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JIS B 2710-1:2020 規格概要
この規格 B2710-1は、主に自動車,鉄道車両,産業機械に使用する重ね板ばねの製品仕様,設計方法及び試験方法に関する主な用語について規定。一般的なばねに関する用語は,JIS B 0103に規定されている。
JISB2710-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B2710-1
- 規格名称
- 重ね板ばね―第1部 : 用語
- 規格名称英語訳
- Leaf springs -- Part 1:Vocabulary
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2020年8月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 21.160
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2020-08-20 改正
- ページ
- JIS B 2710-1:2020 PDF [6]
B 2710-1 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 2710-1 pdf 1] ―――――
B 2710-1 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本ばね工業会(JSMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規
格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規
格である。これによって,JIS B 2710-1:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 2710の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2710-1 第1部 : 用語
JIS B 2710-2 第2部 : 設計方法
JIS B 2710-3 第3部 : 試験方法
JIS B 2710-4 第4部 : 製品仕様
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 2710-1 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 2710-1 : 2020
重ね板ばね−第1部 : 用語
Leaf springs-Part 1: Vocabulary
1 適用範囲
この規格は,主に自動車,鉄道車両,産業機械に使用する重ね板ばねの製品仕様,設計方法及び試験方
法に関する主な用語について規定する。一般的なばねに関する用語は,JIS B 0103に規定されている。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0103 ばね用語
3 用語及び定義
この規格で規定する用語及び定義は,次による。
なお,参考のために慣用語,対応英語及びばね記号を示す。
注記 用語の番号は,JIS B 0103で4桁の数字を用いて1桁目が“1”から“7”まで体系的に定めら
れており,その番号との重複を避けるため,この規格では1桁目を“8”としている。
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 記号
8001 リーフ 重ね板ばねを構成するばね板。通常,長い方から順 leaf
に,1番リーフ,2番リーフなどと呼ぶ。
注記 1番リーフは親板ともいう。この場合に,2
番リーフ以降を子板という。
8002 リーフの引張 テンション面 tension side
リーフが所定の作用力を受けたとき,引張応力が働
側 く面。
8003 リーフの圧縮 リーフが所定の作用力を受けたとき,圧縮応力が働
コンプレッシ compression side
側 く面。 ョン面
8004 中心穴 センタ穴
重ね板ばねにおいて,各リーフの中央部分に設けた centre hole
締結用の穴。穴は必ずしも幾何学的中心になくても
よい。また,穴ではなく,各リーフのずれ止めのた
めに突起又はくぼみを設ける場合もあるが,特に誤
解を招くことがない限り,これらも総称して中心穴
と呼ぶことがある。
8005 固定側スパン スパンのうち,固定側の力の支持中心から中心穴ま fixed half span lA
での距離(図1参照)。
8006 固定側ストレ 1番リーフがまっすぐに伸びた状態における固定側 lST,A
fixed half straight
ートスパン の力の支持中心から中心穴までの距離(図1参照)。 span
――――― [JIS B 2710-1 pdf 3] ―――――
2
B 2710-1 : 2020
ストレートスパン
固定側ストレートスパン
スパン
固定側スパン
FA FB
反り
高さ
力の支持中心 力の支持中心
(固定側) 中心穴の位置 2F (シャックル側)
a) 重ね板ばねの場合
固定側スパン
FA
FB
反り
高さ
水平面
力の支持中心
(固定側) 力の支持中心
中心穴の位置 2F (空気ばね側)
b) トレーリングリーフの場合
2F : ばね力
FA : 固定側ばね力
FB : シャックル(空気ばね又はスライド)側ばね力
図1−固定側スパンの例
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 記号
8007 常用力 通常の使用において,重ね板ばねに常時作用する nominal working
力。 force
8008 常用曲げ応力 通常の使用において,重ね板ばねに常時作用する曲 nominal working
げ方向の応力。 bending stress
8009 最大作用力 重ね板ばねの使用時に作用し得る最大の力。 maximum
working force
8010 最大作用曲げ 通常の使用において,重ね板ばねに作用し得る最大 maximum
応力 の曲げ方向の応力。 working
bending stress
8011 指定力 重ね板ばねの,主として反り又は高さを規定するた specified force
めに指定する力。
8012 開先 リーフの端部。 leaf end
注記 形状によって平開先,三角開先,テーパ開先,
三角テーパ開先などがある。
――――― [JIS B 2710-1 pdf 4] ―――――
3
B 2710-1 : 2020
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 記号
8013 ワインドアッ 両端を支持し,車軸に締結した重ね板ばねの中央部 wind-up
プ に走行方向に直角な水平軸の周りに生じるねじり
モーメント(ワインドアップモーメントという。)
が作用したときに発生する現象。
注記 この現象は,例えば,重ね板ばねを自動車な
どに使用したとき,自動車の加速時及び制動
時に起こる(図2参照)。
車軸 重ね板ばね
制動時トルク
車の前方
加速時トルク
注記 この図は,制動時トルクが作用した状態を示す。
図2−ワインドアップの説明図
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語 記号
8014 指定反り 指定キャンバ design camber
重ね板ばねの,指定力によって規定された反り。 Cd
8015 指定高さ 重ね板ばねの,指定力によって規定された高さ。 design height Hd
8016 ばね板端部の 目玉部又はスライディング部の板幅。 spring end widthbA
幅
8017 組立幅 各リーフを組み立てた際のUボルトによって拘束 assembled spring
するリーフ全体の幅。 width
8018 直線テーパ法 他部品との取付部分を除き,長手方向のほぼ全体に linear taper
わたってテーパを施し,中央部の応力分布がほぼ均 method
一となるようにテーパ部の板厚を直線状に漸減さ
せて設計する方法。
8019 放物線テーパ 直線テーパ法に対して,テーパ部の応力分布がより parabolic taper
法 均一となるように板厚を放物線状に漸減させて設 method
計する方法。
8020 アイソクラン ゴムなどの干渉材を介して,重ね板ばねと車軸とを isolated clamp
プ Uボルトで締結する方法。振動及び音を分離させる
効果がある。
8021 リジッドクラ 重ね板ばねと車軸とをUボルトで直接締結する方 rigid clamp
ンプ 法。
8022 ばねつり穴 鉄道車両用の担いばねの両端にあけただ円穴。二段 hole for hanging
リンクを用いて車体に取り付ける際に用いる。 spring
8023 Uボルト 重ね板ばねを車軸に取り付ける際に用いるU字形 U-bolt
をしたボルト。
8024 リンク 機械構造を構成し,互いに相対運動可能な個々の剛 link
体要素。重ね板ばねと車体側のブラケットとをつな
ぐ部品。
――――― [JIS B 2710-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 2710-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.160 : ばね
JIS B 2710-1:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0103:2015
- ばね用語