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JIS B 0060-9:2021 規格概要
この規格 B0060-9は、JIS B 0060-1に基づき,一般機械,精密機械,電気機械などの工業分野で用いるデジタル製品技術文書情報(DTPD : digital technical product documentation)及び3DAモデル(3D annotated model : 三次元製品情報付加モデル)の作成における一般事項について規定。
JISB0060-9 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0060-9
- 規格名称
- デジタル製品技術文書情報―第9部 : DTPD及び3DAモデルにおける一般事項
- 規格名称英語訳
- Digital technical product documentation -- Part 9:General for DTPD and 3D annotated model
- 制定年月日
- 2021年3月22日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.110
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2021-03-22 制定
- ページ
- JIS B 0060-9:2021 PDF [13]
B 0060-9 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 DTPDの一般事項・・・・[2]
- 4.1 DTPDのデータ構成・・・・[2]
- 4.2 DTPD管理情報・・・・[3]
- 5 3DAモデルに関する事項・・・・[3]
- 5.1 3DAモデルの一般事項・・・・[3]
- 5.2 3DAモデルのデータ構成・・・・[5]
- 5.3 モデル管理情報・・・・[5]
- 5.4 表題欄,変更履歴欄,注記及び部品欄の情報・・・・[5]
- 附属書A(参考)デジタル製品技術文書情報(DTPD)スコープマトリックス・・・・[7]
- 附属書B(参考)製品ライフサイクルにおけるDTPDのデータ構成の管理・・・・[8]
- 附属書C(参考)3DAモデルのデータを変換して用いる場合の注意・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0060-9 pdf 1] ―――――
B 0060-9 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0060の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0060-1 第1部 : 総則
JIS B 0060-2 第2部 : 用語
JIS B 0060-3 第3部 : 3DAモデルにおける設計モデルの表し方
JIS B 0060-4 第4部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法−寸法及び公差
JIS B 0060-5 第5部 : 3DAモデルにおける幾何公差の指示方法
JIS B 0060-6 第6部 : 3DAモデルにおける溶接の指示方法
JIS B 0060-7 第7部 : 3DAモデルにおける表面性状の指示方法
JIS B 0060-8 第8部 : 3DAモデルにおける非表示要求事項の指示方法
JIS B 0060-9 第9部 : DTPD及び3DAモデルにおける一般事項
JIS B 0060-10 第10部 : 組立3DAモデルの表し方(予定)
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 0060-9 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 0060-9 : 2021
デジタル製品技術文書情報−第9部 : DTPD及び3DAモデルにおける一般事項
Digital technical product documentation- Part 9: General for DTPD and 3D annotated model
1 適用範囲
この規格は,JIS B 0060-1に基づき,一般機械,精密機械,電気機械などの工業分野で用いるデジタル
製品技術文書情報(DTPD : digital technical product documentation)及び3DAモデル(3D annotated model :
三次元製品情報付加モデル)の作成における一般事項について規定する。
注記1 この規格における3D指示例は,軸測投影保存ビューではなく,3DAモデルを任意の方向で
コンピュータモニタなどに表示した図である。
注記2 この規格と各製造工程との関連範囲を,附属書Aに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0060-1 デジタル製品技術文書情報−第1部 : 総則
JIS B 0060-2 デジタル製品技術文書情報−第2部 : 用語
JIS B 0060-4 デジタル製品技術文書情報−第4部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法−
寸法及び公差
JIS B 0060-6 デジタル製品技術文書情報−第6部 : 3DAモデルにおける溶接の指示方法
JIS B 0060-8 デジタル製品技術文書情報−第8部 : 3DAモデルにおける非表示要求事項の指示方法
JIS Z 8313-5 製図−文字−第5部 : CAD用文字,数字及び記号
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0060-2によるほか,次による。
3.1
データ構成,データセット(data set)
必要性及び用途に応じて,DTPDの各データ[3DAモデル,DTPD管理情報,解析データ,試験データ,
DMU(デジタルモックアップ)データ,製造データ,品質データ,サービスデータなど],及びデータ間
を連携させるための識別情報の一つ以上を,任意時点の版(リビジョン)でまとめたデータの構成。
注記 データ間を連携させるための識別情報及びデータ構成情報だけで,DTPDの各データそのもの
を含まないデータ構成もある。
――――― [JIS B 0060-9 pdf 3] ―――――
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B 0060-9 : 2021
4 DTPDの一般事項
