JIS Z 8814:2012 ロウボリウム エアサンプラ

JIS Z 8814:2012 規格概要

この規格 Z8814は、空気中に浮遊する吸入性粉じんの質量濃度の測定に用いるサンプラのうち,吸引流量が30L/min以下で分粒機能をもつエアサンプラについて規定。

JISZ8814 規格全文情報

規格番号
JIS Z8814 
規格名称
ロウボリウム エアサンプラ
規格名称英語訳
Low volume air samplers
制定年月日
1981年2月15日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.040.20, 19.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1981-02-15 制定日, 1986-08-01 確認日, 1992-03-01 改正日, 1994-12-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2005-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 8814:2012 PDF [14]
                                                                                   Z 8814 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 構成及び各部の構造・・・・[2]
  •  4.1 構成・・・・[2]
  •  4.2 各部の構造・・・・[2]
  •  5 性能・・・・[4]
  •  5.1 分粒装置・・・・[4]
  •  5.2 流量制御部・・・・[5]
  •  5.3 吸引ポンプ・・・・[5]
  •  5.4 附属品(ろ過材)・・・・[5]
  •  6 サンプラの試験方法・・・・[5]
  •  6.1 分粒特性試験・・・・[5]
  •  6.2 質量濃度等価試験・・・・[7]
  •  6.3 吸引ポンプの試験・・・・[7]
  •  7 表示及び取扱説明書・・・・[8]
  •  7.1 表示・・・・[8]
  •  7.2 取扱説明書・・・・[8]
  •  附属書A(規定)実流量補正方法・・・・[9]
  •  附属書B(規定)ひょう量及び濃度の算出方法・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8814 pdf 1] ―――――

Z 8814 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS Z 8814:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8814 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8814 : 2012

ロウボリウム エアサンプラ

Low volume air samplers

序文

  この規格は,1981年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1994年に
行われたが,その後の作業環境測定基準の改正に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,空気中に浮遊する吸入性粉じんの質量濃度の測定に用いるサンプラのうち,吸引流量が30
L/min以下で分粒機能をもつエアサンプラ(以下,サンプラという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO 7708,Air quality−Particle size fraction definitions for health-related sampling

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
吸入性粉じん(respirable dust)
分粒装置を装着したろ過材上に採取された粉じん。
3.2
粒径(particle size)
粒子の大きさを,空気動力学的挙動が等価な比重1.0の球形粒子の直径で表したもの。
3.3
質量濃度(mass concentration)
大気を採取しているときの温度及び圧力における単位体積中の浮遊する粒子状物質の質量。
注記 単位は,ミリグラム毎立方メートル(mg/m3)で表す。
3.4
分粒(classification)
粒子を所定の粒径を境にして大きな粒子と小さな粒子とに分離すること。
3.5
分粒径

――――― [JIS Z 8814 pdf 3] ―――――

2
Z 8814 : 2012
分粒装置を通過する粒子の割合で表す粒径。
注記 例えば,同一粒径の粒子状物質が50 %通過する場合,50 %分粒径という。
3.6
実流量
空気を採取しているときの大気温度及び大気圧において,採取場所で実際に吸引される大気の体積流量。
3.7
積算流量
空気の採取を開始してから終了するまでに採取した空気の総量。

4 構成及び各部の構造

4.1 構成

  サンプラは,図1に示すように分粒装置,ろ過材保持具,流量制御部及び吸引ポンプで構成する。
分 ろ 流 吸
粒 過 量 引
装 材 制 ポ
置 保 御 ン
持 部 プ

図1−測定用サンプラの構成

4.2 各部の構造

4.2.1  分粒装置
分粒装置の種類は,分粒方式によって,重力沈降形,慣性衝突形及び遠心沈降形の3種類とする。重力
沈降形は多段平行板式分粒装置,慣性衝突形は慣性衝突式分粒装置,遠心沈降形はサイクロン式分粒装置
とし,その構造は,次のとおりとする。
a) 重力沈降形 図2に多段平行板式分粒装置の例を示す。装置は,薄い平板を一定間隔で複数枚平行に
重ね合わせた構造であり,これを水平に保った状態で空気を吸引したとき,平行板の間を空気が通り
抜ける間に,大きな粒子が重力によって並行板上に沈降し,測定する限界粒子径以下の粒径の粒子だ
けが通過するものでなければならない。

――――― [JIS Z 8814 pdf 4] ―――――

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Z 8814 : 2012
図2−多段平行板式分粒装置の例
b) 慣性衝突形 図3に慣性衝突式分粒装置の例を示す。装置は,ノズルの出口に衝突板をノズルと直角
に配置した構造で,ノズルを通して大気を吸引したとき,大きな粒子は衝突板に衝突し,小さな粒子
が通過するものでなければならない。
図3−慣性衝突式分粒装置の例
c) 遠心沈降形 図4にサイクロン式分粒装置の例を示す。装置は,空気流が本体内部でら(螺)旋状に
旋回する構造で,大きな粒子は遠心力によって璧面に押し付けられて,粒子ため(溜)に捕集され,
小さな粒子が通過するものでなければならない。

――――― [JIS Z 8814 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8814:2012の国際規格 ICS 分類一覧