JIS G 4401:2009 炭素工具鋼鋼材

JIS G 4401:2009 規格概要

この規格 G4401は、主として熱間圧延又は熱間鍛造によって製造される炭素工具鋼鋼材について規定。

JISG4401 規格全文情報

規格番号
JIS G4401 
規格名称
炭素工具鋼鋼材
規格名称英語訳
Carbon tool steels
制定年月日
1950年10月24日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4957:1999(MOD)
国際規格分類

ICS

25.100.01, 77.140.35
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 熱処理 2020, 金型 2020
改訂:履歴
1950-10-24 制定日, 1953-10-20 改正日, 1956-04-18 改正日, 1959-03-20 確認日, 1963-07-01 確認日, 1965-03-01 改正日, 1968-02-01 確認日, 1971-07-01 確認日, 1972-01-01 改正日, 1975-02-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1988-10-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 2000-02-20 確認日, 2000-11-20 改正日, 2006-02-20 改正日, 2009-11-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS G 4401:2009 PDF [16]
                                                                                   G 4401 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び記号・・・・[2]
  •  4 製造方法・・・・[2]
  •  5 化学成分・・・・[2]
  •  6 硬さ・・・・[3]
  •  6.1 鋼板及び鋼帯を除く鋼材の焼なまし硬さ・・・・[3]
  •  6.2 鋼板及び鋼帯の硬さ・・・・[3]
  •  7 外観,形状,寸法及びその許容差・・・・[4]
  •  7.1 熱間圧延丸鋼・・・・[4]
  •  7.2 熱間圧延鋼板及び鋼帯並びに冷間圧延鋼板及び鋼帯・・・・[5]
  •  7.3 その他の鋼材・・・・[6]
  •  8 脱炭層深さ・・・・[6]
  •  9 試験・・・・[6]
  •  9.1 分析試験・・・・[6]
  •  9.2 硬さ試験・・・・[7]
  •  9.3 脱炭層深さの測定・・・・[7]
  •  9.4 その他の試験・・・・[7]
  •  10 検査・・・・[7]
  •  11 表示・・・・[7]
  •  12 報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)標準熱処理温度・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)JISと国際規格との種類の記号の対応・・・・[10]
  •  附属書JC(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 4401 pdf 1] ―――――

G 4401 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼
連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 4401:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 4401 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
G 4401 : 2009

炭素工具鋼鋼材

Carbon tool steels

序文

  この規格は,1999年に第2版として発行されたISO 4957を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主として熱間圧延又は熱間鍛造によって製造される炭素工具鋼鋼材(以下,鋼材という。)
について規定する。
なお,鋼板及び鋼帯の場合は,熱間圧延によって製造されたもの以外に,厚さによっては冷間圧延され
たものを含むことがある。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4957:1999,Tool steels(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0553 鋼のマクロ組織試験方法
JIS G 0555 鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法
JIS G 0556 鋼の地きずの肉眼試験方法
JIS G 0558 鋼の脱炭層深さ測定方法
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3191 熱間圧延棒鋼とバーインコイルの形状,寸法及び質量並びにその許容差
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3194 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験−試験方法

――――― [JIS G 4401 pdf 3] ―――――

2
G 4401 : 2009
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
JIS Z 2320-1 非破壊試験−磁粉探傷試験−第1部 : 一般通則
JIS Z 2344 金属材料のパルス反射法による超音波探傷試験方法通則

3 種類及び記号

  鋼材の種類は11種類とし,その記号は表1による。

4 製造方法

  製造方法は,次による。
a) 鋼材は,キルド鋼から製造する。
b) 鋼材は,特に指定のない限り鍛錬成形比4S以上に圧延又は鍛造する。ただし,鋼材寸法の関係から
4S未満となる場合は,据込み鍛錬によって補うことができる。
c) 鋼板及び鋼帯を除く鋼材は,通常,熱間圧延又は熱間鍛造後に焼なましを行う。
d) 鋼板及び鋼帯は,特に指定のない限り熱間圧延のままとする。ただし,受渡当事者間の協定によって
冷間圧延する場合は,通常,焼なましを行う。
注記 鍛錬成形比の表し方は,JIS G 0701参照。

5 化学成分

  鋼材は,9.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表1による。
表1−鋼材の種類の記号及び化学成分
単位 %
種類の 化学成分a) 用途例(参考)
記号 C Si Mn P S
SK140 1.301.50 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刃やすり・紙やすり
(SK1)
SK120 1.151.25 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 ドリル・小形ポンチ・かみそり・鉄
(SK2) 工やすり・刃物・ハクソー・ぜんま

SK105 1.001.10 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 ハクソー・たがね・ゲージ・ぜんま
(SK3) い・プレス型・治工具・刃物
SK95 0.901.00 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 木工用きり・おの・たがね・ぜんま
(SK4) い・ペン先・チゼル・スリッターナ
イフ・プレス型・ゲージ・メリヤス

SK90 0.850.95 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 プレス型・ぜんまい・ゲージ・針
SK85 0.800.90 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刻印・プレス型・ぜんまい・帯のこ・
(SK5) 治工具・刃物・丸のこ・ゲージ・針
SK80 0.750.85 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刻印・プレス型・ぜんまい
SK75 0.700.80 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刻印・スナップ・丸のこ・ぜんまい・
(SK6) プレス型

――――― [JIS G 4401 pdf 4] ―――――

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G 4401 : 2009
表1−鋼材の種類の記号及び化学成分(続き)
単位 %
種類の 化学成分a) 用途例(参考)
記号 C Si Mn P S
SK70 0.650.75 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刻印・スナップ・ぜんまい・プレス

SK65 0.600.70 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刻印・スナップ・プレス型・ナイフ
(SK7)
SK60 0.550.65 0.100.35 0.100.50 0.030以下 0.030以下 刻印・スナップ・プレス型
注記 括弧書きの(SKx)は,旧JISの種類の記号を示す。ただし,次回改正時には,削除する。
なお,JISの種類の記号と対応するISOの記号を,附属書JBに示す。
注a) 各種類とも不純物としてCuは0.25 %を,Crは0.30 %を,Niは0.25 %を超えてはならない。

6 硬さ

6.1 鋼板及び鋼帯を除く鋼材の焼なまし硬さ

  鋼板及び鋼帯を除く鋼材で,熱間圧延又は熱間鍛造後に焼なましした鋼材の焼なまし硬さは,9.2の試験
を行い,表2による。ただし,ブリネル硬さの測定が困難な鋼材については,ロックウェルBスケールの
硬さ又はビッカース硬さによることができる。この場合,硬さの値は,受渡当事者間の協定による。
表2−鋼材の焼なまし硬さ(除く鋼板及び鋼帯)
種類の記号 焼なまし温度 焼なまし硬さ
℃ HBW
SK140 750780 徐冷 217以下
SK120 750780 徐冷 217以下
SK105 750780 徐冷 212以下
SK95 740760 徐冷 207以下
SK90 740760 徐冷 207以下
SK85 730760 徐冷 207以下
SK80 730760 徐冷 192以下
SK75 730760 徐冷 192以下
SK70 730760 徐冷 183以下
SK65 730760 徐冷 183以下
SK60 730760 徐冷 183以下

6.2 鋼板及び鋼帯の硬さ

  熱間圧延のまま及び熱間圧延後焼なまし並びに冷間圧延後焼なましした鋼板及び鋼帯の硬さは,9.2の試
験を行い,表3による。

――――― [JIS G 4401 pdf 5] ―――――

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JIS G 4401:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4957:1999(MOD)

JIS G 4401:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 4401:2009の関連規格と引用規格一覧