この規格ページの目次
JIS A 5537:2003 規格概要
この規格 A5537は、建築物の壁及び床の下地を構成するために,木れんがを張り付ける場合に使用する接着剤について規定。
JISA5537 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5537
- 規格名称
- 木れんが用接着剤
- 規格名称英語訳
- Adhesives for anchoring wooden blocks
- 制定年月日
- 1972年7月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 79.080, 83.180, 91.060.10, 91.060.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 接着 2021
- 改訂:履歴
- 1972-07-01 制定日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1984-07-01 改正日, 1989-09-01 確認日, 1996-08-15 改正日, 2002-02-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2008-05-20 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS A 5537:2003 PDF [12]
A 5537 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本接着剤工業会
(JAIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 5537 : 2002は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 5537 pdf 1] ―――――
A 5537 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 種類・・・・[1]
- 3.1 用途による区分・・・・[1]
- 3.2 主成分による区分・・・・[1]
- 3.3 ホルムアルデヒド放散による区分・・・・[1]
- 4. 品質・・・・[2]
- 5. 試験・・・・[3]
- 5.1 試験条件(ホルムアルデヒド放散試験の場合は除く)・・・・[3]
- 5.2 接着強さ・・・・[3]
- 5.3 ずれ・・・・[7]
- 5.4 塗布性・・・・[8]
- 5.5 張合せ可能時間・・・・[8]
- 5.6 可使時間・・・・[8]
- 5.7 密度・・・・[9]
- 5.8 ホルムアルデヒド放散試験・・・・[9]
- 6. 検査・・・・[9]
- 7. 製品の呼び方・・・・[10]
- 8. 表示・・・・[10]
- 9. 取扱い上の注意・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 5537 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5537 : 2003
木れんが用接着剤
Adhesives for anchoring wooden blocks
1. 適用範囲
この規格は,建築物の壁及び床の下地を構成するために,木れんがを張り付ける場合に使
用する接着剤(以下,接着剤という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1408 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測
定方法−小形チャンバー法
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 4309 ステンレス鋼線
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 6833 接着剤の一般試験方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS Z 1525 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 9015-0 計数値検査に対する抜取検査手順−第0部 : JIS Z 9015抜取検査システム序論
3. 種類
3.1 用途による区分
接着剤は,その用途によって,表1のとおり区分する。
3.2 主成分による区分
接着剤は,その主成分によって,表2のとおり区分する。
3.3 ホルムアルデヒド放散による区分
接着剤は,そのホルムアルデヒド放散によって,表3のとおり
区分する。
表 1 用途による区分
種類 用途
一般用 接着後,水の影響を受けない箇所に用いるもの。
耐水用 接着後,水の影響を受けやすい箇所に用いるもの。
――――― [JIS A 5537 pdf 3] ―――――
2
A 5537 : 2003
表 2 主成分による区分
種類 主成分内容
酢酸ビニル樹脂系溶剤形 酢酸ビニル樹脂を主成分とした溶剤形のもの。
エポキシ樹脂系 エポキシ樹脂を主成分とした主剤と,ポリアミン類
を主成分とした硬化剤との二液反応形のもの。
アクリル樹脂系エマルション形 アクリル樹脂又はその共重合物を主成分としたエ
マルション形のもの。
変成シリコーン樹脂系 変成シリコーン樹脂を主成分とした一液形のもの。
表 3 ホルムアルデヒド放散による区分
単位 最一 m2・h)
区分 記号 内容
F☆☆☆☆等級 F☆☆☆☆ ユリア樹脂,メラミン樹脂,フェノール樹脂,レゾルシノール樹
