JIS A 2103:2014 窓及びドアの熱性能―日射熱取得率の計算

JIS A 2103:2014 規格概要

この規格 A2103は、フレームと板ガラス又は不透明パネルとによって構成する窓及びドアの日射熱取得率の計算方法について規定。雨戸及び格子;カーテンウォール及び他の構造用グレージング;産業用,商業用及びガレージ用ドアには適用できない。

JISA2103 規格全文情報

規格番号
JIS A2103 
規格名称
窓及びドアの熱性能―日射熱取得率の計算
規格名称英語訳
Thermal performance of windows and doors -- Calculation of solar heat gain coefficient
制定年月日
2014年4月21日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2014-04-21 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 2103:2014 PDF [47]
                                                                                   A 2103 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語,定義,記号及び単位・・・・[2]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.2 記号及び単位・・・・[2]
  •  3.3 添え字・・・・[3]
  •  4 面積・・・・[3]
  •  4.1 グレージング面積及び不透明パネル面積・・・・[3]
  •  4.2 フレーム面積・・・・[3]
  •  4.3 グレージング複合体面積・・・・[4]
  •  4.4 窓面積・・・・[4]
  •  5 日射熱取得率の計算・・・・[4]
  •  5.1 窓の日射熱取得率・・・・[4]
  •  5.2 グレージング及び不透明パネルを含むドアセットの日射熱取得率・・・・[4]
  •  5.3 フレームの日射熱取得率・・・・[5]
  •  5.4 グレージング複合体の日射熱取得率・・・・[5]
  •  5.5 不透明パネルの日射熱取得率・・・・[9]
  •  6 境界条件・・・・[9]
  •  7 報告書・・・・[10]
  •  7.1 報告書の内容・・・・[10]
  •  7.2 フレーム断面図・・・・[10]
  •  7.3 板ガラス及び日射遮蔽物の光学特性及び日射遮蔽物の形状・・・・[11]
  •  7.4 窓全体又はドア全体の図面・・・・[11]
  •  7.5 計算に使用した値・・・・[11]
  •  7.6 結果の提示・・・・[11]
  •  附属書A(規定)代表的なフレームの熱光学特性・・・・[12]
  •  附属書B(規定)代表的なグレージングの日射熱取得率及び板ガラスの光学特性・・・・[13]
  •  附属書C(規定)ブラインドの光学特性の計算方法・・・・[15]
  •  附属書D(参考)スクリーン・障子紙・日射調整フィルムの光学特性・・・・[22]
  •  附属書E(規定)フレームの日射熱取得率の詳細計算方法・・・・[23]
  •  附属書F(規定)二重窓フレームの日射熱取得率の計算方法・・・・[27]
  •  附属書G(参考)斜入射に対する板ガラスの光学特性の計算方法・・・・[29]
  •  附属書H(参考)グレージング複合体の日射熱取得率の計算式の例・・・・[32]
  •  附属書I(参考)ブラインドの光学特性の計算例・・・・[38]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 2103 pdf 1] ―――――

A 2103 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 2103 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 2103 : 2014

窓及びドアの熱性能−日射熱取得率の計算

Thermal performance of windows and doors- Calculation of solar heat gain coefficient

