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JIS B 1506:2005 規格概要
この規格 B1506は、転がり軸受の転動体として用いる精密に仕上げされた鋼製の針状ころ,棒状ころ及び円筒ころについて規定。
JISB1506 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1506
- 規格名称
- 転がり軸受―ころ
- 規格名称英語訳
- Rolling bearings -- Rollers
- 制定年月日
- 1965年3月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3096:1996(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 21.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械要素(ねじを除く) 2021
- 改訂:履歴
- 1965-03-01 制定日, 1968-06-01 改正日, 1971-06-01 確認日, 1974-06-01 確認日, 1976-11-01 改正日, 1979-12-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-09-01 改正日, 1996-02-01 確認日, 2005-03-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 1506:2005 PDF [21]
B 1506 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人 日本ベア
リング工業会(JBIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 1506:1991は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS B 1506は,規格の名称を従来の名称から“転がり軸受−ころ”に変更した。
JIS B 1506には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)円すいころ及び球面ころ
附属書2(参考)Vブロックによる真円度の測定
附属書3(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 1506 pdf 1] ―――――
B 1506 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 用語の定義及び量記号・・・・[2]
- 4. 種類と区分・・・・[3]
5 等級 3
6 端面形状 3
7 呼び及び寸法 3
8 許容差及び許容値 3
9 硬さ 4
- 10 表面粗さ・・・・[4]
- 11 材料・・・・[4]
- 12 測定方法及び試験方法・・・・[4]
- 13 検査・・・・[5]
- 14 製品の呼び番号・・・・[5]
- 15 包装及び表示・・・・[5]
- 附属書1(参考)円すいころ及び球面ころ・・・・[14]
- 附属書2(参考)Vブロックによる真円度の測定・・・・[16]
- 附属書3(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[17]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 1506 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1506 : 2005
転がり軸受−ころ
Rolling bearings−Rollers
序文
この規格は,1996年に第2版として発行されたISO 3096,Rolling bearings − Needle rollers −
Dimensions and tolerancesを元に,対応する部分(針状ころに関する項目)については対応国際規格を翻訳
し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない
規定項目(棒状ころ及び円筒ころに関する項目)を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,転がり軸受の転動体として用いる精密に仕上げされた鋼製の針状ころ,棒状
ころ及び円筒ころ(以下,ころという。)について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3096:1996,Rolling bearings−Needle rollers - Dimensions and tolerances (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0104 転がり軸受用語
JIS B 0124 転がり軸受用量記号
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式―第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
備考 ISO 286-2:1988 ISO system of limits and fits - Part 2: Tables of standard tolerance grades and limit
deviations for holes and shaftsが,この規格と一致している。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状 : 輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状 : 輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
JIS B 1515 転がり軸受の測定方法
JIS B 7451 真円度測定機
備考 ISO 4291:1985 Methods for the assessment of departure from roundness - Measurement of
variations in radiusからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS G 4805 高炭素クロム軸受鋼鋼材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験―試験方法