脂,ホルムアルデヒド系防腐剤,メチロール基含有モノマー及び
ロンガリット系触媒のいずれをも使用してはならない。
F☆☆☆☆ 放散速度が5以下のもの。
F☆☆☆等級 F☆☆☆ 放散速度が20以下のもの。
F☆☆等級 F☆☆ 放散速度が120以下のもの。
4. 品質
接着剤の品質は,次による。
a) 接着剤は,均質で,糸引きがなく,接着に有害と認められる異物の混入があってはならない。
b) 接着剤は,充てん剤として石綿を含有してはならない。
c) 接着剤は,5.の試験を行い,表4に適合しなければならない。
d) 接着剤は,温度20±15 ℃,湿度(65±20) %において,有効期間又は有効期限まで保存して,a) c)
の品質に適合しなければならない。
e) 接着剤のホルムアルデヒド放散は,表5の規定に適合しなければならない。
表 4 接着剤の品質
試験項目 一般用 耐水用 適用試験箇条
接 引張割裂接着強さ 標準条件 20以上 20以上
着 N/mm
強 特殊条件(1) 水中浸せき 受渡当事者間の協定に
10以上
さ 高温状態 よる。 5.2.5
低温状態
多湿状態
衝撃接着強さ 標準条件 受渡当事者間の協定による。
(破断の位置) 特殊条件 水中浸せき
高温状態 5.2.6
低温状態
多湿状態
圧縮せん断接着強さ標準条件 受渡当事者間の協定による。
N/mm2 特殊条件 水中浸せき
高温状態 5.2.7
低温状態
多湿状態
ずれ mm 5未満 5.3
――――― [JIS A 5537 pdf 4] ―――――
3
A 5537 : 2003
表 4 接着剤の品質(続き)
試験項目 一般用 耐水用 適用試験箇条
塗布性 気泡を含まず,均一なくし目山を残し,接着
5.4
面に完全に密着していなければならない。
張合せ可能時間(2) 分 表示項目 5.5
可使時間(3) 分 表示項目 5.6
密度 g/cm3 表示項目 5.7
注(1) エポキシ樹脂系及び変成シリコーン樹脂系接着剤に適用する。
(2) 酢酸ビニル樹脂系溶剤形,アクリル樹脂系エマルション形及び変成シリコーン樹脂系接着剤に適用する。
(3) エポキシ樹脂系接着剤だけに適用する。
表 5 ホルムアルデヒド放散
単位 最一 m2・h)
区分 内容 主成分 適用試験箇条
F☆☆☆☆等級 ユリア樹脂,メラミン樹脂,フアクリル樹脂系エマルション形
ェノール樹脂,レゾルシノールエポキシ樹脂系
樹脂,ホルムアルデヒド系防腐変成シリコーン樹脂系
−
剤,メチロール基含有モノマー
及びロンガリット系触媒のいず
れをも使用してはならない。
F☆☆☆☆等級 放散速度が5以下 酢酸ビニル樹脂系溶剤形
F☆☆☆等級 放散速度が20以下 5.8
F☆☆等級 放散速度が120以下
5. 試験
5.1 試験条件(ホルムアルデヒド放散試験の場合は除く)
特に規定のない限り,試験室の温湿度は,
JIS K 7100の標準雰囲気2級[温度23±2 ℃,湿度(50±10) %]とし,試験体は3個とする。ただし,接
着強さの試験体は5個とする。
5.2 接着強さ
接着強さ試験の種類は,引張割裂接着強さ,衝撃接着強さ及び圧縮せん断接着強さとす
る。
5.2.1 試験体材料
a) 木れんが 試験に用いる木れんがは,ひのき又はべいひの板目無欠点の心材とし,含水率20 %以下
のものとする。形状及び寸法は,図1に示すように引張割裂及び衝撃接着強さ試験においては40×120
×30 mmの直方体,圧縮せん断接着強さ試験においては50×45×20 mmの直方体とする。接着面は木
表とし,機械かんな仕上げとする。
b) 下地試料 木れんがを接着する下地試料は,JIS A 5430に規定するフレキシブル板 (F) と同様に製造
された厚さ20 mmフレキシブル板とし,寸法は,引張割裂及び衝撃接着強さ試験では60×120×20 mm,
圧縮せん断接着強さ試験では50×45×20 mmとする。
c) 接着剤 接着剤は,試験に必要な十分な量を気密で蒸散しにくい容器にとり,使用に際しては,十分
にかき混ぜ均一にする。エポキシ樹脂系接着剤は,主剤と硬化剤とを製造業者が定めた割合に適切な
大きさのガラス板上にとり,へらなどを用いて均質になるまで練り混ぜる。
――――― [JIS A 5537 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS A 5537:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.180 : 接着剤
JIS A 5537:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1408:2017
- 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
- JISA1901:2015
- 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法―小形チャンバー法
- JISA5430:2018
- 繊維強化セメント板
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG4309:2013
- ステンレス鋼線
- JISK2207:1996
- 石油アスファルト
- JISK6833:1994
- 接着剤の一般試験方法
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISZ1525:2004
- 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ9015-0:1999
- 計数値検査に対する抜取検査手順―第0部:JIS Z 9015抜取検査システム序論