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JIS Z 8520:2022 規格概要
この規格 Z8520は、利用状況,用途,環境又は技術に依存しない一般的な用語を用いて,ユーザとシステムとのインタラクションのための原則を規定し,それらのインタラクションの原則を適用するための枠組み,及びインタラクティブシステムを設計するための一般的な推奨事項について規定。
JISZ8520 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z8520
- 規格名称
- 人間工学―人とシステムとのインタラクション―インタラクションの原則
- 規格名称英語訳
- Ergonomics of human-system interaction -- Interaction principles
- 制定年月日
- 1999年3月20日
- 最新改正日
- 2022年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9241-110:2020(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1999-03-20 制定日, 2004-04-20 確認日, 2008-07-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2022-03-22 改正
- ページ
- JIS Z 8520:2022 PDF [36]
Z 8520 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 インタラクションの原則・・・・[4]
- 4.1 概要・・・・[4]
- 4.2 インタラクションの原則及び一般的な設計推奨事項の対象範囲・・・・[5]
- 4.3 人間中心設計におけるインタラクションの原則の使用・・・・[6]
- 4.4 インタラクションの原則のユーザビリティ向上への貢献・・・・[6]
- 4.5 インタラクションの原則間の関係・・・・[6]
- 4.6 この規格を適用するための枠組み・・・・[7]
- 5 原則及び推奨事項・・・・[9]
- 5.1 ユーザが行うタスクへの適合性・・・・[9]
- 5.2 インタラクティブシステムの自己記述性・・・・[11]
- 5.3 ユーザが抱く期待への一致・・・・[13]
- 5.4 ユーザによる学習性・・・・[15]
- 5.5 ユーザによる制御可能性・・・・[17]
- 5.6 ユースエラーへの耐性・・・・[20]
- 5.7 ユーザエンゲージメント・・・・[22]
- 附属書A(参考)この規格の推奨事項を適用するためのチェックリスト・・・・[26]
- 参考文献・・・・[32]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[34]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 8520 pdf 1] ―――――
Z 8520 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本人間工学会(JES)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規
格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規
格である。これによって,JIS Z 8520:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 8520 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Z 8520 : 2022
人間工学−人とシステムとのインタラクション−インタラクションの原則
Ergonomics of human-system interaction-Interaction principles
序文
この規格は,2020年に第2版として発行されたISO 9241-110を基とし,技術的内容を変更して作成し
た日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差
異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,利用状況,用途,環境又は技術に依存しない一般的な用語を用いて,ユーザとシステムと
のインタラクションのための原則を規定し,それらのインタラクションの原則を適用するための枠組み,
及びインタラクティブシステムを設計するための一般的な推奨事項について規定する。
この規格は,全てのインタラクティブシステムに適用可能である。ただし,安全を重要視するシステム,
共同作業,人工知能などの一部の応用技術に対しては適用しない。
この規格は,次のような人々を対象としている。
− 市場要求,ユーザ要求,及びシステム要求を含む要求エンジニア
− ユーザインタフェースの設計·開発者が利用する開発ツール及びスタイルガイドの制作者
− 研修などを通して直接的に,又は指針を組み込んだツール及びスタイルガイドを通して間接的に,こ
の規格を設計活動全般において適用するユーザインタフェースの設計者
− この規格を開発プロセスにおいて適用する開発者
− この規格に含まれる一般的な設計推奨事項への製品の適合性を保証する責任がある評価者
− 製品調達の契約において,この規格を参照する購入担当者
この規格は,ユーザとインタラクティブシステムとのインタラクションの設計に関するインタラクショ
ンの原則に焦点を当てている。ISO 9241-112では,情報の提示に関する更なる指針が記載されている。
この規格では,マーケティング,審美性,企業理念など,ほかの視点については考慮しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9241-110:2020,Ergonomics of human-system interaction−Part 110: Interaction principles(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
