JIS B 0060-4:2017 デジタル製品技術文書情報―第4部:3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法―寸法及び公差

JIS B 0060-4:2017 規格概要

この規格 B0060-4は、JIS B 0060-1に基づき,一般機械,精密機械,電気機械などの工業分野で用いる3DAモデル(3D annotated model : 三次元製品情報付加モデル)における表示要求事項の寸法及び公差に関する指示方法について規定。

JISB0060-4 規格全文情報

規格番号
JIS B0060-4 
規格名称
デジタル製品技術文書情報―第4部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法―寸法及び公差
規格名称英語訳
Digital technical product documentation (DTPD) -- Part 4:Indication of annotation for 3D annotated model -- Dimensions and dimensional tolerances
制定年月日
2017年8月21日
最新改正日
2017年8月21日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.110
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
製図 2020
改訂:履歴
2017-08-21 制定
ページ
JIS B 0060-4:2017 PDF [62]
                                                                                 B 0060-4 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般事項・・・・[2]
  •  5 表示要求事項及び要求事項配置面・・・・[2]
  •  6 寸法記入方法・・・・[2]
  •  6.1 一般・・・・[2]
  •  6.2 寸法補助線・・・・[5]
  •  6.3 寸法線・・・・[7]
  •  6.4 寸法数値・・・・[12]
  •  6.5 寸法の配置・・・・[17]
  •  6.6 寸法補助記号・・・・[21]
  •  6.7 穴の寸法の表し方・・・・[35]
  •  6.8 キー溝の表し方・・・・[42]
  •  6.9 薄肉部の表し方・・・・[48]
  •  6.10 位置及び範囲の限定・・・・[49]
  •  6.11 非剛性部品の寸法・・・・[51]
  •  6.12 同一形状の寸法・・・・[51]
  •  7 外形図の寸法の表し方・・・・[53]
  •  8 照合番号・・・・[54]
  •  9 3DAモデルの訂正・変更・・・・[55]
  •  10 要素間連携・・・・[56]
  •  附属書A(参考)デジタル製品技術文書情報(DTPD)スコープマトリックス・・・・[59]
  •  参考文献・・・・[60]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0060-4 pdf 1] ―――――

B 0060-4 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0060の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0060-1 第1部 : 総則
JIS B 0060-2 第2部 : 用語
JIS B 0060-3 第3部 : 3DAモデルにおける設計モデルの表し方
JIS B 0060-4 第4部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法−寸法及び公差
JIS B 0060-5 第5部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法−幾何公差(予定)
JIS B 0060-6 第6部 : 3DAモデルにおける溶接の指示方法(予定)
JIS B 0060-7 第7部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法−表面性状(予定)
JIS B 0060-8 第8部 : 属性情報(予定)
JIS B 0060-9 第9部 : 一般事項及び基本情報(予定)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0060-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0060-4 : 2017

デジタル製品技術文書情報−第4部 : 3DAモデルにおける表示要求事項の指示方法−寸法及び公差

Digital technical product documentation (DTPD)-Part 4:Indication of annotation for 3D annotated model-Dimensions and dimensional tolerances

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 0060-1に基づき,一般機械,精密機械,電気機械などの工業分野で用いる3DAモデ
ル(3D annotated model : 三次元製品情報付加モデル)における表示要求事項の寸法及び公差に関する指示
方法について規定する。
この規格に関連する範囲を,参考として表A.1に示す。
注記1 この規格における二次元製図による指示例(以下,2D指示例という。)は,JIS B 0001を基
とし,三次元製図による指示例(以下,3D指示例という。)に合わせて技術的内容を変更し
て作成したもので,3D指示例の解釈として示している。
注記2 この規格における3D指示例は,軸測投影保存ビューではなく,3DAモデルを任意の方向で
コンピュータモニタなどに表示した図である。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0001 機械製図
JIS B 0026 製図−寸法及び公差の表示方式−非剛性部品
JIS B 0028 製品の幾何特性仕様(GPS)−寸法及び公差の表示方式−円すい
JIS B 0060-1 デジタル製品技術文書情報−第1部 : 総則
JIS B 0060-2 デジタル製品技術文書情報−第2部 : 用語
JIS B 0060-3 デジタル製品技術文書情報−第3部 : 3DAモデルにおける設計モデルの表し方
JIS B 3401 CAD用語
JIS Z 8114 製図−製図用語
JIS Z 8318 製品の技術文書情報(TPD)−長さ寸法及び角度寸法の許容限界の指示方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

