JIS B 2704-2:2018 コイルばね―第2部:仕様の表し方

JIS B 2704-2:2018 規格概要

この規格 B2704-2は、JIS B 2704-1の基本計算に基づく圧縮コイルばね,引張コイルばね及びねじりコイルばねの材料,形状,ばね特性及び寸法の仕様の表し方について規定。

JISB2704-2 規格全文情報

規格番号
JIS B2704-2 
規格名称
コイルばね―第2部 : 仕様の表し方
規格名称英語訳
Coil springs -- Part 2:Expression of the specification
制定年月日
2009年10月20日
最新改正日
2018年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021, 自動車 II 2020
改訂:履歴
2009-10-20 制定日, 2014-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS B 2704-2:2018 PDF [26]
                                                                                 B 2704-2 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義並びに記号・・・・[1]
  •  4 ばねの材料及び材料の直径・・・・[1]
  •  5 圧縮コイルばね・・・・[1]
  •  5.1 圧縮コイルばねの形状・・・・[1]
  •  5.2 圧縮ばねのばね特性の許容差及び寸法の許容差・・・・[2]
  •  5.3 圧縮ばねの表面状態・・・・[5]
  •  5.4 圧縮ばねの硬さ・・・・[5]
  •  5.5 圧縮ばねの試験・・・・[5]
  •  5.6 圧縮ばねの仕様の表し方・・・・[7]
  •  6 引張コイルばね・・・・[13]
  •  6.1 引張コイルばねの形状・・・・[13]
  •  6.2 引張ばねのばね特性の許容差及び寸法の許容差・・・・[13]
  •  6.3 引張ばねの表面状態・・・・[16]
  •  6.4 引張ばねの硬さ・・・・[16]
  •  6.5 引張ばねの試験・・・・[16]
  •  6.6 引張ばねの仕様の表し方・・・・[17]
  •  7 ねじりコイルばね・・・・[18]
  •  7.1 ねじりコイルばねの形状・・・・[18]
  •  7.2 ねじりばねのばね特性の許容差及び寸法許容差・・・・[20]
  •  7.3 ねじりばねの表面状態・・・・[22]
  •  7.4 ねじりばねの硬さ・・・・[22]
  •  7.5 ねじりばねの試験・・・・[22]
  •  7.6 ねじりばねの仕様の表し方・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2704-2 pdf 1] ―――――

B 2704-2 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ばね工業会(JSMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS B 2704-2:2009は改正され,この規格に置き換えられ,また,JIS B 2704-3:2009
及びJIS B 2709-2:2009は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 2704の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2704-1 第1部 : 基本計算方法
JIS B 2704-2 第2部 : 仕様の表し方

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2704-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 2704-2 : 2018

コイルばね−第2部 : 仕様の表し方

Coil springs-Part 2: Expression of the specification

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 2704-1の基本計算に基づく圧縮コイルばね,引張コイルばね及びねじりコイルばね
の材料,形状,ばね特性及び寸法の仕様の表し方について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0004 ばね製図
JIS B 0103 ばね用語
JIS B 2704-1 コイルばね−第1部 : 基本計算方法
JIS G 0558 鋼の脱炭層深さ測定方法
JIS Z 2243-1 ブリネル硬さ試験−第1部 : 試験方法
JIS Z 2320-1 非破壊試験−磁粉探傷試験−第1部 : 一般通則
JIS Z 2320-2 非破壊試験−磁粉探傷試験−第2部 : 検出媒体
JIS Z 2320-3 非破壊試験−磁粉探傷試験−第3部 : 装置
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義並びに記号

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0103による。記号は,JIS B 2704-1の5.2(記号)による。

4 ばねの材料及び材料の直径

  ばねの材料及び材料の直径は,JIS B 2704-1に規定するものを使用する。

5 圧縮コイルばね

5.1 圧縮コイルばねの形状

  圧縮コイルばね(以下,圧縮ばねという。)のコイル端部の形状の例を,図1に示す。

――――― [JIS B 2704-2 pdf 3] ―――――

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B 2704-2 : 2018
a) クローズドエンド(無研削) b) クローズドエンド(研削)c) クローズドエンド(テーパ)
d) オープンエンド(無研削) e) オープンエンド(研削) f) オープンエンド(テーパ)
g) タンジェントテールエンド(無研削) h) ピッグテールエンド(無研削)
i) オープンフラットエンド(無研削)
図1−コイル端部の形状(例)

