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JIS A 4304:2016 規格概要
この規格 A4304は、トラクション式エレベータ,巻胴式エレベータ及び油圧式エレベータに設置する調速機の安全条件について規定。
JISA4304 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A4304
- 規格名称
- エレベータ用調速機
- 規格名称英語訳
- Governor for elevators
- 制定年月日
- 2016年3月25日
- 最新改正日
- 2016年3月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.140.90
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2016-03-25 制定
- ページ
- JIS A 4304:2016 PDF [10]
A 4304 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 量記号及び単位記号・・・・[3]
- 5 種類・・・・[3]
- 6 性能・・・・[5]
- 6.1 調速機による過速スイッチの作動・・・・[5]
- 6.2 調速機による非常止め装置の作動・・・・[5]
- 6.3 引抜き力・・・・[5]
- 6.4 調速機ロープの安全率・・・・[5]
- 7 構造・・・・[6]
- 8 試験方法・・・・[6]
- 8.1 試験体・・・・[6]
- 8.2 試験装置・・・・[6]
- 8.3 測定機器の精度・・・・[7]
- 8.4 試験手順・・・・[7]
- 8.5 構造試験・・・・[7]
- 9 検査・・・・[7]
- 9.1 検査方法・・・・[7]
- 9.2 検査成績書・・・・[7]
- 10 表示・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 4304 pdf 1] ―――――
A 4304 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本エレベーター協会(JEA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 4304 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 4304 : 2016
エレベータ用調速機
Governor for elevators
1 適用範囲
この規格は,トラクション式エレベータ,巻胴式エレベータ及び油圧式エレベータに設置する調速機の
安全条件について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS B 7522 繊維製巻尺
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
調速機(overspeed governor)
かご,釣合おもり又はバランスウェイトの速度が異常に増大したときに,巻上機への動力を自動的に切
り,更に速度が増大したときは,非常止め装置を作動させるための装置。
3.2
張力装置(tensioning device)
調速機ロープに所定の張力を与えるための装置。緊張用おもり,プーリなどで構成される。調速機本体
を張力装置の一部とすることもある。
3.3
過速スイッチ(overspeed switch)
かごの速度が異常に増大したときに,その異常を検知して自動的に巻上機の動力を遮断し,エレベータ
の運転を停止するために調速機に設けられるスイッチ。
3.4
引抜き力(pull through force)
非常止め装置を作動させるため,調速機の作動によって調速機ロープに作用する保持力。
3.5
エレベータ(elevator)
――――― [JIS A 4304 pdf 3] ―――――
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A 4304 : 2016
建築物などに設けられ,人及び/又は物をかごで運搬するための昇降機で,かごの水平投影面積が1 m2
を超え,又はかごの天井の高さが1.2 mを超えるもの。
注記 “エレベーター”と長音符号を用いて表記される場合もある。
3.6
トラクション式エレベータ(traction type elevator)
かごと釣合おもりとを主索などで連結して,駆動用綱車にかけ,主索と綱車の溝又はドラム平面との摩
擦力を利用して駆動する方式のエレベータ。
3.7
巻胴式エレベータ(winding drum type elevator)
かごに主索の一端を緊結し,巻上機の駆動用巻胴で主索を巻き取り,かごを昇降させる方式のエレベー
タ。
3.8
油圧式エレベータ(hydraulic elevator)
油圧ポンプで発生した圧力油を油圧ジャッキのシリンダに送り,プランジャを伸長させてかごを上昇さ
せ,また,シリンダ内の油をタンクに戻すことによって,かごを下降させる方式のエレベータ。
注記 “油圧エレベータ”ということもある。
3.9
かご(car)
人及び/又は物を載せて昇降するもので,かご室,かご枠,床などで構成される搬器。
3.10
釣合おもり(counterweight)
トラクション式エレベータにおいて,主索を介してかごに連結され,その主索を駆動用綱車につるべ状
に掛け,綱車と主索との摩擦によって駆動力(トラクション)を発生させるためのおもり。
3.11
バランスウェイト(balancing weight)
かごと直接又は綱車を通して連結することでかごの全体質量又は部分質量を打ち消し,かごを駆動する
エネルギーを節約するために使用するおもり。主に巻胴式のエレベータに用いられる。
3.12
定格速度(rated speed)
かごの定常走行時の設計速度。
3.13
非常止め装置(safety gear)
かご,釣合おもり又はバランスウェイトに設置され,かご,釣合おもり又はバランスウェイトの速度が
異常に増大したときに,ガイドレールをつかみ,かご,釣合おもり又はバランスウェイトを制止させる機
械装置。
3.14
次第ぎき非常止め装置(progressive safety gear)
作動後,徐々に制動力が上昇し,その後一定した制動力を発揮することによって,かご,釣合おもり又
はバランスウェイトを停止し,保持することができる非常止め装置。
――――― [JIS A 4304 pdf 4] ―――――
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A 4304 : 2016
3.15
早ぎき非常止め装置(instantaneous safety gear)
作動時に制動力を瞬時に作用させ,かご,釣合おもり又はバランスウェイトを停止し,保持することが
できる非常止め装置。
4 量記号及び単位記号
この規格で用いるエレベータ速度の単位は,特に規定のない限りメートル毎分(m/min)を用いる。ま
た,自由落下の加速度(標準重力加速度)をgnで表し,その値を1 gn=9.8 m/s2とする。
5 種類
調速機の種類は,用途としてかご用,釣合おもり用及びバランスウェイト用に区分する。さらに,引抜
き力の発生方式の種類は,表1のとおり区分する。
表1−調速機の引抜き力発生方式の種類
引抜き力発生方式の種類 説明 具体的な構造例
調速機ロープをつかみ込んだ摩擦力で引
つかみ方式 図1
抜き力を発生させる構造の調速機。
調速機の綱車と調速機ロープとの摩擦力
だけで引抜き力を発生させる構造の調速
トラクション方式 図2
機。引抜き力を発生するためには,調速機
ロープに所定の張力を与える必要がある。
――――― [JIS A 4304 pdf 5] ―――――
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JIS A 4304:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.140 : 建築物の付帯施設 > 91.140.90 : リフト.エスカレータ