1 適用範囲

  この規格は,フレームと板ガラス又は不透明パネルとによって構成する窓及びドアの日射熱取得率の計
算方法について規定する。また,窓にブラインド,スクリーンなどが附属した場合の日射熱取得率の計算
方法について規定し,次のものに適用できる。
− 様々なタイプのグレージング(単層又は複層,ガラス又はプラスチック,低放射率コーティングの有
無,日射調整フィルムの有無及び空気又は他の気体を封入した中空層をもつもの)
− 窓又はドア内の不透明パネル
− 様々なタイプのフレーム[木製,樹脂製,金属製(熱遮断構造を含む),その他材料を任意に組み合わ
せたもの]
− 様々なタイプの日射遮蔽物(ブラインド,スクリーン,紙障子,その他日よけの効果のある附属物)
ブラインドの光学特性の計算方法は,附属書Cによる。また,代表的な板ガラス,スクリーン,障子紙
及び日射調整フィルムの光学特性,並びに代表的なグレージングの日射熱取得率の参考値は,附属書B及
び附属書Dに示す。
この規格には,次の事項は含まない。
− ひさし(庇),袖壁など建物部位による日射遮蔽効果
− 漏気による熱移動
− 二重窓及び複合窓における中間空気層の換気
− 窓若しくはドアのフレームと建物外壁との間の戸じゃくり又は接合部の熱橋作用
なお,この規格は,次のものには適用できない。
− 雨戸及び格子
− カーテンウォール及び他の構造用グレージング
− 産業用,商業用及びガレージ用ドア

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 2102-1 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第1部 : 一般
JIS A 2102-2 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第2部 : フレームの数値計算方法
JIS R 3106 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法

――――― [JIS A 2103 pdf 3] ―――――

2
A 2103 : 2014
JIS R 3107 板ガラス類の熱抵抗及び建築における熱貫流率の算定方法

3 用語,定義,記号及び単位

3.1 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202,JIS A 2102-1及びJIS R 3106によるほか,次による。
3.1.1
グレージング
窓やドアを構成するガラスなどの透過性のある面材。
3.1.2
フレーム
グレージングを保持する障子,枠などの部材。
3.1.3
日射遮蔽物
窓に平行に配置され日射を遮蔽する効果をもつもの(ブラインド,スクリーン,紙障子,日射調整フィ
ルムなど)。
3.1.4
グレージング複合体
グレージング及び日射遮蔽物を平行に配置して組み合わせた複合体。
3.1.5
正面側
グレージング複合体において入射日射に対して前側。
3.1.6
背面側
グレージング複合体において入射日射に対して後側。

3.2 記号及び単位

  この規格で用いる記号及び単位は,表1による。

――――― [JIS A 2103 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 2103 : 2014
表1−記号及び単位
記号 量 単位
A 面積 m2
d 面材を構成する材料の厚さ m
h 熱伝達率 W/(m2・K)
I 日射強度 W/m2
L 面材を構成する材料の数
N 面材の吸収日射熱が室内側へ再放出される割合
n グレージング複合体を構成する面材の数
R 熱抵抗 m2・K/W
T 絶対温度 K
U 熱貫流率 W/(m2・K)
α 日射吸収率
ε 放射率
η 日射熱取得率
λ 面材を構成する材料の熱伝導率 W/(m・K)
θ セルシウス温度 ℃
ρ 日射反射率
σ ステファンボルツマン定数5.67×10−8 W/(m2・K4)
τ 日射透過率

3.3 添え字

  添え字は,表2による。
表2−添え字
b 背面側 i カウンター
c 対流 j カウンター
D ドアセット k カウンター
de 屋外側フレーム展開 l カウンター
ex 屋外側 p 不透明パネル
f 正面側 std 標準値
fr フレーム r 放射
g グレージング si 室内側表面
glz グレージング複合体 se 屋外側表面
int 室内側 W 窓

4 面積

4.1 グレージング面積及び不透明パネル面積

  窓若しくはドアのグレージング面積(Ag)又は不透明パネル面積(Ap)の定義は,JIS A 2102-1の4.1(グ
レージング面積及び不透明パネル面積)による。

4.2 フレーム面積

  フレーム面積は,次による。
a) fr : 室内側投影フレーム面積
室内側投影フレーム面積の定義は,JIS A 2102-1の4.3(フレーム面積)による。
b) de : 屋外側フレーム展開面積
屋外側フレーム展開面積は,屋外空気と接しているフレームの面積(図1参照)。

――――― [JIS A 2103 pdf 5] ―――――

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JIS A 2103:2014の関連規格と引用規格一覧