JIS A 1202:2020 土粒子の密度試験方法

JIS A 1202:2020 規格概要

この規格 A1202は、目開き4.75 mmのふるいを通過した土粒子の密度を求める試験方法について規定。

JISA1202 規格全文情報

規格番号
JIS A1202 
規格名称
土粒子の密度試験方法
規格名称英語訳
Test method for density of soil particles
制定年月日
1950年11月10日
最新改正日
2020年3月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 17892-3:2015(MOD)
国際規格分類

ICS

13.080.01, 93.010
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-11-10 制定日, 1953-09-18 確認日, 1956-09-17 確認日, 1959-11-10 確認日, 1963-01-29 確認日, 1966-04-01 確認日, 1970-06-04 改正日, 1975-01-16 確認日, 1978-07-04 改正日, 1983-03-05 確認日, 1989-04-01 確認日, 1990-06-12 改正日, 1995-11-14 確認日, 1999-03-29 改正日, 2009-09-03 改正日, 2014-10-25 確認日, 2020-03-25 改正
ページ
JIS A 1202:2020 PDF [15]
                                                                                   A 1202 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験器具及び蒸留水・・・・[1]
  •  5 試料・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  7 計算・・・・[3]
  •  8 報告・・・・[4]
  •  附属書A(参考)校正及び点検・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1202 pdf 1] ―――――

A 1202 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
地盤工学会(JGS)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標
準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A 1202:2009は
改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1202 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 1202 : 2020

土粒子の密度試験方法

Test method for density of soil particles

序文

  この規格は,2015年に第1版として発行されたISO 17892-3を基とし,日本国内においては土層構成が
複雑であること,及び軟弱地盤を含めた地盤全体に対してこの規格から得られた試験結果に基づく設計体
系が確立していることを考慮し,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書
JBに記載する。

1 適用範囲

  この規格は,目開き4.75 mmのふるいを通過した土粒子の密度を求める試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17892-3:2015,Geotechnical investigation and testing−Laboratory testing of soil−Part 3:
Determination of particle density(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0207 地盤工学用語
JIS A 1201 地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207による。

4 試験器具及び蒸留水

  試験器具及び蒸留水は,次による。
注記 試験器具の校正及び点検は,附属書Aを参照。

――――― [JIS A 1202 pdf 3] ―――――

2
A 1202 : 2020
a) ピクノメーター ピクノメーターは,JIS R 3503に規定する呼び容量50 mL以上のゲーリュサック形
の比重瓶,若しくはJIS R 3505に規定する呼び容量100 mL以上の全量フラスコ,又はこれらと同等
の機能をもつもの。
b) はかり はかりは,0.01 gまではかることができるもの。
c) 温度計 温度計は,最小読取値が0.1 ℃まで判読できるもの。
d) 恒温乾燥炉 恒温乾燥炉は,空気循環式で炉内の温度を(110±5)℃に保持できるもの。
e) デシケーター デシケーターは,JIS R 3503に規定するもの,又はこれと同等の機能をもつ容器で,
シリカゲル,塩化カルシウムなどの吸湿剤を入れたもの。
f) 土粒子の分離器具又は土の破砕器具 土粒子の分離器具は,試料中の土粒子を互いに分離できるもの。
また,土の破砕器具は,高有機質土の大きな植物繊維をすりつぶせるもの。
g) 湯せん器具 湯せん器具は,器具内に入れた水を煮沸できるもの。
h) 蒸留水 蒸留水は,煮沸又は減圧によって十分に脱気したもの。
i) ふるい ふるいは,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいで目開き4.75 mmのもの。