――――― [JIS B 1506 pdf 3] ―――――
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B 1506 : 2005
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験―試験方法
3. 用語の定義及び量記号
この規格で用いる主な用語の定義はJIS B 0104に,また,量記号はJIS B 0124
によるほか,次による(付表18参照)。
a) 呼び ころの寸法が,一般的に同一であることを示すのに用いる呼称。呼びは,呼び直径×呼び長さ
で表す。
b) 呼び直径(Dw) ころの直径が一般的に同一であることを示すのに用いる直径の値。
c) 実測直径(Dws) ころの中心軸に垂直なラジアル平面内での,ころの実際の表面に接する互いに平行な
2直線間の距離。
d) 平面内平均直径(Dwmp) 一つのラジアル平面での,ころの実測直径の最大値と最小値との算術平均値。
e) 平面内直径不同(VDwp 一つのラジアル平面での,ころの実測直径の最大値と最小値との差。
f) 平面内平均直径の不同(VDwmp) 一個のころの平面内平均直径の最大値と最小値との差。
g) 呼び長さ(Lw) ころの長さが一般的に同一であることを示すのに用いる長さの値。
h) 実長さ(Lws) ころの実際の先端を含む二つのラジアル平面間の距離。
i) 長さの寸法差(ΔLws) ころの実長さと呼び長さとの差。
j) 呼び面取り寸法(r) ころの面取りが,一般的に同一であることを示すのに用いる面取寸法の値。
k) 実測面取寸法(rs) 端面形状が平面形のころの仮想のかどから,ころの面取りと,端面又は転動面との
交点までの,一つのアキシアル平面での実際のラジアル距離又はアキシアル距離。
l) 最小許容実測面取寸法(rs min) 端面形状が平面形のころの許容される最小のラジアル実測面取寸法及
びアキシアル実測面取寸法。
m) 最大許容実測面取寸法(rs max) 端面形状が平面形のころの許容される最大のラジアル実測面取寸法及
びアキシアル実測面取寸法。
n) 端面振れ(SDw) ころのラジアル平面に対する端面の狂いの大きさ(12.8参照)。
o) 端面形状が丸面形ころの端面の丸みの半径寸法(R) 必ずしも正確な円弧形状を必要としないが,その
半径は最小寸法Dw/2,最大寸法Lw/2(付表1参照)。
p) 真円度(ΔRw) 一つのラジアル平面ところの転動面との交線である測定輪郭の最大半径と最小半径と
の差。その半径は最小二乗平均円LSC(JIS B 7451参照)の中心から求める。
q) ゲージ(S) ころの長さの中央を通るラジアル平面における平面内平均直径(Dwmp)の呼び直径(Dw)から
の上下の寸法許容差によって定められる,直径の寸法差の範囲。
備考 ゲージは,例えば −2/−4 のように,μm単位で表した上下の寸法差によって示す。
r) ゲージロット 等級と呼び寸法が同じであって,すべてが同じゲージ内にある平面内平均直径(Dwmp)
をもっている,ころの一群。
備考 等級や呼び寸法に関わりなく,ころはゲージロットで供給する。受渡し当事者間の協定がない
限り,ゲージロットは付表46に示すゲージを一つ又は複数用いてもよい。
s) ゲージロットの直径の相互差(VDwL) あるゲージロット内で,平面内平均直径(Dwmp)が最大のころと最
小のころとの平面内平均直径の差。
t) ゲージロットの長さの相互差(VLwL) あるゲージロット内で,実長さが最大のころと最小のころとの
実長さの差。
u) 等級 ころの直径や形状の公差の特定の組合せで,精密レベルの特性。
――――― [JIS B 1506 pdf 4] ―――――
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B 1506 : 2005
4. 種類及び区分 ころの種類は,針状ころ,棒状ころ及び円筒ころとし,区分は表1による。
表 1 種類と区分
区分
種類
Dw Lw / Dw
針状ころ 6 mm以下 3 以上 10 以下
棒状ころ 6 mmを超えるもの 3 以上 10 以下
円筒ころ − 3 未満
5. 等級 ころの等級は,表2による。
表 2 等級
種類 等級
針状ころ 2, 3, 5
棒状ころ 3, 5
円筒ころ 1, 1A, 2, 2A, 3, 5
6. 端面形状 ころの端面形状及びその記号は,表3による。ただし,円筒ころの端面形状は平面形とす
る。
表 3 端面形状及び記号
端面形状 丸面形 平面形(1) とがり形 円すい形 段付き形
記号 A F C T M
注(1) ころの端面の中心部に逃げのあるものを含む。
7. 呼び及び寸法 ころの呼び及び寸法は,付表13による。
参考 とがり形,円すい形及び段付き形の端面形状の寸法は規定しない。
8. 許容差及び許容値
8.1 針状ころの許容差・許容値 針状ころの寸法・形状の許容差・許容値及び推奨するゲージは,付表4
による。
8.2 棒状ころの許容差・許容値 棒状ころの寸法・形状の許容差・許容値及び推奨するゲージは,付表5
による。
8.3 円筒ころの許容差・許容値 円筒ころの寸法・形状の許容差・許容値及び推奨するゲージは,付表6
による。
8.4 実測面取寸法 端面形状が平面形の針状ころの実測面取寸法の許容限界値は,付表7による。棒状
ころ及び円筒ころの実測面取寸法の許容限界値は,付表8による。
――――― [JIS B 1506 pdf 5] ―――――
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JIS B 1506:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3096:1996(MOD)
JIS B 1506:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.20 : 転がり軸受
JIS B 1506:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0104:1991
- 転がり軸受用語
- JISB0124:2009
- 転がり軸受―量記号
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB1515:1988
- 転がり軸受の測定方法
- JISB7451:1997
- 真円度測定機
- JISG4805:2019
- 高炭素クロム軸受鋼鋼材
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法