JIS B 0681-3:2019 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:三次元―第3部:仕様オペレータ

JIS B 0681-3:2019 規格概要

この規格 B0681-3は、三次元の方法による表面性状(表面性状曲面)の完全な仕様オペレータについて規定。

JISB0681-3 規格全文情報

規格番号
JIS B0681-3 
規格名称
製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状 : 三次元―第3部 : 仕様オペレータ
規格名称英語訳
Geometrical product specifications (GPS) -- Surface texture:Areal -- Part 3:Specification operators
制定年月日
2019年2月20日
最新改正日
2019年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 25178-3:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

17.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械計測 2021, 製図 2020
改訂:履歴
2019-02-20 制定
ページ
JIS B 0681-3:2019 PDF [20]
                                                                                 B 0681-3 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 完全な仕様オペレータ・・・・[2]
  •  4.1 一般・・・・[2]
  •  4.2 測得方法・・・・[3]
  •  4.3 当てはめ演算方法(association method)・・・・[6]
  •  4.4 フィルタ処理(filtration)・・・・[6]
  •  4.5 基準領域(definition area)・・・・[7]
  •  5 一般情報・・・・[7]
  •  附属書A(参考)完全な仕様オペレータの決定手順・・・・[8]
  •  附属書B(規定)JIS B 0681-2で規定したパラメータに対する属性の標準値・・・・[9]
  •  附属書C(規定)JIS B 0681-2で規定したパラメータで標準とする単位・・・・[10]
  •  附属書D(参考)輪郭曲線方式における表面性状パラメータとの関係・・・・[12]
  •  附属書E(参考)GPSマトリックスモデル・・・・[14]
  •  参考文献・・・・[16]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0681-3 pdf 1] ―――――

B 0681-3 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0681の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0681-2 第2部 : 用語,定義及び表面性状パラメータ
JIS B 0681-3 第3部 : 仕様オペレータ
JIS B 0681-6 第6部 : 表面性状測定方法の分類

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0681-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0681-3 : 2019

製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 三次元−第3部 : 仕様オペレータ

Geometrical product specifications (GPS)-Surface texture: Areal- Part 3: Specification operators

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたISO 25178-3を基とし,関連する他の日本工業規格(日本産業規格)との
整合を図るために,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,製品の幾何特性仕様(GPS)の一つで,GPS基本規格に属し,表面性状規格チェーンのリ
ンク記号Cに関係する。この規格とGPSマトリックスモデル及び他のGPS規格との詳細な関係を,附属
書Eに示す。
この規格は,完全な仕様オペレータの用語,概念及びパラメータを扱う。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
注記 リンク記号Cは,ISO/TR 14638:1995ではリンク番号3に対応している。

1 適用範囲

  この規格は,三次元の方法による表面性状(表面性状曲面)の完全な仕様オペレータについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 25178-3:2012,Geometrical product specifications (GPS)−Surface texture: Areal−Part 3:
Specification operators(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0635 製品の幾何特性仕様(GPS)−フィルタ処理−線形の輪郭曲面フィルタ : ガウシアンフィ
ルタ
注記 対応国際規格 : ISO 16610-61:2015,Geometrical product specification (GPS)−Filtration−Part 61:
Linear areal filters−Gaussian filters(IDT)
JIS B 0672-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−形体−第1部 : 一般用語及び定義
注記1 対応国際規格 : ISO 14660-1:1999,Geometrical Product Specification (GPS)−Geometrical

――――― [JIS B 0681-3 pdf 3] ―――――

2
B 0681-3 : 2019
features−Part 1: General terms and definitions(IDT)
注記2 ISO 14660-1:1999は廃止され,ISO 17450-1:2011に置き換えられた。
JIS B 0681-2 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 三次元−第2部 : 用語,定義及び表面性状パ
ラメータ
注記 対応国際規格 : ISO 25178-2:2012,Geometrical product specifications (GPS)−Surface texture:
Areal−Part 2: Terms, definitions and surface texture parameters(MOD)
ISO 14406:2010,Geometrical product specifications (GPS)−Extraction
ISO/TS 16610-1:2006,Geometrical product specifications (GPS)−Filtration−Part 1: Overview and basic
concepts
注記 ISO/TS 16610-1:2006は2015年に廃止され,代わりにISO 16610-1:2015,Geometrical product
specifications (GPS)−Filtration−Part 1: Overview and basic conceptsが発行されている。
ISO 17450-1:2011,Geometrical product specifications (GPS)−General concepts−Part 1: Model for
geometrical specification and verification
ISO 17450-2:2012,Geometrical product specifications (GPS)−General concepts−Part 2: Basic tenets,
specifications, operators, uncertainties and ambiguities

