この規格ページの目次
JIS A 0205:2019 規格概要
この規格 A0205は、地質図を保存,交換,再現,編集などのためにベクトル数値地質図として公開・提供する場合に,その品質を確保する上で必要な基本的事項について規定するとともに,異なる作成者,異なる利用者,異なる場所及び異なる出力形式の間で地質図を誤りなく再現する上で必要な地質図の記号,色,模様,用語,地層・岩体区分などの主題属性を示す主題属性コード(定義,記述,表記及び表示法を含む。)について規定。地形図,地理調査などに基づいて作成される主題図は,地質図とは異なるためこの規格を適用しない。
JISA0205 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A0205
- 規格名称
- ベクトル数値地質図―品質要求事項及び主題属性コード
- 規格名称英語訳
- Vector-digital geological-map -- Quality requirements and subject attribute codes
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2019年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.080.30, 07.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 土木 II 2020
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-06-20 改正日, 2019-03-20 改正
- ページ
- JIS A 0205:2019 PDF [184]
A 0205 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 品質要求事項・・・・[3]
- 4.1 一般事項・・・・[3]
- 4.2 数値データセット・・・・[3]
- 4.3 品質報告書・・・・[4]
- 4.4 メタデータ・・・・[5]
- 4.5 その他の要求事項・・・・[5]
- 5 地質図に用いる主題属性コード群・・・・[5]
- 5.1 一般事項・・・・[5]
- 5.2 地層・岩体の分布を示すために用いる模様及び色のコード・・・・[6]
- 5.3 地層・岩体の地質年代を示すコード・・・・[7]
- 5.4 地層・岩体の区分単位を示すコード・・・・[8]
- 5.5 地層・岩体を構成する岩石の種類を示すコード・・・・[8]
- 5.6 岩石群を示すコード・・・・[11]
- 5.7 鉱物の種類を示すコード・・・・[11]
- 5.8 鉱産物の種類を示すコード・・・・[12]
- 5.9 化石の種類を示すコード・・・・[12]
- 5.10 地質学的属性を示すコード・・・・[13]
- 附属書A(参考)数値データ項目の例・・・・[174]
- 附属書B(参考)主題属性コードの例・・・・[176]
- 附属書C(参考)凡例付加情報の例・・・・[178]
- 附属書D(参考)品質報告書の例・・・・[179]
- 附属書E(参考)メタデータの例・・・・[181]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 0205 pdf 1] ―――――
A 0205 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,国立研究開発法人
産業技術総合研究所(AIST)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 0205:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 0205 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 0205 : 2019
ベクトル数値地質図−品質要求事項及び主題属性コード
Vector-digital geological-map- Quality requirements and subject attribute codes
序文
近年,情報化技術の進歩に伴って,コンピュータ処理に対応しつつ地質図データの効率的整備,流通及
び有効活用の拡大を図ることを目的として,地質図の数値化が急速に進展している。このため,この規格
は,数値地質図のうち,特に広い利用が想定されるベクトル数値地質図に関して,その品質を確保する上
で必要となる基本的な事項,及びベクトル数値地質図に用いる記号,色,模様,用語,地層・岩体区分な
どの主題属性を示す主題属性コード(定義,記述,表記及び表示法を含む。)をとりまとめたものである。
なお,日本工業規格(日本産業規格)の記述では,常用漢字以外の漢字は使えないが,地質学用語では,常用漢字以外の
漢字が当てられていることが多い。誤解を避けるため,この規格では,常用漢字以外の漢字が当てられて
いる地質学用語については,例えば,“しゅう曲(褶曲)”のように,日本工業規格(日本産業規格)に従った表記の直後に
括弧書きで本来の表記を示した。ただし,煩雑さを避けるため,この措置は初出の箇所だけとした。
1 適用範囲
この規格は,地質図を保存,交換,再現,編集などのためにベクトル数値地質図として公開・提供する
場合に,その品質を確保する上で必要な基本的事項について規定するとともに,異なる作成者,異なる利
用者,異なる場所及び異なる出力形式の間で地質図を誤りなく再現する上で必要な地質図の記号,色,模
様,用語,地層・岩体区分などの主題属性を示す主題属性コード(定義,記述,表記及び表示法を含む。)
について規定する。
なお,地形図,地理調査などに基づいて作成される主題図は,地質図とは異なるためこの規格を適用し