5.2 圧縮ばねのばね特性の許容差及び寸法の許容差

5.2.1  許容差の等級
圧縮ばねのばね特性の許容差及び寸法の許容差の等級は,1級3級の3等級とする。この等級は,各項
目ごとに使用上の条件によって独立に選定する。
5.2.2 圧縮ばねのばね特性の許容差
圧縮ばねのばね特性は,熱間成形圧縮ばねの場合は,指定力のときの長さ又は指定長さのときの力(荷
重)とし,また,冷間成形圧縮ばねの場合は,指定長さのときの力(荷重)とし,使用者が指定する。
なお,熱間成形圧縮ばね及び冷間成形圧縮ばねで必要がある場合は,ばね定数を使用者が指定する。
a) 指定力のときの長さの許容差 指定力のときの長さの許容差は,熱間成形圧縮ばねに適用し,表1に
よる。
なお,許容差は,表1に示す各欄の二つの数値のうち,絶対値の大きい方の値とする。また,数値
の丸め方は,JIS Z 8401によって0.5 mm単位とする。
表1−熱間成形圧縮ばねの指定力のときの長さの許容差
単位 mm
等級
1級 2級 3級
±0.05s,±2.5 ±0.10s,±5.0 ±0.15s,±7.5
注記 表中の記号sは,設計計算上の自由長さから指定力のとき
の長さまでの計画たわみを示す。
b) 指定長さのときの力(荷重)の許容差 指定長さのときの力(荷重)の許容差は,熱間成形圧縮ばね

――――― [JIS B 2704-2 pdf 4] ―――――

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B 2704-2 : 2018
の場合は,表2による。また,冷間成形圧縮ばねの場合は,有効巻数によって表3による。
なお,表2の許容差は,各欄の二つの数値のうち,絶対値の大きい方の値とする。
表2−熱間成形圧縮ばねの指定長さのときの力(荷重)の許容差
単位 N
等級
1級 2級 3級
±5 %,±2.5R ±10 %,±5.0R ±15 %,±7.5R
注記 表中の記号Rは,設計計算上のばね定数を示す。
表3−冷間成形圧縮ばねの指定長さのときの力(荷重)の許容差
単位 N
有効巻数 等級
n 1級 2級 3級
3以上 10以下 ±5 % ±10 % ±15 %
10を超えるもの ±4 % ±8 % ±12 %
c) ばね定数の許容差 熱間成形圧縮ばねのばね定数の許容差は,±10 %を標準とする。また,用途の性
質上,精度を必要とするばねには,最小値±5 %まで許容差を指定することができる。ただし,ばね
定数を指定した場合は,指定力のときの長さ及び指定長さのときの力(荷重)に許容差を指定しない。
また,冷間成形圧縮ばねのばね定数の許容差は,有効巻数によって表4による。
表4−冷間成形圧縮ばねのばね定数の許容差
単位 N/mm
有効巻数 等級
n 1級 2級 3級
3以上 10以下 ±5 % ±10 % ±15 %
10を超えるもの ±4 % ±8 % ±12 %
5.2.3 寸法の許容差
圧縮ばねの寸法及び寸法許容差は,次による。
a) 自由長さ ばね特性の指定がない場合の自由長さの許容差は,熱間成形圧縮ばねの場合は,表5によ
る。また,冷間成形圧縮ばねの場合は,ばね指数によって表6による。ただし,ばね特性の指定があ
る場合は,自由長さは参考値とする。
なお,許容差は,表5又は表6に示す各欄の二つの数値のうち,絶対値の大きい方の値とする。ま
た,熱間成形圧縮ばねの場合の数値の丸め方は,JIS Z 8401によって0.5 mm単位とする。
表5−熱間成形圧縮ばねの自由長さの許容差
単位 mm
等級
1級 2級 3級
±1.5 %,±2.0 ±2.0 %,±3.0 ±3.0 %,±4.0

――――― [JIS B 2704-2 pdf 5] ―――――

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