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B 0060-4 : 2017

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0001,JIS B 0060-2,JIS B 3401及びJIS Z 8114による。

4 一般事項

  この規格に規定していない事項は,JIS B 0060-1及びそれぞれ別に規定する製図に関する日本工業規格(日本産業規格)
による。

5 表示要求事項及び要求事項配置面

  設計モデルに対して,要求事項配置面(JIS B 0060-2の3.12参照)を用いて,箇条6箇条9に示す表
示要求事項を指示する方法は,JIS B 0060-1によるほか,次による。
a) 要求事項配置面は,通常,3Dモデルの座標系の直交座標面に平行とする。また,必要に応じて任意の
方向の要求事項配置面を設定してもよい(図1参照)。
b) 表示要求事項と要求事項を指示する設計モデル部位との間は,寸法線,寸法補助線,及び引出線を介
して関連性を保てるように指示する。
c) 表示要求事項の色は,設計モデル,要求事項配置面及び背景の色に対して,明確に識別できるように
設定する。
d) コンピュータモニタなどへの表示要求事項の表示は,必要に応じて,要求事項配置面の単位で表示及
び非表示を切り替えられるようにするとよい。
図1−設計モデル上に要求事項配置面を表示した例

6 寸法記入方法

6.1 一般

  寸法記入方法は,次による。
a) 対象物の機能,製作,組立てなどを考えて,その設計モデルに必要不可欠な寸法を明瞭に指示する。
b) 全ての寸法情報は,必要十分なものでなければならない。ただし,“特に指示のない限り,寸法は3D
モデルによる”の指示,又はこれに相当する指示が注記にある場合には,寸法記入を省略できる。た
だし,その寸法に関わる許容限界を要求する場合には,寸法の指示を省略してはならない。

――――― [JIS B 0060-4 pdf 4] ―――――

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B 0060-4 : 2017
注記1 この規格の指示例は,理論的に正しい寸法を含め,寸法の表記が必要な例である。
c) 寸法は,寸法線,寸法補助線,寸法補助記号などを用いて,寸法数値によって示す。また,これらは
特別な場合を除き,要求事項配置面に配置する(図1参照)。
d) 寸法線は,設計モデルの内部に記入してはならない。寸法数値は,設計モデルの内部及び表面に記入
してはならない。また,寸法補助線は,設計モデルの外部に記入するのがよい。
e) 3DAモデルには,特に明示しない限り,その対象物の仕上がり寸法を示す。
注記2 鋳造部品図では,最終機械加工図,鋳放し図,前加工図などがあり,最終加工図において
仕上がり寸法,鋳放し寸法及び前加工寸法を指示する場合がある。
f) 寸法数値は,設計モデルから取得し,適切な有効桁数で四捨五入によって丸めた数値とする。また,
設計モデルの寸法の指示がない部位の寸法数値を取得する場合も,同様である。数値の丸め方は,JIS
Z 8401の規則Aを用いてもよい。
g) 加工又は組立ての場合に,基準とする形体があるときには,その形体を基にして寸法を記入する(図
2参照)。
a) 2D指示例 b) 3D指示例
図2−基準からの寸法記入例
h) 寸法は,できるだけ工程ごとに配列を分けて記入する(図3参照)。
i) 関連する寸法は,できるだけ一つの要求事項配置面にまとめて記入する(図3参照)。

――――― [JIS B 0060-4 pdf 5] ―――――

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