・・[1]
  •  2.4 対応英語の表記・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8123-2 pdf 1] ―――――

Z 8123-2 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本印刷産業連合会(JFPI)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
印刷産業への情報技術の導入によって従来から印刷で使用している用語の概念も変化しつつあり,印刷
産業内部と他業界とのコミュニケーションにおいて混乱を招くようになった。このような状況に対応する
ため,1995年にJIS Z 8123(印刷用語−基本用語)が制定されていたが,その後,国際規格(ISO規格)
の制定が進み,“terminology”(印刷用語)としてISO 12637-1ISO 12637-4が2009年までに順次制定さ
れた。これによって印刷用語に関して,基本用語,プリプレス用語,プリンティング用語及びポストプレ
ス用語の4分野がそろ(揃)って制定されたこととなり,これらをJISに反映させるために,新たに国際
規格(ISO規格)に対応したJISを4部構成で制定した。
これによって,JIS Z 8123:1995は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8123(印刷技術用語)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8123-1 第1部 : 基本用語
JIS Z 8123-2 第2部 : プリプレス用語
JIS Z 8123-3 第3部 : プリンティング用語
JIS Z 8123-4 第4部 : ポストプレス用語

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8123-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8123-2 : 2013

印刷技術用語−第2部 : プリプレス用語

Graphic technology-Vocabulary-Part 2: Prepress terms

序文

  この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 12637-2を基に,対応する用語については対応国際
規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定さ
れていない用語を日本工業規格(日本産業規格)として追加し,かつ,対応国際規格の用語であるが日本工業規格(日本産業規格)には採用
しなかった用語がある。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更した事項である。変更の一覧表
にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,印刷におけるプリプレス1) に関する用語及び定義について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12637-2:2008,Graphic technology−Vocabulary−Part 2: Prepress terms(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注1) IS Z 8123-1の1060を参照。

2 表記法

2.1 用語の番号

  用語の番号は,4桁の数字で表す。千の位の桁は,この規格の部番号“2”を付け,続けて3桁の連続番
号で表す。この3桁の連続番号は,この規格で規定する用語の五十音順の番号である。

2.2 用語の表記

  定義が同一の用語が複数ある場合には,それらの用語を“,”で区切って表す。ただし,最も使用されて
いる用語を最初に記載している。用語の読みが紛らわしいものについては,その用語の直後に両括弧で囲
んだ平仮名読みを表す。

2.3 ISO番号の表記

  ISO番号欄は,対応国際規格に規定されている用語には,対応国際規格で規定されている用語の箇条を
表す番号の“.”を“-”に置き換えた番号を示す。対応国際規格に規定されていない用語には,“−”とす
る。

2.4 対応英語の表記

  対応英語は,参考として示す。同じ用語に対して複数の対応英語が参考として示される場合には,それ
らの対応英語を“,”で区切って表す。対応英語に該当分野の特定が必要な場合には,その後に両括弧で囲
んだ該当分野を付す。

――――― [JIS Z 8123-2 pdf 3] ―――――

2
Z 8123-2 : 2013

3 用語及び定義

  この規格で規定する用語及び定義は,次による。
番号 用語 定義 参考
ISO 対応英語
番号
2001 RGB レッド(赤),グリーン(緑),ブルー(青)の略称。 2-114 RGB
2002 ICCプロファイ 2-71
画像データの色域をデバイス色空間とプロファイル接続色空 International Colour
ル 間(PCS)との間で変換するために使用する変換の集合体。 Consortium
profile,
ICC profile
2003 網点面積率 網点で覆われた面積が,単位面積に占める比率。 2-52 dot percentage
注記 0 %100 %の数値である。
2004 網ふせ −
原稿,版下,フィルム原板などの指定箇所に,網点などの模様 tint laying
を入れること。
2005 網目スクリーン −
連続階調の画像を網点の画像に変換するために用いる,一様な halftone screen
パターンをもったフィルム又はガラス板。
2006 色空間 colour space
色を通常三次元で表示される空間に幾何学的に表示したもの。 2-30
2007 色空間符号化 2-31
デジタル符号化仕様及び符号化範囲を含む,色空間のデジタル colour space
符号化。 encoding
2008 色修正 2-20
原稿の色を強調し,プロセスインキ,色分解及び原稿の不具合 colour correction
を補正するための写真的,電子的,又は手作業による処理方法。
2009 色順(いろじゅ 色をデータファイルに保存又は処理する順序。 2-29 colour sequence
ん)
2010 色値(いろち) ある色空間内の各画素に対応する数値のセット。 2-32 colour value
2011 色評価用ターゲ 2-19
印刷画像と入力値との関係を確立するために使われる標準的 colour
ット な色見本。 characterization
target
2012 色符号化 色空間を量子化したデジタル符号化の総称。 2-22 colour encoding
注記 色空間符号化及びカラー画像符号化が含まれる。
2013 色分解 2-27
カラー原稿をプロセスカラー印刷用インキに対応する分色フ colour separation
ァイル又はフィルムに分ける工程。 (process)
2014 色分版 2-28
色分解工程によって作成されるデータファイル及びフィルム colour separation
のセット。 (product)
2015 印刷網値 2-101 printing tone value,
最終の用紙上に転写するインキ像を形成するための印刷版上
の面積パーセントに対応するデジタル値。 printing dot value
2016 エイリアシング 2-1
ラスタ画像において,画素数の不足に起因する階段状のギザギ aliasing
ザ現象。
2017 sRGB 2-128 sRGB
CRTディスプレイの色再現平均値を表現する赤,緑及び青の原
色の標準セット。
2018 em(えむ) 2-54
使用する文字のポイントサイズと同じ幅に相当し,横幅又は縦 em
幅の基準となる活字の単位。
2019 en(えん) 2-55
同じポイントサイズのエム(em)の半分の幅に相当する活字の en
単位。
2020 OPI, 2-87
低解像度の代替画像を,ページレイアウト時に最終解像度に変 open prepress
オープンプリプ 換するために規定された手順。 interface,
レスインター OPI
フェース
2021 解像度 画像を表示又は取り込む場合の細かさの量。 2-112 resolution
2022 階調 ハイライトからシャドーまでのトーンの段階的な変化。 2-66 gradation

