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JIS B 1358:1990 規格概要
この規格 B1358は、一般に用いるテーパ1/50の鋼製ねじ付きテーパピン及び鋼製おねじ付きテーパピンについて規定。
JISB1358 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1358
- 規格名称
- ねじ付きテーパピン
- 規格名称英語訳
- Taper pins with thread
- 制定年月日
- 1990年1月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 8736:1986(MOD), ISO 8737:1986(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 21.060.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ねじ II 2020
- 改訂:履歴
- 1990-01-01 制定日, 1995-02-01 確認日, 2000-08-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 1358:1990 PDF [8]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1358-1990
ねじ付きテーパピン
Taper Pins with Thread
1. 適用範囲 この規格は,一般に用いるテーパ501の鋼製めねじ付きテーパピン及び鋼製おねじ付きテー
パピンについて規定する。
なお,鋼製めねじ付きテーパピン及び鋼製おねじ付きテーパピンを総称する場合は,単にピンという。
備考 この規格で規定するピンは,あみかけ ( ) を施した部分を除きISO 8736-1986 (Taper
pins with internal thread, unhardened) 及びISO 8737-1986 (Taper pins with external thread,
unhardened) によっている。
引用規格及び対応国際規格 : 3ページに示す。
2. 種類 ピンの種類は,ねじの種類及びテーパ部の表面粗さによって区分し,表1の3種類とする。
表1
ねじの種類 テーパ部の表面
種類 備考
粗さ(1)
A種
Ra=0.8 ISO 8736のType Aによるもの。
めねじ付きテーパピン めねじ
B種
Ra=3.2 ISO 8736のType Bによるもの。
おねじ付きテーパピン おねじ
Ra=3.2 ISO 8737によるもの。
注(1) aは,JIS B 0601(表面粗さの定義と表示)に規定する中心線平均粗さによる。
なお,Ra=0.8
主として研削によるもの,Ra=3.2 主として旋削によるも
のである。
3. 硬さ ピンの硬さは,表2による。
表2
硬さ
種類 熱処理
ビッカース硬さロックウェル硬さ
施さないもの。
めねじ付きテーパピン(A種,B種) HV 125245 HRB 70HRC 21
おねじ付きテーパピン HV 255327
焼入焼戻しを施したもの。 HRC 2333
4. 形状・寸法 ピンの形状・寸法は,表3による。
表3
呼び径の範囲
種類 形状・寸法
mm
めねじ付きテーパピン(A種,B種) 付表1による。 650
おねじ付きテーパピン 付表2による。 550
――――― [JIS B 1358 pdf 1] ―――――
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5. ねじ ピンのねじは,表4による。
表4
ねじ
種類
種類 等級
JIS B 0209(メートル並目ねじの許
容限界寸法及び公差)本体の6H。
めねじ付きテーパピン(A種,B種) JIS B 0205(メートル
並目ねじ)本体のめねじ ただし,当分の間JIS B 0209附属
書1の2級を用いてもよい。
JIS B 0209本体の6g。
JIS B 0205 本体のお
おねじ付きテーパピン ただし,当分の間,JIS B 0209附
ねじ
属書1の2級を用いてもよい。
6. 外観 ピンの外観は,テーパ部の表面粗さが表1に適合するほか,焼割れ,かえり及び使用上有害な
きず,打こん,さびなどの欠陥があってはならない。
7. 熱処理及び材料 ピンの熱処理及び材料は,原則として表5による。
表5
種類 熱処理 材料
JIS G 4804(硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材)のSUM 22SUM
めねじ付きテーパピン 24 L 若しくは
施さない。
(A種,B種) JIS G 3123(みがき棒鋼)のSGD 41-D 又は
おねじ付きテーパピン JIS G 4051(機械構造用炭素鋼鋼材)のS 43 C(2) S 45 C(2)
焼入焼戻し(3) IS G 4051のS 43 CS 50 C
注(2) この材料は,焼ならしを施したものとする。
(3) 調質鋼を用いた場合は,焼入焼戻しを省略してよい。
8. 表面処理 ピンの表面処理は,一般に施さない。ただし,供給時にはさび止め油を塗布する。ピンに
めっきその他の表面処理を必要とする場合は,注文者が指定する。
なお,ピンに電気めっきを施した場合は,必要に応じてもろさ除去の処理を行う。
9. 検査
9.1 硬さ検査 ピンの硬さ検査は,JIS Z 2244(ビッカース硬さ試験方法)又はJIS Z 2245(ロックウェ
ル硬さ試験方法)に規定する試験方法によって行い,ピンの端部又はテーパ部の硬さが3.の規定に適合し
なければならない。
なお,ピンの硬さは,ビッカース硬さ又はロックウェル硬さのいずれによってもよいが,硬さの測定値
に疑義が生じた場合は,ビッカース硬さによって良・不良を決める。
9.2 形状及び寸法検査 ピンの形状及び寸法検査は,直接測定,限界ゲージその他の方法によって行い,
4.の規定に適合しなければならない。
9.3 ねじ検査 めねじ付きテーパピンのねじ検査はJIS B 1071(ねじ部品の精度測定方法)に規定する
めねじの精度測定方法又はこれに代わる方法によって,おねじ付きテーパピンのねじ検査はJIS B 1071に
規定するおねじの精度測定方法又はこれに代わる方法によって行い,5.の規定に適合しなければならない。
なお,電気めっきを施したおねじ付きテーパピンに対する通りねじリングゲージは,4h用(2級ねじに
――――― [JIS B 1358 pdf 2] ―――――
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B 1358-1990