――――― [JIS Z 8520 pdf 3] ―――――
2
Z 8520 : 2022
2 引用規格
この規格には,引用規格はない。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
ISO及びIECは,次のURLにおいて規格に用いる用語のデータベースを維持している。
− ISO Online browsing platform: https://www.iso.org/obp/ui
− IEC Electropedia: https://www.electropedia.org/
3.1
アクセシビリティ(accessibility)
製品,システム,サービス,環境及び施設が,特定の利用状況において特定の目標を達成するために,
ユーザの多様なニーズ,特性及び能力で使える度合い
注釈1 利用状況は,ユーザが単独で利用する,又は支援技術を使って利用する状況を含む。
(出典 : ISO 9241-112:2017の3.15)
3.2
利用状況(context of use)
ユーザ,目標及びタスク,資源並びに環境の組合せ
注釈1 利用状況の“環境”は,技術的,物理的,社会的,文化的及び組織的環境を含む。
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.1.15)
3.3
目標(goal)
意図した成果
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.1.10)
3.4
インタラクティブシステム(interactive system)
ユーザが特定の目標を達成するためにインタラクションするハードウェア,ソフトウェア,サービス及
び/又は人々の組合せ
注釈1 インタラクティブシステムには,開こん,ユーザ·マニュアル,オンラインヘルプ,人による
支援,保守などのサポート及びトレーニングが適宜含まれる。
注釈2 “インタラクティブシステム”ではなく,“システム”がしばしば使用される。
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.1.5を修正。注釈2を追加)
3.5
タスク(task)
特定の目標を達成するために行う一連の活動
注釈1 一連の活動には,身体的,知覚的及び/又は認知的なものがある。
注釈2 タスクは,目標を達成するための特定の手段を述べたものであり,目標を達成するために使っ
た手段と目標との間には直接的な関係がない。
――――― [JIS Z 8520 pdf 4] ―――――
3
Z 8520 : 2022
注釈3 “タスク”という用語は,インタラクティブシステムの利用の詳細に触れる形ではなく,JIS Z
8521のように最も広い意味で用いる。
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.1.11を修正。注釈3を追加)
3.6
ユーザビリティ(usability)
特定のユーザが特定の利用状況において,システム,製品又はサービスを利用する際に,効果,効率及
び満足を伴って特定の目標を達成する度合い
注釈1 “特定の”ユーザ,目標及び利用状況とは,ユーザビリティを考慮する際のユーザ,目標及び
利用状況の特定の組合せである。
注釈2 “ユーザビリティ”という言葉は,ユーザビリティ専門知識,ユーザビリティ専門家,ユーザ
ビリティエンジニアリング,ユーザビリティ手法,ユーザビリティ評価など,ユーザビリティ
に寄与する設計に関する知識,能力,活動などを表す修飾語としても用いる。
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.1.1)
3.7
ユースエラー(use error)
製造業者の意図又はユーザの期待とは異なる結果をもたらしたシステム,製品又はサービスを利用する
ユーザの行動又は行動の欠如
注釈1 ユースエラーは,ユーザがタスクを完遂する能力がない場合を含む。
注釈2 ユースエラーは,ユーザの特性,ユーザインタフェース,タスク又は環境の不整合による結果
である。
注釈3 ユーザは,エラーが起きたことに気付いたり気付かなかったりする。
注釈4 インタラクティブシステムの故障によって引き起こされた,予期していないエラーは含まない。
注釈5 エラーの責任をユーザに押し付けることを避けるため,ユーザエラー又はヒューマンエラーで
はなく,ユースエラーという用語を使う。
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.3.3)
3.8
ユーザ(user)
システム,製品又はサービスとインタラクションする人
注釈1 システム,製品又はサービスのユーザは,システムを操作する人,システムの出力を利用する
人及びシステムをサポートする人(保守又は運用の訓練の提供を含む。)を含む。
(出典 : JIS Z 8521:2020の3.1.7)
3.8A
ユーザエンゲージメント(user engagement)
インタラクティブシステムがユーザとシステムとのインタラクションの継続を促し,動機付けるような
機能及び情報を提供すること
注釈1 エンゲージメントは,英語では一般用語であるが,日本語では訳されずにそのまま専門用語と
して用いられているため,定義を追加した。
注釈2 JIS Z 8530:2021の7.4.2.1の注記2参照。
3.9
ユーザエクスペリエンス(user experience)
――――― [JIS Z 8520 pdf 5] ―――――
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JIS Z 8520:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9241-110:2020(MOD)
JIS Z 8520:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.180 : 人間工学