JIS B 4621:1995 横万力(丸胴形)

JIS B 4621:1995 規格概要

この規格 B4621は、作業台に取り付けて手仕上げ及び組立作業のとき,加工物をくわえる丸胴形の横万力について規定。

JISB4621 規格全文情報

規格番号
JIS B4621 
規格名称
横万力(丸胴形)
規格名称英語訳
Parallel bench vices (round jaw type)
制定年月日
1950年9月19日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

25.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1950-09-19 制定日, 1953-09-19 改正日, 1956-09-18 改正日, 1959-09-18 確認日, 1959-12-01 改正日, 1962-12-15 確認日, 1966-04-01 確認日, 1969-06-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-03-01 確認日, 1975-09-01 改正日, 1978-09-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2000-08-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 4621:1995 PDF [3]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4621-1995

横万力(丸胴形)

Parallel bench vices (round jaw type)

1. 適用範囲 この規格は,作業台に取り付けて主に手仕上げ及び組立作業のとき,加工物をくわえる丸
胴形の横万力(以下,万力という。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
2. 形状・寸法 万力の形状及び寸法は,次のとおりとする。
(1) 万力の形状は,原則として図1による。
(2) 万力の寸法は,表1による。
図1 形状

――――― [JIS B 4621 pdf 1] ―――――

2
B 4621-1995
表1 寸法
単位mm
呼び寸法 本体 可動体 b ハンドル 締付ねじ 口金 取付穴
a1 a2(1) a3 寸法 許容差 c1 c2 l e1 e2 d1 許容差
(最小) (最小) (最小) ±0.7
(最小) (最小) (最小) ±1.0
75 75 85 75 55 ±0.7 220 12 45 9 18 11 ±0.5
100 100 110 85 60 250 14 50 12 21 14
125 125 135 95 70 ±1.2 290 16 60 14 24 18 ±0.7
150 150 150 100 85 330 18 70 15 29 18
注(1) 口の開きa2は,可動体口金の下方にある滑り面の内側の端面 (A) と本体の滑り面の外の端 (B) とが一致
するときの寸法を示す。
3. 品質
3.1 外観 万力の外観は,割れ,有害なきず,巣,まくれ,さび,その他使用上有害な欠点がなく,仕
上げの程度が良好でなければならない。
3.2 機能 万力は,全工程について,滑り面及び締付ねじにはがたが少なく,口金の開きは平行を保ち,
可動体の動きは円滑であり,かつ,次の条件を満足しなければならない。
(1) 締付力 万力の締付力は,締付ねじに表2の締付トルクを与えたとき,各部に異常がなく,口金の長
さの中央部において19.6kN以上の締付力があること。
表2 締付トルク
呼び寸法mm 75 100 125 150
締付トルクN・m 107.9 127.5 147.1 166.7
(2) 案内面すき間 万力の案内面(2)すき間は,万力を固定し,口を表3のように開き,上下方向及び左右
方向に各147.1Nの引張力を可動体に加えたときの口金における読みの差が0.8mm以下であること。
注(2) 案内面とは,本体と可動体との接触面をいう。
表3 案内面すき間
単位 mm
呼び寸法 75 100 125 150
口の開き 50 65 75 100
(3) 片寄締付 万力の片寄締付は,直径50mmの棒鋼を表4の位置にくわえて保ち,口金の他端上面の位
置を測り,次に締付ねじに表4の締付トルクを与えたとき,測定位置のくるいが表4に示す値より小
さいこと。
表4 片寄締付
単位 mm
呼び寸法 75 100 125 150
35
万力の中心から棒鋼の中心までの距離 48 60 73
締付トルクN・m 98.1 117.7 137.3 166.7
前後方向のくるい 1.0 1.1 1.3 1.5
上下方向のくるい 0.7 0.7 0.7 0.7
3.3 口金の硬さ 万力の口金くわえ面の硬さは,4553HRCとする。
4. 材料 万力の各部の材料は,表5又はこれと同等以上の品質のものとする。

――――― [JIS B 4621 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
B 4621-1995
表5 材料
部品番号 部品名称 材料
1 本体 JIS G 5501のFC200
2 可動体 JIS G 5501のFC200
3 締付めねじ JIS G 5501のFC200
4 締付おねじ JIS G 4051のS45C
5 口金 JIS G 4401のSK5又はJIS G 4051のS15CK
6 ハンドル JIS G 4051のS35C
5. 検査
5.1 形状・寸法 万力の形状・寸法は,目視,物さし,ノギス,ゲージ,その他を用いて行い,2.の規定
に適合しなければならない。
ただし,図1において(A)の部分が(B)の部分より約5mm内側にあるとき,a2の寸法は表1のとおりでな
ければならない。
5.2 外観 万力の外観は,目視によって行い,3.1の規定に適合しなければならない。
5.3 機能 万力の機能は,適切な試験装置を用いて検査を行い,3.2の規定に適合しなければならない。
5.4 口金の硬さ 万力の口金の硬さは,適切な方法によって検査し,3.3の規定に適合しなければならな
い。
6. 製品の呼び方 万力の呼び方は,規格番号又は規格名称,及び呼び寸法による。
例1. JIS B 4621 150mm
例2. 横万力(丸胴形) 150mm
7. 表示 万力には,適切な箇所に,次の事項を表示する。
なお,材料記号を表示することが望ましい。
(1) 呼び寸法
(2) 製造業者名又はその略号

JIS B 4621:1995の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 4621:1995の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4401:2009
炭素工具鋼鋼材
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品