は1級用)のものを用いる。
9.4 外観検査 外観検査は,目視によって行い,6.の規定に適合しなければならない。ただし,テーパ部
の表面粗さは,JIS B 1071に規定する表面粗さの測定方法又はこれに代わる方法によって行う。
9.5 受渡検査 受渡し時のロットに対する抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。
10. 製品の呼び方 ピンの呼び方は,規格番号(4),種類,呼び径×呼び長さ,材料(5)及び指定事項(6)によ
る。
注(4) 規格番号は,必要がなければ省略してもよい。
(5) 材料は,日本工業規格(日本産業規格)で規定する材料記号による。ただし,熱処理しないピンの材料は,Stの
記号で表してもよい。
なお,焼入焼戻しを施したピンの材料は,その記号の後にQの記号を付ける。
また,調質鋼を用いた場合もこれに準じる。
(6) 推定事項としては,表面処理の種類,小端径 (d1) の許容差(h10以外の許容差を適用した場合),
ねじの等級(2級を適用した場合)などを必要に応じて示す。ただし,d1にh10以外の許容差
を適用した場合は,呼び径の後にそれを示す(例 : 呼び径10mm,呼び長さ85mmのピンにf 8
の許容差を適用した場合は,10 f 8×85とする。)。
例 :
11. 包装の表示 ピンの包装には,次の事項を表示する。
(1) 種類
(2) 呼び径×呼び長さ
(3) 材料(7)
(4) 数量
(5) 指定事項(8)
(6) 製造業者名又はその略号(9)
注(7) 材料の表示は,注(5)のように扱う。ただし,焼入焼戻しを施した鋼ピンの材料は,Qの記号の
代わりに(焼入れ)としてもよい[例 : S 45 C(焼入れ)]。
(8) 小端径 (d1) にh10以外の許容差を適用した場合は,注(6)のように扱う。
(9) 略号には,なるべく登録商標を用いる。
引用規格 :
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0401 寸法公差及びはめあい
JIS B 0601 表面粗さの定義と表示
JIS B 1071 ねじ部品の精度測定方法
JIS G 3123 みがき棒鋼
――――― [JIS B 1358 pdf 3] ―――――
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B 1358-1990
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4804 硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
対応国際規格 :
ISO 8736-1986 Taper pins with internal thread, unhardened
ISO 8737-1986 Taper pins with external thread, unhardened
――――― [JIS B 1358 pdf 4] ―――――
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B 1358-1990
付表1 めねじ付きテーパピン(A種及びB種)の形状・寸法
単位 mm
呼び径 6 8 10 12 16 20 25 30 40 50
ねじの呼び (d) M4 M5 M6 M8 M10 M12 M16 M20 M20 M24
ねじのピッチ (P) 0.7 0.8 1 1.25 1.5 1.75 2 2.5 2.5 3
基準寸法 6 8 10 12 16 20 25 30 40 50
d1 0 0 0 0 0
許容差 (h10) (11)
−0.048 −0.058 −0.070 −0.084 −0.100
a 約 0.8 1 1.2 1.6 2 2.5 3 4 5 6.3
d3 約 4.3 5.3 6.4 8.4 10.5 13 17 21 21 25
t1 最小 6 8 10 12 16 18 24 30 30 36
t2 約 10 12 16 20 25 28 35 40 40 50
t3 最大 1 1.2 1.2 1.2 1.5 1.5 2 2 2.5 2.5
l
呼び長さ 最小 最大
16 15.5 16.5
18 17.5 18.5
20 19.5 20.5
22 21.5 22.5
24 23.5 24.5
26 25.5 26.5
28 27.5 28.5
30 29.5 30.5
32 31.5 32.5
35 34.5 35.5
40 39.5 40.5
45 44.5 45.5
50 49.5 50.5
55 54.25 55.75
60 59.25 60.75
65 64.25 65.75
70 69.25 70.75
75 74.25 75.75
80 79.25 80.75
85 84.25 85.75
90 89.25 90.75
95 94.25 95.75
100 99.25 100.75
――――― [JIS B 1358 pdf 5] ―――――
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JIS B 1358:1990の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8736:1986(MOD)
- ISO 8737:1986(MOD)
JIS B 1358:1990の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.50 : ピン,くぎ
JIS B 1358:1990の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0205:1997
- メートル並目ねじ
- JISB0209:1997
- メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0401:1986
- 寸法公差及びはめあい
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB1071:2010
- 締結用部品―精度測定方法
- JISG3123:2004
- みがき棒鋼
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4804:2008
- 硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
- JISG4804:2021
- 硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法