――――― [JIS Z 8123-2 pdf 4] ―――――

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Z 8123-2 : 2013
番号 用語 定義 参考
ISO 対応英語
番号
2023 拡張色域 extended gamut
色域を標準的なsRGBディスプレイの範囲外に拡張したもの。 2-57
2024 画像部 画像を複製しようとする,又は画像が複製された領域。 2-72 image area
2025 画像方向 2-89
利用者が見る画像内容に関する走査線の方向と原点とを指定 orientation
すること。
2026 画像要素 任意の画像構成要素。 2-73 image element
2027 活字 −
文字組版に使用するための,鉛合金などで鋳造した角柱の頂面 type
に,逆向きの文字,数字,記号類などを凸状に形成したもの,
又は,印刷文字(手書きでない印刷された文字)全般。
2028 カプセル化ポス 2-56
ベクトルデータとビットマップデータとを組み合わせた画像 Encapsulated
トスクリプト, を保存することができる,文書構造化規約(DSC)に適合する PostScript,
EPS 画像記述形式。 EPS
2029 カラー画像符号 2-24
画像状態,目的画像表示環境及び参照媒体のような色値を適切 colour image
化 に解釈するのに必要な任意の情報とともに,色空間符号化仕様 encoding
を含むデジタル画像の色値のデジタル符号化。
2030 カラー原稿 −
複製するための原稿として用いる絵画,カラーフィルム,カラ colour copy
ープリント,着色線画などのこと。
2031 カラースキャナ 2-75
写真又は印刷物の光の反射率又は透過率を電気信号に変換す input colour scanner
る装置。
注記 この電子信号は,対象画像の空間領域と関係付けて変換
される。
2032 カラープロファ 2-25
装置固有の色空間と装置に依存しない色空間との間で色デー colour profile
イル タを変換するために必要な情報をカラーマネジメントシステ
ムに提供するデータファイル。
注記 カラーマネジメントは,JIS Z 8125参照。
2033 カラーレンダリ 2-26
シーン要素の測色座標を記述する画像データを再現物要素の colour rendering
ング 測色座標を記述する出力参照データへ割り当てること。
なお,シーンとは空間の中の特定の視点で,かつ,特定の時
間に測定した,自然界の光景の分光放射輝度である(ISO 15076
参照)。
2034 完全交換 2-34
全要素及び全要素リソースが単一交換の部分として存在し,か complete exchange
つ,コンパウンドエンティティの処理に必要な全情報がそのコ
ンパウンドエンティティ内に存するか又は適用規格で指定さ
れている,コンパウンドエンティティの交換。
2035 ガンマ 2-60
写真において,特定のフィルム,印画紙又は処理技術に固有な gamma
コントラスト量の尺度。 (photography),
2-59
ディスプレイにおいて,画像再現システムの入力輝度と再現輝 gamma (display)
度との関係を示す特性曲線の直線部の傾き。
2036 機器依存色空間 画像機器の特性によって定義される色座標系。 2-46 device-dependent
colour space
2037 機器非依存色空 2-47
特定の機器特性に依存しない,視覚色刺激値特性に基づいて定 device-independent
間 義される色座標系。 colour space
2038 グリフ 2-64
特定のデザインに依存しない,識別可能な抽象的図形記号。 glyph
2039 グリフメトリク 2-65
グリフ形状の寸法及び位置を定義するために用いられる,グリ glyph metrics
ス フ表現の一連の情報。
2040 2-62
グレー成分置換, 重ね合わせてグレーに相当する3色インキを適量除去し,それ grey component
GCR ら3色のインキを適量の墨インキで置き換えること。 replacement,
GCR

――――― [JIS Z 8123-2 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8123-2:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 12637-2:2008(MOD)

JIS Z 8123-2:2013の国際規格 ICS 分類一覧