5 試料

  試料は,次による。
a) IS A 1201に規定する方法によって得られた材料をもとに,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいで
目開き4.75 mmのふるいを通過した試料を用いる。
b) 土粒子の分離器具又は土の破砕器具を用いて,土粒子を十分に分離しておく。大きな植物繊維は,す
りつぶしておく。
c) 試料は,湿ったもの,空気乾燥したもの又は炉乾燥したものでもよいが,その量は,呼び容量100 mL
以下のピクノメーターを用いる場合,炉乾燥質量10 g以上及び呼び容量100 mLより大きいピクノメ
ーターを用いる場合,炉乾燥質量25 g以上を目安とする。試料の最大量は,試料をピクノメーターに
入れたとき,水中のかさ高さで,ピクノメーター実質部分の下から1/4程度が望ましい。

6 試験方法

  試験方法は,次による。
a) ピクノメーターの質量mf(g)をはかる。
b) ピクノメーターに蒸留水を満たし,全質量ma(T2)(g)とピクノメーター内の温度T2(℃)とをはかる。
なお,質量測定の際は,ピクノメーター内に空気が入っていないことに注意する。
c) 試料をピクノメーターに入れ,更に蒸留水を加えてその全量がピクノメーター容量の2/3になるよう
にする。炉乾燥試料を用いる場合は,十分ときほぐした後,炉乾燥し,試料の質量をはかった上でピ
クノメーターに入れる。さらに,蒸留水を加えて12時間以上浸した後,d) を行う。
なお,質量をはかった後には,試料を失ってはならない。
d) 湯せん器具を用いて試料を加熱する。加熱中に複数回ピクノメーターを振って気泡が抜け出すのを助
ける。気泡を十分に除いた後に,試料をほぼ室温になるまで放置する。煮沸時間は,一般の土で10
分以上,高有機質土では40分以上,火山灰質土では2時間以上とする。
なお,試料を加熱するとき,試料が吹きこぼれないように注意する。
e) ピクノメーターに蒸留水を加えて満たし,全質量mb(T1)(g)及び内容物の温度T1(℃)をはかる。全
量を測定する場合は,ピクノメーターの外面を乾いた布で丁寧に拭き取った後に全質量をはかる。

――――― [JIS A 1202 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 1202 : 2020
f) ピクノメーターの内容物の全量を取り出し,(110±5)℃で一定質量になるまで炉乾燥する。その後,
デシケーター内でおおむね室温になるまで冷まし,炉乾燥試料の質量ms(g)をはかる。
なお,炉乾燥試料に対する試験では,この手順は既にc) で終了しているので,繰り返す必要はない。
g) 試験は,対象とする試料について最低1回行う。
注記 試験前の試験器具の校正及び点検方法は,附属書Aを参照。

7 計算

  計算は,次による。
注記 従来,密度の単位として用いられてきたg/cm3は,Mg/m3と同じ数値を示す。
a) 温度T1(℃)における蒸留水を満たしたピクノメーターの質量は,次の式を用いて算出し,四捨五入
によって,小数点以下2桁に丸める。
w T1
ma T1 ma T2 mf mf
w T2
ここに, ma(T1) : 温度T1(℃)における蒸留水を満たしたピクノメーター
の質量(g)
ma(T2) : 温度T2(℃)における蒸留水を満たしたピクノメーター
の質量(g)
T2 : ma(T2) をはかったときのピクノメーター内の温度(℃)
mf : ピクノメーターの質量(g)
ρw(T1) : 温度T1(℃)における蒸留水の密度で表1に示す値
(Mg/m3)
ρw(T2) : 温度T2(℃)における蒸留水の密度で表1に示す値
(Mg/m3)
b) 土粒子の密度は,次の式を用いて算出し,四捨五入によって,小数点以下2桁に丸める。
なお,対象とする試料について複数個行った場合の代表値は,算術平均値を採用する。平均値は四
捨五入によって,小数点以下2桁に丸めて代表値とする。
ms
s wT1
ms ma T1 mb T1
ここに, ρs : 土粒子の密度(Mg/m3)
ms : 炉乾燥試料の質量(g)
mb(T1) : 温度T1(℃)の蒸留水及び試料を満たしたピクノメータ
ーの質量(g)
T1 : mb(T1) をはかったときのピクノメーターの内容物の温度
(℃)

――――― [JIS A 1202 pdf 5] ―――――

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