4.1 DTPDのデータ構成
DTPDのデータ構成は,JIS B 0060-1及びJIS B 0060-2によるほか,次による。
a) TPDのデータ構成は,製品ライフサイクルにおいて作成する製品に関する各データを,3DAモデル
を核にし,DTPD管理情報と連携しなければならない(図1参照)。
注記 製品ライフサイクルにおけるDTPDのデータ構成の管理は,附属書Bを参照。
b) TPDを構成する各データは,識別情報[Identification information,ID(モデル管理番号,部品番号,
製品番号,製造番号,文書管理番号,リビジョン番号など)]をもたなければならない。
図1−DTPDにおける各データの連携イメージ
c) 通常,DTPDを構成する各データに変更があった場合,連携するデータも含めて,データ変更が必要
な単位で版(リビジョン)を更新する。
d) TPDを構成する各データの公開又は発行は,製品ライフサイクルにおける必要な時期(3DAモデル
のデザインリリース,設計検討書の提出など)に,必要なデータ構成(データセット)の単位で行う。
e) TPDにおける全ての情報の内容は,重複なく,全ての情報間の整合が取れていなければならない。
なお,DTPDにおける製品を定義するための情報は,JIS B 0060-1の表B.1(製品を定義するための
主な情報)を参照するとよい。
f) 一般的な製品データ管理システムに関する一般事項は,ISO 11442を参考にするとよい。
なお,DTPDのデータ構成の例を示す。
例1 部品単位の設計モデルの版及びこれの基になった設計検討に用いたDMUデータの版。
例2 3DAモデルの版及びこれに対応した解析用モデルの版。
例3 3DAモデルの版及びこれの性能要件及び製造要件を検討した結果をまとめた設計検討書の版。
例4 3DAモデルの版及びある製品の検査結果又は試験結果。
例5 3DAモデルの版及び製品のサービスマニュアル用の図示例の版。
――――― [JIS B 0060-9 pdf 4] ―――――
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B 0060-9 : 2021
4.2 DTPD管理情報
モデル管理情報を含むDTPD管理情報は,JIS B 0060-1及びJIS B 0060-2によるほか,次による。
なお,DTPD管理情報及び/又はモデル管理情報で指示すべき主な情報は,JIS B 0060-1の表B.1(製品
を定義するための主な情報)を参照するとよい。
a) TPD管理情報は,DTPDデータ管理のため,次の情報をもたなければならない。
1) TPDの各データ及びデータ構成ごとの識別及びリビジョンの情報
2) TPDの各データ及びデータ構成ごとに,公開又は発行に携わった者及び作成日の情報(例えば,
作成者,確認者,承認者の名前及びその入力日)
3) 製品ライフサイクルにおける各プロセス(デザインリリース,試作品の検査成績書の提出など)の
識別情報
4) 1)3) 以外として,企業ごとのDTPDデータ管理に必要な情報を含めてもよい。
注記 部品欄(アイテムリスト)にもたせる情報については,企業ごとの事業運営によって様々であ
るため,この規格では規定しない。
b) 各データの識別及びリビジョンの情報は,重複又は漏れがあってはならない。
c) 各データの識別及びリビジョンの情報は,固有のもので,空白を含まない英数字で構成しなければな
らない。また,ハイフン“−”,スラッシュ“/”,アスタリスク“*”など,DTPDの運用システムに
悪影響を与える文字は使ってはならない。
d) TPDの各データ作成及びDTPDのデータ構成を行ったソフトウェア並びにそのバージョンの特定が
可能になっていなければならない。これらは,DTPD管理情報又はモデル管理情報としてもつとよい。
e) 機密に関する要求事項は,機密保護対象のDTPDの各データ及びデータ構成ごとに,注記及び/又は
記号で明記するとよい。
5 3DAモデルに関する事項
5.1 3DAモデルの一般事項
3DAモデルにおける一般事項は,JIS B 0060-1の箇条6(三次元製品情報付加モデル)によるほか,次
による。
a) 3DAモデルにおける文字高さ(ポイント)は,要求事項を理解するために必要な設計モデルの範囲を,
コンピュータモニタなどに表示させたときに適切に読めるサイズに設定する。
b) AD用文字,数字及び記号の一般事項については,JIS Z 8313-5による。ただし,JIS Z 8313-5に規
定している書体以外で,通常,コンピュータ処理で用いる文字の書体(フォント)を使用してもよい。
ただし,誤読のおそれがないものを使用する。
c) 3DAモデルに用いる記号として,製図に関するJISに規定した記号をその規定に従って用いる場合,
一般的には,特別な注記を必要としない。また,特に製図に用いるものとして規定されておらず,そ
の他のJISに規定した記号又は公知の規格に規定する記号を用いる場合には,その規格番号をモデル
管理情報の適切な箇所に注記する。
なお,これらによらない記号を用いる場合には,その記号の意味をモデル管理情報の適切な箇所に
注記する。
d) 設計モデルから取得するサイズ及び理論的に正確な寸法の数値は,通常,JIS Z 8401の規則Bによっ
て丸めた数値とする(表1参照)。
――――― [JIS B 0060-9 pdf 5] ―――――
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JIS B 0060-9:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.110 : 工業製品の文書化
JIS B 0060-9:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0060-1:2015
- デジタル製品技術文書情報―第1部:総則
- JISB0060-2:2015
- デジタル製品技術文書情報―第2部:用語
- JISB0060-4:2017
- デジタル製品技術文書情報―第4部:3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法―寸法及び公差
- JISB0060-6:2020
- デジタル製品技術文書情報―第6部:3DAモデルにおける溶接の指示方法
- JISB0060-8:2021
- デジタル製品技術文書情報―第8部:3DAモデルにおける非表示要求事項の指示方法
- JISZ8313-5:2000
- 製図―文字―第5部:CAD用文字,数字及び記号
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方