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0672-1,ISO/TS 16610-1,ISO 14406,ISO 17450-1,ISO
17450-2,及びJIS B 0681-2によるほか,次による。
3.1
横方向検出限界(lateral period limit)
<光学>正弦波状の凹凸をもつ表面を光学的に測定した際に,測定によって得られる輪郭曲線の凹凸の振
幅が実際の振幅の50 %まで下がるときの正弦波の周期。
注記 横方向検出限界は,被測定面とする正弦波状の輪郭の振幅の大きさ,その表面を測定する方法
など(例えば,プローブの大きさ,サンプリング間隔など)の影響を受けることに注意が必要
である。

4 完全な仕様オペレータ

4.1 一般

  完全な仕様オペレータ(ISO 17450-2参照)は,曖昧さのない仕様のために必要な全ての演算(仕様オ
ペレータ)から成り,仕様が一義的に定まるような仕様オペレータ及びその順序が含まれる。その仕様は,
曖昧さのない順序での,曖昧さのない仕様演算の全集合から成る。三次元の表面性状に対して,その完全
な仕様オペレータは,表面の種類,測得方法及び形状誤差を除去するための当てはめ演算方法,並びに三
次元法による表面性状のフィルタ処理を定義する。
長波長成分を含んだ解析を行う場合は,S-F曲面を指定する。それ以外は,S-L曲面を指定する。
注記1 ここでの形状誤差は,球面,円筒面などの呼び形状を含む。
注記2 この規格では,完全な仕様オペレータとは,標準値,標準の手法(default)などを定めたも
ので,必要に応じて独自の値及び手順に変更できる。ただし,変更した値などを明記する必
要がある。関連する図示方法は,ISO 25178-1:2016を参照する。
注記3 長波長成分とは,輪郭曲線方式におけるうねり曲線に相当する。

――――― [JIS B 0681-3 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 0681-3 : 2019

4.2 測得方法

4.2.1  評価領域(evaluation area)
4.2.1.1 一般
評価領域は,被測定面上の長方形部分から成る。
評価領域の方向は,仕様によって管理する。
注記1 ネスティングインデックスが直交する2方向において同じである場合,評価領域の方向を管
理する必要はない。
注記2 一般に,評価領域の方向は形状の影響を受ける。したがって,評価領域とする長方形の辺の
方向は,呼び形状(例えば,円筒の中心軸,長方形の平板の2辺など)に対して平行又は直
交にすることが望ましい。
4.2.1.2 S-F曲面(S-F surface)
S-F曲面の場合,指定がない限り評価領域は正方形とする。
F演算がフィルタ処理の場合,正方形である評価領域の辺の長さは,フィルタのネスティングインデッ
クスと同じ長さとする。
F演算が当てはめ演算の場合,正方形である評価領域の辺の長さを,F演算のネスティングインデック
スとして代用する。F演算のネスティングインデックスとして選択したこの値を,その後の全ての処理に
使用する。
F演算に対するネスティングインデックスは,通常,次の中から選択する。
···,0.1 mm,0.2 mm,0.25 mm,0.5 mm,0.8 mm,1.0 mm,2.0 mm,2.5 mm,5.0 mm,8.0 mm,10 mm,
···
注記1 フィルタ処理のF演算の一例としては,スプラインフィルタがある。当てはめ演算のF演算
の一例としては,呼び形状の最小二乗当てはめ(フィッティング)があり,この場合のネス
ティングインデックスは,フィルタ処理のカットオフ値に相当する値ではなく,評価領域の
辺の長さとなる。
注記2 一般に,フィルタ処理としてのF演算のネスティングインデックスは,最も粗い構造のスケ
ールの5倍以上になるように選択する。
4.2.1.3 S-L曲面(S-L surface)
S-L曲面の場合,指定がない限り評価領域はLフィルタのネスティングインデックスと同じ長さの辺を
もつ正方形とする。
Lフィルタに対するネスティングインデックスは,通常,次の中から選択する。
···,0.1 mm,0.2 mm,0.25 mm,0.5 mm,0.8 mm,1.0 mm,2.0 mm,2.5 mm,5.0 mm,8.0 mm,10 mm,
···
注記 一般に,Lフィルタのネスティングインデックスは,最も粗い構造のスケールの5倍以上にな
るように選択する。
4.2.2 表面の種類(Type of surface)
標準とする表面の種類は,表1及び表2に従ったF演算,又はLフィルタ,Sフィルタのネスティング
インデックス及び触針先端半径を用いた測定で得られる機械的な接触で検出する曲面(ISO 14406参照)
である。

――――― [JIS B 0681-3 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 0681-3:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 25178-3:2012(MOD)

JIS B 0681-3:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0681-3:2019の関連規格と引用規格一覧