ない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0204 地質図−記号,色,模様,用語及び凡例表示
JIS X 7115 地理情報−メタデータ
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0204によるほか,次による。
――――― [JIS A 0205 pdf 3] ―――――
2
A 0205 : 2019
3.1
地質要素
地質図を構成する要素。地質要素を構成する幾何学的要素には,点(ポイント),線(ライン),面(エ
リア),三次元閉領域(ソリッド)などがあり,地質学的特徴に応じて個々に名称を付している。
3.2
数値地質図
地質図及び関連情報を数値データとして記述したものであって,コンピュータ上で所定の方法によって
地質図として表現されるもの。数値地質図は,ラスター数値地質図及びベクトル数値地質図の総称として
用いる。
3.3
ベクトル数値地質図
数値地質図のうち,数値データがベクトルで構成されているもの。
3.4
数値データセット
地質図として,保存,交換,再現,編集などを行うことができるように,その構成要素を数値化したデ
ータ又はその集合体。
3.5
数値データ
数値データセットを構成する要素。地質要素の空間情報(空間位置及び空間属性)とそれに付加する属
性(主題属性及び主題属性コード)とがある。
3.6
主題属性
空間情報を説明するために付加する情報(凡例及び地質要素名)。主題属性には,更に図形情報,文字情
報(記載事項など),数値情報(分析値など),画像情報(写真,スケッチなど)などを付加する場合があ
る。
3.7
主題属性コード
主題属性を系統的に分類し,付与するコード。
3.8
地理情報標準
ISO/TC211(地理情報/ジオマティックス)が作成している国際規格群(ISO 19100シリーズ)に基づ
いて策定した地理情報に関する標準。この規格では特に国際規格(ISO 19115)に基づいて策定したJIS X
7115が規定するメタデータに関する標準(その最新版)による。
3.9
メタデータ
数値データセットの内容,品質,状態,その他の特徴について,地理情報標準に従って記述したデータ。
注記 地理情報標準では,メタデータを,その用途によってコアメタデータと包括的メタデータとに
区分する。コアメタデータは,空間データの概要把握及び検索を目的としたクリアリングハウ
スでの利用に必要な内容となっている。また,包括的メタデータは,空間データの完全な説明
のために必要な項目を含む。
――――― [JIS A 0205 pdf 4] ―――――
3
A 0205 : 2019
3.10
品質
作成した数値データセットに関する正確度(又は精度),作成方法,表現形式など,それを利用するに当
たって必要とする,与えられた精度の範囲,再現可能な環境の範囲など適合範囲の定性的又は定量的情報。
3.11
品質報告書
作成した数値データセットを適正に利用する上で,必要な品質に関する事項を記述したもの。
3.12
岩石
単一又は複数の鉱物の集合体。固結したものを岩石という場合が多いが,特に断らない限り,未固結の
場合も岩石という。構成物の種類と特徴,鉱物組成,化学組成などに基づいて系統的に分類する。
3.13
岩相
単一又は複数の岩石からなる地質単元の一つ。産状,形成環境,又は形成条件を反映した特徴に基づい
て系統的に分類する。
3.14
岩石コード
構成物の種類と特徴,鉱物組成,化学組成などに基づいて系統的に分類した岩石の種類に付与するコー
ド。主題属性コードの一つ。
3.15
岩相コード
岩石の産状,形成環境,又は形成条件を反映した特徴に基づいて系統的に分類した岩石の種類に付与す
るコード。主題属性コードの一つ。
4 品質要求事項
4.1 一般事項
ベクトル数値地質図には,利用者がその品質を容易に判断し,地質図を容易に再現して利用できるよう
にするため,数値データセットのほかに,品質報告書及びメタデータを添付しなければならない。
4.2 数値データセット
数値データセットを記述するに当たって明確にすべき項目を,次に示す。
a) 数値データ項目 数値データ項目として,地質図に凡例として示されている地質要素を使用し記述す
る。
注記 5万分1地質図(印刷図)を数値地質図とする場合の数値データ項目の例を,附属書Aに示
す。
b) 数値データの構造 数値データの構造は,地質要素の空間情報(空間位置及び空間属性)とそれに付
加される属性(主題属性及び主題属性コード)とが明確に対応するものとする。空間情報及び付加す
る属性については,それぞれ次の事項を記述する。
1) 数値データの空間位置 数値データの空間位置は,座標値のセットで記述する。座標値は,緯経度
値又は投影法を明示したX座標値,Y座標値などとする。
2) 数値データの空間属性 数値データを構成する空間属性は,幾何要素若しくは位相要素のいずれか,
――――― [JIS A 0205 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS A 0205:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 07 : 自然科学及び応用科学 > 07.060 : 地質学.気象学.水文学
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.30 : 機械及び建築用製図,ダイヤグラム,計画書,地図及び関連技術文書のための図記号
JIS A 0205:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0204:2019
- 地質図―記号,色,模様,用語及び凡例表示
- JISX7115:2005
- 地理情報-メタデータ