JIS Z 8809:2011 粘度計校正用標準液

JIS Z 8809:2011 規格概要

この規格 Z8809は、粘度計の校正に使用する標準液として用いるニュートン液体の炭化水素油について規定。

JISZ8809 規格全文情報

規格番号
JIS Z8809 
規格名称
粘度計校正用標準液
規格名称英語訳
Standard liquids for calibrating viscometer
制定年月日
1964年2月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

17.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1964-02-01 制定日, 1967-01-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1978-11-01 改正日, 1984-02-01 確認日, 1986-09-01 改正日, 1992-03-01 改正日, 2000-02-20 改正日, 2005-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2011-05-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 8809:2011 PDF [9]
                                                                                   Z 8809 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 動粘度及び粘度・・・・[2]
  •  5.1 基準値及び概略値・・・・[2]
  •  5.2 許容範囲・・・・[3]
  •  5.3 動粘度及び粘度の決定値・・・・[3]
  •  6 品質・・・・[3]
  •  6.1 一般・・・・[3]
  •  6.2 安定度・・・・[3]
  •  7 容器・・・・[4]
  •  8 取扱い・・・・[4]
  •  9 製品の呼び方・・・・[4]
  •  10 容器の表示・・・・[4]
  •  11 校正証明書・・・・[4]
  •  12 測定不確かさ・・・・[5]
  •  附属書A(参考)標準液の粘度の安定性・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8809 pdf 1] ―――――

Z 8809 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人計測
自動制御学会(SICE)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS Z 8809:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8809 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8809 : 2011

粘度計校正用標準液

Standard liquids for calibrating viscometer

1 適用範囲

  この規格は,粘度計の校正に使用する標準液として用いるニュートン液体の炭化水素油(以下,標準液
という。)について規定する。ただし,標準液として用いるJIS Z 8803に規定する蒸留水は,除く。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Q 17025 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8803 液体の粘度測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ニュートン液体(Newtonian liquid)
ずり速度(せん断速度)がずり応力(せん断応力)に正比例する液体。
3.2
粘度(dynamic viscosity)
液体内にずり速度があるとき,そのずり速度の方向に垂直な面において,速度の方向に単位面積当たり
につき生じる応力の大きさによって示される液体の内部抵抗。
注記 粘度の単位は,パスカル秒(Pa・s)であり,国際単位系(SI)の基本単位による表し方は,
m−1・kg・s−1である。
3.3
動粘度(kinematic viscosity)
粘度をその液体の同一状態における密度で除した値。
注記 動粘度の単位は,平方メートル毎秒(m2/s)である。
3.4
測定不確かさ(measurement uncertainty)
用いる情報に基づいて,測定対象量に帰属する量の値のばらつきを特性付ける負でないパラメータ。
3.5
計量計測トレーサビリティ(metrological traceability)

――――― [JIS Z 8809 pdf 3] ―――――

2
Z 8809 : 2011
個々の校正が不確かさに寄与する,文書化された切れ目のない校正の連鎖を通して,測定結果を計量計
測参照に関連付けることができるという測定結果の性質。
3.6
JCSS(Japan Calibration Service System)
計量法に基づく計量標準供給制度。この制度における校正は,国家標準又は国際標準との比較の連鎖に
よって,計測機器へのつながり(計量計測トレーサビリティ)を証明する行為をいう。

4 種類

  標準液の種類は,動粘度によって13種類に分け,表1による。
表1−種類
JS2.5
JS5
JS10
JS20
JS50
JS100
JS200
JS500
JS1000
JS2000
JS14000
JS52000
JS160000

5 動粘度及び粘度

5.1 基準値及び概略値

  標準液の基準値は,表2に示す20 ℃の動粘度の値とする。
なお,表2に,25 ℃,30 ℃及び40 ℃の動粘度,並びに20 ℃,25 ℃,30 ℃及び40 ℃の粘度の値を,
概略値として示す。

――――― [JIS Z 8809 pdf 4] ―――――

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Z 8809 : 2011
表2−動粘度及び粘度
種類 動粘度mm2/s 粘度mPa・s
基準値 概略値 概略値
20 ℃ 25 ℃ 30 ℃ 40 ℃ 20 ℃ 25 ℃ 30 ℃ 40 ℃
JS2.5 2.5 − 2.1 1.8 2.0 − 1.6 1.4
JS5 5.0 − 3.9 3.2 4.1 − 3.2 2.5
JS10 10 − 7.4 5.7 8.4 − 6.1 4.6
JS20 20 − 14 10 17 − 11 8.2
JS50 50 − 32 21 43 − 27 18
JS100 100 − 59 38 86 − 51 32
JS200 200 − 110 66 170 − 95 56
JS500 500 − 260 150 440 − 230 130
JS1000 1 000 − 500 270 890 − 430 230
JS2000 2 000 − 940 480 1 800 − 820 420
JS14000 14 000 − 5 500 2 400 12 000 − 4 800 2 100
JS52000 52 000 − 20 000 8 500 46 000 − 18 000 7 500
JS160000 160 000 100 000 − − 140 000 90 000 − −

5.2 許容範囲

  標準液の許容範囲は,次による。
a) S2.5JS2000の標準液は,5.3に規定する20 ℃における動粘度の決定値が,表2に示す基準値の±5 %
のものでなければならない。
b) S14000JS160000の標準液は,5.3に規定する20 ℃における動粘度の決定値が,表2に示す基準値
の±20 %のものでなければならない。

5.3 動粘度及び粘度の決定値

  標準液の動粘度及び粘度の決定値は,JCSSにおける登録校正事業者,独立行政法人産業技術総合研究所
などの動粘度及び粘度の校正能力に関してJIS Q 17025(ISO/IEC 17025)の認証を受けている校正機関に
よる校正結果(動粘度及び粘度の値及びそれぞれの拡張不確かさ)とする。ここで,JS2.5JS52000の標
準液は20 ℃,30 ℃及び40 ℃の各温度について,JS160000の標準液は20 ℃及び25 ℃の各温度につい
ての校正結果とする。

6 品質

6.1 一般

  標準液は,透明な炭化水素油で,浮遊物,添加剤,その他の有害なものを含まないニュートン液体であ
って,6.2の試験に合格したものでなければならない。

6.2 安定度

  標準液の安定度は,次による。
a) 標準液は,箇条8 a) に規定した状態で1年間保存し,その間における動粘度及び粘度の変化は,表3
に示す値以内とする。

――――― [JIS Z 8809 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8809:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8809:2011の関連規格と引用規格一覧